【FF14】君と僕の記憶 パッチ7.3メインクエスト

「君と僕の記憶」

黒文字はゲーム内のストーリーテキストそのまま
青文字は地の文
緑文字はさにすとの感想

塵となってソウルケージに入ったジオードをオブリビオンのメンバーにどう伝えるべきか・・・・・・。

 

スフェーン
・・・・・・帰ろう、バックルームに。
まずはシェールたちに、ちゃんと伝えなきゃ。

 

クルル
そうね・・・・・・。
ワヤッケさんには私から声をかけておくわ。

 

 

足取りが重たくなる中バックルームへと帰った。
全てを知ったワヤッケは膝から崩れ落ち、バックルームには悲しみが充満した。
シェールにはジオードのソウルケージを手渡した。

シェール
ジオード・・・・・・。

 

グルージャ
僕が・・・・・・機械兵を制御できていれば・・・・・・。

 

ノスタルジア
グルージャのせいじゃない。
悪いのは全部あいつだよ!
どうしてこんな理不尽なことを・・・・・・。

まあ向こうにも向こうの正義があるわけだから。
こっちの正義を押し付けたってジオードが帰ってくるわけでもあるまい。
ここは冷静に対処しないと。

計画、計画って・・・・・・私たちは今ここで生きてるのに!
命を何だと思ってるの!? 
許せない・・・・・・カリュクスも・・・・・・
いつも何もできない私も・・・・・・!!

 

ワヤッケ
待って、どこに行くの・・・・・・!?

 

ノスタルジア
・・・・・・頭を冷やすだけ。
わかってる、馬鹿な真似はしない。

 

クルル
あなたはここで休んでいて。
私がノスタルジアさんについているわ。

今この状況で個人行動をとるわけにはいかないからな。
個人行動して死んだ奴がついさっきいたんだから。

 

ワヤッケ
ありがとう・・・・・・ございます・・・・・・。

 

シェール
みなさんとジオードが駆けつけてくれたおかげで、被害を最小限に食い止めることができたんです。
救われた命が、たしかにありました。

ジオードによって助けられた命はないけどね。

それに・・・・・・僕たちが掴んだ手がかりと、みなさんが持ち帰ってくれた情報を合わせれば、カリュクスの潜伏先がわかるかもしれません。
けど・・・・・・すみません・・・・・・。
ほんの少しでいいので、僕たちに、前へ進むための時間をくれませんか・・・・・・?

ースフェーン
居住殻で住民の安否確認にあたっていた残りのメンバーは、ご遺体をつれて帰還できたって・・・・・・。
みんなそれぞれ、頑張ってくれたんだね・・・・・・。

ーグラハティア
ほかの階層を見回ってきたが、ごく小規模な暴走が、突発的に起きているのを確認した。
細々とエーテルの回収をしていたんだろう・・・・・・。

ーシェール
・・・・・・・・・・・・。

ーグルージャ
多分カリュクスが消えたのと同じタイミングで、居住殻の機械兵の制御権は、戻ってきてるよ・・・・・・。
ごめん・・・・・・本当にごめんね・・・・・・。

ーエレンヴィル
・・・・・・ウクラマトたちには連絡しておいた。
すぐに会合を切り上げて対応するそうだ。

ーヤシュトラ
わかっているとは思うけど、ひとりで何とかしようなんて考えないことね。
・・・・・・私たちがいるんだから。

ーゲノルト
・・・・・・ジオードの銃が帰ってきたんだけどよ、弾は空っぽで、銃身も焼き付いていたんだ。
あいつは戦ったんだな、最期の瞬間まで。

 

 

ワヤッケ
こう立て続けに仲間を喪って・・・・・・さすがに参ってしまいますね・・・・・・。
ジオードは、ノスタルジアと私にとって、本当に・・・・・・兄のような存在だったんです・・・・・・。
でも、シェールさんの方が付き合いが長いから、もっとつらいと思います・・・・・・。
ずっと一緒にいたカフキワさんだって、今はもう・・・・・・。
あの、よければシェールさんに声をかけてあげてくれませんか?
私たちだと、逆に気を遣ってしまうでしょうから・・・・・・。

ーワヤッケ
・・・・・・イサドラさんとミロス君は保護しています。
それだけは・・・・・・どうかご安心ください。

 

 

シェール
・・・・・・ああ、すみません。
ボーっとしてしまいました。
早くカリュクスを追跡しないといけないのに、頭が真っ白になっちゃって・・・・・・情けないですよね。

 

さにすと
なにかできることはないか?

 

シェール
・・・・・・ふっ、あなたもおせっかいですね。
でも、ありがとうございます。
悲しいときは吐き出すのが一番だって、カフキワさんもよく言ってたっけ。
気持ちの整理ってことで・・・・・・今から空の坑道のアジトまで、ジオードを弔いに行ってこようと思います。
・・・・・・よければあなたも一緒にどうですか?
思い出話につきあってほしくて。

いいだろう。

よかった・・・・・・。
じゃあ、キープの外に向かいましょう。

 

 

 

ソリューション•ナインからエーテライトを使って外に出る。

シェール
歩くにはちょっと遠いんで、エアスピナーで行きましょう。
あなたの分も用意しておきました。
通信機器を外してネットワークから隔離してますから、たとえカリュクスでも、簡単には制御を法れないはずです。
出発してよければ、お声がけください。

よし、行こう。

行きましょうか。
送雷塔の近くを飛びますから、僕についてきてくださいね。

 

 

 

シェール
このエアスピナーは、ゲノルトが整備してるんですよ。
だから性能は申し分ないかと。

シェールと空中散歩をする。

昔から、気が滅入ったときなんかは、こうやって外を走ることにしてるんです。
たまにジオードと競争することもありましたね。
・・・・・・意外ですか?
あいつはまあ、悪友みたいなものですから。
いつかドームの外も走ってみたいって、よく言ってましたよ。
・・・・・・さて、もう着きますよ。
足元に気をつけて降りてくださいね。

 

シェール
ふう・・・・・・ちょっとだけ冷静になれたかな。
オブリビオンの連中以外と走るのは、さにすとさんが初めてなんですよ。
まあ・・・・・・僕が憶えている限りの話ですけどね。
レギュレーターを外す前の記憶は信用できませんから。
さて、アジトに向かいましょう。
今日は魔物が入り込んでないといいんですが・・・・・・。

またフラグかよ。
あんま言わんといてな、そういうこと。

 

アジトの前で向かうとサンダースピットみたいな魔物が彷徨っていた。

ーシェール
ちっ、こんなところにまで外の魔物が・・・・・・。

やっぱフラグだった。
しっかり倒しました。

 

シェール
すみません、助かりました・・・・・・。
いつもなら避けて進めるんですが、たまにこうして、奥まで魔物が入り込んでることがあって・・・・・・。
それくらい強ければ・・・・・・なんて、どうも思考が駄目ですね。
今のうちに、アジトに入ってしまいましょう。

 

 

ジオードの分までコーヒーを入れてゆっくりとお話をしましょう。

他人が淹れた飲み物は飲めない主義なのでごめんなさいね。

シェール
これまでも仲間を亡くしたときには、よくここで思い出話をしてたんですよ。
ジオードとカフキワさんと、3人で・・・・・・。
一杯どうです?

 

さにすと
なら、ジオードに献杯しよう

 

クルル
・・・・・・あら?

変な声が聞こえてきたと思ったらクルルとノスタルジアもアジトにいた。

 

ノスタルジア
おふたりとも、どうしてここに・・・・・・。

 

シェール
ああ、やっぱり来た。
よかったら、いっしょにお喋りでもしませんか?

 

ノスタルジア
・・・・・・では、少しだけ。

2人を含めた4人でしばし語り合った。

 

ノスタルジア
そういえば、うちの組織って、数十年前に創設者たちが謎の失踪を遂げたあと、カフキワさんが建て直したって聞いてますけど・・・・・・
シェールさんとジオードも再建メンバーだったんですよね?
その辺りの話、聞かせてくださいよ。
興味ありますよね?
昔のふたりがどんな感じだったとか!

そうだな、この際話してしまえよ。

 

シェール
ふっ・・・・・・懐かしい。
僕とジオードの出会い自体が、再建を始める直前だったんですよ。
当時の僕はレギュレーターを着けていて・・・・・・誰か大切な人を亡くしたばかりでした。
ずっと続けてきた技師の仕事も辞めて、バーの接客なんかで、適当に日銭を稼いでたんです。
そんなある日、客としてやってきたジオードと口論になって、初対面なのになぜか殴り合いの喧嘩に・・・・・・。

 

ノスタルジア
ええっ!?
なんでそんなことに・・・・・・。

 

シェール
理由は、酔っててさっぱり憶えてないんですよ。
まあ僕もジオードも似た者同士で、誰かに当たりたかったんでしょうね。
それで、ふたりして馬鹿みたいにぶっ倒れたところ、通りがかった妙な機械に、思いっきり説教されました・・・・・・。
体を大事にしろだの、通行人の邪魔だのって。

 

クルル
ふふ、今のシェールさんからは想像できないわ。
その妙な機械ってもしかして・・・・・・カフキワさん?

 

シェール
はい・・・・・・。
彼女、ひととおり僕らの世話を焼いたあとで、こう言ったんですよ。
自分はゾラージャの侵攻から「外の世界」を護りたいんだって・・・・・・大事な息子が旅する世界が、美しいままであってほしい。
自暴自棄になるくらいなら手を貸してくれないかって。
・・・・・・ほんと、衝撃でした。
それまで障壁の外のことなんて気にも留めてなかったし、おまけに自分はもう死んでるだなんて、めちゃくちゃですよ。
けど、僕とジオードは見たくなってしまったんです。
彼女の遺志が、繋ぐ未来を・・・・・・。

 

ノスタルジア
ジオードがよく言ってました。
俺はカフキワさんと出会って初めて、誰かのことを憶えていたいと思うようになった・・・・・・って。

 

シェール
言ってましたね、格好つけて。

 

ノスタルジア
あ、でも・・・・・・その時点ではまだ、「オブリビオン」と名乗ってたわけじゃないんですよね?

 

クルル
えっ、そうだったの?
私、てっきり・・・・・・。

 

シェール
カフキワさんは、最初からかつてのオブリビオンを・・・・・・クルルさんのご両親の遺志を、引き継ごうとしていたわけではないんですよ。
それどころか、存在すら知らなかった。
ただ、その頃からすでに反体制派の存在を予測してはいました。
死者の記憶を蘇らせるなんて自然の摂理から外れた行には、必ず異を唱える人がいたはずだって・・・・・・。
そうした人たちと協力できればと考えて、基幹システムへの「不正アクセスの痕跡」を探しはじめて・・・・・・見つけたんですよ。
ネオンスタインの奥にある、不自然な区画をね。
オーナーのメランコリーさんが言うには、店を譲り受けたときから、開かずの間だったとか・・・・・・。

 

ノスタルジア
それがバックルーム・・・・・・。

 

シェール
そう・・・・・・隠し扉から強引に入ってみたものの、アジトはもぬけの殻でしたけどね。
でも、配置されていた機器には、「オブリビオン」と名乗る組織の活動記録が遺されていた。
それを見て、彼らの遺志を継ぐことを決めたというわけです。

 

クルル
私の両親とカフキワさんの想いが、そこで繋がったのね・・・・・・。

 

ノスタルジア
そしてそこに加わったのが、シェールさんとジオードだった・・・・・・。

 

シェール
もっとも、僕らだけでは力不足だった。
あなた方が戦ってくれたから、ここまで来られたんです。

まあそらそうやなw
さにすとがおらんかったら何もなしえてない組織だからなw

大切な人たちを喪うことは苦しいけど、こうして誰かと、楽しかった日々を思い出すことは、嫌いじゃありません。
思い出すたびに、みんなは記憶の中で笑っていて、孤独を忘れさせてくれる。
僕が誰かと生きた記憶は、僕だけのもの。
生きて前に進むために必要な、道標なんです。
さて、そろそろ任務に戻りましょう。
みなさん、ありがとうございました。

 

ノスタルジア
いえ、むしろお礼を言いたいのは私の方です。
つらいことには変わりありませんが、少しだけ落ち着きましたから・・・・・・。

まあこうしてゆっくり整理することは大事やからね。

オブリビオンに名を連ねたみなさんのためにも、カリュクスの野望を阻止しましょうね!

 

クルルとノスタルジアは先にバックルームへと戻っていった。

シェール
本当にありがとうございました。
あなたのおかげで、彼の死と向き合うことができた・・・・・・。
だからこそ、悔しい・・・・・・・・・・・・。
さて、時間をいただいてしまった分、僕も全力で頑張りますよ。
「鍵」は潰さないし、カリュクスにも落とし前をつけさせる。
これからもよろしくお願いしますね。
・・・・・・僕たちの、大切な仲間として。

 

 

www.sunny-stronger.com

 

 

 

 

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