「フビゴ族の帰郷」
黒文字はゲーム内のストーリーテキストそのまま
青文字は地の文
緑文字はさにすとの感想
ブランチベアラーを共栄植物として利用することで、害虫からの被害を抑えついに第一回の収穫が行われた。
この調子でゴクゴルマ農園を大きくしていきたいところである。
ルヴォージャ
ブランチベアラーたちも、農園の生活に慣れてきたみたいだな。
害虫も広まることなく、次の作物もよく育ってるから、そのうちまた収穫の時期がきそうだぜ。
ただ、農園に出入りする人が増えたことで、それを狙う魔物が、周辺に出没するようになってるんだ。
当然、対策は進めてるさ。
ゴトージャが、以前あんたと魔物除けを作ったと聞いて、似た道具が作れないかって頼んでみたんだ。
これからその試作品を、「ゴトージャ」のところに取りに行くんだが・・・・・・せっかくだ、いっしょに行こうぜ!
ゴトージャさんに会いに行きます。
―ルヴォージャ
ゴトージャには、引き続き世話になってるんだ。
農具の手入れはもちろん、実はアンギルの研究器具の製作も手伝ってるらしいぜ。
ゴトージャ
ルヴォージャひとりが来ると思っていたが、アンタも来てくれるとはな。
元気そうで安心したよ。
以前作った煙玉を改良して、罠として使えるように設置型にしておいたぞ。
煙も、なるべく長く持続するように工夫してみた。
だが、これはあくまでも一時しのぎだ。
戦える者が警備したほうが、何かと安心だろう。
ルヴォージャ
なるほどな・・・・・・だが、ここの人員は手一杯。
トライヨラに移住した者たちに声をかけて、マムークに戻れないか交渉してみるしかなさそうだ。
できれば、あんたも口添えしてくれた助かる。
もしよかったら、トライヨラの「鸞翔の城郭」まで来てくれよ!
まあ昔のマムークとは状況がだいぶ違うし、ルヴォージャみたいにマムーク好きだけどトライヨラに来てた人もいるだろうから、説得してみる価値はあるかもしれないね。
―ゴトージャ
アイツは昔から実直なヤツだからな。
その熱意さえ伝わればきっと・・・・・・。
トライヨラの鸞翔の城郭でルヴォージャが勧誘しているところに合流する。
―穏やかなシュバラール族
元気そうで安心したよ。
突然、マムークに帰るだなんて言い出したからね。
ルヴォージャ
お、来てくれたか!
実は、トライヨラに到着するなり友人に出くわしてさ。
これから会いに行こうと思っていたフビゴ族の友人・・・・・・「ミレーアj」の居場所を教えてもらえたんだ。
普段は、日雇いで用心棒や力仕事をしてるんだが、今日は「嘴休めの泉」で暇そうにしていたらしい。
さっそく行ってみようぜ。
―穏やかなシュバラール族
「ミレージャ」なら、嘴休めの泉にいるはずだよ。
ルヴォージャも向かったみたいだから、君も行ってみるといい。
嘴休めの泉のルヴォージャに合流。
―ルヴォージャ
彼がミレージャだ。
腕っぷしのいい男だから、ぜひ協力を取り付けたい。
マムージャも男か女か全然わからんな。
ミレージャ
なんだなんだ、客人が多くて今日の俺は人気者・・・・・・
って、あなたはもしかしてウクラマト様の!?
ルヴォージャ
ミレージャも知ってたのか。
やっぱりさにすとって有名なんだな。
ミレージャ
そりゃもう、俺たち用心棒の間では有名どころじゃないぞ!
武王ウクラマト様もお認めになった腕だからな、彼女を目標にして訓練する者も多いんだ。
で、そんな有名人と、マムークに戻ったはずのお前・・・・・・なんで俺のところに来たのか、さっぱりわからないんだが?
ルヴォージャ
頼みたいことがあってさ。
どうか、ミレージャもマムークに戻ってきてほしい。
ミレージャ
いや、いくらお前の頼みでもそれは・・・・・・。
ウクラマト様たちのおかげで少し変わったとは聞いてるけど、俺は、トライヨラの自由な気風が気に入ってるんだ。
それになにより、こっちの料理はウマい!
マムークのナジュールだらけの食事じゃ、力だって湧いてこねぇよ!
ルヴォージャ
いやいや、今は野菜の種類が増えているし、これからもどんどん増やしていくぜ!
ミレージャ
は?
・・・・・・マムークの話をしているんだよな?
いい反応だ。
これなら崩せそうだなw
ルヴォージャ
そうだけど?
さにすと
順を追って説明しよう。
ルヴォージャ
・・・・・・なるほど!
そうか、俺にとっては当たり前になっていても、トライヨラにはまだ伝わってないんだな。
まだ伝わってないってことはもっともっと活動していかないといけないな!
トライヨラまで伝われば、頼まなくても戻って来てくれる傭兵たちがいそうだからね。
ルヴォージャはミレージャにゴクゴルマ農園のことについて、今のマムークについて説明した。
ミレージャ
驚いたな・・・・・・!
本当にあの森で、ナジュール以外の作物が育てられているのか。
しかも、外つ国の人たちの助けを借りて・・・・・・。
ルヴォージャ
ああ、本当さ!
だからこそ、この変化を確かなものとするためにも、農園を守り抜くために力を貸してもらいたいんだ!
ミレージャ
・・・・・・わかった。
お前の熱意に免じて、少しの間、マムークに戻ってやるよ。
ただし、食事がナジュールばっかりだったら・・・・・・
ルヴォージャ
大丈夫だって!
自慢の野菜たちを見せてやるから、すぐに「ゴクゴルマ農園」に行こうじゃないか!
ミレージャを連れてゴクゴルマ農園へと帰ります。
―ルヴォージャ
まだ育ち始めたばかりのものもあるけどな。
これだけの種類の作物があって、枯れてないっていうのは、マムークにとって大きな希望なんだ。
ミレージャ
すげぇ・・・・・・!
本当にナジュール以外の作物が育ってやがる!
ルヴォージャの気持ちがわかったぜ。
これは、なんとしても守りたくなるってもんだ。
ルヴォージャ
ありがとう、頼むぜ!
さっそくなんだが、護衛役としての視点で、この農園に変えるべきところはあるか?
ミレージャ
そうだな、やっぱりまずは塀の強化だろう。
獣に突進されても簡単には壊れないようにしたいが・・・・・・道具と材料が必要だな。
ルヴォージャ
よし、道具のほうは俺が用意しよう。
材料の手配は、さにすとに頼めるか?
ミレージャ
なら、足首の小セノーテ付近で、「なめらかな苦灰岩」を採ってきてくれるか?
塀の強度を高めるために必要なんだ。
ルヴォージャ
「アンギル」にも話を通しておくから、集めたものは彼女に渡してくれ。
それじゃ、頼んだぜ!
調達担当の腕が鳴る。
今回は結構遠いところだな。
ゴクゴルマ農園完成したらこっちにエーテライト設置しようや。
アンギル
おつかれさま。
ルヴォージャさんから話は聞いているわ。
必要なものは集まったかしら?
なめらかな苦灰岩を渡す。
ありがとう、たしかに聞いていた品ね。
これで魔物の被害が抑えられますように・・・・・・。
ミレージャの活躍により農園に塀ができた。
これで魔物からの被害も抑えられるだろう。
アンギル
ミレージャさんが、用心棒仲間に声をかけてくれて、かなりの人数が集まったの。
おかげで、農園を守るための設備を整えることができたわ。
これで魔物が近づいてきても追い払えるし、収穫をはじめとして力仕事も手伝ってくれて、大助かりよ。
光る実ができたのは驚いたけれど・・・・・・この森に満ちる隕石エーテルの影響で変化したみたい。
ナジュールと同じで、食べても問題はなさそうで安心したわ。
光る実!?
付加価値までついて、流通させて経済活性させようや!
ミレージャの呼びかけに応じて、トライヨラからマムークに帰還する者も増えてきた。
皆、ゴクゴルマ農園で育つ作物に喜んでいるようだ。
収穫量も安定したことで、採れたての作物を流通させる取引所も造られた。
これを機に、マムークの食環境も改善されていくことだろう!
今後はどう発展していくか楽しみですね。
ストーリーものでいうと、ここらで1件トラブルが起きて、解決してさらに良くなるって言うのがテンプレな気がします。
個人的には、ナジュールがこの地の特産品でもあるので、ナジュールの品種改良品をトライヨラとかに流通させたい!みたいな展開が面白いかなとか思っていますね。
―ルヴォージャ
ミレージャの説得、一緒に来てくれてありがとな!
あいつもすっかりやる気になってくれたし、頼れる仲間が増えて嬉しいぜ。
人手も増えてきたことだし、新しいことに挑戦するための余裕もできてくるだろう。
農園の発展のために、何ができるか考えておくよ!
―アンギル
フビゴ族の方々には、魔物退治だけではなくて、力仕事を率先して引き受けてもらえるから、助かっているわ。
私、研究書より重いものを持ったことがないもの。
だから、つい私用でも頼ってしまって・・・・・・ふふ、今度なにかお礼をしなくちゃね。
―ミレージャ
ルヴォージャの言ってたとおり、ナジュール以外のものもしっかり食えてるぜ。
その分、俺たちもしっかり働かなきゃな!
―カゲージャ
ナジュールの栽培でも、フビゴ族には力仕事をお願いしていてね。
とはいえ、正直人手が足りていなかったから・・・・・・ミレージャたちが帰ってきてくれて、助かっているよ。
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