【FF14】パッチ6.4 玉座の咎人 メインクエスト「エーテル供給計画」

パッチ6.4「玉座の咎人」メインクエスト

「エーテル供給計画」

ストーリーテキスト

ウリエンジェ
では、改めて・・・・・・。エーテルタンクの輸送はククロ殿が、手配してくださるとのこと。
これで、私たちの目的のひとつ、エーテルの確保と運搬について、達成することができました。
次は、そのエーテルを月へと射出するため、バブイルの塔の使用許可を得る必要があります。
こちらは、とにもかくにもガレマルドへ向かわなければ。キャンプ・ブロークングラスにて、イルサバード派遣団を率いる「ルキア」殿に相談してみましょう。

 

―ヴァルシャン
防寒着を着込んでみたが、どうだろうか。以前にヤ・シュトラから指摘されたのでな、訪問先の環境に適した格好を・・・・・・と思ったのだ。
―ウリエンジェ
ガレマルドの地は、以前より安定して暖をとれるようになったと聞いております。とはいえ普段の服では凍えてしまいますので・・・・・・。
―ゼロ
またここに来ることになるとはな。
―マキシマ
リフィルさん、こちらの方々は・・・・・・?

ルキア
リフィル殿か。先日の妖異の件では、補給部隊の救出から根源の対策まで・・・・・・世話になったな。
それで、今日はどのような用件で?

ヴァルシャン
突然押しかけてすまない、イルサバード派遣団の指揮官殿。異界に囚われた我が姉を救うため、そしてヴォイドからの侵攻を阻止するため、協力を求めたいのだ。

ルキア
そのようなことが・・・・・・。なにはともあれ、まずは相談という形で、話を持ってきてくださったことに感謝いたします、太守殿。
バブイルの塔を再起動させ、エーテルを射出するとなると、たしかに様々な問題が生じましょう。
技術的な確認も必要ですが・・・・・・なにより、ガレマルドの国民感情に懸念があるのです。

マキシマ
ガレマール帝国は暫定政権の樹立を進めていますが・・・・・・それもすぐにとはいかないゆえ、この地に生きる人々を、便宜上「ガレアン・コミュニティ」と称しております。
無論その多くはガレアン人であり、エーテルを扱った技術や魔法に抵抗がある者が多い。
その上、蛮神アニマによる被害の記憶も新しい。バブイルの塔に再びエーテルが送られ、輝きを帯びれば、混乱と動揺は避けられません。

ゼロ
ゴルベーザは、この世界を奪うつもりだ。それを防ぐためならば、多少の混乱など捨て置いて、皆の安全をとるべきだと思うが。

マキシマ
ええ、もちろん我々は、ことの重要性を理解できているつもりです。
ですが、ガレアン・コミュニティに属す者の多くは、エーテルや魔法に類する知識を持たない。現状を説明しても、理解や同意を得るのは難しいでしょう。

ゼロ
わからないな・・・・・・この地の者たちは、妖異の脅威を実感しているはずだろう。

マキシマ
たとえば・・・・・・ここに寒さに凍える人がいたとしましょう。そして、あなたは火を点けることができ、善意から暖を取るよう勧めている。
ですが、その相手が「火」というものを知らず、ただ過去に「火傷を負った経験」だけがあったとしたら?
火を恐れ、逃げようとするかもしれません。あるいは危害をくわえられると考え、身を守ろうと、あなたに襲いかかってくるかもしれない。

ヴァルシャン
過去にバブイルの塔が用いられたとき、多くがテンパードとなって、甚大な被害が出た。それが火を知らぬ者にとっての、火傷の記憶か・・・・・・。
だが、諦めるわけにはいかない。その懸念を払拭できるように模索したいのだ。

ルキア
もちろんです。派遣団としても、出来得る限り協力しましょう。

ヴァルシャン
では、私たちは「アルフィノ」たちのもとへ。ガレアン・コミュニティとも親しい彼らに、どうするべきか相談してみたい。
ウリエンジェ、君は残って技術面の相談を進めてもらえるか?こちらは、私たちが必ず話をつけてみせる!
―マキシマ
正直なところ、以前までなら申し出を断っていたでしょう。ガレアン・コミュニティにも派遣団にも・・・・・・バブイルの塔を気にかけている余裕がありませんでしたから。
ですが、皆が少しずつ前を向き、再起しつつある今ならば、あなた方の言葉も届くのではないかと思っているのです。
―ルキア
私たちも、派遣団の皆に今回の件を共有しよう。サポートは任せてくれ。
―ウリエンジェ
アルフィノ様やアリゼー様、そしてあなた方なら、必ずやガレアン・コミュニティの皆様を説得できましょう。私はそれを信じ、己の為すべきことをいたします。

 

―ゼロ
凍えながらにして火を恐れる、か・・・・・・。恐怖で縛られた者に、正しい判断などできないというのは、妖異でも同じかもしれないな。
―ヴァルシャン
君が来るまでに、大方の事情は話しておいた。
―ユルス
バブイルの塔、か・・・・・・。
―アリゼー
リフィル、あなたたちが、また私たちを頼ってくれて嬉しいわ。

アルフィノ
リフィル、ヴリトラから話は聞いたよ。ヴォイドゲートを開くために、バブイルの塔を再起動させ、エーテル射出機能を用いたい、とね。
確かに、事情を知らないガレアンたちが、その計画を聞けば、恐れを抱く可能性が高いだろう。

ユルス
ああ、反発が起こることも充分に考えられる。派遣団との関係だって、悪化するかもしれない。
ここまで少しずつ築いてきた信頼関係に、亀裂を生まないためにも・・・・・・強引な進め方だけは避けてもらいたい。

ゼロ
信頼、か。またその言葉を聞いたな・・・・・・。

アリゼー
結局のところ、まずは言葉を交わして、お互いの主張をすり合わせるしかないと思うわ。彼らの気持ちを蔑ろにしていないと、伝わるようにね・・・・・・。
この計画の必要性を一方的に伝えるんじゃなくて、彼らの希望も聞くことで、お互いの妥協点を探りましょう。

ユルス
なら、ガレアン・コミュニティの中でも、発言力の強い要人たちがいる避難所に案内しよう。事情を説明できる奴がついてきてくれると助かる。

ヴァルシャン
私が同行しよう。ゼロ、君も来てくれないか?

アリゼー
私とアルフィノは、タッパーズデンに向かって話をつけてくるわ。元属州民たちの考えも聞いておきたいもの。

アルフィノ
リフィルは、テルティウム駅を頼む。ここの皆は、君のことをよく知っているから、率直な意見交換ができるはずだ。

ユルス
よし、決まりだな。それぞれ対話が終わったら「フォルム・ソリウス」に集合だ。あそこなら、どうあれ気兼ねなく話ができるからな。

 


マリウス
バブイルの塔の再起動?おい、やめろ、あんなおぞましいもんの話は聞きたくないし、もう二度と見たくねぇ。
たまに外に出るたび、視界に入って・・・・・・同僚の精神が侵されていったのを思い出しちまう。さっさとぶっ壊れてくれりゃあいいのにな。
―マリウス
ちったぁ、外へ出るかって気になったところなのに、変に引っかき回さないでくれよ。

ポッパエア
今は禍々しい姿になってしまったけれど、皇帝陛下がおわす魔導城は、私たちの誇りだったのよ。
その用途がどうあれ、異国の人たちが管理するのではなく、私たちガレアンの手に取り戻したい・・・・・・。
でも、そんなことを言ったら、派遣団から支援を打ち切られてしまうんじゃないかって・・・・・・。ごめんなさい、どうか忘れてちょうだい。
―ポッパエア
今はなによりも生き延びたいの。また、たくさんの人が集まる賑やかな帝都にできるように・・・・・・。

物静かな男性
ほう、君たちがバブイルの塔を使うことに対して、どのように感じるのか聞きたいだって?
あの塔を再起動することが、妖異の侵攻を防ぐことと、どんな関係があるのか・・・・・・正直、君が語る理屈は、よくわからないよ。
だが、君たちは私たちを助けてくれた。その恩人が必要だと言うのなら、無理に反対したいとも思わない。そんなところかな・・・・・・。

真面目そうな少年
やめて・・・・・・バブイルの塔の話は聞きたくないよ!
あの塔には、触れちゃいけないんだ!あぶないのも怖いのも、もう嫌だよ!

気弱そうな老女
おぉ、怖い、怖い・・・・・・。バブイルの塔をまた動かしたいだなんて、とんでもないことだよ・・・・・・。
私はね、属州で暮らしていたころ、住居を魔法で焼き払われたことがあるのさ。
あんた方には良くしてもらったけれど、この身に染み付いた魔法への恐怖は拭えない。魔法に関わるあの塔も、怖くてたまらないよ・・・・・・。

 

 

ゼロ
そっちも対話とやらは終わったのか?ユルスたちもすぐに来る、が・・・・・・。
少々厄介なことになったぞ。


ユルス
リフィル、こちらは・・・・・・政務官のグナエウス殿と、メッティウス殿だ。
ガレマール元老院にほど近い避難所、セナトゥス駅にて、新たな体制作りを進めてくださっている。
バブイルの塔の再起動について相談したところ、派遣団側と話がしたいとのことで、お連れしたんだが・・・・・・アルフィノとアリゼーはまだ戻ってきていないか。

メッティウス
全員揃っていなくともかまわん。バブイルの塔の所有権について、明らかにさせてもらおう。
あの塔は、もとをただせば皇帝陛下の居城。我らがガレマール帝国の叡智と権威の結晶ともいうべき、極めて重要な遺産である。
貴様ら他国の者どもが、支援を名目に帝都へと入り込み、我が物顔で魔導城を専有している現状・・・・・・まこと許しがたい。

グナエウス
帝国の旧体制が崩壊したことは認めよう。しかし、それは内戦の結果であって、エオルゼア、および東方諸国に対してい入牧したわけではない。
ゆえに、我らが領土や遺産を、他国に奪われるいわれはない、ということである。この当然の権利を主張するため、こちらに参ったのだ。
―ゼロ
こいつらとは初対面で、境遇も価値観も違い、まるで繋がりがないはずだ・・・・・・。それでも対話を続けるつもりなのか?
―ヴァルシャン
彼らもまた、国を守ろうと必死なのだろう。建設的な対話を行うためにも、ガレアン・コミュニティのことを、もっとよく知りたいのだが・・・・・・。
―メッティウス
交渉とは言っても、我らは一歩も譲るつもりはないからな。ガレマルドは、我らガレアンものなのだから!
―グナエウス
権利を主張するため、我らは派遣団との交渉の席に着く意思がある。
侵略しているつもりでないなら、要求に応じるべきだ。

 

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