【FF14】運命の反逆者 パッチ6.5メインクエスト

パッチ6.5「光明の起点」のクエストです。

「運命の反逆者」

 

ストーリーテキスト

ゼロ
チャイ・ヌズの様子を見るかぎり、ユールモアについては問題解決と言っていいだろう。次の場所へ行ってみないか?

リーン
それでは、ラケティカ大森林に向かい、スリザーバウにいる「ルナル」さんに会いましょう!

 

 


―ゼロ
ほかの地域よりは日陰の多い森のようだが、ヴォイドとは比べるまでもないほど光に満ち溢れている。
それは、洞窟の中であっても同じことだ。

―リーン
私は、ここに来るのは本当に久しぶりです。
みなさん、お変わりないようですね!

ルナル
やあ、久しぶりじゃないか!
会えて嬉しいよ、リフィル!

でも・・・・・・どうやら、遊びにきてくれたわけじゃなさそうだね。

リフィル
「夜の民」に聞いてもらいたいことがある。

ルナル
「夜の民」のみんなに・・・・・・?
わかった、それならオイラが代表して聞かせてもらうよ。

あんたやマトーヤの姐さんの故郷が、危険な状態だって?そんな・・・・・・!

ゼロ
マトーヤとは誰のことだ?

リーン
ヤ・シュトラさんの呼び名ですよ。
「夜の民」は、名を光のもとに晒さない・・・・・・一時期ここで暮らしていた彼女もそれに従っていたんです。

ルナル
そっちのあんたがゼロか。
闇に呑まれた世界があるだなんて、ちょっと信じられないけど・・・・・・。

ゼロ
私の故郷ヴォイドでは、空は暗い闇に覆われ、太陽の光が失われて久しい。
ちょうど、こちらの世界とは正反対だな。

だがそれゆえに、ここの者たちには、私たちの事情が理解できるんじゃないか?

ルナル
そうだね。
オイラたちが光の溢れた世界で苦労してきた分、あんたたちも大変な思いをしてきたんだろう。

そして今、この世界の光の力を束ねて、闇を操ってしまおうとしている・・・・・・。
さすがマトーヤの姐さんだ。
そんな規模の大きな話、ほかの誰にも思いつかないよ!

ノルヴラントのこと・・・・・・オイラたちのこと・・・・・・忘れないでいてくれたんだなぁ。

ゼロ
私たちの計画に反対しないのか・・・・・・?

ルナル
「夜の民」は闇を尊びながら暮らしているけど、その生き方を外の人にまで押しつけないよ。
あんたにとって光が必要なものなら、大いに活用したらいい。

ゼロ
ずいぶん簡単に許すんだな。
お前たちの歴史や暮らしぶりを聞くかぎり、光を集めて闇を消そうだなんて、拒絶されると思っていたが。

ルナル
もちろん、強すぎる光は怖いさ。
この世界の住民なら、みんなそうだ。

けど、オイラたちが大切にしているのは、闇の力が優位であることじゃない。
その疾風の中に静寂を以て、祈り、自分を見つめることだ。

光りの力にうまい使い方があるなら、それを拒みはしないよ。
・・・・・・なんて、こんなの今だから言えることなんだろうね。
ゼロ、がんばって。
今度はあんたたちの世界に、望む未来を取り戻すんだ。

もしよかったら、いつもの歓待をさせてもらえないかな。
その方が、オイラが応援してたってこと、忘れずにいられるだろう?

リーン
ゼロさん、是非そうしていきましょう!

ゼロ
・・・・・・わかった。

ルナル
よし、それなら、まずはあれから始めよう。
リフィルは覚えてるかな。
オイラたちが旅人と挨拶を交わすときの合言葉を!

―リーン
初めてここに来たときのことを思い出します。
とてもドキドキして、でもすごく楽しくて・・・・・・もちろん、今でもその言葉は覚えていますよ!

―ゼロ
お雨は知っているんだな、その合言葉とやらを、なら、横で聞かせてもらおう。

 

ルナル
「夜の民」同士ではまた違う所作があるんだけど、旅人には、それに代わる合言葉を使うんだ。
あんたは覚えてるかな?

リフィル
アジントタ

ルナル
やぁ、旅人にして、オイラたちの客人。
新たな友人ゼロも歓迎するよ。

ゼロ
「アジントタ」・・・・・・?
どういう意味だ?

ルナル
ロンカ語っていう古い言葉で、「よき夜を」という意味だよ。
森で出会うのは友好的な存在ばかりじゃないから、この合言葉で客人かどうかを判別するんだ。

それだけじゃない。
知ってのとおり、この世界からは、光の氾濫によって暗い夜が失われていたからね。

そんな暮らしの中でも、昼と夜の巡りを感じていたい・・・・・・闇夜を前にして相手を思いやった心を、忘れずにいたい。
そう考えて、この挨拶が生まれたんだ。

ゼロ
相手を思いやった心・・・・・・。
そうか、これも「繋がり」なんだな。

ルナル
うん、これでもう、オイラとゼロは見知らぬ他人じゃない。
次は祈りを込めた水によって、光を掃う儀式をしよう。
南側にある小部屋で「ダヴィス」に声をかけてみて。

―ルナル
懐かしいな、あんたが初めて来たときのことを思い出すよ。
あのときはまだ姐さんもここに滞在してて・・・・・・

おっと、まだ儀式の途中だった。
次は南の小部屋に向かってくれ。

 

 


―リーン
あのとき私たちが体験したことを、今度はゼロさんがやっていく・・・・・・なんだか不思議な気持ちですね!
―ゼロ
挨拶をしたら向こうの甕(かめ)の中の水をかけられたんだが・・・・・・何の意味があったんだ?

ダヴィス
やぁ、ちょうどこちらの客人に、水をかけ終わったところだよ。
どんな気分かな?

ゼロ
・・・・・・特に、何かが変わった気はしないが。

ダヴィス
ははは、劇的な変化があるようなものじゃないよ!
それでも、身体に降り注いだ光を掃うという、僕たちにとって大事な儀式なんだ。

ゼロ
そうは言っても、すでに闇が取り戻されている。
どうしてこの儀式を続けているんだ?

ダヴィス
なに、理由は変わらないさ。
客人や、外から帰ってきた人から、害あるものが離れますようにと願っているんだ。

君にもきっと効果があるだろう。
アジントタ、よい夜を・・・・・・。

ゼロ
・・・・・・言われた儀式は済ませた。
ルナルのところに戻るとしよう。

リーン
私たちも行きましょう!
―ダヴィス
儀式と言っても、普段の暮らしの中で行うものだから、簡素で拍子抜けしてしまったかもしれないね。
でも、それが僕たちのやり方なのさ。

 

 

 

―ルナル
オイラたちの歓待、ゼロは気に入ってくれたかな?
―リーン
想えば、ほかの地域のみなさんとも、こういった触れ合いが、たくさんありましたね。ゼロさんの心にも、きっと残るはずです。

ゼロ
戻ったぞ。
強くなったということはないが、どういうわけか、さっきより事がうまく運ぶ気がしている。
・・・・・・少しだけな。

ルナル
よかった!
「闇の戦士」様だってついてるんだ、必ずふたつの世界は救われるよ。

ゼロ
そのことだが・・・・・・ゼロムスを倒してアジュダヤを連れ帰ることで、確かに原初世界は救われるだろう。
しかし、そうなってもヴォイドの状況は変わらない。
大妖異が一匹、いるかいないかの差だけだ。

ルナル
そうなのかい?
すまない、オイラてっきり・・・・・・

ゼロ
構うことはない。
こちらとて、それを承知でこいつらについているんだ。

私とて、望めるものならば・・・・・・・・・・・・


ライナ
聞こえますか、リフィルさん。
そちらの様子はいかがですか?

いずれの地でも、うまくいきましたか!
これで、安心して計画を進められますね!

実は、ベーク=ラグ殿から、塔の起動準備が整ったとの連絡を受けました。
よろしければ、ナバスアレンに向かってください!

それで、現地までの移動についていですが・・・・・・隊商のリーダーである、「カサード」さんを覚えていますか?
クリスタリウムとアム・アレーンの間を行き慣れた彼なら、装置の設置にに適した場所にも詳しいと思いまして、皆さんの案内をお願いしておいたんです。
ちょうどこれからトゥワインに向かう用事があるそうなので、そこで合流してください。

リーン
いよいよですね・・・・・・。
それでは、トゥワインに向かいましょう!

―ルナル
ゼロの故郷が、望む未来を取り戻せるよう祈っているよ。
マトーヤの姐さんにも、よろしく!

 

 


カサード
おう、来たか。
こっちもちょうど隊商の用事が片付いたところだ。

ライナから話は聞いてる。
ナバスアレンまで連れてってやるぜ!

・・・・・・って、ほかにも声をかけた連中がいるって、ライナから聞いてるんだが、そいつらはまだ来てないのか?

妙に間延びした声
ああ、本当にリフィルネー~!

ゲーンゲン
とても困ってるって聞いたヨ。
「常連」の頼み事に応えるのがモルド・スークの流儀、なんでも協力するネ!

クリスタリウムの衛兵
クリスタルタワーまで光の力が届くよう、我々にもお手伝いさせてください!
クリスタリウムの衛兵団がレイクランドを、モルド・スークの方々がアンバーヒルを担当します。
皆さんは、ナバスアレンへお急ぎを。

ゼロ
まったく・・・・・・。
リフィルの顔の広さには、際限がないな。

カサード
よぉし、それじゃ皆準備はいいな?

野太い声
ちょっと待ちなッ!

マグヌス
ナバスアレンに行くだと?
それなら、どうして俺たちに声をかけねぇんだ!?

サーフ
相変わらず、使えるタロースは多くないが、トロッコの整備だけは怠っちゃいない。

ジェリック
むしろ、改良を重ねて前よりもスピードアップしてるから、ナバスアレンなんてあっっっっっという間に到着さ!

マグヌス
嬢ちゃんが頑張ってるんだ。
俺たちも出張らねぇと、サンクレッドにどやされちまうからな。

リーン
みなさん・・・・・・。
ありがとうございます!

ゼロ
これだけの仲間がいれば、信じて任せられるというもの。
さあ、光が満ちた地へ急ごう。

 

 

 

 

ゼロ
これが光の氾濫、その跡地・・・・・・。
闇の氾濫のときは、どうだったか・・・・・・。
冷たさと虚しさ・・・・・・覚えているのはそればかりだ・・・・・・。

リーン
ゼロさん・・・・・・?

ゼロ
・・・・・・問題ない。
これを、お前が堰き止めたのか?

リーン
あ、いえ・・・・・・私ではなく、最初の光の巫女ミンフィリアが。
私はその力と、想いを受け継いでいるんです。

ゼロ
そうか・・・・・・。
それじゃ、始めるぞ。

 

 

 


リーン
道中の設置はほぼ完了しました。
最後のひとつ、お願いします!


ゼロ
光の繋がり・・・・・・。
いっそ眩しすぎるくらいだ。
隅々まで闇に染まった、この私には・・・・・・。

 

????
過去がどうだったとしても、ゼロは今、生きてるだろ。
できなかったことが、今もできないとは限らないんじゃないか?

 

ゼロ
もし、私にも光の力があれば・・・・・・。
負けるわけにはいかない・・・・・・!
光にも、闇にも・・・・・・!

リーン
ゼロさん!
これは・・・・・・光の力を取り込んでる・・・・・・!?
だけど、身体が変化に追いついていません。
応急措置をします。


ああ、よかった・・・・・・。気分はどうですか・・・・・・?

ゼロ
もう大丈夫だ・・・・・・手間をかけたな・・・・・・。

リーン
無理はしないでくださいね。
いったい、何があったんですか?

ゼロ
試してみようと思ったんだ。
光の力を手に入れて、運命を変えられるかどうか・・・・・・。

お前たちと出会ったころの私なら、きっと、こんな馬鹿げたことは考えなかっただろう。
だが、私は変われた。
仲間も信頼も知らず生きてきたのに、今はその繋がりを手にしている。

だからだろうな・・・・・・この世界を見て思ったんだ。
私たちの世界も、こんな風に、変わることができないかと。

光りと闇が巡り、命が移ろいゆく。
奪うためでなく、ともに作るために手を取り合う世界。

この身にもっと力があれば、そんな夢さえ掴めるかもしれない。
今度こそ本当に、世界を救えるかもしれない。

そう思ってしまったんだ、ふとな・・・・・・。

リーン
だったら、ゼロさん。
あなたの願いを・・・・・・自分がどうしたいのかを、信じる仲間に伝えてみてください。

私は以前、それをなかなか言い出すことができなかった。
口にしても大切な人たちを困らせるだけだって、無理やり納得しようとしていたんです。

でも、あの人たちが、私を信じ抜いてくれたから。
私も信じて伝えたんです・・・・・・生きていたいと。

この命がある限り、どこの空の下にいても、私はきっと大丈夫。
そう思えることが、私の一番の・・・・・・独りで願っていただけじゃ辿りつけなかった、結末です。

ゼロ
信じ、伝えること・・・・・・自分から手を差し出すこと・・・・・・。
・・・・・・覚えておこう。
独りで足掻くのには限度があると、身に染みて知っているからな。

リーン
そこでひとつ・・・・・・ゼロさんの願いを聞いた仲間として、提案なのですが!
世界を救うために光の力を取り込みたいということなら、今度は私に手伝わせてもらえませんか?
力を制御し、ゼロさんの身体になじませてみせます!

リフィル
リーンになら任せられる

ゼロ
・・・・・・だろうな。
では、よろしく頼む。
いくぞ・・・・・・!


これは・・・・・・身体の内側から、温かな光を感じる・・・・・・!

リーン
うまくいったみたいですね。

ゼロ
この力とともに、ヴォイドへ帰る。
今度こそ戦い抜くぞ・・・・・・世界と仲間のために!

 

 

―リーン
あの場所で、ゼロさんが運名を変える決意をしたこと・・・・・・とても他人事だとは思えません。
その想いを、必ず明日に繋げましょう!

ゼロ
戻ってきたな。
光の力がこの街に至るまでの経路については、皆がうまくやってくれていることを信じよう。

私はひと足先にベーク=ラグのところへ向かい、魂を器に移してくる。
お前も原初世界に帰る支度をしておいてくれ。

www.sunny-stronger.com

 

 

 

解説

 

わかりづらい言葉

本文内で青色に塗った言葉についての補足です。

 

 

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