【FF14】本当の自分 パッチ7.0メインクエスト

「本当の自分」

黒文字はゲーム内のストーリーテキストそのまま
青文字は地の文
緑文字はさにすとの感想

ハヌハヌ族の「葦の試練」、ペルペル族の「金の試練」を終えたウクラマト一行。
さて、次は何をするのだろうか。

 

ウクラマト
アタシらは、ハヌハヌ族の「葦の試練」と、ペルペル族の「金の試練」を超え、ふたつの秘石を手に入れた。
これは、進み方が間違ってないってことだよな?

 

アルフィノ
ああ、ほかの連王の選者たちも、かつて連王グルージャジャが歩んだ旅路・・・・・・トライヨラ叙事詩の舞台で待ち受けていると考えて良さそうだ。

 

ウクラマト
だったらよ、叙事詩に出てくるヨカフイ族の集落に行こうぜ!
あいつらが黄金郷を探してたtって話が本当なら、何か知ってるかもしれねぇ!

 

エレンヴィル
彼らの集落があるオルコ・パチャの高地に行くには、断崖を避けるために、コザマル・カから迂回する必要がある。
そしてコザマル・カを通るなら、道中にあるモブリン族の集落にも立ち寄っておくべきだろう。
そこも叙事詩の舞台のひとつ・・・・・・。
黄金郷を見つけるために秘石をそろえる必要があるならば、いつかは赴くべき場所だ。

 

ウクラマト
へえ、モブリン族の集落か・・・・・・!
よし、だったらすぐにコザマル・カへ出発しようぜ!

 

エレンヴィル
それが、すぐにとはいかない事情があってな・・・・・・。
モブリン族の集落に行くための「翼なき姉弟の大階段」が、先の大嵐の影響で壊れてしまってるんだ。

 

ウクラマト
じゃあどうすりゃいいんだ?

 

エレンヴィル
別の方法はあるが、準備に時間が要る。
その間、宿屋で休むなり街を見て回るなりして、時間を潰しててくれ。
先に聞いておくが、モブリン族の集落に行けるなら、手段は問わないな?

それより先に手段を言っといてくれ。
言質とるの怖すぎるから。

 

ウクラマト
へんっ!
トライヨラの王女をナメんな!

 

エレンヴィル
・・・・・・なら、移動方法の手配は任せてくれ。
ガイド役として、それくらいはさせてもらう。

 

アルフィノ
ではエレンヴィルの準備が整むまで、各々自由行動にしよう。

 

ウクラマト
んじゃ、アタシは斧の手入れに行ってくるかな。
バクージャジャに思いきり斬りかかったときに、刃こぼれしちまってよ。
そういや「ワチュメキメキ万貨街」の顔役、ローペリのことは、まだ紹介してなかったよな。
せっかくだし、一緒に行くか?

ワチュメキメキだなんてふざけた名前だけど、まあ気になるし時間あるし今のうちに行っておくか。

ウクラマト
よしきた!
「ワチュメキメキ万貨街」は、ベイサイド・ベヴィーを東に抜けた先だ!
顔役の「ローペリ」を紹介するぜ!

―ウクラマト
これから行くワチュメキメキ万貨街こそ、まさにこのトライヨラを体現したような通りさ。

 

 

ベイサイド・ベヴィーを東に抜けて「タコスのチーちゃん」の前で雑談。

ウクラマト
ここは「タコスのチーちゃん」って店だ。
チーちゃんってのは、店主のチーソジャのことさ。
トライヨラで美味しいタコスが食いたいなら、ここかシャバーブチェって言われてるくらい人気を二分しててさ。

 

チーソジャ
そんなこと言って、王女様はブルケブのとこばかりで食べて!
たまにはうちのタコスも食べてほしいわぁ!

 

ウクラマト
へへっ、悪い悪い!
継承の儀が終わったら、絶対買いに来るからよ!

微フラグ?w

 

 

そのまま通りを抜けると、賑やかな商店街みたいなところに到着した。

ローペリ
おや、ウクラマト様。
何か用かい、我らが「ワチュメキメキ万貨街」に。

 

ウクラマト
よう、ローペリ!
今日は斧の手入れを頼みに来たんだ!

 

ローペリ
これはこれは・・・・・・ずいぶんひどいね、刃こぼれが。
まるで岩でも叩いたみたいだ。

 

ウクラマト
いや、まぁ・・・・・・ちょっとな。
直せそうか?

一撃でそんな刃こぼれして大丈夫かいな、ほんまに戦うとき。

 

ローペリ
トラル大陸随一の職人たちが集まるこの万貨街なら、これぐらいの修理はお手の物さ。
少し待ってもらえれば直してみせるよ、元通りに。

 

ウクラマト
そうか!
んじゃ、ちょっくら頼むぜ!

 

ローペリ
ところで、そちらは?

 

ウクラマト
ああ、こいつはアタシが外つ国から連れてきた、さにすとって冒険者だ!
今後、万貨街を訪ねることもあるかもしれねぇから、商会しておきたくてな!

 

ローペリ
ういうい。
私はこのワチュメキメキ万貨街の顔役、ローペリだ。
さにすと、よろしく。

はい、よろしゅう。
さっきから見てるけど、ペルペル族って性別どっちかわからんよなw

そこのきみ!
そんなところから隠れて見てないで、出てきたらどうだい、いい加減に!

 

店の脇から1人の男性が出てきた。

ストーカーか?

ウクラマト
あいつ、どっかで見たことあるような・・・・・・。

うーん、うーん・・・・・・。
あー、トラル大陸までの船で一緒だったウルダハ宝飾店の職人?

 

ウクラマト
トライヨラに来る途中の船で出会った彫金師・・・・・・?
ああ、アタシも話した気がするぞ!
たしかフォンジャンテーンとかいう・・・・・・。

 

ローペリ
どういうつもりか聞かせてもらえるかな、きみ。
何度も何度も物陰からこちらを除いているだけで、声もかけず。
私に用があるなら話してくれたまえ。

 

フォンジャンテーン
僕は・・・・・・・・・・・・その・・・・・・・・・・・・・・・・・・!

そういうと踵を返しベイサイド・ベヴィー方面へと逃げていった。

 

ローペリ
どうしたというのだろう、彼は・・・・・・。

 

ウクラマト
なんか心配だな・・・・・・。
探して声をかけてみようぜ。
見つけたらリンクパールで教えてくれ。

―ローペリ
こちらを除いてた彼は、シャバーブチェの方へ走り去ったようだよ。

 

 

シャバーブチェの外れで座っているフォンジャンテーンくんを発見。

フォンジャンテーン
あ、あなたはローペリさんと話していた・・・・・・そういえば、船でもお会いしたような・・・・・・。

 

リンクパールでウクラマトにフォンジャンテーンの場所を伝える。

ウクラマト
フォンジャンテーンを見つけたのか?
よし、すぐに行くぜ!

 

ほんとにすぐに来た。

ウクラマト
探したぜ。
こんなところで何してんだ。
ローペリに何か話があったんじゃねぇのか?

 

フォンジャンテーン
聞かないでください!
どうせ僕みたいな奴は、どこにも居場所なんてないんですから!

 

ウクラマト
え、そりゃどういうことだ?

 

フォンジャンテーン
だから聞かないでくださいって言ってるでしょう!!

 

ウクラマト
いや、聞くだろ・・・・・・。
そんな顔されたら放っておけるわけはねぇ。

メンタルつよww

 

フォンジャンテーン
優しい方なんですね。
それでは、僕の話を少しだけ・・・・・・・・・・・・
トライヨラを訪れる前は、ウルダハ随一の名店と呼ばれる、宝飾店「エシュテム」専属の彫金師として働いていたんです!
始めは順調でしたが、徐々に仕事が上手くいかなくなった!
理由ですか?
それは明白ですよ、わかっているんです!
周囲の優秀な職人と自分を比較して自信をなくしてしまう!
己を奮い立たせようと虚勢を張ってもすぐにメッキが剥がれる!
ならば心機一転、新天地で頑張ろうと海を渡り仕事を探すも、やっぱり自信がなくて話しかけることすらできない!
こんな生きるのが下手な自分に落ちこんでいたところでした!

あちゃー、結構重症やね。

 

ウクラマト
お、おう・・・・・・。
軽くどころか何から何まで教えてくれたぜ・・・・・・。
お前、誰かに話を聞いてほしかったんじゃないか?
アタシでよけりゃ相談に乗るぜ。

確かに境遇はかなり似てるからいいアドバイスができるかもしれないな。

 

フォンジャンテーン
じゃあ・・・・・・僕みたいに自分と優秀な誰かを比べて、自信をなくしてしまうことはありますか?

 

ウクラマト
自分と優秀な誰かを・・・・・・
そ、そんなことあるわけねぇだろ!
アタシはトライヨラの王女、ウクラマトなんだぜ!

今の間は絶対にゾラージャとコーナのこと思い浮かべてただろ。

そうだ・・・・・・アタシはトライヨラの王女なんだ・・・・・・。

虚勢を張って、メッキが剥がれるところまで一緒やんけww

 

フォンジャンテーン
こ、これは失礼しました!
まさかこの国の王女様だったとは・・・・・・。
では、あなたはいかがですか・・・・・・?
自分と誰かを比較して、自信をなくすようなことはありますか?

 

さにすと
他人と比べても仕方がない!

無意味よ、マジで。

 

フォンジャンテーン
他人と比べるなって、そんなこと無理ですよ。
優秀な職人と示せなければ、仕事がなくなってしまう!
そうなったら、彫金師になった意味が・・・・・・
そういえば僕は、父の影響で彫金師を目指したのでした。
いつも美しい作品を作って、お客さんを笑顔にする父のことを、心から尊敬していたのです。
そんな父のような偉大な彫金師になろうと腕を磨いていたら、いつしかそれ自体が目的になってしまっていた・・・・・・。
なりたかった「本当の自分」は、父のような誰かを笑顔にする職人だったというのに・・・・・・。
僕・・・・・・もう一度頑張ってみようと思います。
そのためにはローペリさんとお話ししないと。
おふたりとも、ありがとうございました!

自己解決しなさったw
まあ唯一誰かと比較するのであれば、過去の自分と比較すればいいんじゃないかな。

 

そういうとワチュメキメキ万貨街方面へと走って行った。
その表情は明るかったので、おそらく大丈夫だろう。

ウクラマト
「本当の自分」か・・・・・・。

相談に乗るぜ!とか言っときながら結局虚勢を張っただけやんけw

 

 

ウクラマト
・・・・・・・・・・・・。
あ、悪い悪い!
ちょっと考えごとしてた。

クリティカルヒット喰らってるやんけww

何はともあれ、フォンジャンテーンが吹っ切れたようで良かったぜ、うん!

 

 

 

 

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