【FF14】ペルペル族を知る パッチ7.0メインクエスト

「ペルペル族を知る」

黒文字はゲーム内のストーリーテキストそのまま
青文字は地の文
緑文字はさにすとの感想

野生種のアルパカを無事捕獲できたウクラマト。
さて金の試練も大詰めだ。

 

マーブル
王女様はまだ歩くのがやっと、って感じかな?
無理もないよ、ひと晩もアルパカを追いかけてたんだから!
そんな疲労には効果的だよ、マテ茶が!
私はひと足先に友の牧場に戻って、お茶を淹れる準備をして待ってるね!
みんなはゆっくり戻ってきてくれればいいから!

 

アルフィノ
マーブルの言うとおり、ウクラマトに無理をさせない程度の速度で戻るとしよう。

 

 

 

マーブル
おかえり、先に戻ってきたんだね。
王女様たちも、もうすぐ到着するはず・・・・・・急いで支度を整えちゃうね!

 

ウクラマト
・・・・・・ふう、マテ茶を飲んだらだいぶ回復したぜ!

 

クルル
アルパカには慣れたみたいね。

 

ウクラマト
・・・・・・こいつを捕まえるために、つかず離れず観察してたらさ、食べる草や果実、嫌いな音、それにちょっとした癖まで、少しずつアルパカのことがわかってきたんだ。
そしたら、なんか好きになっちまった!

 

トーブリ
おかえりなさい、ウクラマト王女。
どうやら無事にアルパカを捕獲できたようですね。
たしかに、この子は谷のアルパカのようですね、ええ。
試練達成ですよ、見事にね。

 

ウクラマト
いよっしゃー!
・・・・・・ま、ゾラージャ兄さんみたいな、すげぇのは捕まえられなかったけどな。

 

トーブリ
黄金のアルパカは、数十年に1頭生まれるかどうかの希少な存在。
持ち前の筋力と魔力で、捕食者を寄せ付けず孤高に生きる・・・・・・。
過去に捕まえた者はただひとり、グルージャジャ様だけでした。

 

ウクラマト
へえ、オヤジもアルパカを捕まえたことがあんのか!

 

トーブリ
これは私の祖父から聞いた話です、ええ。
トライヨラ建国以前、ペルペル族は山の巨人、「ヨカフイ族」に支配されていました。
彼らが暮らす高地の集落まで、アルパカに乗り、食料などの貢物を届ける日々・・・・・・。
祖父が言うには、みじめな暮らしであったそうです、ええ。
そんなとき、やってきたのですよ、連王となる前の若きグルージャジャ様が。
ヨカフイ族に匹敵する巨躯に、ふたつの頭。
さまざまな姿の部族を従えていた彼を見て驚きました、皆が。
一部の者など、新たな支配者が現れたと勘違いして、震えあがったそうです。
ところがグルージャジャ様ときたら、ただ飲んだわけですね、マテ茶を・・・・・・。
そして語り明かすうちに、我らの窮状をお知りになった・・・・・・。
次にグルージャジャ様が何をしたのか!
ヨカフイ族の支配から解放してくださったのですよ、ペルペル族を!
さらに我らの騎乗術に目につけ、特産の飲み物を売り歩けと提案なされた。
部族の友情を育み、旅してきたからこその発想です。 
かくして我らペルペル族は変わりました、行商の民に。
グルージャジャ様の言葉が契機であったのですよ、ええ。

 

ウクラマト
それが、オヤジとペルペル族の間に結ばれた絆か・・・・・・。
叙事詩じゃ、そこまで詳しく語られてなかったぜ。

 

トーブリ
祖父によれば、ヨカフイ族のいる高地へ登るため、グルージャジャ様は捕まえたそうですよ、黄金のアルパカを。

 

ウクラマト
オヤジも、兄さんと同じ黄金のアルパカを・・・・・・。
クソッ、なのにアタシは・・・・・・!

そんなところで運使ってもしゃーないさ。

 

マーブル
そんなの関係ないよ、王女様!
この子だって、十分に立派だもん!

 

ウクラマト
そうだな・・・・・・。
悪かった、お前が劣ってるなんてことはねぇんだ。
アタシが勝手に焦ってるだけで・・・・・・。

 

トーブリ
あなたは「金の試練」のみならず、商売を通じて多くの者を幸福にしてみせた、マーブルとともに。
それは、あなただからこそ成し得たことでしょう、ええ。
故に、胸を張って受け取るべきです。
試練を超えた証である「金の秘石」を。

 

手に入れた秘石を金の章の石板にはめ込む。

ウクラマト
よし、残るはあと5つだ!

 

マーブル
よかったね、王女様!

 

ウクラマト
ああ、マーブルがいてくれてよかったよ。
お前のおかげで、ペルペル族のことを知ることができた。
今さらだけどよ、「知る」ってすげぇ大事なんだな。
アタシがアルパカのことを苦手に思ってたのは、よく知らなかったせいなんだって、わかったぜ。

 

マーブル
こっちこそ感謝してるよ。
王女様のおかげで、もらえたからさ。
自分の想いを打ち明ける、勇気をね!
トーブリ、私・・・・・・行商人になりたい!
育ててくれたことは感謝してるし、アルパカの世話だって好きだよ。
だけど私、ずっと憧れてた!
自分の力で生きていってみたいんだ、行商人として!

 

トーブリ
・・・・・・ひとつだけ言わせてください、あなたの親として。
私はあなたたちに、少しでも多くの幸せを与えたいと思いながら育ててきました。
しかし、押しつけたいと思ったことはありませんよ、一度も。
マーブルには、マーブルの生き方がある。
それが見つかったことが、親として嬉しいのです。
あなたならなれるでしょう、立派な行商人に、ええ。

 

マーブル
トーブリ・・・・・・ありがとう。

 

ウクラマト
へへっ、よかったなマーブル!

 

マーブル
お礼ってわけじゃないけどさ。
みんなは黄金郷を探してるんだよね?

 

ウクラマト
ああ、そうだけど・・・・・・

 

マーブル
それなら、ヨカフイ族に会うといいよ。
ヨカフイ族が支配していたのは、ペルペル族だけじゃない。
千年の昔、彼らはヨカ・トラルに生きるすべての部族を制して、大陸の覇者となったんだ。
その頃ね、ペルペル族は彼らに命じられて、探していたらしいよ、黄金郷・・・・・・。
結局、トラル大陸中を探しても、見つからなかったらしいけどね、そんな街。

 

ウクラマト
見つからなかったんなら、ヨカフイ族に聞いても意味ないんじゃねぇのか?

 

クルル
そう決めつけるのは早計じゃないかしら。
なぜ、彼らは「黄金郷を探す」という発想に至ったのか・・・・・・伝説の出処を知る価値はあるんじゃない?

 

エレンヴィル
ま、本人たちに聞くのが早いだろうさ。
これがトライヨラ叙事詩をなぞる旅なら、いずれは行くことになるんだ。
ヨカフイ族の本拠地でもある、あの高地にな。

 

マーブル
あっ、そういえば・・・・・・落ち着いたら聞こうと思ってたんだけど、クルルはどうしてつけてるの、その耳飾り?

 

クルル
これを知っているの?

 

マーブル
20年くらい前にヨカ・トラルで流行った耳飾りだよ。
今では、旅のお守りとして定番になってるんだ!

 

クルル
ちょうどおじいちゃんがこっちに来ていた時期だわ。
連王は、これが黄金郷に関係していると言っていた・・・・・・単なる流行品とは思えないけれど・・・・・・。

 

マーブル
んー、よくわからないけど、それの発祥が気になるなら、調べとくよ!
行商人として知りたいしね、定番商品が生まれるキッカケを!

 

クルル
ありがとう、お言葉に甘えさせてもらうわね。

 

ウクラマト
さっそく、行商人らしくなってきたな。
さて、ふたつの秘石が手に入ったことだし、いったんトライヨラに戻るか!
ありがとよ、ふたりとも!
絶対、オヤジの跡をついで王になるからよ。
そのときは、美味いメスカルでも飲ませてくれな!

 

 

トーブリ
しかし、ゾラージャ王子は強敵ですね。
従えるほどですから、あの黄金のアルパカを。

 

マーブル
でもさ、外征派のみんなだって思ってるんじゃない?
拡大政策は支持してるけど、ゾラージャ王子本人は怖くて嫌だって。
だけど私は大好きになったよ、ウクラマト王女たちが!
だからきっとなれるよ、王様に!

マーブルは先見の明がありますなw

 

トーブリ
そうかもしれませんね、ええ。

 

 

―アリゼー
わかってはいたけど・・・・・・ゾラージャ王子を制して、継承の儀を勝ち抜くのは、簡単なことではないでしょうね。

―アルフィノ
かつては大陸の覇者にまで上り詰めた、ヨカフイ族・・・・・・。
いったい、どんな部族なのだろうね。

―クルル
こんなに早く、この耳飾りの手がかりに出会えるなんて、思ってもいなかったわ。

―エレンヴィル
これで2つの秘石が手に入ったわけだが・・・・・・今のところは順調だな。

ウクラマト
無事に「金の試練」を終えられてひと安心だぜ。
まぁ、金色のアルパカを捕まえられたゾラージャ兄さんに比べれば、だいぶ泥臭いかもしれねぇが・・・・・・。
みんなは気にするなって言ってくれるけどさ・・・・・・アタシは兄さんたちみたいに、知恵や力を身につけて、王女として一人前になりたいんだ・・・・・・。

今から完全な王を目指すわけじゃなく、ウクラマトなら民とともに成長していく王になるんじゃないかなって僕は陰ながらそう思っているよ。

って、悪い悪い!
弱音を吐くなんて、王女らしくなかったよな!
今のは忘れてくれ!
さあ、試練はまだ始まったばかりだ!
トライヨラのシャバーブチェに戻るとするか!

 

 

 

山岳地帯から抜け出し、トライヨラのシャバーブチェ前で集合する。

―エレンヴィル
黄金のアルパカか・・・・・・。
いずれちゃんと観察してみたいもんだ。
それにしても、俺がこんな大所帯で旅をすることになるなんてな。
「あいつ」が知ったら、なんて言うやら・・・・・・。

―アルフィノ
オルコ・パチャには温泉もあると聞いた。
機会があれば入ってみたいね。
観光に来たわけではないことは承知しているが、次の試練では、どんな文化と出会えるのか楽しみだよ。

―アリゼー
ペルペル族ってたくましい部族よね。
小さな背丈をものともせずに、アルパカを育て、織物を編んで、お酒を造って、それらを売り歩いて生活してるんだもの。
ともかく、この調子で次の試練も超えていきたいわね。

―クルル
ペルペル族の集落では、コーナ王子やバクージャジャを見かけなかったけれど・・・・・・。
きっと彼らなりに裏で動いてるはずよ。
これは連王の後継者を決めるための旅なのだから、いずれほかの継承候補者たちと直接争うことだって・・・・・・。

ウクラマト
へへっ!
ハヌハヌ族の「葦の試練」に引き続き、ペルペル族の「金の試練」も超えて、秘石もふたつ目!
いくら兄さんたちでも、ここまで順調にいってねぇはずだ!

 

エレンヴィル
そうだと良いがな。

 

 

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