【FF14】遠ざかる思い出 パッチ7.2メインクエスト

「遠ざかる思い出」

黒文字はゲーム内のストーリーテキストそのまま
青文字は地の文
緑文字はさにすとの感想

llllllllllll

目を覚ました「もうひとりのスフェーン」。
街中散歩へと繰り出すことになったが、果たしてなにごともなく無事に回れるのだろうか。

 

スフェーン
外へ出かけるなら、身支度しないとだね。
たしか、シェールが用意してくれた身の回りのものに、現代風の服もあるって言ってたような・・・・・・。
すぐに準備するから、みんなは外で待っててくれるかな?

あんまひとりにしない方がいい気がするからウクラマトは一緒におってほしいなぁ。
てか一応さにすともキャラは女だから一緒に着替え手伝ってあげてもええで?

 

ウクラマト
わかった、急がなくても大丈夫だからな!

―スフェーン
服ね、シェールが選んでくれたんだって。
着替えたら向かうから、部屋の外で待っててくれる?

今日会った人に服選んでもらっててよくそんなに喜べるなw
コミュ力めちゃ高女かよ。

 

 

仮眠室を出てしばし待ち時間。

―シェール
ヤ・シュトラさんとアリゼーさんなら、ガバメントセクターへ行ってくると言ってました。
雷属性への偏りによる麻痺症状で苦しむ人々を、治療させてもらえるように、相談するつもりだとか。
おふたりの行動力には、本当に驚かされますよ。

―グルージャ
僕も、外に出かけるのはちょっと久しぶりかも。
シェールが母さんの記録の解読を進めてくれたから、それを読んでばかりいたんだ。

―ウクラマト
もう歩けるったって、病み上がりだもんな。
調子に乗って連れまわしすぎないように、気を付けねぇと・・・・・・。

 

スフェーン
ごめん、おまたせ。
着替えるのに手間取っちゃった。

シェールが思う現代風の女子の格好ね・・・・・・。
まあフードつけとかんとなw

 

ウクラマト
おっ、いい感じじゃねぇか!

 

さにすと
よく似合ってる!

こういうときは褒めとけばいいってじっちゃがいってた。

 

スフェーン
ふふ、ありがとう。
そう言ってもらえてよかった。

 

シェール
出かける前に、少しいいですか?
実は、あなたと永久人のスフェーンをどう呼び分けるか、オブリビオンのみんなで考えたんです。
その件について、話をさせてください。

 

グルージャ
たしかに同じ名前で呼んでいたら、ちょっと混乱しちゃうよね。

 

シェール
まず、僕たちはあなたのことをスフェーンと呼びます。
そのうえで新生アレクサンドリア連王国を治めてきた、最初の永久人を「先王」と呼ぶつもりです。

 

ウクラマト
なら、あいつはどうするんだ?
今、民の前に現れてる方の・・・・・・。

 

シェール
姿こそ同じですが、先王とわける意味でも、模造石を意味する「シミュラント」と呼称します。

シミュラント、呼びにくいな

 

ウクラマト
なるほどな、別人として扱ってくれるのはありがたいぜ。
アタシとしても、あいつらが同一人物だとは思えなくてさ。
なぁ、スフェーン。
お前もそれでいいか・・・・・・?

 

スフェーン
大丈夫、問題ないよ。
ただ、表を出歩く時は、名前を伏せてフードで顔を隠そうと思う。

理解が早いなw

話を聞くかぎり、多くの人にとっては、私じゃなくて永久人の方が「スフェーン」みたいだから・・・・・・。

 

シェール
肩身の狭い思いをさせてしまって、すみません。

 

スフェーン
ううん、私もできるだけ混乱は招きたくないし・・・・・・気にかけてくれてありがとう、シェール。
それじゃあ、さっそく出発しよっか。
街の案内、どうかよろしくね。

 

ウクラマト
おう、任せてくれよ!
とりあえず、ソリューション・ナインの入口まで移動するか。

 

グルージャ
スキャンポートから案内を始めるんだね。
僕も説明がんばるよ!

グルージャかわいいよ

―シェール
スフェーンさんの正体がバレないかぎりは、街を出歩いても危険ということはないはずです。
ただ、シミュラントの真意が掴めていない状況ですから、警戒するに越したことはないかと・・・・・・。
どうかお気をつけて。

うん、経験豊富だからわかるけど、絶対にシミュラントと接触するよね、これw

 

 

 

ソリューション・ナインのインフォメーションセンター前から案内を始める。

―スフェーン
これが、今のアレクサンドリア・・・・・・。
街全体が塔の中にあるとは聞いてたけど、すごいね、まるで屋外みたい。
私が暮らしていたころの風景とは全然違うのに、使われているのがエレクトロープ技術だってことはわかる・・・・・・。
馴染みがあるようでないような、奇妙な感覚だよ。

グルージャ
あっちのおねえさん、ラマチと話したいことがあるんだって。
その間に、ここから見えるもののこと、僕が説明するから何でも聞いてね!

 

スフェーン
気になるところはいろいろあるけど、何から聞いたらいいか、わからなくて・・・・・・。

 

グルージャ
じゃあ、どこを紹介したらいいか、さにすとに選んでもらってもいいかな?

 

さにすと
ネクサスアーケード

 

グルージャ
ネクサスアーケードには、いろいろなお店が集まってるんだ。
だから、買い物をする人でいつもいっぱいなんだよ。
さにすととラマチは、先王にあそこで案内してもらってたよね。
実はあのとき、こっそり見てたんだ。

 

スフェーン
私の知ってる城下町には、お店が集まる大通りがあったよ。
王族の一員として視察で行くと、みんなが声をかけてくれてね、他愛ない雑談から、深刻な陳情まで、いろいろ・・・・・・。
そう、あそこで声をかけられてるウクラマトみたいに。
懐かしいなぁ・・・・・・。

記憶は結構はっきり残ってるんやね。

 

さにすと
次はガバメントセクター

 

グルージャ
ガバメントセクターには、みんなに仕事を紹介する窓口があるんだよ。
あと、魂資源を交換できる窓口もあるけど・・・・・・資源自体がもうほとんど出回ってないから、交感しに行く人も減ってるんだ。

 

スフェーン
魂資源とレギュレーターのことは、どう受け止めたらいいか、まだわからなくて。
大戦と環境変化で多くの命が犠牲になって、悲しみに暮れる人々を、たくさん見てきた・・・・・・。
だから、死の悲しみを遠ざけたいって気持ちはわかる。
それでも私は、みんなのこと・・・・・・両親やオーティス、ゼレニアのこと、憶えていたいよ。

ただ、これは私個人の想いでしかないから、難しいね。

 

さにすと
お次はレイノード・ナイン

 

グルージャ
レイノード・ナインに交感しておけば、魔法でここへ戻ってこられるよ。
ソリューション・ナインのいろいろな場所にも、すぐに移動できて便利なんだ。

 

スフェーン
大地を巡るエーテルを利用した転送魔法だね。
私の時代にも使われていたけど、雷光大戦がはじまってからは、敵国に利用されないようにレイノードを封印してたんだ。
戦後は世界的にエーテルのバランスが乱れていたから、転送魔法の仕様はもとより、障壁の外へ出るのも危険で・・・・・・。
レイノードはいよいよ放棄されちゃったんだ。
でも、よかった・・・・・・。
今のアレクサンドリアでは、また使えるようになったんだね。

 

さにすと
最後ウクラマトと市民

なんの話してるんやろ?

 

グルージャ
ラマチと話してる人はね、30年ぶりにトライヨラへ行ってきたらしいんだ。
でも、家族がこっちにいるから戻ってきたみたい。
さにすとたちのおかげで、鉄道に乗れるようになったから、移動も安全で楽だったって!

 

スフェーン
隣国だった「リンドブルム」との間にも鉄道が通ってたんだよ。
情勢が悪化してからは、運行が取りやめになったうえに、線路も取り壊しになって・・・・・・。
でも今は、新たな隣国になった、トライヨラ連王国と繋がっているんだね。
トライヨラとの関係は戦いから始まってしまったと聞いたけど、ウクラマトたちは、和平を結ぼうと動いてくれている・・・・・・。
本当にありがたいことだし、器が大きいなぁって思うよ。

 

 

一通り説明したところで、ウクラマトが話し終えてこちらへやってきた。

―グルージャ
さにすと、協力してくれたありがとう。
スフェーン様・・・・・・じゃなくて、スフェーンには、少しずつでも、街のことを知っていってほしいな。

―スフェーン
ここには、微かな雲間に星を見つける喜びはないけど、雷と雨から守られているのは、とてもいいことだね。

ウクラマト
悪い悪い、すっかり話し込んじまった。

 

グルージャ
さにすとと一緒に、ここから見える場所の説明をしてたから、大丈夫だよ!

 

ウクラマト
おお、ありがとなふたりとも!
んじゃ、このままレジデンシャルセクターの方に歩いてって、「モザイク・コーヒー」まで行ったら休憩にしようぜ。

 

 

 

モザイク・コーヒーに到着。

―グルージャ
何を飲もうかな・・・・・・。

―ディーリア
モザイク・コーヒーへようこそ。
注文が決まりましたらお申しつけください。

―スフェーン
ここに集まるみんなを色とりどりの石に見立てて、「モザイク・コーヒー」と名づけたって聞いたよ。
とっても、素敵な名前だなァ。

 

ウクラマト
アタシとグルージャはあとで大丈夫だから、まずはさにすとたちから注文してくれ!

 

スフェーン
うーん・・・・・・。
いろいろな飲み物があって、迷っちゃうなぁ。
この「ダリ・コーヒー」をお願いします。

 

ディーリア
かしこまりました。
こちらの豆は古くからある品種で、かなり苦味が強いですが、よろしいですか?

 

スフェーン
この味が、恋しくなっちゃって・・・・・・。
キミは何にするか決まったかな?

 

さにすと
同じコーヒーにする。

 

スフェーン
じゃあ、ダリ・コーヒーふたつだね。
深煎り向きの豆だから、すごく香ばしくて・・・・・・苦味で目が覚めるし、ミルクを入れても美味しいんだよ。

 

ディーリア
では、すぐにご用意しましょう。
少々お待ちください。

 

 

席についてスフェーンと談笑。
遠くから眺めているとまたしてもウクラマトは市民に絡まれている。

スフェーン
ふふ、また声をかけられてる・・・・・・。
楽しそうだなぁ。
街の景色も、人々の暮らしも、国の在り方も・・・・・・なにもかも、本当に変わったんだね。

400年やからなぁw

長い年月が過ぎてしまったんだって、思い知らされちゃった・・・・・・。

 

道行く少年が声をかけてきた。

無邪気な少年
あれっ、スフェーン様?

 

スフェーン
えっと、その・・・・・・。

子どもの目は騙せないか。

ごめんね。
似てるってよく言われるけど、人違いだよ。

 

少年の父親
ダメじゃないか!
ひとりでフラフラしたら!
すみません、息子がお邪魔してしまって・・・・・・!
ほら、帰るぞ。

 

無邪気な少年
じゃあね!
スフェーン様に似たお姉ちゃん!

 

スフェーン
私は、あの子を知らない。
あの子の、みんなの知る「スフェーン」は、私じゃない。

メンヘラ発動してきた。

まいったなぁ・・・・・・。
お前の居場所はないんだぞってlllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllll、突きつけられてるみたい。
どんなに様変わりしてもね、嬉しく思ってはいるんだ。
みんなが守りぬこうとしていたアレクサンドリアが、今も続いているんだから。
だけど、やっぱり寂しいなぁ・・・・・・。

ラマチ、グルージャ!
はよきてくれ!!
とんでもない空気になってもうた!!

 

―グルージャ
ふたりとも、黒いレギュレーターのことで不安だったみたい。
元気になってよかった。

―ウクラマト
心配なことがあればいつでも聞くからさ、気軽に声かけてくれよ。

 

 

www.sunny-stronger.com

 

 

 

 

 

 

 

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