【FF14】土に囲まれて ワチュメキメキ万貨街取引

「土に囲まれて」

パメカ
これは、さにすと君。
前回は、ペルペル族の物語についての本ということで、オルコ・パチャ産の素材を使って装丁部材を作りました。
その結果、物語の世界観が感じられる、素晴らしい装丁に仕上がったと思います。
今後も同じ方針で進めていきましょう!
次はモブリン族の物語ということでしたが、彼らはハヌハヌ族と同じ、コザマル・カで暮らしています。
ちゃんと両者の差別化を図りたいところですね。
コザマル・カで採れる素材の中でも、モブリン族の文化に馴染んだものを選ぶのがよさそうです。
「モブリン様式の装丁部材」の準備をお願いします!

 

 

パメカ
これに使われているのは、コザマル・カ特有のウコギ材?
・・・・・・なるほど、想像が膨らんできました。
私の筆も、ノリノリで走りそうです!

 


デモウェニ
さて、今回語るはモブリン族の物語。
彼らには独自の文化がさまざまあるけれども・・・・・・

 

パメカ
あの、デモウェニ君。
椅子に座らないのですか?

 

デモウェニ
おっと、これは失礼!
けど、普段は店内で立ったまま物語を披露してるんで、こうしてた方が、語りに熱が入ると思うんだ。

 

パメカ
はあ、キミが良いのでしたら、こちらは構いません。
・・・・・・それではどうぞ。

 

デモウェニ
皆さんはモブリン族と聞いて、何を思い描くだろうか。
顔を覆うマスク、大きな背負子(しょいこ)、それとも・・・・・・?
これは、彼らが大事にしている「壺」に関する物語。
あるとき、日々の放浪生活に疲れたモブリン族の一団が、定住を望み、地下深くの洞窟を根城に生活を始めた。
彼らは必要な品をあちこちから調達し、壺に貯め込みながら、快適な我が家をつくりあげていった。
しかし、物を集め過ぎたせいで洞窟はすぐに手狭に・・・・・・。
そこで彼らはツルハシを振るい、奥底へと穴を拡張・・・・・・やがて地下に広がる一大都市を築くまでに至った!
・・・・・・だが、その栄華も長くは続かなかった。
あまりに遠くまでトンネルを掘ったため、彼らは海との境目に穴を開けてしまったのだ。
暴れ狂う濁流に呑まれたモブリンたち。
自慢のマスクが仇となり、すぐさま窒息寸前に!
これまで必死に貯め込んだものを手放したくない・・・・・・その一心で、彼らは己の身体を壺の中へと潜らせた!
こうして濁流をやり過ごした彼らは、どうにか地上に這い上がると、地底暮らしはこりごりだと、密林の中に新たな集落を築いた。
このとき、自分たちの命と財貨を守った壺に関sニャし、丸みを帯びた陶器で家屋や工房を建てたという。
では、モブリン族の地底都市はどうなのか?
その正確な場所は忘れ去られたが、このトラル大陸のどこかに、水に沈んだ都、ムバルポロスは眠ってという・・・・・・。
毎度のことながら、惚れ惚れするような出来映え・・・・・・物語をしっかりと聞いて、イメージを膨らませてくれたんですね!

 

さにすと
モブリン族はたくましすぎる。

 

デモウェニ
ええ、モブリン族は自分たちが住みやすいように、環境を変えてしまうんだとか。
トライヨラに馴染もうとしてる僕とは大違いだ。
以前に話したハヌハヌ族の物語もそうですが・・・・・・いかにして自分たちが、ここに暮らすようになったかを、語った物語は多いんですよ。
パメカさんの一族にも、何かしらあるんじゃないですか?

 

パメカ
・・・・・・私は、トライヨラ生まれのトライヨラ育ちです。
一族のルーツがどこにあるかということさえ、これまで考えたこともありませんでした。
もしかして私は、自分の一族に関する語り継ぐべき物語を、すでに失ってしまっているのでしょう・・・・・・。
ちょっと気になってきました。
自分の御先祖様がどんな物語を持っていたのか、調べてみようかな。

 

デモウェニ
いいですね!
何かわかったら、ぜひ僕にも聞かせてください。
最近、少しずつ文字が読めるようになって、これまで以上に、物語に興味が湧いてきてまして・・・・・・。
それでは、僕はこれで失礼します。

 

 

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