「王都遊覧」
黒文字はゲーム内のストーリーテキストそのまま
青文字は地の文
緑文字はさにすとの感想

サカ・トラル関門で一息ついたさにすと、ウクラマト、クルル。
引き続きトライヨラの名所を巡る。
ウクラマト
次は、街の西側「グルージャジャ凱旋門」を見にいきがてら、気球発着場に寄ってくぜ。
クルル
気球・・・・・・?
トライヨラにも、そんなものがあるのね。
ウクラマト
ああ、ほかにもまだまだ案内したい場所があるんだ!
このあたりに満足したら声をかけてくれ。
ウクラマト
「グルージャジャ凱旋門」は街の反対側だ。
途中で気になるところがあったら、声をかけてくれよ!
―ウクラマト
まだまだ、トライヨラには面白いところがたくさんあるぜ。
楽しみにしててくれ!
―クルル
エレンヴィルさんも言ってたように、疲れたら無理せず休憩を挟みましょう。
継承の儀に挑む体力を残しておかなくちゃ。
来た道を引き返し、分岐で一度立ち止まる。
クルル
それにしてもトライヨラの人たちは、どうやってこんな山の上に街を造ったのかしら。
ウクラマト
元々ここには、ヨカフイ族が建てた神殿があったのさ。
サカ・トラルに大橋を架ける際、大海溝の底に眠る神を起こさないように、鎮めるためのな。
数百年前にヨカフイ族が去って、長らく放置されてたんだが、オヤジが国を興すとき、ちょうどトラル大陸の中心にあった、その神殿跡を改築して王宮にしたんだ。
このとき集まった労働者たちの住居が、トライヨラの街の基礎になっていったわけだな!
道が広いのもヨカフイ族が元々作った街だから、ということか。
よし、ちょうど話に出たことだし、トライヨラ最大の居住区「翼鏡の街」を通っていくぞ!
ここの階段を上った先さ!
ここから更に階段を上り、頂上へ到達。
「ヴォロク連王宮」について話す。
ウクラマト
ここが「ヴォロク連王宮」・・・・・・その名のとおり、オヤジの王宮ってわけだ。
どうせ、ここにはあとで来ることになるから、先にほかの場所から案内するぜ。
クルル
おっきい建物・・・・・・!
それに最上部にある像は、いったい・・・・・・?
ここはスルーして、そのまま次は下り階段をひたすら進む。
色々な意匠の住居を見ながら他部族国家たる所以を肌で感じた。
クルル
ここが居住区ね。
どんな人たちが住んでるの?
ウクラマト
ヨカ・トラルを本拠地にするマムージャ族、シュバラール族、ペルペル族や、モブリン族にハヌハヌ族・・・・・・
それからサカ・トラルから移り住んできた、トナワータ族、ヘイザ・アロ族、シャトナ族・・・・・・
ま、そんな具合でトラル大陸中から、いろんな部族が集まっているのさ。
クルル
まさに多部族国家であるトライヨラの縮図ね・・・・・・。
建物ごとに、部族特有の文化を思わせる飾り付けもあって、本当に刺激を受けるわ!
ウクラマト
そう言ってもらえるとアタシも嬉しいぜ!
んじゃ、お次はこのまま階段を下りていくぞ。
上りも半端なかったけど、くだりも半端ない。
海側を見ると巨大な太鼓が置かれていた。
「太鼓」について話す。
ウクラマト
あそこに見えるでかい太鼓は、曙歌の大太鼓って言ってな。
トラル勇連隊が任務から帰ってきたときなんかに、その働きを労うために叩いたりするんだ。
一度、思い切り斧で叩いたら、太鼓がぶっ壊れちまってさ。
オヤジに大目玉くらって、王宮に逆さ吊りにされたっけ・・・・・・。
それはアホすぎるw
クルル
あんな大きな太鼓は見たことがないわ。
どうやって叩くのかしら?
階段を下り切り、細道を道なりに進んでいくと気球発着場が見えた。
ウクラマト
ここが「気球発着場」だ!
どうだ、驚いただろ!
外つ国には、飛空艇とかいう空飛ぶ機械があるらしいが、トライヨラじゃもっぱら気球を使ってるんだ!
こいつが作られた経緯は、エーテライトと同じさ。
コーナ兄さんがシャーレアンから持ち帰った知識を、オヤジがえらく気に入ってな、3年前に導入されたんだ。
気球っていったらイクサル族のイメージが強いんだけどな。
気球ができてから、ほかの集落との交通の便が良くなったよ。
辺境にある村との交易も、ずいぶん楽になったって話だぜ。
さあ次はいよいよ、最初に話した目的地・・・・・・「グルージャジャ凱旋門」に向かうぞ!
来た道をそのまま引き返し、先ほど階段を下り切った場所の近くにある大きな門の前へと立った。
ウクラマト
こいつが「グルージャジャ凱旋門」だ。
ヨカフイ族がいた当時はヨカ・トラル関門と呼んでたらしいが、トライヨラ建国を機に、誰からともなくオヤジの偉業を称えて、そう呼ぶようになったんだと。
ならサカ・トラル関門もなんか名前変えたってなw
門の先はヨカ・トラルの西側にある湿地帯、「コザマル・カ」に繋がってる。
継承の儀の内容によっちゃ、行くこともあるかもな。
クルル
コザマル・カ・・・・・・いったいどんなところなのかしら。
ところで、ここに来る途中で見かけた、あの動物は・・・・・・?
クルルは白い羊のようなモコモコの動物を指さす。
ウクラマト
ああ・・・・・・あいつはアルパカだ。
見てのとおり、恐ろしい獣だぜ・・・・・・。
クルル
恐ろしいというか、愛らしいように見えるけれど・・・・・・。
ウクラマト
いずれ、お前らにもわかるさ・・・・・・
そんなことより、もうひとつ見せておきたい場所がある。
トライヨラを知るうえで、あれを欠かすわけにはいかねぇぜ。
ついてきな!
グルージャジャ凱旋門から港方面へ戻る道に何やら遺跡群のようなものを発見した。
―クルル
ウクラマトさんの見せたいものって、この石塔群のこと・・・・・・?
ウクラマト
トライヨラのことが知りてぇなら、こいつを見りゃ一発よ!
クルル
この石塔で、トライヨラのことがわかるって・・・・・・どういうことかしら?
―ウクラマト
へっ、クルルの奴・・・・・・興味津々だな。
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