【FF14】闇を掃う光 パッチ6.5メインクエスト

パッチ6.5「光明の起点」のクエストです。

「闇を掃う光」

 

ストーリーテキスト

ヴァルシャン
ああ、リフィル。君を呼び寄せようと思っていたところだ。
月のヴォイドゲートについて、皆に共有すべき事態が起きてな。
加えて、ヤ・シュトラからも、こちらへ戻って来るという連絡が入っている。
ゼロムスの闇に抵抗するため、第一世界の光を第十三世界に送る・・・・・・その方法について、なにか糸口が掴めたのかもしれない。
一度、皆で集まって状況を共有すべきだろう。君も太守の間に来てもらいたい。




ヤ・シュトラ
遅くなってごめんなさい。

ヴリトラ
いや、ちょうどよかった。
・・・・・・その様子だと、朗報があると思っても?

ヤ・シュトラ
ええ、寝る間も惜しんで、研究を続けてきた甲斐はあったわね。
そこで大丈夫よ。
運んでくれて助かったわ。

ヴリトラ
その努力に感謝を・・・・・・。
すぐにでも成果について聞きたいところだが、まずはひとつ・・・・・・悪い報告をしなければならない。

ウリエンジェからの報せだ。
嘆きの海に開けたヴォイドゲートの状況が芳しくないという。

かのゲートは、私たちにとって、ゴルベーザの根拠地に至る唯一の道・・・・・・。
おいそれと閉ざすことはできないため、ゲート自体を開いたまま、「剣」の封印機構によって蓋をしている状態だ。
その蓋が、ヴォイド側からの干渉を受けて破壊されかけている。
レポリットたちも、必死に対抗措置をとってくれてはいるが、ほどなく限界を迎えるだろうとのこと・・・・・・。

ゴルベーザの野望が、いよいよ現実のものとなろうとしている、ということだ。

ヤ・シュトラ
数千年に亘り原初世界への帰還を願い続けてきた、アジュダヤの想いを取り込んだ、大妖異ゼロムスの力・・・・・・。
やはり、並大抵の強さではないようね。

ヴリトラ
ゆえに、ゼロムスの討滅を急ぎたいところだが、奴は濃い闇に守られ、近づくことすらままならない。

ゼロ
お前が戻ったということは、ゼロムスに肉薄する方法をつかめたと思っていいのか?濃い闇を掃うには、強き光をあてればいいとか言っていたが・・・・・・。

ヤ・シュトラ
結論から言えば、思い描いていたとおりのことができそうよ。
第一世界から光に偏ったエーテルを集め、ヴォイドの月に送り込んで、ゼロムスに向けて放出・・・・・・。
それに成功すれば、光が闇を打ち消してくれるというわけ。

問題は、どうやって、大量のエーテルを移送するのかということだけど・・・・・・シドたちに相談したところ、大急ぎで専用の装置を作ってくれたわ。
名付けて「エーテルトランスミッター」。
これを適切な間隔で設置すれば、エーテルの送信網、いわば人工的な地脈を作れるという優れものよ!

ヴリトラ
人口的な地脈・・・・・・そんなことが・・・・・・!

ヤ・シュトラ
これを利用し、ナバスアレンの「光の氾濫」跡地から、第一世界のクリスタルタワーにエーテルを送り、集積する。
かの地での体験がなければ、思いつかなかったでしょうね。

加えて、グ・ラハ・ティアを通じて、「本物のノア」を名乗る人物に知恵を借りられたことも、大きな助けになったわ。
もちろん、クリスタルタワーからヴォイドへの移送は、塔の次元跳躍機能を併用させてもらう。
次元の狭間へとエーテルを放ち、トランスミッターで方向付けるというわけね。
この点は、先日確立した私の理論が軸になっているわ。

こうして移送できれば、第一世界のエーテルは闇の盾を貫く、光の矛となるわ。
とは言え、検証をしている時間もなかったから、出たとこ勝負になってしまうところだけが、難点かしら・・・・・・。

リフィル
皆の知識の結晶だ!

ヤ・シュトラ
現在と「未来」のガーロンド社、それに多くの知恵が、私たちの歩む道を照らしてくれたと考えましょう。

エスティニアン
小難しい理屈はさっぱりだが、つまり第一世界の方に、その装置を置く必要があるんだな?

ヤ・シュトラ
場所が場所だから、あなたに頼めるかしら・・・・・・?
何をどうすべきか迷わないように、きちんとサポートはさせてもらうわ。

ゼロ
私もついていくぞ。
第一世界というのは、光に呑まれてなお、闇を取り戻した世界だそうじゃないか。
そこがどんな場所なのか、興味がある。

ヴリトラ
しかし、ゼロ・・・・・・君はどうやって世界を渡るつもりなのだ?

ゼロ
ソウル・サイフォンとやらに、魂を入れればいいんだろう?
お前たちはそうやって渡ったと、前に話していた。

私は一度、妖異召喚の術式によって魂を引き剥がされ、こちらへと渡ってきた。
同じことなら、自分の意思でもできる。

ヤ・シュトラ
空のソウル・サイフォンなら、私が使った物があるわ。
あなたさえ良ければ、連れていってあげてはどうかしら。

それじゃ、エーテルトランスミッターをまとめてから、ゼロが魂を移すのを補佐するわ。
あなたも出立の支度をしてもらえて?宮殿の前で待ち合わせしましょう。




―エスティニアン
ソウル・サイフォンとやらに魂を移すのは、魔法人形に竜の眼を埋め込むのとは違うのか?

ヴァルシャン
魂の移動は、ゼロが使っている部屋で行われている。
それが終わるまでここで待つとしよう。

ヤ・シュトラ
待たせたわね。
ゼロの魂は、無事ソウル・サイフォンに移されたわ。

ヴァルシャン
彼女の肉体については、錬金術師たちに見守ってもらうよう手配した。
その点は安心してくれ。

ヤ・シュトラ
これを受け取って頂戴。
ソウル・サイフォンに、エーテルトランスミッター。
それからゼロの装備なんかもまとめておいたから。

そうそう、グ・ラハ・ティアにしたためてもらった、クリスタルタワーの操作にまつわる手引きも入っているわ。
現地で迷うことがないようにね。

エスティニアン
さて、お前たちが出ている間、俺は月に行くか・・・・・・。
ここにいても何かできることがあるわけでもなし、せいぜい「剣」が破られた場合に備えておくさ。

ヴァルシャン
そうしてもらえると助かる。
私はヴォイドの月で負った本体の傷を癒しながら、ここで連絡役を務めよう。

ヤ・シュトラ
光の力の扱いについては、リーンを頼るといいわ。
ナバスアレンは彼女と因縁浅からぬ地・・・・・・きっと力になってくれるはずよ。

けれど、その前に「ベーク=ラグ」に会わなくてはね。
魂の専門家である彼なら、ゼロの実体化も可能でしょう。

おそらく、今もクリスタリウムの博物陳列館に、入り浸っているのではないかしら。
さあ、行って。第一世界に、「闇の戦士」が再来するときよ!

 






 

ベーク=ラグ
リフィルではないか。
ワシに何か用か?

むむむっ・・・・・・!
またしても原初世界から魂を運んできたとな!?

しかも、この世界に満ちる光の力を、ヴォイドに運ぼうとは・・・・・・なんと突拍子もないことを!
とはいえ、事情が事情だ。
ウヌクアルハイらとの取り組みにも影響しかねんし、ワシでよければ力になるぞ。

よし、さっそく実体化に取り掛かろう。
少しばかり時間を要するゆえ、先にリーンのところへ向かっておくがよい。

あの娘は最近、ホルトリウム園芸館に出入りしておるようだ。
ワシも、ゼロとやらの実体化が済んだら向かうとしよう。

―ベーク=ラグ
ホルトリウム園芸館は、ここを出てすぐ右だぞ。
実体化が終わったら、ゼロとやらをそこに連れていくから、おぬしはその間にリーンと会ってはだおうだ?

 


リーン
「無の大地」の自然を再生するには、光に寄り過ぎた環境の属性バランスを正す必要がある。
でも、それだけでは自然環境は元に戻らない。
少しずつ命を・・・・・・まずは植物を移植して、再生の足がかりにしないと。

ただ、大地が弱っている状態で、土壌の養分を吸い尽くすような植物は植えられない。そういう場合に適した種は・・・・・・・・・・・・・・・・・・どれ?

リフィル
研究熱心で結構!

リーン
あっ、こちらにいらしてたんですか!?
お久しぶりです!

すみません・・・・・・。
気づきもせずに独り言なんて・・・・・・。

実は、「無の大地」の再生に役立つんじゃないかと思って、ここで植物の勉強をさせてもらってるんです。
そちらはどうしてクリスタリウムに?
終末の件は、もう落ち着いたと聞きましたが・・・・・・。

異世界からの脅威に対抗するため、光の力を・・・・・・。
私にも、お手伝いをさせてもらえないでしょうか?
私がわずかに感じていたハイデリンとの繋がりは、終末を境に、なくなってしまいました。
けれど、光を操る力は、今も私の中に残っています。
それで誰かを助けられるなら、やらせてください!

ベーク=ラグ
待たせたな。
ゼロの実体化は、無事に終わったぞ。

空になったソウル・サイフォンは、このまま借りておく。
塔を操作せよということならば、これに使われておる皇血が必要だろうからな。

む、塔の操作方法についてのメモだと?
なんとまあ、綴る文字さえ軽やかになったものよ。
元気でやっているようで、何よりだ。

ワシはこれを読みつつ、塔の起動準備に取り掛かろう。

ゼロ
世話になったな。

ベーク=ラグ
大事ない。
ただ、我らン・モゥ族にとっての名誉は、叶えた「お願い」にふさわしい対価をもらうことでな・・・・・・?

ゼロ
ほう、妖異と似ているな。
だったら、私のエーテルを喰うか?

ベーク=ラグ
いらんわ!
それではちっとも心が満たされんではないかっ!

リーン
まあまあ、おふたりとも・・・・・・!
好みはそれぞれ・・・・・・それぞれですから・・・・・・!

ベーク=ラグ
では、またあとでな。
塔以外の準備は、おぬしの方でよろしく頼むぞ。

リーン
えっと・・・・・・あなたがゼロさんですよね。
私はリーン、よろしくお願いします!

ゼロ
しかし、ここが本当に光に呑まれた世界なのか?
たしかに光の力を強く感じるが、人も空も、お前の世界と大して変わらなく見える。

リーン
それは・・・・・・「闇の戦士」の活躍で、光の氾濫が本当の意味で防がれたからですね。
よかったら、少し歩いてみませんか?

 




やはり何も変わらない、普通の空だ。
取り戻したというのか・・・・・・この世界は・・・・・・。
―リーン
この空・・・・・・そして街のみなさんの笑顔は、私たちが力を合わせて勝ち取ったもの。
それがずっと続くように、私にできることを勉強しているんです。

ゼロ
第一世界が夜闇を取り戻した経緯は、以前にも聞いてはいる。
肉体を光に蝕まれて、なお諦めずに抗い続けた、「闇の戦士」の物語を、な・・・・・・。

闇の氾濫が起こったあのとき、私にわずかでも抗えるだけの力を、想いがあったなら・・・・・・ヴォイドにも、こんな結末があったんだろうか。
・・・・・・いや、まだ終わってはいないのだったな。
そのためにこの世界へ渡ってきたんだ。

さあ、それでどこへ行く?
実体化に問題はない、いつでも出発できるぞ。

―ゼ
こちらの世界でも転移魔法が使えるみたいだが、エーテライトと交感してない私はどこにも行けない。
悪いが、お前も私に合わせてもらうぞ。

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解説

 

わかりづらい言葉

本文内で青色に塗った言葉についての補足です。

 

 

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