今回は、パッチ4.2で実装されました「蛮族クエスト アナンタ族編」のストーリー分析をしてみますよー
【信頼クエスト】
クエスト名:戦史課士官と頑固な獣牧士
開始NPC:カステッルム・ベロジナ アルパ
開放条件:信頼友好度720
【主要NPC】
【ストーリー】
脱皮状況報告:「スベスベ期」
→しばらくは安心。
現状ベロジナ大橋で起きている問題があるみたいで、端的に言うとこのままだと関所が取り壊されるやらなんやら。
ちょっと端的に言い過ぎだとは思うよ。
もともと帝国軍の補給基地であったこの関所。
中央にそびえ立つ飛空艇発着用のタワーは見晴らしがよく監視には役に立つ。
しかし、解放軍の中には帝国の支配の象徴のように思われることがあり、即刻爆破せよという過激な意見を持つものも少なくはないみたい。
どの世界にもいるような過激派といったところかな。
ともあれこの過激派を放っておきながら作業をするにはリスクが大きすぎる。
爆破予告をされている手前、どうにかしてこの過激派を落ち着かせる必要がでてきたというわけである。
たしかに橋壊されたらこの計画がおじゃんになるので、アルパは強制送還されてしまうわなw
まったく面倒な輩だなぁ。
一人では何もできない癖に、群になったらまぎれて声を上げる系は嫌いだ。
ただアルパ、なにやら妙案がある様子。
そもそもアナンタ族も「ウィルラ派」と「カリヤナ派」に分かれ、それぞれの巣を区別するために建物の意匠の一部を変えているという。
これを関所に応用すれば、建て替えることなく印象を変えることが可能になると踏んでいる。
具体的には、この関所にアラミゴの文化を取り入れると自然と印象も変化していくのではという考え。
確かにいい考えだ。
カステッロム・ベロジナを攻略した際も、帝国軍国旗からアラミゴ国旗へ差し替えることで帝国軍を錯乱させた実績もある。
アラミゴの意匠といえば、国旗に書かれているグリフィンが一般的か。
ただグリフィンは圧政を敷いていた旧国家の紋章だから、また違う意見が出てきそうな気はする。
アラミゴを外から見ることのできる歴史に詳しい者がよりよい提案をしてくれるのではないかというアルパの判断。
双蛇党戦史課の「タラ・モルコー少牙士」が適任だと思い、紹介することにした。
善は急げ、早速カストルムオリエンスへ向かい、タラモルコーに話を聞きに行くことに。
アルパからタラモルコーに事の詳細を伝えると、提案が来た。
こちらもやはりグリフィン像が適任だと。
ただのグリフィンではなく、2匹のグリフィンを向かい合う番いにする。
そうすることで、ギラバニアで考えられてきた結束の象徴と見ることができる。
ということで、番いの像を造ることに決定しました。
アルパは作る担当、オルミンは材料調達担当、そしてヒカセンはグリフィン調達担当となった。
グリフィンは解放軍の「ギッフ」という獣牧士が飼育を任されているらしく、ラールガーズリーチにいる。
ギッフに話を聞くと、
こいつが過激派か。ぶっ殺してしまえ…じゃなくて…。
まあヒカセンからのお願いには誠実に対応してくれるみたいで、グリフィンを貸してくれるという。
THE・アラミゴ人みたいな感じでよーわからん。
嫌いだなぁ、アラミゴ出身は。
ギッフにどういった形でグリフィンを使うのか伝えていなかったヒカセンの失態。
激おこぷんぷん丸である。
ほんとアラミゴ人嫌い。ほんとサイテー。
解放しなければよかったと思ってしまう。
いや、アナンタ族は大人な対応をする。
これ普通に考えたら殴り合い、いや、殺し合いに展開してもおかしくない物言いだと思うんだけどな。
アルパはグリフィンの魅力をこの身で感じたいと、グリフィンの放つ突風を受けると言い出す。
突風を放つなら騎乗術に長けたヒカセンが引き受けることに。
騎乗術が得意////
グリフィンの突風を3回浴びせる。
突風を放つ時の雄姿がグリフィンを見るうえで最も美しいという。
3度の突風を受けたアルパは、感覚が消えないうちに製作に取り掛かる。
アナンタの金属錬成術に皆度肝を抜かされた様子。
見事に完成したグリフィン像を見て、ギッフも心がきれいになったようで。
これまでの発言を謝罪、今後はグリフィン騎兵隊としてこの関所に駐屯したいとまで言い出した。
都合のいい輩だわ、まったく。
ギラバニアに住む者の結束と、アラミゴの未来を示す像が完成した。
結果として、「橋を爆破しろ!!」と言ってた過激派は、番いのグリフィン像を見るや、黙って帰って行ったという。
変革をしていく中で、こういった壁は多分に存在するだろうが、なにやらアルパという警備隊長は悠々乗り越えられる力を備えていると感じさせてくれる。
次回、「アナンタ族 敬意編」
【補足メモ】
ウィルラ派とカリヤナ派の意匠の違い
「ウィルラ派」
赤を基調とした意匠。門横のシンボルも少々異なる。
「カリヤナ派」青を基調とした意匠。門横のシンボルも少々異なる。
さにすとのひとこと
ギラバニアの「玄関口」としての意匠をアラミゴの結束というテーマで取り扱った。帝国の圧倒的な力で抑え込まれていたアラミゴ人にも関わらず、こういう変革者に対して「爆破する」とか力でねじ伏せようと考えているのがほんと不快でたまらない。立場が変わっただけで、帝国と同じことを繰り返すつもりかと問いかけたくなるアラミゴ人。こんなやつら解放してやる必要なかったんじゃないかって思いますね。アナンタ族の包容力に助けられている事実を知らしめてやらないといけないんじゃない?
【蛮族クエスト(アナンタ族)リンク】
アナンタ族 導入編
アナンタ族 敬意編
アナンタ族 名誉編
アナンタ族 誓約編
アナンタ族 誓約★編