【FF14】大繁盛の輪よ、永遠に パッチ6.55タタル大繁盛商店クエスト 

「大繁盛の輪よ、永遠に」


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ストーリーテキスト

ハズダーダ
俺・・・・・・今後のことをちゃんと考えたいとか言っておきながら、自分のことばかりだったようです。
何のために守護者になるのか、そこまで考えたら、里に戻ってからすべきことも見えてたはずなのに。

 

メジナ
でもさ、里長も言ってたけど、あたしたちだから思いつくこと、あるかもしれないじゃない。
それに、リフィルさんもいるし。皆で知恵を絞ればきっとなんとかなるよ!

 

ハズダーダ
そうだな、ここで立ち止まってても仕方ない。
まずは里の皆に話を聞いてからにしよう。

―メジナ
外の世界を見てきたということなら、あなたに敵う人はいません。
どうか、あたしたちに知恵をお貸しください!

 

 

 

ハズダーダ
俺やメジナだと、思い出話に花を咲かせてしまいそうで・・・・・・すみませんが、あなたから話を切り出してもらえませんか?
俺たちは隣で話を聞くようにします。

 

メジナ
ねぇ・・・・・・それが終わったあとに、行きたい場所があるんだけど、いいかな?

 

ハズダーダ
急ぐ旅じゃないし、大丈夫だとは思うが・・・・・・いずれにせよ、まずは里のみんなから、しっかり話を聞こう。


―ハズダーダ
パーラカの里は、守護者たちが暮らす場所。
信心深い方々の喜捨によって支えられている場所で、稼ぎ口が多くあるわけではありません。

だから、里に何を付け加えるべきかって考えてみても、あれもこれも足りていないように思えてしまって・・・・・・。
優先すべきものを決めるべきですよね・・・・・・。

―メジナ
里を立て直すため、皆必死にがんばってる。
そこに、あたしたちが何も考えずに帰ってきちゃったら、かえって邪魔になるかも・・・・・・。

今のあたしたちにお何ができるか、しっかりと考えてから答えを出したいと思います!

 

 

 


ケリード
さっき里長と、装備がどうとか話してなかった?
アタシは織物職人でさ、守護者のための防具を作ってるから、そういう話、ちょっと興味あるのさ。

世界中の職人たちの技術の粋を集めた品だって?
是非、参考にさせてもらいたいな!

っていうのも、アタシが作った防具じゃ皆を護れなかったから。
古来伝統のパーラカの技術だけに頼るんじゃなく、島外の知識も積極的に取り入れるべきだろうね。

情けないけど、作るより買った方が早いってことさえあるかも。
だが、そのためには先立つものが必要で・・・・・・まったく、うまくいかないもんだね。

 

ハズダーダ
里の外から行商が来ることはあっても、ここで生み出した品を売って、お金に換えたりはしないからな。
なにか特産品でもあればいいんだが・・・・・・。

―ケリード
試供品とやらは、ありがたく参考にさせてもらうよ!

 

 


ウトパラ
えっ、話を聞きたい?
それはもちろん、構いませんが・・・・・・。

・・・・・・やはり、終末の騒ぎが過ぎ去った今も、心の傷が癒えない人を、どう支援していくかが問題かと。
悲しみを無理に乗り越える必要はありません。
ともに寄り添い続けることが大事でしょう。

里の民であれば、ともに寺院に詣でるなどして、「訓え」を大事にするお手伝いもできるのですが。
島外へ避難していった方々には、さすがに難しくて。

 

メジナ
そうだよね・・・・・・。
避難した仲間の中にも、まだ辛い想いをしてる人はいるし、いつでも「訓え」を意識した暮らしができたらいいな。

―ウトパラ
どうにかして、今もまだ傷ついてる方々の心に、寄り添えたらいいのですが・・・・・・。

 

 

 

ヴィラバン
あら、お前さんたちは・・・・・・まあまあ、よく帰ってきたねぇ!
たしかに里は今、人手不足だから、若い人たちが戻ってきてくれるのは大歓迎だよ。
ただ、それを義務と考えてはほしくないのさ。
もちろん、守護者の務めを想ってくれるのは嬉しいが、それにしたって方法はひとつじゃないよ。

街に移って暮らしてる者の中には、稼ぎの一部を喜捨して、守護者を支えてくれる者もいる。
彼らだって、この森を護る立派な守護者だと思うがねぇ。

 

ハズダーダ
里の外で働く守護者だなんて。
・・・・・・そんなこと、考えたこともなかった。

いろんな話が聞けましたね。
それらをふまえて、今後の課題を整理したいところですが・・・・・・

どこか行きたい場所があるんだったよな?

 

メジナ
うん、せっかくサベネア島まで戻ってこられたんだし、「プルシャ寺院」に行けたらなって・・・・・・。

 

ハズダーダ
ああ、そうか・・・・・・そうだよな。
俺も「皆」に会いたいし、行こうか。

プルシャ寺院までの道中、魔物に襲われるかもしれません。
すみませんが、俺たちの護衛をお願いします!

―ヴィラバン
守護者に重要なのは、力じゃなくて想いだよ。
お前さんたちのやり方で、里の未来を作っておくれ。

 

 

 

「衆園の森」について話す
―メジナ
この道を、多くの人々が行きかうのを見てきました。
サベネアの民はそうやって暮らすものなんだって、当たり前のように受け容れていたけど・・・・・・

皆、自分の心や、周りの出来事ときちんと向き合ったうえで、わざわざ危険を冒して、寺院を訪れていたんですね。
今なら、その気持ちがわかります。

きっとご先祖様たちも、そういう想いを抱える中で、寺院や里を作ったんでしょうね。だからそれを、あたしたちが護っていかなきゃ・・・・・・!
―ハズダーダ
俺は小さなころ、「守護者ごっこ」だなんて言って、仲が良かった友達と一緒に、森の中をよく駆け回ってました。
あとで大人にバレて、こっぴどく怒られましたけど。

なのに、あの終末のとき・・・・・・サベネアの空が禍々しく変わり、森に獣が溢れると、皆を護るどころか、怯えることしかできなくて。
だからでしょうか、今度こそ立派な守護者になるんだって、そのことばかりに囚われすぎていたかもしれません。
里を救うためなら、俺はなんでもやりますよ!

 

 

 

 

ハズダーダ
あれからずいぶん時間が過ぎて・・・・・・すっかり遅くなっちゃったな。

 

メジナ
うん・・・・・・。
でも、こうしてちゃんと帰ってきたよ。

ただいま、お父さん、お母さん・・・・・・。

 

ハズダーダ
ここは、先祖の魂に会えると言われている場所なんです。
俺たちの両親は、あのときに死んじゃったから、それで・・・・・・。

 

メジナ
リフィルさんのおかげで、あたしたちは無事だよって、ちゃんと伝えられました。
本当にありがとうございます!

 

ハズダーダ
今後もできるかぎり会いに来たいところだけど、まずはパーラカの里の未来について、考えなくちゃな。
里は今、人手が不足していて、大繁盛商店の装備しかり、どんな形でも支援は喜ばれるそうだ。

 

メジナ
それに、まだ心の傷が癒えてない人のケアをしなきゃ。
物資を送ればそれで済むって話でもないよね。

 

ハズダーダ
大事なのは、俺たちに何ができるかってことだと思う。
できもしないことを言っても仕方がないし・・・・・・。

リフィルさんは、どう思いますか?

 

リフィル
大繁盛商店で学んだ経験を活かそう

 

メジナ
タタルさん、前に言ってましたよね。
ただ品物を提供するだけでなく、取引を通じて絆を結び、世界を繋げたい、って。

だったら、パーラカの里で作った品を、大繁盛商店を通じて世界中に届けてみるのはどうかな!?

 

ハズダーダ
なるほど、里の特産品を開発して商売するわけか。
それなら外貨を得られるし、守護者の装備も購入できるな。

けど、いったい誰にどんな商品を売ればいいんだ?

 

メジナ
神獣様にちなんだものなんてどう?
アクセサリーとか工芸品、日々の暮らしの中で目にしやすいものがいいな。

ほら、島の外で暮らしているラザハンの人たちは、どうしても「訓え」と疎遠になっちゃうから。
・・・・・・あたしみたいに。

 

ハズダーダ
そりゃいい。
守護者が護る神殿や墳墓は、神獣様の「訓え」や、聖人たちの生き様を伝え残すためにあるもの。

だとしたら「訓え」や生き方を思い出せる品を広めるのは、守護者としての役割に適っているよな。
いける・・・・・・いけるぞ!
この方向で、タタルさんに新商品を提案してみよう!

・・・・・・って、これはメジナが出された課題だったよな。
勝手に盛り上がっちゃって悪い。

 

メジナ
そんなことない!
あたしひとりじゃ、うまく考えをまとめられないし、店のことも里のことも、一緒に考えてくれて助かるよ。

それより、新しい商品の計画を立てるってなったら、シャーレアンでかかりっきりになっちゃうよ。
ハズダーダは里に戻らなくていいの?

 

ハズダーダ
戻るよ、いつかは。
けど今は、自分にできる最善のやり方で里の未来を護りたい。

 

メジナ
・・・・・・ありがと。
それじゃ、今考えたことを里長に話にいこっか。

 

 

 

―ハズダーダ
里のために俺がやりたいこと、そしてやるべきこと。
なんだか、いろいろなことが一気に見えたような気がします。

―メジナ
タタルさんに提案するまえに、まずは里長の了解を得ましょう。

 

イェルヴェット
プルシャ寺院にも行ってきたそうで。この子たちを護ってくださり、ありがとうございます。
それで、里の皆から何か話は聞けたかな?

 

ハズダーダ
ああ、やっぱり問題はいくつもありそうだったけど、俺たちなりのやり方で、里の未来を作れるかもしれない。

 

イェルヴェット
・・・・・・なるほど、この里で神獣様に関する品間を作る、か。
そういう仕事であれば、戦えない者でも役に立てるし、金が入れば守護者の装備や寺院の修繕費にも充てられる。

なにより、神獣様をいつも身近に感じられるというのがいい。
島外で暮らすラザハンの人々の信仰を支えることは、里に暮らす者の役目そのものと言ってよいだろう。

これからのパーラカの里の在り方について、実にお前さんたちらしい発想・・・・・・私は賛成だよ。

 

メジナ
ただ、そのためには、当分シャーレアンで仕事を続けることになりそう。
だから、こっちで皆を手伝えなくて・・・・・・。

 

イェルヴェット
なに、それがお前さんたちが見つけた答えならかまわんよ。
たとえ苦難が我々を引き離そうとも、神が我々の心を結びつけてくださるはず。

 

メジナ
慌ただしくて、里長には申し訳ないけど・・・・・・あたしたち、もう行くね。
今は、思いついたことをできるだけ早く実現したいの。
詳しいことが決まったら、また連絡するよ!

 

ハズダーダ
では、大繁盛商店に帰りましょう。
―イェルヴェット
里が大変だったあのとき・・・・・・悲嘆に暮れることしかできなかったあの子らが、見ちがえるように成長しましたな。
それもひとえに、あなたと、タタルさんという方のおかげでしょう。
誠に感謝いたします。

 

 

 

 


―ハズダーダ
新商品の件、ヴァルサルードにも話したら好感触で・・・・・・必ず実現させましょう。

メジナ
リフィルさん!
あたしたちがパーラカの里まで行っている間に、ネックレスの修復が終わったそうですよ!

 

ヴァルサルード
ウルダハの宝石商さんですが・・・・・・以前働いていたタタルさんのことをバッチリ覚えてて、御宅の事情もご存じで、喜んで修復に協力してくれました。
マハの革紐と、紅玉海の黒蝶真珠。
それに、ウェルリトさんのローズシェル。それらが丁寧に繋ぎ合わされていて、とても綺麗で・・・・・・!

 

ハズダーダ
俺も修復の話は聞いていたけど、里に帰ってる間に進めてたとは思わなかったな。

 

ヴァルサルード
そんな、各地の皆さんから寄せられた想い・・・・・・ぜひリフィルさんに最後の仕上げをお願いしたいんです!
実は私も、どういった形で手を入れていただこうか、ずっと考えていたんですが・・・・・・メジナから新商品の話を聞いて、閃きました!
これから私たちが作るのは、人々の信仰を大切にする品物。
そこで、タタルさんの出身国であるウルダハの守護神、商神ナルザルの印を刻んでみるのはどうでしょうか?
もちろん宝石ではなく台座の方に、ですけど。

 

リフィル
任せてほしい。

 

宝石の台座に、商神の印を刻んだ!

 

ヴァルサルード
綺麗にできましたね!
これで仕上げも完了です!

 

メジナ
タタルさんから、こちらに顔を出すと連絡がありました。
港までお迎えにいって、旅の報告がてら、ネックレスも渡しちゃいましょう!

 

 

 

 

タタル
わざわざ、お出迎えありがとうございまっす!
みなさんも、試供品配りおつかれさまでっしたね!
パーラカの里の様子はいかがでっしたか?

なるほど、守護者の里だから装備の需要はある。
けれど、今後について考えるとほかにも解決すべき問題があり、別の商品の方が求められているはずだ、と。

 

メジナ
そこで、なんですけど・・・・・・大繁盛商店の新商品について、改めて提案させてください!
サベネアの神獣様たちへの信仰を想起させるような工芸品を、パーラカの里と協業して開発してみるのはどうでしょうか?
そういった品が流通すれば、サベネア島を離れて暮らす人々も、日々の暮らしの中で己の在り方に迷わずに済むと思うんです!

 

ハズダーダ
どうか、俺たちにやらせてください!

 

ヴァルサルード
お願いします!

 

タタル
サベネア島から、世界へ・・・・・・。
なんとも大繁盛商店らしい新商品ではないでっすか!

そうやって、ひとりひとりの顧客の想いに寄り添ってこそ、絆が育まれていくのでっす!
リフィルさんが示してくれたように!

どのみち、試供品配りはそろそろ終了するつもりでっした。
それよりも、うちの新商品を作る気満々ということは・・・・・・?

 

ハズダーダ
いろいろ考えたんですけど・・・・・・里を離れた俺たちだからこそ、やれることがあると思うんです。
だから、もうしばらくの間、大繁盛商店で働かせてください!

 

タタル
こちらこそ、よろしくお願いしまっす!

 


ヴァルサルード
タタルさん。
実は、日ごろの感謝の代わりに、私たちみんなから贈り物がありまして・・・・・・。

 

タタル
なんと、そんなお気遣いいただけるなんて・・・・・・!
ありがたく、頂戴いたしまっす!

・・・・・・むむむ?
このネックレスに使われている、涙型のサファイア、どこかで見覚えが・・・・・・

・・・・・・リフィルさん。これは、もしかして私の母の・・・・・・?

 

リフィル
タタルのところに返ってきたんだ。

 

タタル
ということは・・・・・・やはり、この宝石は母のものなのでっすね!
ああ、まさか再会できる日がくるなんて・・・・・・。
このサファイアのネックレスは、母が結婚したときに、祖母から譲られたものでっして・・・・・・。
私が結婚する日がきたら、受け継いでほしいって、ほほえみながら話してくれた母の姿を、よく覚えていまっす!
でも、あるとき、父の事業が失敗して、借金のカタに家財すべてを持ち去られて・・・・・・。
ネックレスも、それっきりでっした。

 

ヴァルサルード
残念ながら、サファイア以外は失われてしまっていたそうです。
それで、試供品配りで出会った方々の協力を得て、こういう形で修復させてもらいました。

 

タタル
各地のみなさんが・・・・・・?
なるほど、いつもリフィルさんから、何かを受け取っていたのは、そういうことでっしたか。

思えば、今の私があるのは、多くの出会いに恵まれたおかげ。
その始まりは、ミンフィリアさん。
家計を支えるために奉公していた宝石商に、採掘師時代の彼女が、原石を売りに来ていたのでっす。

彼女の誘いを受けて、十二跡調査会の活動を手伝うようになってからは、目まぐるしい日々の連続でっした・・・・・・!
いろいろなことがありまっしたが、素敵なみなさんに出会えて、しかも、ネックレスまで戻ってくるなんて・・・・・・!
リフィルさんたちが、各地で想いを「輪」のように繋いでくださったおかげでっす!
本当に・・・・・・本当にありがとうございまっした!

 

ハズダーダ
生とはただ美しきものにあらず。
・・・・・・だけど、美しい瞬間がたしかにあるんだ。

これからも楽しい日々ばかりじゃないかもしれない。
でもなんとかなるさ、タタルさんもいるんだし。

 

メジナ
うん、そうだね・・・・・・!

 

ヴァルサルード
それじゃ、いつまでも留守にしてられないし、みんな大繁盛商店に戻りましょう!

 

タタル
よーし、それではさっそく、新たな販売計画を始動させていきまっすよー!

 

 

 

 

―ハズダーダ
この店を盛り上げることで、里の未来が明るいものに・・・・・・大変そうだけど、やりがいのある目標ができました。
いろいろとありがとうございます!

メジナ
リフィルさん!
今回の件も含めて、各国への試供品配り、本当にありがとうございました。

あたしたちから、是非ともお礼をしたいところなんですが・・・・・・。

 

タタル
フッフッフ・・・・・・!
それについては、ぬかりなく準備してあるのでっす!

きっとリフィルさんは、これからも世界中を巡っていくはず。
安全に旅を続け、まだ見ぬ土地で新たに出会う人々と、絆を結んでいってほしいという願いを込めて・・・・・・。
新しいチョコボ装甲を!
このタタル、密かに手作りしておりまっした!

さて、世界中から装備の注文が舞い込んできているうえに、パーラカの里と組んでの新商品開発・・・・・・忙しくなることは必至でっす。
しかし、メジナさん、ヴァルサルードさん、ハズダーダさん・・・・・・ひとりひとりが、この店が掲げる理念に共感し、たくましく成長してくれた今、憂いはありません!
だから、タタルの大繁盛商店は、これからも末永くやっていけると思いまっす!
と、威勢のいい啖呵を切ってはみましったが、それでももし、また何かあったら・・・・・・
リフィルさん!
そのときは、よろしくお願いしまっす!


―ハズダーダ
装備品の追加生産に対応するかたわら、パーラカの里の工芸品の開発も進めていかなくては、大変ですけど、やりがいがありますよ!
―メジナ
無事タタルさんにネックレスを渡せたことを、協力していただいた皆さんにも伝えておきました。
この絆・・・・・・これからも大事にしていきたいです!

 

このクエストからわかること

 

 

 

 

 

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