【FF14】マーブルの夢 パッチ7.0メインクエスト

「マーブルの夢」

黒文字はゲーム内のストーリーテキストそのまま
青文字は地の文
緑文字はさにすとの感想

アルパカウールからハチェットへとわらしべ長者にチャレンジ中のウクラマト一行。
3年熟成の超高級メスカルへとたどり着くのはいつになるのだろうか?

 

ウクラマト
それじゃ、次の取引相手のところに・・・・・・っと、その前にハチェットを預けとくぜ。
これでよし、と。
マーブルが用意してくれたアルパカに乗るとするか。
・・・・・・気は進まねぇけど。

―ウクラマト
このあと野生種のアルパカを捕まえなきゃあなんねぇんだ。
これぐらいでビビってられるか!
いや、そもそもビビってねぇ!

 

マーブル
アルパカに乗る準備ができたら、「ミープル・マテ茶園」に出発しよう!

 

ふかふかのアルパカに乗る。
アルガスに乗ったことあるからまあそんな感じの乗り心地だな。

マーブル
さあ、「ミープル・マテ茶園」を目指して出発だ!

ウクラマト
うぅ、頼むから唾だけは吐かないでくれよ!

マーブル
大丈夫、大丈夫!
人なつっこい家畜種だから、この子たちは!

ウクラマト
その言葉、信じるからな・・・・・・。

マーブル
なんだかんだ言いながら、上手に載れてるじゃん!
この子たちがいるからこそ、私たちは行商の民になれたんだ。
歩いてトラル大陸中を旅するなんて絶対に無理だもの。

 

ウクラマト
ひゃー・・・・・・何度見ても高い山だぜ。
たしか、ウォーコー・ゾーモー・・・・・・だったよな。

マーブル
うん、すごいでしょ。
私も近くまで行ったことはないんだ。
高地はヨカフイ族の領域なんだけど、崖があって、大きく回り道しないと辿り着けないんだよね。

 

ウクラマト
・・・・・・ところで、マーブルが行商の勉強をしてるのは、牧場の仕事が嫌だからか?

マーブル
そんなことない!
とっても楽しいよ、アルパカの世話!
ただ、夢なんだよ。
いつか行商人になることが。
ずっと、私にはそんな才能ないんじゃないかって、なかなか踏み出せずにいた・・・・・・。
だけど、もしも王女様が鞍を手に入れる手伝いができたときは、自分の商才を信じて、行商人の路に進もうかなって。

ウクラマト
そっか・・・・・・だったら絶対に成功させねぇとな!

ここがウクラマトのいいとこだよな。
僕だったら、めちゃプレッシャーやんwwっていっちゃいそうなところだもの。

マーブル
ほら、もうすぐでミープル・マテ茶園だよ!

 

雑談をしているとあっという間に到着していた。

ウクラマト
ふぅ・・・・・・何事もなく着いてよかったぜ・・・・・・。

 

マーブル
乗ってきた子たちはイクヴロ隊商宿に帰しちゃったから、戻るときは、街道を歩いていこう。
ところで、さっき話した将来の話にも関わるんだけどさ・・・・・・王女様って、連王様の養子なんだよね?

 

ウクラマト
ああ、そうだぜ。

 

マーブル
実は私も、孤児だったところをトーブリに拾われたんだ。
牧場で働いてる子たちも、みんな同じ。

 

ウクラマト
なんだ、そうだったのか。

 

マーブル
みんな、トーブリに育っててもらった恩を返すために、頑張ってるんだよ、牧場の仕事を。
なのに、私だけ行商人になりたいだなんて・・・・・・。

なるほどな。
ほんとに育ての親だったら、自分の子どもが新しいことにチャレンジすることを邪魔したりしないけどな!

って、今はこんな話をしてる場合じゃなかったね!
「金の試練」に備えて特別な鞍を手に入れるためには、もっと価値の高い物と取引しなくちゃ、ハチェットを!
今はマテ茶の収穫時期だから、ハチェットの需要も高いはず!
それになんと言ってもこっちには王女様がいる!
「人脈」と「需要」を活かして、取引を成功させるんだ!
あの人がこのマテ茶園の主、ミープルさんだよ!
ウクラマト王女に「ハチェット」を渡して、取引を始めようよ!

まあマーブルが進んで話を遮ったわけだから、また折を見てマーブルの話はしようではないか。
ウクラマトもそんな顔をしていた。

 

 

―マーブル
さあ、王女様に「ハチェット」を渡して、ミープルさんとの取引を始めよう!

―ミープル
おや、皆さんは・・・・・・?

ウクラマト
よし、預かってもらってた「ハチェット」を渡してくれ!

ハチェットを異次元ポケットから取り出して渡す。

へへっ、ありがとよ!
それじゃ取引といくか!
このマテ茶園の主、ミープル・・・・・・だったよな?
お前と取引がしたい!

 

ミープル
ういうい、誰かと思えば王女殿下!
構いませんが、そちらは何を差し出してくれるのでしょう?

 

ウクラマト
ハチェットだ。
熟練の職人が造った切れ味鋭い逸品だから、こいつがあれば茶葉の収穫がぐぐっと捗るはずだぜ!

あのマムージャ族が熟練の職人かどうかの確認はしてないから詐欺罪で捕まるよウクラマト。

 

ミープル
ふむ・・・・・・たしかに悪くありませんね、品質は。
これなら「マテ茶葉の大袋」との交換が妥当でしょう。
大袋一杯だと、ハチェットと同じ1000ペルの価値しかない。
「3年熟成の最高級メスカル」にたどり着くには、もっと価値のある物を取引しないと・・・・・・。

 

マーブル
ねえねえ!
今って収穫時期だよね、マテ茶葉の。
だったらハチェットの「需要」はもっと高いはずじゃない?

 

ミープル
ああ、たしかに収穫時期さ。
だから先日買い足しておいたんだよ、ハチェットを。

 

マーブル
うぅ、タイミングが悪いなぁ・・・・・・「需要」が見込めないとなれば、「人脈」でいくしか・・・・・・!
じゃ、じゃあさ!
この取引が成功すれば、キミは王女様との「人脈」ができる。
それを加味した上で、再考してみてくれない?

 

ミープル
申し訳ないが、私はコーナ王子を支持する革新派でね。
あの御方なら、ハチェットに頼らずとも、農作業が楽になる技術をもたらしてくれるはずさ。
でも、私はウクラマト王女を憎んでいるわけでもない。
だから予備として、ハチェットを引き取るのは構わないし、妥当な対価を払うつもりでもいるのさ。

 

マーブル
た、たしかに価値は釣り合ってるけど・・・・・・それじゃ、「3年熟成の最高級メスカル」を、手に入れることなんて・・・・・・。

マーブルがまごついているのを察してウクラマトが提案する。

 

ウクラマト
だったらよ、こんなのはどうだ?
アタシらが収穫の手伝いをする代わりに
もっと価値の高いもんと、交感するってのは!

 

ミープル
ああ、それは助かります!
コーナ王子の革新が進むまで、人手が要るのは事実ですからね。

 

ウクラマト
お、そうか!
だったらその条件で頼むぜ!

 

マーブル
商品とは別に「付加価値」をつけて、取引を成功させる・・・・・・。
行商人の基本なのに、どうして忘れちゃってたんだろう・・・・・・。 

 

ウクラマト
そんじゃ、アタシらは収穫を手伝ってくるから、マーブルは休んでていいぜ!

 

マーブル
・・・・・・私も手伝うよ!

 

ミープル
では畑に向かい、新鮮な「マテ茶葉」を摘んできてくれ。
それぞれ5束ほどね。

―ミープル
立派なものだろう?
じっくり見ていってくれ、私の茶園をね。

 

 

 

大きな茶園で青々としたマテ茶葉を摘む。

―マーブル
私がいっぱいいっぱいになってるのを察して、助け船を出してくれるなんて・・・・・・。
さすがは王女様だよ・・・・・・。

―ウクラマト
収穫の手伝いで取引が上手くいくなんて、言うだけ言ってみるもんだな!

 

 

5塊の茶葉を背負ってミープルのところへと戻る。

ミープル
もう収穫し終わったのか?
たしかに受け取ったよ。
取引の続きといこう、王女殿下たちが戻り次第ね。

 

少し間をおいてウクラマトとマーブルが戻って来た。

ウクラマト
ほら、アタシらも摘んできたぞ。

 

ミープル
ありがとうございます、王女殿下。
ほかのふたりの分と合わせて15束・・・・・・十分ですよ、これだけあれば。
私も約束を守るといたしましょう。
この取引では、ハチェットの価値に加えて、収穫作業の手間賃を上乗せした品をさし上げますよ。
さあ受け取ってください。
この「高級マテ茶葉の大袋」を!

 

マーブル
高級マテ茶葉・・・・・・!
大袋一杯となると、店で買えば5000ペル以上はくだらないよ!

もう3回目だから注意しない。

 

ウクラマト
んじゃ、こっちもハチェットを渡しておくぜ。

 

ミープル
いただきましたよ。
結果的に良い取引になりましたよ、私にとってもね。

 

ウクラマト
そりゃ何よりだ!
んじゃ、またな!

 

 

無事わらしべ成功。
だがマーブルは暗い様子。

ウクラマト
どうした、マーブル?

 

マーブル
さっきも言ったよね。
私は、トーブリに育ててもらった恩があるのに、牧童を辞めて行商人の路を選ぼうとしてる親不孝者だって・・・・・・。
なのに「付加価値」のことを忘れて助けて貰っちゃった、手伝うはずの王女様に。
これじゃ不甲斐なくって、行商人になるなんて言い出せないよ。

 

さにすと
まだ伝えていないのか?

さっきのトーブリの口ぶりからすると察してはいるみたいだけれど。

 

マーブル
あらたまって言ったことはないよ・・・・・・。
行商人として立派にやっていけるって証明ができたら、牧童を辞めることを伝えようと思ってたから・・・・・・。

 

ウクラマト
アタシはオヤジと同じ「王」という路を進もうとしてるが、それはオヤジの期待に応えたいからってわけじゃねぇ。
アタシがこの国の平和を護りたいからだ。
お前だって、自分の好きに生きりゃいいじゃねぇか。
案外、トーブリだってそう願ってるかもしれねぇぜ?

 

マーブル
そっか・・・・・・そうだね!
考えて悩むぐらいなら、話してみることにするよ!
ありがとう、ふたりとも!

大した助言ではないように聞こえたけれど、これでマーブルが決意してくれたのならそれでいいんですよね。

でもその前に、鞍の取引を成功させなきゃ。
胸を張って言いたいからね、行商人になりたいってさ!!

 

ウクラマト
んじゃ、次はどうする?
5000ペルの「高級マテ茶葉の大袋」を元に、7000ペルぐらいの価値の品を目指して取引を続けるか?

 

マーブル
もう十分だよ、その高級マテ茶葉があればね。
次は待ちに待った、「3年熟成の最高級メスカル」との取引に乗り出そう!

 

ウクラマト
へへっ。
倍の価値をひっくり返して取引を成功させようってか。
信じていいんだな?

 

マーブル
ういうい!
上手くやってみせるよ、今度こそ!

なんか希望に満ち溢れた表情をしている、気がした(仮面だからわかんないけど)

王女様だって、すごい人たちばかりの継承候補者を相手に、王位を勝ち取ろうと頑張ってるんだもんね!
その決意を見習わなくちゃ!

 

ウクラマト
兄さんたちと比べて・・・・・・アタシ、頑張れてんのかな・・・・・・。
・・・・・・へへっ、まぁな!
アタシはトライヨラの王女、ウクラマトだぜ!

―マーブル
うじうじして、私らしくなかったよ。
やると決めたら、目の前の路を真っ直ぐ進む!
マーブルだよ、それが!

 

 

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