【FF14】金荒物屋の顧客 ワチュメキメキ万貨街取引

「金荒物屋の顧客」

ラルソジ
じゃあ、改めて・・・・・・うちの店が受けてる大口注文について、説明させてもらいたい。
今回、注文があったのは、ハヌハヌ族が葦の収穫に使う「葦苅鎌」だ。
葦は、軽い割には堅いから、刃の斬れ味には、気を配ってほしい。
それにお客の大きな手に合わせて、握りは太めにな。
葦の収穫期は近いが、さにすとが6本ほど作ってくれれば、あとは俺とパパーニで、どうにかなるだろう。
どうか、よろしく頼む。
―パパーニ
ハヌハヌ族は、手のひらが大きい上に爪も鋭い。
握りの太さだけじゃなく、形にもひと工夫したほうがいいのかな・・・・・・?

 

 

 

ラルソジ
ありがとう、助かる。
この刃の鋭さ・・・・・・束ねた葦をまとめて斬り落とせそうだ。
あんた外つ国じゃ、さぞ有名な職人だったんじゃないか?
ふたりともご苦労だった。
こうしてそれぞれが作ったものを並べてみたが、うん、十分な出来だ。
箱の中の本数も確認したが・・・・・・さにすとが納品してくれた6本と、俺が作った3本とパパーニの2本で、数も足りるな。

 

パパーニ
ごめんなさい、もっとも葦を刈りやすい形状と、長く使えるような「品質」にこだわっていたら、時間がかかってしまって・・・・・・!

 

ラルソジ
結果、単純な構造に立ち返ったというわけだな。
その方が「早く」作れるし、使う側の手入れも楽だろうし、それに越したことはない。
さっそく依頼主に取りに来てもらうから、ここで待っててくれ。
常連だし、すぐに連絡がつくはずだ。
待たせたな、これが依頼の品だ。

 

農家の女性
とても、とても、感謝します!
街まで買い付けにきた甲斐あって、これで葦の収穫もぐんと楽になります!
私たちにとって、葦の収穫は大仕事なんです。
柔らかいものは食料に、しっかりしたものは建材に使われる、生活に無くてはならない大切な作物ですから!
あなたがたも職人さんですね?
素敵なお仕事、ありがとうございます!

 

パパーニ
いや、その、どういたしまして・・・・・・!

 

ラルソジ
なんだいあんたは、まるで、生まれて初めて礼を言われたようじゃないか。
ここに来る前も職人をしてたんだろう?

 

パパーニ
そうだけど販売は他人任せだったから、お客さんからのお礼を直接聞いたのは初めてで・・・・・・
すごく・・・・・・すごく嬉しい!
こちらこそありがとうございます!

 

農家の女性
あらあら、気持ちのいい職人さんだこと!
ずっとひとりでやってきたこのお店に職人さんが増えるって、ラルソジさんが嬉しそうに話すわけだわ!

 

ラルソジ
言うんじゃない・・・・・・!

 

農家の女性
「金荒物屋ラルソジ」は手早く素敵なお店だと、知り合いにも宣伝しておきます!
これからも、これからも、よろしくお願いしますね!

 

ラルソジ
ああ、ありがたいよ。
また御贔屓に。
おかげで、また注文が入るかもしれない。
とはいえパパーニは、まだまだ日用品作りに慣れが必要そうだな。
さにすと、あんたも引き続き手伝ってもらえると助かるよ。
―パパーニ
実際に使ってくれる人から直接お礼を言われるのって・・・・・・こんなに嬉しいんだ・・・・・・!!

 

 

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