「マムージャ族の愛する故郷」
黒文字はゲーム内のストーリーテキストそのまま
青文字は地の文
緑文字はさにすとの感想
ゴクゴルマ農園の完成からしばらく経ったある日、いつも通りデイリーミッションをこなしているとルヴォージャ君からの視線を感じた。
ルヴォージャ
さにすと、ちょうどよかった。
少し時間はあるか?
ボツテイが、また新しい料理を考案したらしくてさ。
ぜひ試食してほしいと招かれたから、休憩がてら、あんたも一緒にどうだ?
いいだろう。
ちょうどお腹が減ってたところだ。
よし、じゃあ行こうぜ!
「ボツテイ」は、いつもの食事処にいるはずだ。
食事処へと向かう。
―ルヴォージャ
ここもずいぶん賑わってきただろ。
最近は、マムークの外からも人が来ることがあるんだ。
ボツテイ
む、さにすとも来てくれたか。
空いているところなら、どこでも好きに座るといい。
ルヴォージャ
ああ、ありがとう。
そうだな、ゆっくりできそうな場所は・・・・・・。
席を探していると、入り口から2人やってきた。
チャタロー
あっ、さにすとにルヴォージャ!
ふたりも来てたんだね!
うー、いい香り!
ボツテイじーちゃん、ティーカ・セルヴァースひとつ!
おお、チャタローじゃないか。
ラルバー
馬鹿野郎、今は届け物があって立ち寄っただけだ。
俺たちはこれから見回りってことを忘れるなよ。
チャタロー
えー、あれくらいならパパっと食べられるのに・・・・・・。
まぁ見回り後のお楽しみってことで我慢するかぁ。
じゃあねー!
見回り帰りに絶対寄るから、よろしくー!
風のように来て、風のように去っていったww
ルヴォージャ
こうやって、イクブラーシャの若者が身構えることなく、立ち寄ってくれるようになったんだぜ。
ひと昔前では、考えられないことだよな。
では、改めて俺たちも座ろう・・・・・・
トライヨラ帰りのマムージャ族
おーい、ルヴォージャ!
次に植える作物のことで、相談したいことがあるんだ!
ちょっと、こっちに来てくれるか?
ルヴォージャ
悪い、ちょっと行ってくる!
活発でいいね!
ボツテイ
あのとおり、ルヴォージャはいつも引っ張りだこでな。
労をねぎらうために試食に誘ったが・・・・・・やれやれだ。
相談を終わらせてルヴォージャが帰ってきた。
ほんとたくましいマムージャ族だな!
ルヴォージャ
悪いな、俺から誘っておいて待たせてしまった。
ボツテイ
試食中うくらいは、一旦仕事は抜きにしてゆっくりしていけ。
とっておきの新料理を3つほど考えたんだ。
そら、この中から選ぶといい。
樹海の恵みサラダ、チャイチャの煮込みスープ、謎鍋から選ぶ。
さっぱりしたいから樹海の恵みサラダにする。
ボツテイ
採れたての野菜3種を使ったサラダだが、トラル産のキヌアという食用の擬穀をたっぷり掛けた上に、燻製魚を添えた、これ一皿で食事が完結する逸品だ。
さあ、試食の始まりだ!
がつがつもぐもぐがつがつもぐもぐ。
樹海の恵みサラダを、一気に食べた!
採れたての野菜と香ばしい燻製魚の相性は抜群で、擬穀のプチプチとした食感も心地良い!
ボツテイ
乾燥は言われずともわかる。
お前たちの顔に書かれていたからな。
いずれ正式に提供も始めるから、また食べたければ来るといい。
―ボツテイ
ここでの料理は、なかなかやりがいがあるぞ。
なにせ、光る野菜なんてものは、ゴクゴルマ農園でしか手に入らんからな。
ルヴォージャ
いやはや、料理の創作にかけるボツテイの意欲には、本当に感心させられるぜ。
この食事処に来る者たちを見てるとさ、近頃、マムークでの食事が「生きるためのもの」から、「楽しみのひとつ」に変わってきてることを実感するんだ。
それは目指していた変革とは違うかもしれないが、喜ばしいことだと思ってるよ。
なあ、これから俺は「アンギル」のところに行くんだ。
時間ができたら相談したいことがあるって言ってたからさ、よかったら、あんたも来てくれないか?
―ルヴォージャ
アンギルの知識なくしては、この農園は始まらなかった。
彼女に対しても、感謝は尽きないな。
アンギル
あら、さにすとさん。
あなたも来てくれたのなら話は早いわ。
おかげさまで、今日もゴクゴルマ農園は順調そのもの。
トラル全体の農業互助組織である「トラル農業協同組合」からも、正式に加入しないかってお誘いいただいたのよ。
街の外の方々にも関心を持ってもらえて・・・・・・私がここに来た当初の目的は、達成できたと言えるでしょう。
だから、新しい道に進もうと思っているの。
ほんと探求心は歯止めが利かないな!
さすがシャーレアンの研究者だぜ。
ルヴォージャ
まさか、シャーレアンに帰るというのか・・・・・・!?
アンギル
あら、誤解させてしまったかしら。
私が持ち込んだ、すべての種の栽培に成功したから、次は品種改良に挑みたいと思って・・・・・・。
今よりも味がよく、栄養価が高く、収穫量も多い。
そんな作物ができればゴクゴルマ農園の名も高まって、マムークもますます活気づくでしょう?
ルヴォージャ
ああ、もちろんだ!
この農園の成功は、マムークの変化を知らしめ、トライヨラに移住した者たちの帰郷を促した。
このマムークが・・・・・・俺たちマムージャ族の愛する故郷なんだと、自信を持って言えるようになった。
本当にありがとう!
あんたたち、ふたりの協力のおかげだ。
もちろん僕たちが協力しなかったらあり得なかったかもしれないけど、僕たちの協力に対して真摯に向き合ってくれたルヴォージャ君がいたからここまで大きくできたんだと思うよ。
あくまで僕らは足りないピースでしかなかったわけだけど、ルヴォージャ君は絶対に必要なピースなんだよね。
さにすと、俺はこれからも、アンギルと新しい挑戦を始めていくぜ。
もしよければ、また手伝いに来てくれよ!
アンギル
ええ、いつでも待っているわ。
そして、いつかあなたも驚かせるくらいに、立派な農園にしてみせるから、見ていてちょうだいね。
おう、楽しみにしてるで!!
―ルヴォージャ
さにすと、よく来たな!
今日もゴクゴルマ農園の作物は順調に育ってるぜ。
トラル農業協同組合にも加入できて、外との取引も始まったんだ。
だから、まだまだ働き手を必要としていてさ・・・・・・よければ、あんたも手伝っていってくれよな!
―カゲージャ
さにすとさん、いつもありがとう。
貴方が協力してくれるおかげで、このゴクゴルマ農園はここまで大きくなれた。
僕たちの言葉で「永遠の色」という意味を持つ、この農園を、これからも見守ってくれると嬉しいな。
農園で育つ作物が、永遠に周りの畑を彩りますように・・・・・・ってね。
―アンギル
あらさにすとさん、来てくれたのね。
見てのとおり、ゴクゴルマ農園の運営は順調よ。
品種改良の研究も進んでいるわ。
作物を増やすためにも、農地も広げていきたいし・・・・・・計画の見通しが立ったら、ゼレージャ様に相談しなくちゃね。
―ヒーラジャ
ボツテイさんから、家でも作れる料理を教えてもらってねぇ。
それに必要な野菜をいただこうと思ってるのさ。
イクブラーシャからお肉も取り寄せられるようになったから、うちの人も大喜びなんだ。
胃袋掴んで惚れ直させてやろうって、こっちも張り切っちまうよ。
―ボツテイ
「ティーカ・セルヴァース」は、マムークの言葉で、「森の恵み」という意味を持つ。
名づけてくれたのはカゲージャだ。
これまで、マムークには隕石による重みがのしかかっていたが、いまやそれが恵となり、豊かな作物が実るようになった。
そんな家庭が料理の名に込められているというわけだ。
さあ、今日も森が授けてくれた恵みをいただくとしよう。
常に感謝の気持ちを忘れずに、な。
―プデージャ
トライヨラの友達、元気かなぁ?
次に会えたら、また対戦しようねって約束してるんだよ。
だからレアカードも集めて、もっともっと強くなってやるんだ!
―ミレージャ
今日もゴクゴルマ農園は平和そのものだ!
この前、収穫作業も手伝ってきたんだが、本当にこの森で野菜が育つんだなって実感できて、嬉しかったよ。
―ジラージャ
農園の作物は安定して収穫できるようになったが、俺たちの夢はまだ続いてる。
もっともっと畑を広げていってやるってな!
だからよ、ブランチベアラーの力も頼りにしてんだ。
森全体を活性化させるために・・・・・・よければあんたも、あの子たちに乗って出かけてやってくれよ。
―リコージャ
実は、最近ブラーシャ隊の装備修理も頼まれるようになったんだ。
そこでご飯を食べるついでにって感じでさ。
大事な武具をオレたちに預けてくれる・・・・・・以前じゃ考えられないくらい、信頼されてるんだなって感じるよ。
だから、誠意を込めて丁寧に手入れをすることで応えなきゃな。
―ヴェールジャ
おかげさまで、このゴクゴルマ農園も栄え、ここの品揃えも充実しましたわ。
マムーク青蕉貨をお持ちいただければ、いつでも特別な品と交換いたします。
この中に、あなたの望むものがありますように。
―バコージャ
ウィヴルは、俺たちドプロ族にとっては大事な相棒なんだよ。
何も戦のためだけじゃない・・・・・・この深い森のどこへだって、コイツとなら行けるんだ。
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