【FF14】英雄は奔走する パッチ6.5メインクエスト

パッチ6.5「光明の起点」のメインクエストです。

「英雄は奔走する」

 

ストーリーテキスト

リーン
さっそく、ナバスアレンに向かいましょうか。
ゼロさんもいますし、アマロに乗るのがよさそうですね。

ライナ
ああ、こちらにいらしたんですね。
間に合ってよかった。

リーン
ライナさん!
もしかして、ベーク=ラグさんから聞いて?

ライナ
ええ、大方の事情は・・・・・・。
はじめまして。
私は、クリスタリウムの衛兵団を指揮するライナと申します。

ゼロ
・・・・・・ゼロだ。
私たちに何か用でもあるのか?

ライナ
この塔に光の力を集めると聞いたもので、事前に話をしておくべきかと思いまして。
もちろん、私はあなたを信頼していますので、どの計画についても、悪しきものだとは疑いません。
けれど・・・・・・

ゼロ
なるほど、お前の懸念は想像がつく。
この世界にも、いろいろな人間たちがいて、それぞれに抱く想いも違うはずだ。
であれば、誰もがお前のように賛成するわけではない。
・・・・・・そういうことだろう?

ライナ
・・・・・・ええ、そのとおりです。
多くの人にとって、光とは、世界を滅びの淵まで追い詰めた力の象徴でもあります。
それをひとところに集めれば、嫌でも注目を集めるでしょう。

それでも、クリスタリウムの住人であれば、私たちが証明することで、理解は得られると思います。
ですが、ほかの都市や集落の人々までは難しいかと。

各地との交流は、まだ始まったばかり・・・・・・ちょっとした掛け違いや誤解によって、良好な関係にヒビが入ることは避けたいのです。

ゼロ
だったら教えてくれ。
どういった人々と、どんな誤解が生じうるのかを。
塔の準備を待つ間に、その問題に対処してみせよう。

リーン
私たちも、ゼロさんと行きます。
顔見知りがいれば、みんなも素直に話しやすいはずです。

ライナ
わかりました。
お手間を取らせることになってしまいますが、そうしていただけると、助かります。

塔に光を集めるにあたって、話を通しておくべき相手・・・・・・まずは、ユールモアの人々ですね。
今となっては友好関係を結んでいますが、クリスタリウムとは対立してきた経緯もあります。
そうした現状に、思うところがある者もいるでしょうから。

リーン
ユールモアには、かつて光の力を操る元首がいました。彼は救済を説き、魅了の術まで使って市民をまとめあげ・・・・・・意向に従わない勢力を攻めたこともあったんです。
元首がチャイ・ヌズさんに変わってからは、街の雰囲気も、クリスタリウムとの関係も良好になりました。
それでも、大都市同士で競合している側面はある。
こちらに光の力を集めると知れば、不安を感じてしまう人もいるかもしれない・・・・・・。

ライナ
ええ、そのとおりです。
ですから、闇の戦士が故郷を救うために動いているのだと、事前に説明しておいた方がよいでしょう。

ゼロ
お前は、その街でも信頼されているんだな。
ユルスたち・・・・・・ガレアン・コミュニティと同じように。

ほかにはどこへ行ってくればいい?

ライナ
ふたつ目に向かっていただきたいのは、ラケティカ大森林です。
かの森には、独自の信仰に基づいて暮らす人々がいる。
闇を尊んで慎ましく暮らす「夜の民」や、古くからの教えに従って来たロンカの護り手たちです。

あなた方がこれから為そうとしていることが、彼らの暮らしを壊すものではないと、伝えておくべきかと。

ゼロ
闇と尊ぶ・・・・・・。
光に呑まれた世界では、それも不思議ではないか。

了解した。
では、ユールモアとラケティカ大森林に行って、こいつらと一緒に話をつけてくる。

ライナ
連絡用に「ひそひ草」をお持ちください。
塔の準備が終わり次第、これでお報せします。

さて・・・・・・。
私はここで失礼して、この街の住民たちに説明をしてきます。

それから、各地に連絡して人手を集めないと。
ナバスアレンから塔まで、一定間隔で装置を置くのでしょう?

リーン
はい・・・・・・!
よろしくお願いします!

じゃあ、まずはユールモアに行ってみましょう!
みなさんにどう伝えればいいか、チャイ・ヌズさんに相談するところからです!

 

 

 

 

―リーン
チャイ・ヌズさんだけでなく、ドゥリア夫人と、補佐官のレンデンさんもいらっしゃいますね。
さっそく、例の件を相談してみましょう!

―ゼロ
こいつがこの街の主なのか?
大した力を感じないが・・・・・・。

―ドゥリア・チャイ
あらまあ、リフィルちゃん!
それにリーンちゃんと・・・・・・そちらの素敵な方は、はじめましてよね?

―レンデン
元首代行は、市民の生の声が聴けるようにと、執務室に籠ることを好まない。
それにしても、まさか「闇の戦士」が訪ねてくるとはな。

チャイ・ヌズ
おおぉぉ・・・・・・リフィル!
リフィルじゃないか!

まさか、こちらに来ていたとはな!
顔を見せにきただけ・・・・・・というわけでもなさそうだが、何かあったのか?

リフィル
ユールモアの人々に聞いてもらいたいことがある。

チャイ・ヌズ
皆に聞かせる前に、まずは私に、というわけだな?
・・・・・・わかった、詳しく聞かせてもらおう。

なるほど・・・・・・。
クリスタリウムに光の力を集め、利用する計画がある、と。

たしかにその言葉だけ聞けば、我々ユールモア市民は、嫌でもヴァウスリーのことを思い出してしまうだろうな。

リーン
やっぱり、そうなりますよね・・・・・・。

チャイ・ヌズ
だが、それでお前たちが悪だくみするとは思わん。
クリスタリウムの自治組織にしても、そいつを悪用して世界を牛耳ろうなどとは考えないだろう。

闇に覆われた世界からの侵攻を受けているとあらば、強き光の必要性は私にも理解できる・・・・・・。
それに、わざわざユールモアの民の心情を慮って(おもんばかって)くれての相談だ。「闇の戦士」と、我らの友邦クリスタリウムを信じよう。

ドゥリア・チャイ
それなら執務室にみんなを集めて、あなたの口から説明してみたらどうかしら?
そうすれば安心できるんじゃない?

チャイ・ヌズ
いや、私から話したとしても、皆が最初に抱く想いは、先ほどの私たちと同じ・・・・・・。不安や疑問に感じる点は変わらないだろう。
だから、まずは手段ではなく、目的を広めておきたい。
「闇の戦士」が、己の故郷を救おうとしている、と。

その後に、私から補足する形で、光の力を必要としていることを伝えよう。
同じ話でも受けとる印象はずいぶん違ってくるはずだ。

もしよかったら、街の各所で市民に声をかけてみてくれないか。
お前自身の口から故郷の窮状を伝えてもらえれば、市民の間に協力的な空気が生まれると思う。

レンデン
光の力を聞けば、ネガティブな感情を抱きやすいが、世界を救いたいと聞けば、好意的に感じる・・・・・・。
なるほど、うまいやり方だ。

リーン
そういうことでしたら、やはり、みんなで一緒に行動した方がよさそうですね。

ゼロ
どのみち、私はここの事情に疎い。
お前についていくから、話をするのは任せたぞ。

チャイ・ヌズ
あらかた話し終わったら、またここへ戻ってきてくれ。
市民の反応を聞きたい。

リーン
では、さっそくみなさんのお話を伺いにいきましょう。
―チャイ・ヌズ
この私に、自信満々で断言できることなどないさ。
だからこそ、少しでも説得率の成功率をあげるため、事前に打てる手を打っておきたいのだ。

―リーン
ライナさんもチャイ・ヌズさんも、行動する前に相手のことを第一に考えていて・・・・・・私も見習いたいと思います。

 

ゼロ
お前がここの人々に信頼されていることは、今の会話からだけでも窺い知れた。
サンクレッドのおかげで、それくらいはわかるようになったよ。

リーン
えっ・・・・・・?
ゼロさんは、サンクレッドに会ったんですか?

あ、いえ、今話すようなことじゃありませんでしたね。
気にしないでください。

ではさっそく・・・・・・樹梢の層、樹幹の層、廃船街で、それぞれ市民たちと話してみましょう!

―ゼロ
狭く隔離された土地に、高くそびえる豪奢な楼閣。
この街からは、どこか妖異の領域に似たものを感じる。

己の心に焼きついた、幸福な記憶の影・・・・・・そんな郷愁を込めて作られた場所に違いない。
クリスタリウムからはそういった印象を受けなかった。
同じ世界でも「領域の主」によって、こうも変わるものなんだな。

―リーン
私はクリスタリウムに住まいをいただいていますが、たまにガイアと一緒にユールモアを訪れることもあります。
そのたびに、街の雰囲気が、明るく変わっていってるのを実感するんです。
この街を、ヴァウスリーがいたころに戻すわけにはいきません。
不安が生じないよう、みなさんと話しましょう!

 

 

―ゼロ
ここは酒場のようだが、壇上にある、あの細い柱はいったい・・・・・・?
ああ、踊りとは、見る者の魂を震わせるものだったな。
ならば、柱を軸としたあの動きは、棒状の得物による戦いの演舞、か。

かつて脅威に晒された世界だからこそ、こういった実利的な娯楽が好まれるというわけだな。
―リーン
酒場、ですか・・・・・・。
そういえば、サンクレッドから聞いたことがあります。現実逃避の手段のひとつとして、お酒を求める人もいると。

この場所も当初は、酔うことで罪喰いの恐怖を忘れるために作られたのでしょう。
今は純粋に楽しむために訪れる人が多そうですけど。

わ、私にはまだちょっと早いのかなって思います・・・・・・!

 

不安を抱える酔客
まったく・・・・・・明日のことなど知るかと遊び呆けてきたのに、急に平和になってしまったものだから、明日のことが不安で仕方ないんだ。
ええっ、あんたの故郷が滅びるかどうかの瀬戸際だって?
それなのに、こんな酒場をほっつき歩いてていいのかい!?

いや、わざわざその話をしてくれたくらいだ、こういう場所にすら、何か希望を探しにきたに違いない。
そうだよな・・・・・・嘆いてないで行動あるのみだ!

―不安を抱える酔客
このままじっとしていても、何も変わらないもんな。不安に負けず、前に進んでみるよ。
だからあんたも、がんばってくれ!

 


生真面目な兵士
これは、「闇の戦士」様、それに光の巫女殿ではありませんか。
何か御用ですか?

なんと、貴殿の故郷が敵の脅威に晒されている・・・・・・!?
この街が辿った歴史に鑑みれば、遠い地の出来事だとはとても思えません。

しかし、あの強大な光をもつ大罪喰いですらも、討ち倒すことができたのです。
皆で力を合わせれば、どのような局面も打開できましょう!

―生真面目な兵士
以前は敵対していたクリスタリウムとも、良好な関係を築けています。
皆で力を合わせれば、どのような局面も打開できましょう!

 


―ゼロ
この一角は瓦礫が多いようだが、片付けをしているアレは、妖異・・・・・・ではないか。
いや、妖異の中には、石を依り代にする者もいるからな。
どことなく似た印象を受けたんだが・・・・・・。

ガレマルドで見た機械仕掛けの人形といい、いろいろな存在が作られ、利用されているんだな。
―リーン
ヴァウスリー失脚の前後に起こった騒動で、自由市民にも、少なからぬ被害が出たと聞きます。
そうして所有者がいなくなった資産の一部を財源に、ここ廃船街の修繕や改築を進めているのだとか。
すべての人を都市内に収容できない以上、周辺の住環境を、改善していく必要がありますからね。

 

復興に燃える市民
あれ、あんたもしかして「闇の戦士」様?
なんでこんなところに・・・・・・。

へぇ、あんたの故郷も大変なんだな。
そんなら何か手助けを必要としてるんじゃないか?

まだまだ復興が始まったあかりで危なっかしいけどさ、以前の、光に怯えていたころの俺らとは違う。
力になるから、なんでも言ってくれよな!

―復興に燃える市民
いつまでも光に怯えてちゃ、復興も進まねぇからな。
僕らにできることなら、なんでも言ってくれよ!

 

 

 

 

―ドゥリア・チャイ
光りが怖くなくなったわけじゃないけれど・・・・・・リフィルちゃんのためなら、みんな応援してくれるはずだわ!
―レンデン
市民たちの様子はどうだった?
以前のユールモアからは想像できないくらい、皆、前向きだったのではないか?

チャイ・ヌズ
そうか、やはり市民の皆も、お前の手助けをしたいという想いは一緒だな。

ドゥリア・チャイ
リフィルちゃんが、故郷を救うために街中を駆け回っているらしいって、誰かが話しているのが聞こえてきたわ。

レンデン
元首代行の読みどおり・・・・・・さっそく噂が広まり始めているようだな。

チャイ・ヌズ
あとは、市民たちを集めて、光の力を用いることを、私の口から説明するだけか・・・・・・。
まがりなりにも元首代行なのだから、皆の信頼に応えるためにも、やり遂げてみせよう。
あとのことは任せてくれ。

????
あの・・・・・・もしかしてキミは、オレを助けてくれた少女では?

困惑していた自由市民
おお、やはり!
覚えてるから、オレ、メオルを食べていたせいで、ヴァウスリーに心を操られてしまって・・・・・・。

けど、キミが治療してくれたおかげで
こうして立ち直れたんだよ。

リーン
あのときの・・・・・・!
お元気そうで、なによりです!

困惑していた自由市民
オレを助けてくれたのは、光の巫女だったと人づてに聞いて、もしまた会えたら、礼を言いたいと思っていたんだ。
光の氾濫を食い止めるほどの力を持った人なら、あれくらい、容易いことだったのかもしれないが・・・・・・本当に助かった、ありがとう!

ゼロ
今の男が言っていた、メオルとは何だ?

罪喰い・・・・・・肉体が光に染まった異形を材料として食物だって?
・・・・・・なるほど、そんなものを喰っていれば、自我を保てなくなるのも道理だ。

リーン
ヴァウスリーには、罪喰いを操る力がありました。それで、メオルを食べた人は、彼の支配を受けることになってしまったんです・・・・・・。
幸い、私が光の力を制御して、心を縛る術をほどいたことで、なんとか治療できました。
今では、身体に影響も残っていません。

ゼロ
簡単に言ってくれるが、それは並大抵のことじゃないぞ。
かつて闇の力に侵された者を大勢見たことがある。
あれに似た状態を治療できる能力を持っているとしたら、面倒に巻き込まれることも多かったんじゃないか?

リーン
ええ、私ひとりでは背負いきれないほどに・・・・・・。
そのせいで、多くの人々の人生に影響を与えてしまいました。

そのことを理解するほどに、逃げ出したく、投げ出したくなったけど・・・・・・私には言葉と背中で、進み方を示してくれる人たちがいた。
だから、こう思えたんです。
私も、私にできることからやってみようって。

ゼロ
運命と向き合ったうえで、ただ従うのではなく、自分から進む道を選ぶ・・・・・・。
・・・・・・強いな、この世界の人間は。
―チャイ・ヌズ
わざわざユールモアの民のことを気にかけてくれたのだ、あとは私たちが、混乱なく治まるように働きかけよう。
―リーン
あのときは無我夢中でしたが、みなさんが元気になられて、本当によかったです。
―レンデン
クリスタリウムの自治組織には、此度の気遣い、大きな借りができたな。
また折に触れ、こちらからも協力させてもらおう。

―ドゥリア・チャイ
ちょっとの間だけでも、お顔が見られて嬉しかったわ。
落ち着いたら、また会いに来てちょうだいね!

 

ゼロ
半妖として生まれた私が、闇の氾濫から逃れ、こうして人の姿を保っているのは、運命的とも言えるだろう。
だが、そのことに疑問も抱かず、自分に何ができるかを考えようともしなかった・・・・・・そうしないように、己を閉ざしていたんだ。
だから今は、考えたい。
半妖である私だけにできることが、何かあるはずだと。

必ず見つけてみせるぞ。
この世界で。

www.sunny-stronger.com

 

 

解説

 

わかりづらい言葉

本文内で青色に塗った言葉についての補足です。

 

 

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