「最高の取引」
黒文字はゲーム内のストーリーテキストそのまま
青文字は地の文
緑文字はさにすとの感想
しょんぼりマーブルも一瞬で、ウクラマトの助言で元気を取り戻した。
5000ペルの高級マテ茶葉からどう3年熟成の最高級メスカルを生み出すのか・・・・・・。
ウクラマト
まずはエレンヴィルの言いつけどおりに・・・・・・「高級マテ茶葉の大袋」を預けとくぜ。
異次元ポケットに入れる。
マーブル
それじゃ、「3年熟成の最高級メスカル」を手に入れるべく、ワチュン・ペロの「メスカル蒸留所」に行こう!
ワチュン・ペロへと帰る。
―ウクラマト
このあたりはメスカルの匂いがすげぇな・・・・・・。
嗅いでるだけで酔っ払っちまいそうだぜ。
マーブル
取引を申し込む相手の名前は「ゴーベリ」、腕利きの醸造家だよ、このメスカル蒸留所の中でもね。
そんなやり手を相手に、価値の差が倍もある取引を成功させるなら、情報は欠かせない。
だから集めておこう、ゴーベリに関するネタを!
ウクラマト王女は村の入口あたりをお願い!
さにすとさんは、メスカル蒸留所の近くにいる人から話を聞いてみて!
私は村の北側で聞きこみをしてるから、良いネタが聞けたら持ってきて!
非情に手際のいい指揮で3人の次なる目的を示してくれた。
ベベージャ
俺はトライヨラで調理師をしていてね。
ゴーベリさんのメスカルは美味しいと評判だから、よく買い付けにくるんだ。
メスカルの商談中に出される飲み物は、当然メスカル。
でも、俺は酒に弱くてさ・・・・・・。
せっかくの厚意を無下にはできず、最初の一杯だけって、口にしちゃうんだけど・・・・・・結局、いつも酔っ払っちゃって言い値で取引しちゃうんだ。
できれば、酒以外の飲み物を飲みながら商談をしたいものだよ。
―ベベージャ
いやあ、味は美味しいんだけど、俺は酒に弱くてね・・・・・・。
ラープル
そういえば・・・・・・こないだぼやいてたよ、ゴーベリさん。
メスカルの材料を採取するための畑、「アガベの歯列」に魔物が現れるようになって困ってるって。
その影響でメスカルの価値も上がり長子でね。
蒸留所で働く者としては、喜ぶべきなのか複雑だよ。
みんなに幸せになってもらいたいからね、メスカルを飲んでさ。
―ラープル
傭兵に魔物駆除を頼めば、その分の経費がかかるからねぇ・・・・・・。
自分でなんとかしたいだろうな、ゴーベリさんとしちゃ。
ズーベリ
ゴーベリは醸造家としての腕は良いんだが、あまりにも無頓着でね、身なりに。
連王宮から商談に招かれたという噂だが、場をわきまえた格好で行かなきゃ、笑いものになるのがオチさ。
―ズーベリ
俺たちペルペル族は持ってるもんさ、一張羅くらい。
商機を逃さず、取引相手を幸せにするためにね。
さて3人からゴーベリに関するネタを集められた。
マーブルのもとへと向かいましょう。
―マーブル
良いネタは集まった?
マーブル
どんな情報が集まったか、聞かせて!
おお、どれも使えそうなネタだね!
これならきっと成功するよ!
私の方では、ゴーベリの居場所を突き止めたよ!
蒸留所の裏手の坂を上ったところにある挽き臼小屋だって。
ウクラマト王女に声をかけてくるから、先に行ってて!
醸造所の裏手の挽き臼小屋にいたゴーベリと話す。
ゴーベリ
用があるみたいだな、オレに。
ここじゃアガベを挽いてくれているアルパカの邪魔になる。
話なら下で聞こう。
下に降りるとウクラマトとマーブルが合流。
ゴーベリ
それで、オレに用とは?
手短に頼むぞ、今は忙しい時期でね。
ウクラマト
「3年熟成の最高級メスカル」が欲しいんだ。
もしお前が持ってるなら、取引したい。
ゴーベリ
ほう、あの逸品を。
ならば、そちらは何を差し出す?
ウクラマト
アタシらが用意したのは、「最高級マテ茶葉の大袋」だ!
ゴーベリ
断る。
たしかに最高級マテ茶は良い品だが、今のオレは必要とはしていない。
ウクラマト
お、おい!
いきなり断られちまったぞ!
ゴーベリ
とはいえ、このまま手ぶらで帰ってもらうのも悪い。
せっかくだ、メスカルを飲みながら、もう少し話をしよう。
マーブル
ここで、キミが手に入れてきてくれた情報の出番だね。
さあ、どのネタを元に交渉を進めようか?
さにすと
商談中の飲み物に関するネタ
マーブル
ご厚意はありがたいけど、私はお酒が飲めないんだ。
ゴーベリさんのお得意様でもあるフビゴ族の調理師、ベベージャさんも似た悩みを抱えてるみたいだよ。
商談相手の誰もが、お酒に強いとは限らない。
けど、こんなときにメスカル以外の飲み物があれば取引が円滑に進むはず!
そう、たとえば・・・・・・高級な茶葉で淹れたマテ茶とかね!
ゴーベリ
なんと、そうだったのか・・・・・・それは悪いことをした。
たしかに酒以外のもてなしがあるに越したことはないな。
だが、まだ釣り合わぬぞ、「高級マテ茶葉の大袋」だけでは。
ウクラマト
魔物被害のことを切り出して、アタシらが駆除するって言うのはどうだ?
マーブル
いや、それは残しておくよ、切り札としてね!
なるほど、何か考えがあるんだな。
ここはマーブルに任せた。
この人はウクラマト王女。
次代の王の座をかけて、継承の儀を争ってる。
つまり、近々王が代替わりする可能性があるってこと・・・・・・。
そうなったら、継承式や盛大な晩餐会が催されるだろうね。
そこでゴーベリさんのメスカルが提供されるとなったら、きっと抜群のはずだよ、宣伝効果!
ゴーベリさんが近々連王宮に招かれるって話も、案外、そのことだったりして・・・・・・。
ゴーベリ
たしかに、突然連王宮から招待を受けて驚いていたところだ。
そんな大役を仰せつかることとなろうとは・・・・・・。
マーブル
いや、ゴーベリさんほどの腕利きなら当然だよ。
ただ実力があったとしても、そんな着古した作業着で赴いたら、獲得できるのかなぁ、宮廷料理人の信頼を。
場に相応しい服装で行かないと、棒に振ることになるかも、せっかくの商機を・・・・・・。
ゴーベリ
むう・・・・・・。
ならくれるとでも言うのか、場に相応しい服装とやらを。
マーブル
服はあげられないけど、人脈なら紹介できるよ!
トライヨラの都でも評判の織物職人、ボロノックさんを!
ウクラマト王女とも懇意にしていて、連王宮の事情にも詳しいから、最適な服を見繕ってくれるはず!
ゴーベリ
それは魅力的な提案だ。
ぜひお願いさせてもらいたいところだが、それだけでは、まだ・・・・・・。
少し揺れてる?
あと一押しだ!
ウクラマト
聞いた話じゃ、魔物被害に苦しんでるんだって?
だったら、アタシたちが対峙してきてやるよ!
ゴーベリ
なんと・・・・・・それは大変ありがたい申し出ですな。
迷っていたところでしたから、傭兵を雇うかどうか。
余計な出費を抑えることができて、織物職人まで紹介してもらえるなら、悪い話じゃなさそうだ。
わかった、この取引を受けよう。
ウクラマト
そうこなくちゃな!
さっそくアタシとさにすとで、魔物をぶっ倒してくるぜ!
マーブル
魔物被害に遭ってるっていう「アガベの歯列」は、ワチュン・ペロの北側を出た先だよ!
そっちはふたりに任せて、私はボロノックさんへの紹介状を書いて待ってるね!
―ゴーベリ
このマーブルとかいう少女・・・・・・なかなかやり手だな、商人として。
―マーブル
ケガしないように、気をつけてね!
街から少し外れたところでウクラマトと合流。
ウクラマト
この先が「アガベの歯列」みたいだな。
畑を見て回って、魔物が現れたらぶっ潰そうぜ!
終わったらアタシのところに来てくれ!
3か所にいたプリクリー・スパインモールを倒す。
やっぱりモグラが悪さしてたんか。
ウクラマトと再合流。
ウクラマト
へっ、こちとらオヤジとの狩りで鍛えてんだ!
この程度の魔物、わけねぇぜ!
なにこいつ、独り言?ww
お、そっちも終わったみてぇだな。
よし、マーブルの所に戻って報告がてら、お前が持ってる「高級マテ茶葉の大袋」も渡さなくちゃ!
マーブル・ゴーベリのところへと戻る。
―ウクラマト
これで取引の条件は満たした!
あとは「高級マテ茶葉の大袋」をマーブルから渡して、「3年熟成の最高級メスカル」をもらえば完了だな!
ーゴーベリ
まさか終わったのか?
腕利きの傭兵でも、もう少しかかるはずだぞ。
マーブル
魔物の討伐おつかれさま!
取引に使う「高級マテ茶葉の大袋」を預かっておくね!
手渡す。
ありがとう!
これで取引を成功させる条件が整ったよ!
魔物駆除も終わったことだし、高級マテ茶葉と織物職人さんへの紹介状を渡すね!
きっと作ってくれるはずだよ、素敵な服を!
ゴーベリ
たしかに受け取った。
では約束どおり私からも渡そう、「3年熟成の最高級メスカル」を・・・・・・。
ウクラマト
よっしゃぁ!
ついにここまできたな!
さすがはさにすととマーブルだ!
マーブル
王女様が励ましてくれたおかげだよ!
あとはこれを元に特別な鞍を作ってもらうよう、ハーベリに頼むだけだね!
そうだ、まだ終わってないぞ!
持って行ってハーベリから鞍をもらうまでは終わってないぞ!
ゴーベリ
マーブルと言ったか。
なかなか優秀な商人のようだな、あんたは。
これからも懇意にしてもらえるかね。
マーブル
ありがとう・・・・・・でも今の私は「友の牧場」で働く牧童なんだ。
けど、もしも本当の行商人になれたら・・・・・・そのときは、また取引してね!
嬉しい言葉もらったな、マーブル!
―マーブル
腕利き醸造家に褒めてもらえるなんて・・・・・・自信がついたよ、少しだけね!
―ゴーベリ
良い取引をさせてもらった。
またよろしく頼む。
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