「捕集の民、モブリン族」
黒文字はゲーム内のストーリーテキストそのまま
青文字は地の文
緑文字はさにすとの感想
王になる決意を語ったウクラマト。
さて、次はモブリン族の試練をどう突破するか。
エレンヴィル
さて、これからモブリン族の集落を目指して進むわけだが・・・・・・このあたりの街道では、盗賊が通行人を襲う事件が頻発してる。
ま・・・・・・おたくらには、いらぬ心配かもしれないが。
ウクラマト
盗賊って・・・・・・トラル勇連隊は、ゾラージャ兄さんは何をしてたんだよ!
こうなったらアタシが、街道の平和を取り戻してやるぜ!
盗賊でも何でも出てきやがれってんだ!
あー、なんか悪い方向に行ってる気がするw
空回り気味?
エレンヴィル
前のめりな王女様には困ったものだな・・・・・・。
とにかく、まずはここから西に進んで、河をひとつ渡った先の、ふたつめの河を目指すぞ。
かろうじて舗装されている道を進む。
―アリゼー
道中、遠くからこっちを窺う複数の気配を感じたわ。
すぐにいなくなったみたいだけど。
―アルフィノ
それにしても、立派な滝だね。
これほどの水量を生む水源地がどうなっているのか、トラル大陸の大自然には驚かされることばかりだよ。
―クルル
この河が滝となって、リヌハヌさんたちが暮らすオック・ハヌへと流れていくのね。
当たり前のことをそれっぽく言ってくんな。
―エレンヴィル
このあたりに盗賊の隠れ家があるらしいが、くれぐれも探しに行ったりしないでくれよ。
ウクラマト
なんだ、盗賊の奴ら現れねぇじゃねぇか。
エレンヴィル
これだけの人数を相手に襲撃を仕掛けるほど、頭の回らない連中じゃないみたいだな。モブリン族の集落は、このミヤカ・ベック河を横断した先だ。
念のため、引き続き気をつけて進んでくれ。
何やら壺?みたいな形をした集落に到着。
―クルル
どの建物も可愛い形!
ひっくり返した壺みたいね!
―ウクラマト
へぇー!
ここがモブリン族の集落か―!
―アリゼー
ほかの継承候補者たちの姿がないわね。
先に進んでると思ったんだけど・・・・・・。
―アルフィノ
ゴブリン族・・・・・・ではなく、モブリン族だね。
ハヌハヌ族がバヌバヌ族とは異なる文化を築いていたように、彼らも独自の文化を持っていそうだ。
エレンヴィル
ここがトライヨラ叙事詩「壺の章」の舞台となった、モブリン族の集落・・・・・・「アースンシャイア」だ。
シャイア?
イディルシャイア?
アルフィノ
シャイア・・・・・・低地ドラヴァニアのイディルシャイアと名前が似ているね。
アリゼー
あっちは大撤収で廃都になった植民都市を再利用してたけど、ここでは壺みたいな形の建物で暮らしてるのね。
年老いたモブリン族の女性
フゴォ・・・・・・フゴォ・・・・・・ようこそ いらっしゃい アースンシャイアへ!
あなたたち ウクラマト王女ご一行で 間違いなし?
よく「年老いた」「女性」ってわかったなw
ウクラマト
ああ、そうだぜ!
黄金郷を見つけるために、連王の選者を探しに来たんだ。
お前、何か知らんねぇか?
レディロク
それならちょうど 良かったモブ!
このレディロクこそ 連王の選者!
連王様より 任命された!
またしても初撃ヒット。
運はこちらを味方してるのか?
ウクラマト
お、そっちから名乗り出てくれて助かるぜ!
じゃあさっそく試練に挑ませてくれよ!
レディロク
そうしたいのは 山々だけど それどころじゃない 事情あり!
村を襲った大嵐 岩を落とし 崖を崩し!
壺匠の世話人たちに とてとてたくさん ケガ人続出!
試練を開く 余裕なし!
ウクラマト
大階段が壊れたぐらいだから、ここも少なからず被害を受けただろうとは思ってたけど・・・・・・その「壺匠」ってのは何なんだ?
エレンヴィル
モブリン族と契約してる金細工職人のことだ。
壺のような工房で働くから、壺匠というわけさ。
なんでも工房だけじゃなく、道具から素材まで、すべての創作環境を整えてもらえるそうでな。
彼らが造る金細工は大陸随一の品質を誇るんだとか。
落胆した様子の商人
ここでなら、ずっとものづくりに没頭できると思っていたのに、こんなことになるなんて・・・・・・。
約束された環境が与えられないんじゃ、また万貨街で雇ってもらうしかないか・・・・・・。
レディロク
とてとてたくさん 壺匠 今みたいに 去っていく!
それもこれも 世話人 ケガして 人手足りなくなったから!
最高の環境 与える約束 守れなくなったから!
これ以上 壺匠 去っていったら 一族 集落 立ち行かない!
溜まったお世話 片付くまで 試練できない!
そんな余裕 どこにもなし!
ウクラマト
だったら、アタシらが壺匠の世話を手伝ってやるよ!
仕事を手伝えば、お前らのことを少しは知れるだろうしな。
その上、試練の開始も早まるなら、良いことずくめだぜ!
これは継承の儀の一環ってわけじゃねぇから、お前らは休んでてもいいぜ!
さにすと
自分も手伝う!
こんな知らん集落で時間潰せって言われても困るからな。
ウクラマト
お前も付き合ってくれるのか!?
実は、アタシひとりでやりきれるか自信がなかったんだ!
ありがとよ!
いやさぁ、そういう話をさっきしてたんちゃうん?
本当は手伝ってほしいのに休んでてもいいぜって言ってしまうところは好きじゃないな。
エレンヴィル
俺たちも手伝うぞ。
足止めなんてごめんだからな。
レディロク
人手増えるの 大歓迎!
壺匠たちに 約束してた 最高の環境 用意できたら 試練開くと 約束するモブ!
あなたと王女の ふたりにお願い!
世話人ラコロク 手伝いお願い!
そっちの4人は ついてきて!
ほかの世話人 紹介するモブ!
ウクラマト
お前が手を貸してくれて嬉しいぜ。
朋友の灯火でも話したけどさ。
アタシはトライヨラの王女だから、アタシが何とかするんだ・・・・・・なんて強がりは、もう言わねぇ。
ついさっき言ってたでw
困ってる奴を助けるのは、冒険者のお前の方がずっと上手い。
それはここまでの旅でよくわかってる。
だからアタシは、アタシよりもすごい奴を手本にして、これからもっと成長してみせるぜ!
うん、だから水臭いこと言わずにじゃんじゃん頼ってくれよな!
そういう契約なんだから。
さて、頼まれたのは、壺匠の世話人「ラコロク」の手伝いだったよな。
探して話を聞いてみようぜ!
さっそくラコロクさん見つけました。
―ウクラマト
こいつがラコロクって奴らしい。
試練を受けるために、まずはモブリン族が抱えている問題を解決しようぜ!
ラコロク
フゴォ・・・・・・フゴォ・・・・・・
どうしよ こうしよ 人手が足りない!
このまま そのまま 約束守れず 壺匠も帰っちゃう!
あなたと 王女が 世話人手伝い!?
恐れ多くも とてとて助かる!
ふたりがいれば できる気がする!
壺匠が喜ぶ おもてなし!
ウクラマト
ああ、頑張ろうな!
―ウクラマト
試練を受けるために、まずは壺匠の問題を解決しようぜ!
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