今回は、パッチ4.1で実装されました「蛮族クエスト コウジン族編」のストーリー分析をしてみますよー
【導入クエスト】
クエスト名:宝物殿縁起譚
開始NPC:紅玉海イサリ村(6.8:13.3) 不安そうな漁師
開放条件:メインクエスト「ひとときの凪」をコンプリートしている。
【主要NPC】
【ストーリー】
イサリ村をのんびり散歩していると、不安そうな漁師さんがいた。
困っている人をを放っておけないのがヒカセンなのです、ええ。
話を聞くと、クガネで職人になった娘が里帰りしてくるはずなんだけど、到着しておらず、暴漢に襲われてないかと不安になっているのだそう。
その娘は、里帰りのためにクガネで安価な古道具を買い集め、イサリ村の貧しい者たちに配って回るよくできた娘だという。
要するに荷物が多いから紅甲羅に目を付けられる可能性が高い、といったところか。
故郷想いの女の子をほったらかしにするなんてとんでもないので、紅蓮のリベレーターが直々にお助け進ぜよう。
サカヅキ島にいくと、なにやら戦闘が行われていた様子で、変わった兜をしたコウジン族が娘を護っていた。
お前、それ、俺の役目なんだよ!!
案の定荷物を紅甲羅たちに取られたらしく、娘を助けたコウジン族がそれを取り返しに行こうとするも、負傷しているため僕に助太刀を要求してきた。
軽々と追手を倒し、コウジン族にドヤ顔をしていると、シホウミちゃんが追ってきた。
すぐに立ち去ろうとするコウジン族を引き留め名を聞く。
碧のタマミズに住まう、碧甲羅の一人だという。
どちらも義理と人情に厚いようで、お礼をしたがる。
紅甲羅から襲われたところを助けていただきありがとうカブトさん、のシホウミと
紅甲羅の追っ手から助けてもらったからありがとうヒカセン、のカブトが交錯する。
お礼なんていらないんよ。どうせ大したものじゃ・・・・・・
で、とりあえずシホウミ→カブトのお礼を先に済ませることにした。
シホウミがクガネから仕入れた古道具の中から好きなものを一つ選んでいいということ。
カブトはよくわからんコウジン族風の人形を手に取り、これで良いといった。
次いで、カブト→ヒカセンへのお礼。
これは碧のタマミズでしたいとのことなので、久しぶりに碧のタマミズを訪れることにした。
久しぶりに訪れた碧のタマミズは何やら様変わりしていた。
なにやらカブトがあの場所にいたのには理由があったようで。長老のブンチン様が大声あげてやってきた。
理由はこう。
カブトはブンチン様の指示を無視し、ひとりでお宝探しに出かけた。
サカヅキ島で紅甲羅に襲われている娘がいたので、助太刀するも負傷した。
そら怒られるわなぁ。
そもそもお宝探しとはなんぞや?今度は碧甲羅がスサノオを召喚でもするつもり?と疑いながら、ブンチン様を問い詰める。
宝物殿は紅甲羅が守るゼッキ島にある。
古来より甲羅の色に関わらず、集めた宝物は等しくゼッキ島の宝物殿に納め、神が降るのを待つのが習わしである、と。
しかし、ヒカセンによって帝国の後ろ盾を失った紅甲羅は、焦ってその不安を取り除こうと、碧甲羅に対し配下の兵となるよう要求した来た。
当然碧甲羅は要求を拒否、すると宝物殿の立ち入りを禁止してきた。
そうであれば碧のタマミズに独自の宝物殿を造って、宝物を集めて奉納することに決めた、ということだそう。
はい、ヒカセンのせいで部族間のバランスが崩れました。
宝物を満たすべく、一族総出で宝物を探している最中であるのが現状だという。
そんな中でカブトは協力体制を敷かず、単独行動を繰り返していたのでブンチン様は激おこだったのだという。
カブトの証言は「弱い仲間は足手まといだから、宝探しは一人でもできる」と。
分かってないなぁ全く。そういう話じゃないんだよ。
まーたクセの強いキャラが出てきたなぁと変な意味で感心してしまった。
仲間から歩み寄ってきてくれているのに、どうもカブト君は頭が固いようで。
こういう人はどの世界にもいるもんなんですね。
会社にも嫌というほどいますしねw
自分が一番知ってるから自分が全部やるんだ!みたいな人。
宝物殿第一号となる「コウジン族風の人形」を宝物殿に飾ると、突然甲高い声が響き渡る。
付喪神様が顕現されたようです。はあ。
付喪神様の要求は以下の通り、
「宝物殿を満たしたいというのであれば、多くの者と縁を結び、お宝探しを率いろ。決して一人でやろうなんて思うんじゃないぞ!」
心には思っているが、口下手であるため、なかなか行動に移せない。
「僕がこんなことを言うと迷惑かなぁ」とか考えて、全部自分でやっちゃうタイプのカブト君。
その偏屈な性格を叩き直すかの如く、付喪神様はカブトに向けて大矢を射る。
お宝探しとは縁結びに似たり!ドドン!
付喪神様がどんどん話を進める。
「碧の宝探衆」を結成し、心と心を結べ!
さあカブトを頭とし、どんどん縁結びをしていくのだーーー!
ヒカセン、マクラ、ズキン、シキタヘの4人が付喪神様からの指名。
今後のお目付け役として、「ツクモ」がカブトに憑くことに。
これからはじまるのは、武の達人「カブト」が頭となる「宝探衆」を率いて、東方地域を練り歩き、様々な縁を結びながら碧のタマミズの宝物殿を満たしていく成長物語である。
次回「コウジン族 信頼編」
【補足メモ】
コウジン族の命名規則
コウジン族は「マクラ」や「ブンチン」など特徴のある名前をしています。
卵に宿った魂がこの世に慣れるために一時的に別の品物に宿る。その時に選ばれる対象物で特性が色濃く反映されるとされる。
書に通じる知識を重んじる魂なら、文鎮などの文具に宿り、生後はブンチンと名乗る、といった流れ。
さにすとのひとこと
4.Xシリーズ初めての蛮族シリーズの導入編です。
組織によくいるタイプの人間が頭となって、様々な行動に移していくというストーリーライン。まだまだ未熟なコウジン族「カブト」とそれを見守る「ツクモ」。この二人の関係性がクエストを追うごとにどのようになっていくのか。一人で何でもする!というカブトの心情は変化していくのだろうか。
続きが非常に気になる導入ストーリーでした。