【FF14】守護天節と怪しい契約 守護天節2023

「守護天節2023」のクエストです。

「守護天節と怪しい契約」

 

ストーリーテキスト

冒険者ギルドの調査員
おおっ、あなたはもしや、以前の守護天節でご協力いただいた冒険者さん!?
これはちょうどよかった!
今回の祝祭で行われている催しに、またしても魔物が関わっている疑いがあるのです・・・・・・!

それというのも、催しの主催者が、正体不明の「パンプキンヘッドの女」なのですよ。
手下たちも含め、その怪しげな風貌といったら・・・・・・かつて街に現れた「コンチネンタル・サーカス」のように、人を装った魔物なのかもしれない!
幸いにして、今のところ被害は出ていません。
しかし、なにか悪だくみをしていないか、気がかりなのです。

今すぐ調査に乗り出したいのですが、私はこの場の監視を任されているため動くに動けず・・・・・・。
そこで、冒険者さんにお願いしたい。

パンプキンヘッドの女を手伝う形で催しを調査し、よからぬ企みがあるようなら、阻止してほしいのです!
引き受けてくださって、ありがとうございます!
「パンプキンヘッドの女」はミィ・ケット野外音楽堂にいるので、まずは彼女に手伝いを申し出てみてください。

 

 

パンプキンへッドの女
クス・・・・・・クスクス・・・・・・貴女は・・・・・・久しぶりね。
守護天節を楽しみにきたのかしら?

あら・・・・・・催しを手伝ってくれるの?
「人手」が足りなかったから、助かるわね。

貴女が、調査を頼まれて来たのはわかっているわ。
最初から、私が人を害さないと知っていて、協力しにきてくれたのでしょう?

それじゃあ、強力な助っ人も得られたところで・・・・・・。
手伝ってもらう前に、改めて守護天節について説明させてちょうだい。

守護天節は祝祭の時期、聖人たちは天上の宮殿で、飲めや歌えやの宴を開くの。
一方、加護の弱まった地上では、魔物が大暴れ・・・・・・。

かつての人は皆、粛々と家に閉じこもっていたのだけど・・・・・・いまや冒険者の活躍のおかげで、都市内も安全となり、人も愉快で楽しい祝祭を開くようになったのよ。
・・・・・・というのが、人の間に伝わる守護天節。
残念ながら、魔物の方に目を向けると、いまだ、祝祭で悪事を働こうとする者は後を絶たない。

そこで、私は考えたの・・・・・・「人も魔物も楽しい守護天節」ができないかって。
魔物も楽しめれば、きっと悪さなんてしないはずだもの。

さて、ここからが本題だけど・・・・・・あなたには、そんな祝祭を実現するため働いている、「パパ・ブルーセ」の手伝いを頼みたいわ。
彼もかつては、悪事を働く妖異だったけど、もう悪さはできないように契約で縛・・・・・・オシオキをしたの。
その後、彼の魔力を見込んで、もうひとつの契約を交わしたわ。
「人をほどほどに怖がらせて楽しませる」・・・・・・私が目指す守護天節のためのものよ。

この契約に従って、パパ・ブルーセが、いま街中で見世物をしているところなの・・・・・・。
だけどなんだか、うまく人を楽しませられていないようでね。

私が助言してあげたいところだけど、都市の人のことなら、きっと貴女の方が適任だと思うのよ。
冒険者なら人と関わることが多いでしょうからね。

フフ・・・・・・ありがとう、頼もしいわ。
「パパ・ブルーセ」は今頃、革細工師ギルドの周辺で芸を披露しているはずよ・・・・・・。まずは、彼に声をかけてみてちょうだい。

 

 

 

―屈強な槍術士
なにが始まるんだ・・・・・・?

パパ・ブルーセ
き、貴様は以前、ワタシに一杯食わせた冒険者・・・・・・!?
ゴ、ゴホン・・・・・・アナタも、ワタシの華麗なるショーを見に来たのですね?
では、この方とともにご覧いただきましょう!

さあさあ、お立合い!
世にも恐ろしーい生き物を、お目にかけましょう!!

屈強な槍術士
恐ろしい生き物って、いったい、何が現れるんだ・・・・・・?

パパ・ブルーセ
なんの変哲もない、この飾り付けのカボチャから、片時も目を離さぬように・・・・・・!

カボチャの子犬
がうーっ・・・・・・

パパ・ブルーセ
ああ、なんと恐ろしいッ!
この威嚇、鋭い牙・・・・・・先日、ワタシのお尻にかみついた、猛犬にソックリではないですかァーッ!

ワタシのこの術で、街中の飾り付けがすべて猛犬に返信したら・・・・・・グリダニアは、狂乱の宴にーッ!?

屈強な槍術士
ハッハッハッハッ!
わかったぞ、「恐ろしい魔物」が出ると警戒してるところに、かわいい子犬が出たら・・・・・・っていう冗談なんだな!
ちょっと戸惑ったが、笑える奇術だったぜ!

パパ・ブルーセ
今の客、怖がってはいなかったな。
でも、笑って帰ってくれるなら、いい、のか・・・・・・?

ほう、パンプキンヘッドの女に頼まれてワタシの手助けを?
ならば、これまでの経緯を話すとしよう。

以前の守護天節のことは覚えているだろうが、ワタシの真の姿は、妖異なんだ。
貴様はワタシの真の姿を見ても、怖がっていないようだな?
まあ、それはいいとして・・・・・・

さっきは、この子犬ですら怖がられたものだった・・・・・・。
パンプキンヘッドの女との契約は、「ヒトをほどほどに怖がらせて楽しませる」というもの。
魔物を見せるのがやりすぎなのは、このワタシでもわかる。

そこで、子犬に噛まれた経験を思い出して、子ども相手に試してみたら、大泣きされてしまったんだ。
犬ですらやりすぎなのかと驚いたよ。

しかし、さっきの大人はあろうことか笑っていた。
子犬は、ヒトにとって怖いのか怖くないのか・・・・・・いったい、どっちなんだ?

リフィル
大人と子どもで、怖いものは違うのでは?

パパ・ブルーセ
な、なんだと・・・・・・!
ヒトによって、恐怖の捉え方が違うということか!?

たしかに、さっきの反応の差を考えると、それもうなずける。
ヒトによって違うという「ほどほどの怖さ」なんて、ちっともわからないな。

泣くほど怖がらせるだけなら、もっと大雑把で良かったのに。
このままでは、パンプキンヘッドの女との契約を、ちゃんと果たすことができないぞ・・・・・・。

そうか、ヒトである貴様ならわかるはずだ!
ワタシを手助けに来たのなら、それを教えてくれないか!?

―カボチャの子犬
くぅん・・・・・・。

 

パパ・ブルーセ
そうだな・・・・・・実際に見世物の場で、貴様に「ほどほどの怖さ」を教えてもらうのがよさそうだ。
守護天節のカボチャを眺めてる住人を探して、そのカボチャを何に変身させればいいか、指示してくれ。
そこの坂を上ったところと、「槍術士ギルド」の辺りに、目立つカボチャが設置されていたはずだ。
その付近にいる住人相手に、試してみよう!

 

 

―パパ・ブルーセ
ワタシの使う変身魔法は、実は、それほど使い勝手はよくないものでね・・・・・・せいぜい物を変身させることしかできないんだ。
おそらくパンプキンヘッドの女なら、もっと強力な変身魔法が使えるだろうな。

 

 


休憩中の牙軍曹
ふむ、キミたちで守護天節の催しをしているのか。
普段から魔物を相手に戦っている私に、何を見せる気なんだ?

パパ・ブルーセ
さあ、何に変身させるか指示してくれ。

リフィル
度肝を抜く、強そうなオバケ

パパ・ブルーセ
なるほど、それでやってみよう!

休憩中の牙軍曹
うわっ・・・・・・!?
さ、さすがに驚いたよ。
こんな凶悪そうな魔物との戦いを想定したら、私でも震えがきてしまうな・・・・・・。

 

オドオドした子ども
うう、怖いお化けを見るだけで、足が震えて・・・・・・。
まさか、あなたは脅かしてこないよね・・・・・・?

パパ・ブルーセ
さあ、何に変身させるか指示してくれ。

リフィル
よく見ると怖い、小さなオバケ

パパ・ブルーセ
なるほど、それでやってみよう!

オドオドした子ども
う、うわぁぁーーー・・・・・・っ!?
・・・・・・って、あれ、よく見たらかわいい顔してるね。
カボチャが変身するなんて、ビックリしちゃった!

パパ・ブルーセ
どちらのヒトも、怖がりつつも喜んでいたな。
これが「ほどほどに怖くて楽しい」か・・・・・・わかってきたぞ!

よし、次のヒトはワタシにやらせてもらおうか!
「アプカル滝」辺りにいるヒトをほどほどに怖がらせに行こう。

―オドオドした子ども
このニセ魔物、よく見たらかわいい顔してるね。
カボチャが変身するなんて、ビックリしちゃった!

 

 


気の強そうな子ども
な、なに、もしかして脅かしに来たの?
そんなピエロなんか、少しも怖くないよ。

パパ・ブルーセ
脅かしがいのある生意気な子どもだな・・・・・・よし、ワタシに任せてくれ!
やあやあ、そこ行く利発なお嬢さん!
じぃーっくりと、そこのカボチャをご覧いただけますか?

気の強そうな子ども
きゃーーーー!?
お、お化けだぁぁぁーーーーっ!?

ふぅぅぅー・・・・・・ビックリしすぎてまだ心臓がバクバクいてる・・・・・・だけど、すごい魔法だね!
お化けを見たって、家族や友だちに話したら、みんなビックリするだろうなぁ!
ピエロのおじさん面白かったよ!ありがとうー!

パパ・ブルーセ
「ありがとう」だって・・・・・・?
怖がらせたことで、お礼を言われるなんて・・・・・・こんな経験は初めてだな。
ともあれ、おおよその力加減がわかってきたから、次は「口笛粉屋」の辺りへ探しに行ってみようじゃないか。

 

 


パパ・ブルーセ
そこのお嬢さん!
守護天節を一緒に楽しみませんかー!?

臆病な園芸師
ひっ・・・・・・!?
い、いまはお祭りどころじゃないので、別の人を当たってください・・・・・・!

パパ・ブルーセ
おや、なにやらすでに怯えている様子・・・・・・いったい、何があったのです?

臆病な園芸師
あ・・・・・・ピエロさん、話を聞いてくれるんですね。
実は私、グレートローム農場で働いているのですが・・・・・・

さっき畑で作業をしていたところ、どこからともなく、恐ろしい声がしてきて・・・・・・。振り返ると、お化けがいたです!
それで私、叫んで逃げ出しちゃって・・・・・・。
恐ろしくて、農場に戻れずにいるんです。

パパ・ブルーセ
ふむ・・・・・・お化け、か・・・・・・ワタシはこれまで農場に行っていないし・・・・・・。
なにが起きてるんだ?

リフィル
変身させた魔物じゃないのか?

パパ・ブルーセ
いいや、変身させたニセの魔物に自意識はないはず・・・・・・おそらくこれは、本当に魔物が紛れ込んでいるんだろう。
言われてみれば・・・・・・自分と同期の、つまり妖異の気配がする。
この女性は、きっとその妖異に驚かされたんだろうな。
ワタシが、ほどほどに怖がらせるのに苦労してるなか、そいつは随分と、勝手なことをしてくれるじゃないか。

下手したら、こちらの仕事に支障が出そうだし、ここは、ひとこと言ってやらないとな。
お嬢さん!
その農場の件、ワタシたちが確かめにいってあげましょう!

臆病な園芸師
本当ですか!?
初めて信じてもらえた・・・・・・ありがとうございます、ピエロさん!

パパ・ブルーセ
今日はやけにヒトに感謝されるものだな。
それも思ったより、悪い気分じゃない・・・・・・。

勝手に巻き込んですまないが・・・・・・妖異が複数いて荒事となったら、ワタシだけだと対処しかねる。
貴様にも一緒に来てもらいたい!

助かるよ、ありがとう・・・・・・
・・・・・・私まで、ヒト相手に礼を言うとはね。
ともかく「グレートローム農場」へ向かうとしようじゃないか。

―臆病な園芸師
お化けは、「グレートローム農場」で見かけたんです。
自分は怖くって・・・・・・しばらく戻れそうにありません。

 

 


―パパ・ブルーセ
一見なにも見当たらないが・・・・・・近くに気配を感じるぞ。

パパ・ブルーセ
近くに妖異の気配があるが・・・・・・脅かす気でこちらの様子をうかがっているんだろう。目が合っても適当にあしらってしまおう。

ポットに入った妖異
バァーーッ!!
・・・・・・チッ、反応が薄いナ。

パパ・ブルーセ
やはり、現れたな。
貴様、ワタシと同じ妖異のようだが、街の中に入ってきて何をしている・・・・・・?

ポットに入った妖異
なんだ、オマエも妖異カ!
目的など問われるまでもない、「魔人の夜」の再現サ!

カツテ守護天節では、パンプキンヘッドの魔人に率いらレ、魔物たちが好き勝手に都市内を大暴れシ、闊歩しタ。
それこそ魔物が楽しい守護天節、「魔人の夜」ダ!

そんな「魔人の夜」を再現しテ、オレは魔物の中デ、一目置かれる存在になル・・・・・・!魔物たちを率いるリーダーとなるのダ!
もう都市内にも仲間たちが入り込んでいル・・・・・・オマエも同期なら、我々に加わレ!

パパ・ブルーセ
お断りだ。

ポットに入った妖異
な・・・・・・なぜダ?

パパ・ブルーセ
そもそもパンプキンヘッドの女との契約で、貴様たちと徒党を組むことはできないんでね。
まぁできたとしても、つるむなんてごめんだが・・・・・・ほんのひとりふたり恐怖させたところで、必ずヒトに反抗されて撃退されるはめになる。

ポットに入った妖異
オレたちハそんあことにはならなイ!
・・・・・・そうか、オマエはヒトに負けて、ビビってるんだろウ?

パパ・ブルーセ
ああ、ビビっているよ。
パンプキンヘッドの女のオシオキは恐ろしいからな・・・・・・いまに貴様も同じ目に遭うはずだ。

だがワタシは、ヒトの中に紛れて、ヒトを恐怖させるやり方を身につけたところさ。
この冒険者のおかげでね!

貴様とつるんで失敗するより、賢く契約している方が、はるかに楽しくて合理的さ!

ポットに入った妖異
それなラ・・・・・・オマエは敵ダ!近くにいる仲間を呼び寄せテ、片付けてやル!

????
クス・・・・・・クスクス・・・・・・

ポットに入った妖異
き、貴様は、伝説ノ、パンプキンヘッドの魔人・・・・・・!?

パンプキンヘッドの女
悪い子には、「守護天節」の飾り付けになってもらうわ。
こんな風にね・・・・・・。

パパ・ブルーセ
妖異をカボチャにした!?
そ、それより、アナタがなぜここに・・・・・・?

パンプキンヘッドの女
妖異の騒ぎを聞きつけてね。
ふたりの声がしたものだから、様子を見に来たの・・・・・・。

クスクス・・・・・・貴方の言葉、嬉しかったわ・・・・・・。
守護天節のこと、楽しんでくれているのね。

さっきの話だと、ほかにも街に入り込んだ妖異がいるようね。
悪さをする前にこらしめて、楽しい守護天節を守りましょう。クス・・・・・・クスクス・・・・・・。

―パパ・ブルーセ
あの妖異、まるで昔のワタシを見ているかのようだったよ。

パンプキンヘッドの女
貴女の実力なら、妖異を倒すのは簡単でしょうね。
でも、せっかくの守護天節なのだから、楽しい催しの一環にしてしまいましょう・・・・・・。

みんなで手分けをして、街の中に入り込んだ妖異を見つけたら、さっきの魔法を使い、カボチャに変身させるの・・・・・・。
そうすることで、「魔物の正体はカボチャ」だって、人々に思いこませてしまうのよ。
そこで、ふたりにはさっきの変身魔法・・・・・・「守護天節のおまじない」が込められた、このステッキを渡しておくわね。
カボチャになった妖異たちの回収は、私に任せておいて・・・・・・。
さあ、守護天節のため、もうひと働きお願いするわ。

 

 

 

 

 

 


守護天節の広報係
私は、今回の催しの広報係デス。
わからないことは、なんでもお聞きくださいネ。

リフィル
あなたたちは?

守護天節の広報係
私たちは今回、コンチネンタル・サーカスに代わり、「守護天節」を盛り上げる催しを行っておりまス!
怖くて楽しい「守護天節」を、アナタのような冒険者も、気にいるに違いなシ!
魔物退治はしばらく忘れて、一緒に楽しみましょウ!

リフィル
「守護天節」とは?

守護天節の広報係
「守護天節」の時期は、聖人たちが天上の宮殿に招かれて、夜ごと盛大な宴に興じるというのでス。
だから、この時期の夜は、聖人の加護が弱まって魔物が大暴レ。
ヒトは皆、家に閉じこもって門扉を閉じる習慣ができましタ。

でも・・・・・・それも昔の話。
今では毎日、魔物相手に冒険者が大暴レ!
聖人の加護に代わって、冒険者が都市を守っているのですヨ!

そうして安全になった都市では、「守護天節」は、ただの楽しいお祭りになったのです。
ホント、不愉快・・・・・・じゃなくて、不思議な話ですよネ!

―パンプキンヘッドの女
クス・・・・・・クスクス・・・・・・。

 

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