パッチ6.5「光明の起点」で実装された無人島開拓のクエストです。
「大団円?幸せ無人島開拓」
ストーリーテキスト
れんらくくん
ご連絡、ご連絡!
タタルが新たな見学希望のお客人を連れて、こちらへ向かっているそうです!
加えて、今回はなにやら重大報告があるとか・・・・・・ひとまず島の南西の浜辺でお待ちください!
―れんらくくん
今度はどのような方がいらっしゃるのでしょう?我々も楽しみです!
タタル
リフィルさん!
今回もお出迎えいただき感謝でっす!
ウィルフスン
やあ、お邪魔するよ。
君が元気そうで何よりだ。
ブローウィダ
まったくだよ!
ウリエンジェに「ほかの子はどうしてるんだ」って聞いても、もったいつけるばかりで要領を得ないんだから!
タタル
魔導船の開発に携わった研究員のみなさんには、終末の一件が落ち着いたあと、リフレッシュ休暇が与えられたそうなんでっす。
おふたりは、それを利用した小旅行の一環として、こちらの島にお越しくださいまっした!
ブローウィダ
気づいたら、周りはみーんな休暇を取りおわってて、私たちだけ出遅れてる始末だったのさ。
とはいえ、行きたい場所もなかなか見つからなくてねぇ・・・・・・。
ウィルフスン
もともと研究以外では遠出をする方じゃなかったし、ムーンブリダを亡くしてからは、ますますそんな気力もなくなってしまった。
ククロ・ダンクロ氏から、「迷ってんなら南の島がいいぞ」とは言われていたものの、重い腰を上げられずにいたんだよ。
ブローウィダ
それをウリエンジェに話したら、あんたが開拓してる島はどうか・・・・・・って。
単純なもので、縁のある場所だと思うと、俄然行ってみたくなってね。
ふたりして服まで買いそろえて出てきたってわけさ。
さてさて、ここはまだ普通の砂浜のようだけど、開拓されている場所はすごいって話じゃないか。
ラヴィリンソスのいち研究員としても興味があるし、さっそく案内をしてくれないかい?
タタル
ではでは、おふたりを開拓拠点へとお連れしまっす!
―タタル
私も久しぶりに伺いまっしたが、さらに開拓が進んでいるご様子・・・・・・さすがリフィルさんでっす!
―ブローウィダ
これを、あんたと魔法人形だけでやったのかい?
・・・・・・本当に?
ウィルフスン
驚いた・・・・・・!
ずいぶんしっかりとした造りの施設じゃないか!
最初は荒れた野山だったんだろう?
ここまで拠点を整えるには、かなり苦労したはず。
ブローウィダ
私たちも、直接の専門じゃないが、ラヴィリンソスでいろいろ開拓プランを見てきたからね。
これが一朝一夕でできるものじゃないって、よくわかるよ。
タタル
そうなんです、リフィルさんはすごいんでっす!
なんといっても・・・・・・・・・・・・
いけません、案内に夢中で、お伝えすべき重大報告を忘れてまっした・・・・・・!
????
こんにちはーっ!
この島のプディングを、くださーーーい!!
タタル
えっと、レポリットの・・・・・・
プディングウェイ
プディングウェイです!
南の島のキラキラプディングをいただきに参りましたっ!
タタル
なるほどプディングウェイさん・・・・・・今回お連れしたのはこちらのご夫妻だけだったはずでっすが、いったいどうやってこの島に?
プディングウェイ
ぼく、以前リフィルさんに教わったとおり、ラストスタンドでお手伝いをしてたんです。
またレインボープディングを食べるために・・・・・・。
そしたら、そちらのおふたりが、これからお出かけする南の島について話してらっしゃって・・・・・・。
ブローウィダ
・・・・・・確かに、海都行きの船が出るまで時間があったから、ラストスタンドでお茶をしたねぇ。
プディングウェイ
勝手にごめんなさい。
あんまり素敵なものだったから、つい聞き入っちゃったんです。
だって、そんな場所には、さぞおいしいプディングがあるに違いないでしょう?
ぼく、いてもたってもいられなくなって・・・・・・おふたりの隣に置いてあった大きな旅行鞄に、こっそりもぐりこんじゃにました。
ブローウィダ
あんた、何にも気づかなかったのかい?
ウィルフスン
面目ない。
久々の旅行なもので、カバンの重さもこんなものかなと・・・・・・。
タタル
プディングウェイさん、大冒険していただいたところ、非常にお伝えしづらいのでっすが・・・・・・
ないのでっす。
この島に、プディングを提供するお店は存在しないのでっす!
プディングウェイ
な、なんとーーーーっ!?
嘘だ・・・・・・そんなことって・・・・・・アーテリスには、プディングの存在しない地域が・・・・・・ある・・・・・・?
タタル
ありまっすね。
ブローウィダ
むしろ確実に存在してる方が少ないんじゃないかい?
ウィルフスン
そうだね、似た料理まで含めれば多少は範囲が広がるだろうが。
プディングウェイ
うわあああああああん・・・・・・!
会いたい食べたい恋しいプディングーーー!
ブローウィダ
プディングくらいなら、食材と調理器具さえあれば、作ってやれるんだけどねぇ。
昔はよくムーンブリダと一緒に作ったものさ。
お店で売ってるのよりおいしいって、気に入られてたよ。
????
何か「作る」ことでお困りですかニャー?
ねこみみさん
ふむふむ。
プディングなるものがこの島で販売されていなかったために、そちらのお客人は落胆してらっしゃると・・・・・・。
それを作るのに必要な食材と調理器具は、どういったものですかニャー?
ブローウィダ
まず食材が、ミルクに卵、それから砂糖だね。器具の方は・・・・・・とにかく火に掛けられる場所がいる。
あとは液を注ぐ容器と、蒸し焼きにするための鍋か何かかな。
ねこみみさん
私たちの見立てでは、ご指示さえいただければ、食材も調理器具も用意できそうですニャー!
リフィル
それじゃあ、みんなで作ろう!
プディングウェイ
やったぁー!!
さすがはハイデリン様が見込んだお方、愛してる(ビッグラブ)!
タタル
そういうことなら、重大報告については、プディング作りが一段落してから改めてお伝えしますね!
ブローウィダ
じゃあ、我が家特製のプディングについて、作り方を説明するよ!
みんなで食べられるよう、とびきり大きく作ろうじゃないか!
ブローウィダ
ふふ、思いがけない展開になったけど、これはこれで楽しい滞在になりそうだね。
それじゃあ、お互い作業に取り掛かろう。
私とタタルとプディングウェイは、魔法人形たちの案内で、食材を集めてくることになってる。
あんたとうちの旦那、残りの魔法人形たちの役目は、調理器具を「作り出す」ことさ!
まずは奥の坂を上ったところにいるっていう、「おかたづけくん」から資材を受け取っておいで。
砂浜で準備をしている旦那に渡せば、事が進むはずさ。
おかたづけくん
オツカレサマデス!
調理器具の製作に必要な資材を、かき集めてきました!
アナタ様と我々は、これまで島の開拓を重ねてきた・・・・・・その隙に出た端材や廃材を再利用すれば、今回は事足りそうです!
こちらの箱に詰めておきましたので、お手数ですが南西の海岸まえお運びください。
2箱ありますが、重いので1箱ずつですよ・・・・・・!
ウィルフスン
ああ、資材を運んできてくれたのか。
どうもありがとう、そこに置いてもらって大丈夫だよ。
―おてつだいくん
新たな任務のお手伝いができて、光栄デス!
火を焚く設備に、うつわにお鍋・・・・・・ついでに食材を混ぜるボウルまで、しっかり製作いたしマス!
―ウィルフスン
これだけでもたっぷり資材が入っていそうだが・・・・・・なるほど、もう1箱あるのだね。君が構わないというなら、もちろん使わせてもらうとも!
おかたづけくん
オ、オツカレサマデス・・・・・・どこからともなくやってきたニワトリに絡まれて、為すすべもなく・・・・・・このありさまに・・・・・・。
破損はしていないので、ご心配には及びません。
それよりも、こいつの気がワタシに向いているうちに、2箱目の資材をお運びください・・・・・・!
そしてどうかお気をつけを・・・・・・ニワトリは・・・・・・ニワトリはまだほかにも・・・・・・!
ウィルフスン
ご苦労さま、資材はそれで全部だね。
なら、次は私と魔法人形たちががんばる番だ。
じき食材調達に行った皆も戻ってくるだろうし、君はしばらく休憩をしているといい。
―おてつだいくん
資材の運搬、おつかれさまでした!
おかげさまで資材も十分にありますし、大きなプディングを作れるように、やってみマス!
―ウィルフスン
遠出をする方ではなかったと言ったが、その分、ムーンブリダやウリエンジェと一緒に工作をしたものさ。
きっかけは、娘がウリエンジェの興味を引くために、彼の読んでいる本に出てきた遺構を再現したいと言ったこと。
粘土で建物を作り、魔法陣を刻み・・・・・・小さな遺構の完成だ。
作るものはどんどん多彩に、ときに大きくなっていってね。
庭一面を使って古代アラグ帝国の街並みを再現したときなんか、妻に呆れられたものだよ・・・・・・。
今日は久々に、思う存分腕を振るおう!
多少のブランクは、君と開拓を成し遂げてきた魔法人形たちが、うまく補ってくれるだろうしね。
ブローウィダ
よし、あとは待つだけだ・・・・・・!
タタル
ではでは、待つ時間を利用して、私から大事な報告をさせてください!
えー、コホン・・・・・・。
ご存じのとおり、この島の開拓は、メルウィブ提督が海賊の失業対策として始めた、「無人島開拓事業」の一環として行われていまっす。
私が応募した、現地調達をベースとした開拓論・・・・・・それをリフィルさんに実現していただいて、ここまでの発展を遂げてきまっした。
その成果を認められ、事業の中間報告においても、賞賛すべき事例として取り上げられましたが・・・・・・
なんと!
この度!
正式に最優秀賞を贈呈するとのご連絡をいただきまっした!
今後は、こちらの島をモデルケースとして、無人島開拓事業を拡大してくことになるそうでっす!
この島の開拓を主導したリフィルさんには、島の永年利用権が授与されるとのこと・・・・・・。
つまり来放題、遊び放題、儲け放題でっす!
どうぞこれからも、冒険の合間の休息にお使いください!
プディングウェイ
となれば、着々と歓声に近づいているこの子を、ただのプディングと呼ぶわけにはいきませんね・・・・・・。
みなさんの功績を称えた、ハピネス・セレモニープディングとしましょう!
プディングウェイ
さあ・・・・・・来い・・・・・・来い・・・・・・!
出たッ、プディングだぁーーーーーーーー!
ねこみみさん
やりましたね!
私たちの分まで、たっぷり堪能してくださいニャー。
ブローウィダ
何言ってるんだい!
これは、作ったみんなで食べるんだよ。
ウィルフスン
君たちは作業中に停止してしまうことがないよう、自力でエーテルを吸収できるように作られているはずだ。
新鮮な材料で作られたそのプディングには、多量のエーテルが含まれている。
遠慮せず、味見をしてみるといい。
おやかたくん
おお、こりゃすげェ!
れんらくくん
いつものエーテル補給と違う気がします!
ねこみみさん
とってもまろやか・・・・・・!
魔法人形たち
なんだかハピネス!!
プティングウェイ
ハァ・・・・・・ハァ・・・・・・ハァ・・・・・・・・・・・・
会いたい・・・・・・食べたい・・・・・・恋しいプディング・・・・・・!
い・た・だ・き・ますッ!
アアアァァおいしいぃぃ・・・・・・!!
タタル
さあ、なくなってしまう前に、リフィルさんもどうぞ!
―タタル
ふぅー、私もご相伴にあずかりましたが、おなかいっぱいでっす・・・・・・!
―プディングウェイ
なんて・・・・・・なんて夢のような時間だったんでしょう・・・・・・!
―ウィルフスン
魔法人形たちがはりきってくれたおかげで、後片づけも滞りなく完了だ。
やはり、楽しんだ後は綺麗にしておかなくてはね。
ブローウィダ
はー、食べた食べた!
やっぱり賑やかだと食も進むねぇ。
どうだった?
うちの特製プディングは。
なかなか悪くなかっただろう?
リフィル
すごくおいしかった!
ブローウィダ
そう思ってもらえたなら何よりだ!
また食べたくなったら、いつでもうちを訪ねておいで。
魔法人形たちも、皆とても楽しそうだった。
ウィルフスン
聞いたところによると、星外脱出計画が立ち消えたことで不要になっていた彼らを、ここで再雇用してくれたのだとか。
ラヴィリンソスに勤める、いちシャーレアン人として、何とお礼を言ったらいいやら・・・・・・。
ブローウィダ
本当だね。
しかもそれで開拓の最優秀賞まで取ったっていうんだから、これほど嬉しくてありがたいことはないよ。
ウィルフスン
お祝いといえるほど華やかな品ではないのだが、楽しい時間を過ごさせてくれたお礼に、これを受け取ってほしい。
君がこの島にいるときゆったりと過ごせるように、シンプルで着心地のいい服を選んできたんだ。
それから、魔導船にも用いられた素材を使った、最新型の腕時計だよ。水に濡れたり、海に潜ったりしてもまず壊れないだろう。
タタル
プディングウェイさんは、いかがでっした?
信じられないくらい、プディングを吸い込んでましたが・・・・・・。
プディングウェイ
本当に、ほんっっっとうに、今までいちばんハピネスな時間でした!
これからは、この島を模範にして無人島開拓が進む・・・・・・なら、困難はあったとしても、いずれはきっとどこも素晴らしい場所になるはずです。
ゆくゆくは、それぞれの島に名物プディングができて、アーテリスいち・・・・・・いえ宇宙いちのプディング諸島になるかも!
リフィルさん・・・・・・ぼく、この星が救われてよかったです!
ブローウィダ
さぁて、そろそろおいとましようかね。
いっぱい元気もらったし、このあとの旅行も楽しめそうだ。
あんたも、休めるときには存分に休むんだよ。
それで、また元気にいっておいで。
タタル
それではみなさんをお送りしまっすので、船のところでお待ちください!
今回もお付き合いいただき感謝でっす。
実はでっすね・・・・・・開拓を進めるにあたって第三者の感想も聞ければと思って、これまで見学希望の方をご案内しておりまっした。
開拓がひとつのゴールに辿りついた今、その必要ももうありません。
あとは親しいご友人とゆっくりお過ごしください・・・・・・
と言いたいところなのでっすが、先日ご招待したエマネランさんとシカルドさんから、どうしても行かせてやりたい奴らがいると相談がありまっして。
あとひと組だけ、こちらにお呼びしてもよろしいでっすか・・・・・・?
ありがとうございまっす!
それでは、段取りができ次第お連れしますので・・・・・・そのときはまた、よろしくお願いしまっす!
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