【FF14】この国で生きるために パッチ7.3メインクエスト

「この国で生きるために」

黒文字はゲーム内のストーリーテキストそのまま
青文字は地の文
緑文字はさにすとの感想

奇しくも思った方法ではなかったが、カリュクスの居場所を突き止めることができたさにすと一行。
最終決戦に備えて、作戦会議だ!

 

スフェーン
さにすと・・・・・・。
戻ってきていたエレンヴィルには事情を伝えられたし、ほかのみんなにも連絡がついたそうだよ。
これからのこと、改めて確認しよう。
カリュクスは言っていた。
さにすとを倒す準備ができたから、リビング・メモリーに来いって・・・・・・。
敵の誘いに乗る形になるけれど・・・・・・行かなくちゃ。
永久人としてのカリュクスを構成する、彼の記憶は、メインターミナルの上部区画に保管されてるそうだから。

 

シェール
・・・・・・後手にまわってしまったことは業腹ですが、裏は取れてます。
研究施設の中継装置が監視カメラの映像を送っていた先も、リビング・メモリーのいずこかにある装置で、間違いありませんでした。

 

スフェーン
カリュクスとの戦いには、どうか私も連れていってほしい。
オーティスやゼレニア、もうひとりの私・・・・・・そして何より、この国の明日のために、私にできることは何でもしたいから・・・・・・!

 

さにすと
もとよりそのつもりだ。

というか、ヒカセンおらんかったら何も始まらんでな?w

 

スフェーン
・・・・・・よかった、ありがとう。
その気持ちに応えられるようにがんばるよ。

 

ウクラマト
アタシも、さっき話したとおり決意は固まってる。
最後まで一緒に戦わせてくれ。

 

クルル
「暁」の方は、もう言うまでもないみたい。
アルフィノくんとアリゼー、ラハくんにヤ・シュトラも、事情を伝えたら「先に行って現地で待ってる」ですって。
・・・・・・私も、いつでも出発できるわよ?

 

エレンヴィル
俺は引き続き街の連中の様子を見て回ろう。
特に黒いレギュレーターを着けている奴らから、目を離さないように注意しておく。

 

シェール
僕はここで待機しています。
すぐに動けるようにしておきますので、何かあれば連絡してください。

 

グルージャ
・・・・・・本当は一緒に行きたいけど、我慢するよ。
信じて待つってことも覚えたんだ。

 

ウクラマト
そうだ、さっきクルルとも話してたんだけどよ。
リビング・メモリーに向かう前に、ゴッサンのところに寄っていこう。
プリザベーションは、ずっとこの国の根幹に関わってきた。
その最高責任者であるカリュクスと決着をつけるなら、ガバメントの奴らとも話をしておかなきゃならねぇ。

 

スフェーン
経緯はどうあれ、永久人になりたがってる人たちの願いを、阻むことになってしまうもんね・・・・・・、

 

ウクラマト
ああ・・・・・・。
ガバメントがそれを了承してくれるかはわからねぇが、黙って行っちまうのは違うからな。

律儀だね、国王。

 

スフェーン
・・・・・・出発しよう。
まずはレゾリューションからだね。

 

グルージャ
いってらっしゃい!
みんな、絶対に無事に帰ってきてね・・・・・・!

ーグルージャ
僕、シェールやエレンヴィルと協力して、こっちでできるだけのことをしておくね。
小さなことでも、たくさんやれば、みんなの力になれるかも!

ーシェール
いつでもサポートできるように、準備は整えておきますよ。
どうかお気をつけて・・・・・・必ず、帰ってきてくださいね。

ーエレンヴィル
俺の同郷の知人も、黒いレギュレーターを着けていた。
このまま何事もなきゃいいが・・・・・・。

 

 

 

 

レゾリューションのゴッサンのもとへ向かう。

ーウクラマト
ゴッサンも黒いレギュレーターを着けてるんだよな。
当然思うところはあるだろう・・・・・・。

ークルル
・・・・・・街のみんなの不安が伝わってくるわ。
それに、彼からも。

ースフェーン
ガバメントにはいろんな声が届くはずだから、きっとゴッサンもつらいよね・・・・・・。

 

ゴッサン
そうですか・・・・・・。
事情はわかりました。
王不在の状況で、プリザベーションなる組織が国の行く先を定めるなど、あってはならないことだと思います。
しかし、あなた方を支援し、カリュクス打倒を掲げることは、到底できません。

 

クルル
それは・・・・・・あなたが黒いレギュレーターを装着しているからですか?

 

ゴッサン
・・・・・・利用者登録は、まだ。
死を恐れる気持ちと、政を司る者としての意地で、板挟みになっておりました。
私が懸念しているのは、永久人になるという手段が断たれたとき、ここまで高まった死への不安をどう鎮めるのかということ。

確かに死なないようになるって言われてる人が、やっぱそれなしになりましたって言われたらどう反応するのかは想像しておいた方がいいかもしれないね。

加えて、先の機械兵による襲撃事件・・・・・・それが永久人を創り出すために起こされたものなら、なおさら皆への説明は難しくなりましょう。
家族や友人を殺された方々にとって、永久人化を止めるということは、つまり・・・・・・愛する人は無駄死にしたのだと、そう突きつけられるに等しい。
つい最近まで死の悲しみを知らなかった我々に、それはあまりに酷な話ではありませんか。

とはいえ、永久人化がおかしいことに代わりはないから、地道に説明して回るしかないんじゃないかな。

いったいどうやって・・・・・・乗り越えろとおっしゃるのです・・・・・・!

 

後ろから声がした。

????
それを他人に教えてもらおうとするのは、もうやめようぜ。

 

リサンダー
俺たちはずっと、先人が作ったシステムとスフェーン様に護られてた。
生きることの難しさも責任も遠ざけて、そのために命懸けでがんばってくれてる存在にさえ気づかずに、護られて当然って顔をしてきたんだよ。
・・・・・・でも、もう終わりだ。
俺たちはこれから、知っていかなきゃならねえ。
死に向かって生きていくことや、悲しい別れにどう向き合うかってこと。
知っても、なんつーか、好きにはなれないだろうが・・・・・・そんなもんかって、思えるかもしれないだろ。
だって外の連中は・・・・・・昔のアレクサンドリア人だって、そうしてたんだ。
俺たちに、やってやれないわけがねえ!

死ぬことが当たり前から死なないことが当たり前になった世界に対して、死なないことが当たり前の世界から死ぬことが当たり前の世界に変わったのだと。
そうしてアレクサンドリアは進んできたんだと説明すればいいわけだ。

 

マフーサ
マラカイトさんに声をかけてもらって、オブリビオンから事情を聞いてきたんだよ。
国の一大事とあっては、手をこまねいているわけにもいかないからね。
どうすべきか、私たちなりに考えをまとめてきた。

 

タープ
結論から言えば、私たちも彼らと・・・・・・オブリビオンと共に戦うことにした。
戦うと言っても、私たちが戦力になれないことは承知している。

 

マラカイト
ですが、相手の目的が死の恐怖を煽ることなのであれば、私たちにもできることはあります。
隣人に声をかけ、必要以上に恐れる必要はないと、今の生を大切にしようと説得することはできるはず・・・・・・。
それはあなた方の助けになりませんか?

 

クルル
助かるに決まってる・・・・・・。
ええ、きっと大きな力になるわ!

 

マラカイト
すでに利用者登録を済ませてしまった人の意思は固い。
彼らを動かすのは難儀ですが・・・・・・まだ迷っている人も大勢いるはずです。
そういった人たちに、呼びかけてみましょう。

 

リサンダー
補佐官さんよ。
あんたに襲撃事件の被害者を悼む気持ちがあるのなら、今はまず、被害者の数を抑えることを考えようぜ。

 

ゴッサン
・・・・・・彼らの命を使って永久人になったとしたら、私はきっと、後悔し続けたでしょうね。
申し訳ございません。
民が惑えるときこそ寄り添い、導くのが、政でありました。
アレクサンドリアは、この悲しみも乗り越えて、未来へと進んでいける・・・・・・。
・・・・・・そうですよね、スフェーン様?

 

スフェーン
はい、もちろんです・・・・・・!
あ、じゃなくて・・・・・・!
ええと・・・・・・違うんです、今のはただ・・・・・・

 

ウクラマト
スフェーン、落ち着け!

 

クルル
ラマチ、名前言っちゃってる!

一同大爆笑に包まれる。

 

マフーサ
・・・・・・あんたがあのスフェーン様と瓜二つだってこと、みんなとっくに気付いてたよ。
私たちが愛した彼女とは、別人だってこともね。

まあ姿かたち一緒やし、声も一緒やからなw

素性を隠して、誰にもなれずに・・・・・・あんたもつらかったんじゃないかい?
戻ってきたら、あんたのこと、あんたの言葉で教えておくれ。
どんなに素っ頓狂な話だって、受け止める覚悟はあるからさ。
見捨てたりしないよ。
同じ国に生きる、仲間なんだからね。

 

スフェーン
約束します、無事に戻ってくるって。
そしてみんなと・・・・・・たくさん話がしたいんだ。

ん?
死亡フラグでは?

 

 

ウクラマトの言うとおり、ゴッサンに話に行って良かった気がする。

―ストリカ
久しぶりだね・・・・・・って、もう覚えてないかな?
君たちが障壁の中に来たばっかりのときに、サンダーヤードで会った駆除人だよ。
リサンダーたちが必死になって説得してくるもんだから、私たちも、自分の国の事は自分で考えないとって思ってねえ。
私たちみたいに職業柄レギュレーターを外せない奴とか、そこまで綺麗に覚悟を決めきれてない奴とか・・・・・・まあいろんなのがいるけど、変わろうって気持ちはみんな同じさ。

―ウクラマト
スフェーンの奴、嬉しいだろうな。
この国の人たちのためにも、必ず無事に帰ってこようぜ。

―ゴッサン
おかげで迷いを断ち切ることができました。
レギュレーターを外した途端、その重みに気がつきましたよ。

―クルル
話が聞けてよかったわ。
あとは私たちが頑張る番ね・・・・・・!

 

スフェーン
みんなの心が、こんなにも温かい・・・・・・。
アレクサンドリアのみんなは、こんなにも強い。
この国に戻ってこられてよかった・・・・・・。

 

ウクラマト
ゴッサンも決断してくれてありがとよ。
難しい立場だろうにさ。

 

ゴッサン
決断したのは私ではありません。
この国の民が、自ら変わろうと一歩を踏みだした・・・・・・私はそれに後押しされたのです。

結局誰かが動かないとこいつらは動かないんだよね。
なんかあったときに責任擦り付けられる状態にして動き出すんだよ、こういうタイプは。

 

ウクラマト
そうだ、ゴッサンが外したレギュレーターは、誰にも渡さないよう、厳重に管理しておいてくれねぇか?
そうすりゃ、利用者登録の上限達成を防げるだろ?

 

ゴッサン
もちろんそう致しますが、効果があるかどうか・・・・・・。
直近のガバメントの調査によると、黒いレギュレーターの総数は5000個を上回るようなんです。
利用登録の受付は5000人までなのでしょうが、私のような者が出ることも、想定済みなのでしょう。

 

ウクラマト
・・・・・・用意周到で恐れ入るぜ。
ま、どっちにしろ、直接対決は避けられねぇんだ、リビング・メモリーに急ごう!

 

 

 

 

一方エレンヴィルは街を歩き回ってパトロール中。

エレンヴィル
街の様子は・・・・・・相変わらずか。

 

リサンダー
だからさ、必要以上に怖がんなくていいんだって。
まずは深呼吸でもしてみようぜ!

 

エレンヴィル
・・・・・・悪くないな。
遺された側の世界も。

 

 

 

 

 

リビング・メモリーに到着すると、先入り組と合流。

―クルル
ここに来ると思い出すわ。
両親が勇気をくれたこと・・・・・・。

―アルフィノ
やっと合流だね。
念のため、ある物を用意しておきたくて、しばらく別行動を取らせてもらっていたんだ。

―グ・ラハ・ティア
お互いあちこちを走り回ってたから、こうして集合するのは久々じゃないか?
・・・・・・うん、やっぱり頼もしいな!

―ウクラマト
天深きセノーテを管理してるコーナ兄さんには、アルフィノとアリゼーが事情を説明してくれたそうだ。
「くれぐれも気をつけて」だってよ!

―スフェーン
ここで目覚めたときは、すぐに意識を失ってしまったけど、静寂が優しくて、泣きたくなる場所だね・・・・・・。

―アリゼー
こっちの準備は万全よ。
前のときは天深きセノーテで待つしかなかったけど、今回は思う存分、ぶちかましてやるんだから!

 

ヤ・シュトラ
待っていたわ。
・・・・・・お互い、決戦に挑む準備は整っているようね。
先に到着した私たちで園内を見回ってきたのだけれど、メインターミナル以外に変わったところはなかったわ。

 

ウクラマト
以外に、って・・・・・・メインターミナルに、何か起きてたのか?

 

ヤ・シュトラ
ご丁寧に、内部への入口が設けられていたのよ。
以前はここでスフェーンを見つけたときにはなかったものだから、今になって意図的に創られたのでしょう。
まるで、入ってこいとでも言わんばかりだわ。
ずいぶんと強烈に歓迎されたものね・・・・・・?

いつものことじゃんよ。

 

スフェーン
・・・・・・なら、それに応じるまでだよ。
アレクサンドリアを愛してくれたみんなに、これ以上の絶望なんて、させないんだから・・・・・・!

 

www.sunny-stronger.com

 

 

 スポンサーリンク