【FF14】砕かれた輝石 パッチ7.2メインクエスト

「砕かれた輝石」

黒文字はゲーム内のストーリーテキストそのまま
青文字は地の文
緑文字はさにすとの感想

遺品運びを手伝いした。
本来の目的がなんだったのか忘れそうになっているな。

 

スフェーン
マラカイトから引き受けた届け物、無事に終えられたね。
さにすと、先導してくれてありがとう。
先王がどれだけ慕われていたか、話を聞いていてよくわかった。
だからこそシミュラントの語る計画も、思ったより多くの人に受け入れられているんだろうね・・・・・・。
ひとまず、届け終えたことをマラカイトに報告しないと。
レクリエーションゾーンの北側まで戻ろっか。

 

 

 

 

レクリエーションゾーンの北側に戻る。

―スフェーン
話した人たち、死に対して不安を感じている印象だったね。
その感情自体は当然のものと思うんだけど・・・・・・。

―グルージャ
マラカイト、もう具合は大丈夫そうだ。
よかった・・・・・・。

―ウクラマト
届け物、おつかれさん!
こっちも戻ってきたところだったから、ちょうどよかったぜ。

マラカイト
遺品を届けてくださって、ありがとうございます。
おかげさまで、今日予定していた訪問先のすべてを、回ることができました。
私が訪ねたご遺族には、喜んで受け取ってくださる方もいれば、やはり破棄してほしいという方もいて、反応はまちまちで・・・・・・。
みなさんのほうは、いかがでしたか?

 

グルージャ
持ち主のことを思い出せないのが寂しいとか、死について考えちゃうとか、いろいろ・・・・・・。
でも、みんな受け取ってくれたよ。

 

マラカイト
そうでしたか・・・・・・。
遺品を前にしたときに抱く感情は、本当に人それぞれですね。
最近、思うんです。
私という存在を形作ってきたのは、大切な人との経験や、交わした言葉の積み重ねだと。
なのに、肝心の「誰」との記憶なのかは、大切だったはずの、その人の死によって永遠に失われてしまう。
それが寂しいことなんだと、感じるようになったんです。
そして、こうも思うんですよ。
もう死者の記憶が雲の上に預けられることがないなら、すでに亡くなった人の記憶も、戻ればいいのにと・・・・・・。

確かにな、ナミーカは一生忘れられた存在ってなんか寂しいもんなw

さて、そろそろ本業のほうに戻らないと。
みなさん、手を貸してくださってありがとうございました。

そういうとマラカイトは本業へと去っていった。

 

スフェーン
マラカイトが言うとおり、記憶はその人を形作るもの・・・・・・歩いてきた路、そのものかもしれないね。

また路。
わざわざ無理やり出してこんでええよw

私と、私の記憶から造られた永久人も、きっと最初は限りなく近い存在だった。
けれど・・・・・・。
私は先王と同じにはなれないし、彼女も渡しになれない。
先王が積み重ねてきた記憶と、これから私が得ていく記憶が、同じになることなんて、永遠にないんだから・・・・・・。

 

ウクラマト
たしかに、同じ場所から出発しても辿った路が違えば、考え方や感じ方、目指すゴールだって変わってくるはずだ。

 

スフェーン
永久人の先王はきっと、私のあり得た可能性のひとつ・・・・・・枝分かれた路を進んだ「もうひとりの私」だったんだなぁって、少しずつだけど、受け止められるようになってきたよ。

この会話で路って何回使った?
運営のエゴを押しつけられている感じがしてあまり読み物としての魅力を感じないな。

 

ウクラマト
おい、あれ・・・・・・。

 

ウクラマトの目線の先にはもうひとりのスフェーンの姿があった。

あーあ、やっぱり会っちゃうんだよ。
フラグビンビンだったもんなぁ。

スフェーン
あ・・・・・・・・・・・・。
彼女が、シミュラントなの・・・・・・!?

 

シミュラントはこちらを見てにやりとしてからどこかへと走っていった。

ウクラマト
あいつ、こっちを見てたな。
ついてこい、とでも言いてぇのか?
怪しくはあるが、この機を逃したら、またシミュラントと遭える保証はねぇ・・・・・・追うか?

 

 

 

シミュラントスフェーンを追う。

―グルージャ
僕、シミュラントとは初めて会ったけど・・・・・・笑顔なのに、ちょっと怖かったな。

―スフェーン
自分と瓜二つの相手を追うなんて、奇妙な気分。
彼女、どこへ行ったんだろう・・・・・・。

ウクラマト
シミュラントの奴、奥の通りに向かっていった。
あの方面は、ネオンスタインが近い・・・・・・。
急いで追いかけよう。

 

 

 

ネオンスタイン方向へと追いかける。
階段の下で見失ってしまったようだ。

―ウクラマト
見失ったか!?

―グルージャ
なんだろう胸がざわざわする・・・・・・。

―スフェーン
シミュラントは、何を考えているのかな・・・・・・。

ウクラマト
見当たらないね・・・・・・。
もう少し進んでみよう。

 

空から雷撃がさにすとを襲う。
それとともに街全体が停電。

ウクラマト
おいっ、大丈夫か!?

さすがに急に雷は良くないよ!!

 

すると近くのディスプレイがONになり、人影が映る。

????
やっぱり死なないか。
面倒だけど、正しくはある。

え?
ついにさにすとを殺しにくる組織が現れたか?

 

シミュラント
キープ内で作れる雷撃じゃ、この程度が限界どものね。
次はどうしよっか。

 

????
正確な計測によって、予想の幅を狭めていくこと。
それこそが、無駄な試行回数を省ける、最短の道だよ。

 

スフェーン
あの声、どこかで・・・・・・。

 

シミュラント
ねぇ、キミ!
キミだよ、キミ!

きみだよ、きみなーんだよ!

私たち、キミに大切な用事があるんだ!
預けておいたものを受け取りにきたの!
「世界を繋ぐ力」を制御する鍵・・・・・・もちろん返してくれるよね?

 

さにすと
お断りだ・・・・・・!

こんな聞き方されて返す奴おらんで!

 

シミュラント
ふうん、残念。
「鍵」があれば、5000人だけなんてイジワルなこと言わずに、もっと大勢を永久人にして、幸せにできるんだけどなぁ・・・・・・?

 

ウクラマト
お前、ふざけるなっ!
永久人のために、またエーテルを奪うつもりか!?

 

シミュラント
すべては「彼」の実験を進めるためなんだ!
前の私に永久人を造らせたのだって、その一環だよ。
あの子ってば、哀れだったよねぇ・・・・・・。
増え続ける死者をぜーんぶ永久人にしていくだなんて、できるはずもないことをやられてさ!
それもすべて計画のうち。
追い詰められたあの子が「鍵」の回収と行使を試みるのを、最初から期待してたってわけなんだ!
ねぇ、ラマチ。
大事にしてくれたのに・・・・・・
ごめんねー?

めちゃくちゃ煽るシミュラントスフェーン

私たち「理王スフェーン」は、「彼」の駒にすぎないの。

 

ウクラマト
そんな、言葉で・・・・・・あいつの想いを、踏みにじるんじゃねぇ!

 

シミュラント
私を殺したところで、また新しい私が造られるだけだよ?
それに、隣国の王様を何度も手にかけるだなんて、トライヨラ連王国の武王様が、本当にそれでいいのかなぁ?

 

ウクラマト
お前・・・・・・!!

 

さにすと
実験の目的はなんだ!

 

わけわからない端末を操作しながら、

????
・・・・・・もしかして、俺に聞いてるの?
新たな「進化」のためさ。
太古の昔、生命は移り変わる研究に適応するため、「死」というものを会得した。
いわば、世代交代という生存戦略だ。
古くなったもの、弱気ものは死によって排除され、種は時代に応じて最適化されていく・・・・・・。
けど、とっくに限界、時代遅れなんだよそんな方法は。
繁殖に頼るから野放図に増えていく。
結果、資源不足だの、くだらない戦争だのを引き起こす。
その傍らで、死という終止符を打たれ、どれだけの可能性が消えていった?
・・・・・・ここに至った人類に、肉体という枷は非合理だよ。
目指すべきは「管理された永続(ブリザベーション)」だ。

 

ここでスフェーンが何かに気づく。

スフェーン
もしかして、キミ・・・・・・カリュクスなの?

 

ウクラマト
あいつのこと、知ってるのか?

 

スフェーン
エレクトロープ技術を極めた若き天才・・・・・・
自身が設立したブリザベーションという組織を率いて、麻痺症状への対策を研究していた人物だよ。

タイミングよくディスプレイにご尊顔が映し出された。

子ども・・・・・・みたいだけど?

カリュクス・・・・・・!
キミはいつだって先を見据えてた。
今回だって、考えがあるのはわかるよ。
でも、この国の人たちを惑わすような真似はしないで!
私の記憶から造ったもので、彼らを扇動するのをやめて・・・・・・!

 

シミュラント
ひどい言われようだなぁ。
惑わすも何も、民が私という王様を求めてるんだよ?

ジト目すぎるよシミュラントスフェーン。

ほんの数年王様だっただけの、もはや何者でもないキミは・・・・・・いつ死ぬともわからない生身の「私」は不要なの!
民にとっても、国の未来にとってもね。

 

カリュクス
こちらの要求は「鍵」の返却・・・・・・極めてシンプルだ。
手放す気がないのなら、相応の覚悟はしておくことだよ。

 

話し終わると画面が消え、街に電気が戻った。
結構長い時間の停電だったから諸々影響が出ていそうだが?

―ウクラマト
・・・・・・・・・・・・。

―グルージャ
酷い・・・・・・。
あんな言い方、スフェーンが傷つくよ。

 

 

スフェーン
さにすと、身体は平気・・・・・・?
ごめんね、前は回復魔法も使えたんだけど、長く眠っていた影響か、魔力がなかなか戻らなくて・・・・・・。
ままならないことばかりで、本当に悔しい・・・・・・。
それでも、この現実と向き合わないといけないよね。

 

 

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