「元傭兵の失った力」
黒文字はゲーム内のストーリーテキストそのまま
青文字は地の文
緑文字はさにすとの感想
シーディジャ
あなたは、ウクラマト様とご一緒にいらっしゃった・・・・・・!
どうか助けてください!
私はシーディジャと申します。
実は、先ほど街の外に出たときに複数のウィヴルに襲われ、一緒にいた夫が助けてくれたのですが・・・・・・
彼は、私を逃がすために、いまも興奮したウィヴルたちの相手を・・・・・・!
他部族を拒んできた私たちが、外から来た方に頼るのは都合がよすぎるとは承知しています。
それでも、あの人を助けてほしい・・・・・・。
夫のゴトージャは、「ゴルマジーカ蜜園」付近にいるはずです。
どうか、よろしくお願いします・・・・・・!
まあ歴史的背景に詳しいさにすとはわかってるよ。
なんで他部族を拒んできたのか、とかそのへんのことは。
だから助けるよ!
―シーディジャ
夫のゴトージャは、「ゴルマジーカ蜜園」へ向かう道を、少し北に外れたあたりにいるはずです。
どうか、あの人を救ってください・・・・・・!
現場へ向かってみると、フューリアス・ウィヴルに囲まれたゴトージャの姿を発見!
すぐに助けます。
ゴトージャ
すまない、出すかった。
・・・・・・シーディジャに頼まれて来てくれたのか。
それにしても、なんだって大人しいはずのウィヴルが襲ってきたんだ?
いや、今はそんなことよりもマムークに戻ろう。
妻も心配しているだろうし、何よりアンタに礼をしなければ・・・・・・。
マムークのシーディジャの下へと戻ります。
―ゴトージャ
どうにか無事に戻ってこられたよ・・・・・・。
アンタにも、迷惑をかけたな。
助かればそれが一番さ。
シーディジャ
夫を助けてくださって、ありがとうございます。
おかげさまで、無事に戻ってきてくれました。
腕の立つ若者は大半がマムークを離れ、傭兵働きに出ていて・・・・・・だから、とっさに助けを求められる同胞がいなかったのです。
偶然あなたが通りがかってくれて、本当によかった。
典型的な片田舎のパターンか。
若者が出稼ぎにいって、集落には老人ばかり、っていうね。
ほんと通りがかってよかったよ。
ゴトージャ
オレも元傭兵でな・・・・・・。
アンタの故郷であるエオルゼアに、出稼ぎに行っていたこともある。
ほー、もしかしたら会ったことあるかもしれんってことか!
だが、大怪我を負って廃業し、今はこのザマだ。
妻を守るために戦うことすらできず、ただ逃がすだけで精一杯・・・・・・。
昔は戦えたなんて、言ったところでどうにもならん。
ウィブル相手ですら、遅れをとるなんて情けないだろう?
そうやってふさぎ込む方が何の意味も生産性もないよ。
シーディジャ
それにしても、なぜ今日にかぎって襲われたのかしら?
このあたりのウィヴルは、昔から飼い慣らしてきたこともあって、普通だったらマムージャ族を攻撃するはずがないのに・・・・・・。
ゴトージャ
何かに怯えていたのか、理由はわからんが・・・・・・ひどく興奮していたようにも感じたな。
とにかく、このまま放置すれば、早晩に被害者が出るだろう。
なあ、アンタ・・・・・・迷惑ついでに、少し相談に乗ってくれないか?
オレのように、まともに戦えない者でも、暴れるウィヴルに対処できる方法がないか考えたいんだ。
乗り掛かった舟だ。
さにすとはこういう依頼得意だからもちろん協力させてもらうよ!
い、いいのか・・・・・・?
頼んでおいて何だが、協力したところで、アンタに利があるとは思えないが・・・・・・。
利があるかないかなんて今わかんなくてもいいんだよ。
いつかきっと君が利にしてくれると信じて僕は依頼を受けるんだよ。
シーディジャ
ちょっと、せっかく手伝ってくださるのに、そんな言い方は・・・・・・。
ゴトージャ
・・・・・・すまない、他人の厚意に慣れていなくてな。
少し面食らってしまっただけだ。
今はアンタの厚意に甘える形にはなってしまうが、いっしょに解決法を探ってもらえると助かる。
よろしく頼むよ。
―ゴトージャ
さて、どうすれば怪我人でもウィヴルに対抗できるのか。
少しばかり頭を使う必要がありそうだな。
スポンサーリンク