【FF14】明日への一歩 パッチ6.5メインクエスト 

「明日への一歩」

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ストーリーテキスト

グ・ラハ・ティア
さて、と・・・・・・。いろいろ話してもらったおかげで、ウクラマトが抱える事情については把握できたように思う。
けど、せっかく考える猶予をもらったんだ。
トラル大陸に対して理解を深めるために、ヌーメノン大書院で本を読んでみるのはどうだ?

 

リフィル
今は少しでも情報が欲しい。

 

グ・ラハ・ティア
だな!目的地も「継承の儀」も、易々と乗り出せるものじゃない。
調べておいて損はないはずだ。

善は急げ、「ヌーメノン大書院」で調べ物をしよう!

 

 

 

―グ・ラハ・ティア
歴史、地理、文化、動植物・・・・・・一般書架で閲覧できる本だけでも、初めて触れる知識が見つかるはずだ。

 

「青魔法概論」
青魔法とは、遥かなるトラル大陸・・・・・・そこに住む少数部族「ワラキ族」の魔法を起源にもつ。
あらゆる自然を崇拝していた彼らは、信仰対象に近づくため、獣や魔物が用いる魔法を己がものとする術を編み出した。
これを私は、ラーニングと命名した。

私は彼らからその秘技を学ぶため集落に逗留し、共通語を教えることを交換条件に、シャーマンに指導を請うた。
それは思い出すもつらく厳しい、修行の日々であった・・・・・・。

滞在中、彼らの聖地「青の谷」を訪れる光栄にも浴せた。
その名のとおり、地下から染み出した青燐水の影響で、谷全体が群青で染められた美しい場所だ。

やがて、私はラーニングを身につけ、魔物たちの魔法を己がものとすることに成功。
以て、このまったく新しい魔法体系を青魔法と名付けた。

諸君はもうお気づきのことであろう。
ワラキ族にとって神聖とされる色、すなわち青!
それが青魔法の名の由来である。

 

「おいしい野菜料理」
あなたはトラル大陸という場所をご存じだろうか?
三大州では俗に新大陸とも呼ばれる、遥か西方の大地である。

今では当たり前のように食卓に並ぶ、ポポトやオーガパンプキン、ルビートマトなどは、かの地から運ばれてきたものだ。
第六星暦1498年のこと・・・・・・。
リムサ・ロミンサの冒険家「ケテンラム」が、長い航海の末に蒼茫洋を突破、未知の大陸に到達した。

上陸した彼は、数か月に渡り内陸部の探検を行い、土着の植物の種子や果実を、エオルゼアへと持ち帰った。
特にポポトは、その栽培の容易さや栄養価の高さから、瞬く間に各地に広まっていったのである。
余談だが、ケテンラムはマムージャ族の都、マムークを訪ねた際、「連王」と呼ばれる双頭の王に謁見し、親密になったらしい。
事実、彼は以後何度となくトラル大陸を訪れているのだ。

そして、エオルゼアに野菜のみならず多くの知識をもたらした。
豆たっぷりのブリトーのレシピから、伝承の数々まで・・・・・・あの「黄金郷」の名を巷間に流布させたのも彼の功績である。

ケテンラムの生涯に触れた者でなければ、まだまだ縁遠い存在であるトラル大陸・・・・・・。
そこにいかなる食文化が根付いているのか、興味が尽きない。

 

「トラル大陸博物誌」
ところ変われば、棲まう生き物も変わるもの。
それはトラル大陸とて例外ではなく、いくつかの種については、エオルゼアにも運び込まれている。

一方、未だ我々が目にしたことすらない種も少なくない。
本書では、そうした新種の生物たちについても、船乗りや冒険家の証言から紹介していこう。

『アルパカ』
峻厳なる山の尾根に棲む百獣綱の四脚獣。
主に山岳部において、家畜として飼育されている。

その純白な毛から織物が作られるほか、強靭な足腰を活かして、駄獣や騎獣としても利用されるらしい。
『ウィヴル』
密林地帯に生息する甲鱗綱の四脚獣。
獰猛な種だが、マムージャ族が家畜化しているという。

駄獣や騎獣としてはもちろん、強烈な突進力と大きな角を活かし、攻城兵器としても用いられる。
『ヴァリガルマンダ』
トラル大陸の伝承にて語られる最強の幻獣。大いなる自然の象徴とも伝えられるが、実在は疑わしい。

 

「惑星ハイデリン地政学概論」
イルサバード大陸、オサード小大陸、そしてアルデナード小大陸。
それら三大州は東西に長く連なっており、すべてが惑星ハイデリンの北半球に位置している。

一方、西方のトラル大陸は南北に長い大陸であり、北半球と南半球にまたがっているのだ。
人も、植物も、動物も、総じて気温差が少ない東西の移動には順応し易いが、気温差の激しい南北の移動は、苦にする傾向がある。
たとえば三大州では、アルデナード小大陸で興った、アラグ帝国が東進して、統一を成し遂げた。
近年のガレマール帝国の動きも、これと近しい。

一方、トラル大陸では各地の諸部族が、近隣の勢力と小競り合いを繰り返しはしたが、南北を統一する動きは、長らく実現してこなかったようだ。
極地の民は寒さに強くとも、灼熱の荒野を越えられず、温帯の民は人口を増やしても、密林の戦いで敗れ去る。
南北の気温差が勢力拡大を阻んできたのだ。

マムージャ族の連王による、トラル大陸統一は、こうした意味においても偉業と言えよう。

 

 

グ・ラハ・ティア
いろんな書棚を回ってきたみたいだな。
それなら、たくさん情報が集まったんじゃないか?

1冊まるまるトラル大陸って本はなくとも、注意深く探せば、いくつかの記述は見つかったはずだ。
・・・・・・っと、ここで話しこむと魔法人形に怒られそうだから、東屋の方に行って情報を整理しよう。

 

 


グ・ラハ・ティア
さて・・・・・・まずは、あんたの率直な感想を聞いてみたいな。
「美味しい野菜料理」って本、あんたも読んでただろ?
料理書の中にトラル大陸の情報が見つかるなんて、嬉しいサプライズだよな。

その本には、かの地に関する話がいくつか載ってたが・・・・・・あんたが興味をもったのは、どの部分だ?

 

リフィル
「ケテンラム」について

 

グ・ラハ・ティア
リムサ・ロミンサ出身の冒険家、ケテンラムか!
未知の西方航路を踏破した偉大な先人だな。

その冒険は海だけに留まらず、内陸部の各地にまで及んだという。
もしかしたら、トラル各地にその足跡が残ってるかもな。

連王と親交を結んだようだし、ケテンラム本人に会えたら、直接詳しいことを聞けたんだが、奴の冒険は80年近く前のこと、存命してるかさえ怪しいか・・・・・・。
あとは・・・・・・トラル大陸には特徴的な獣もいるとか。
あんたは、どの獣に会ってみたい?

 

リフィル
ヴァリガルマンダ

 

グ・ラハ・ティア
それ、会ってみたいじゃなくて、戦ってみたいの話じゃないか・・・・・・?
ヴァリガルマンダについては、書の記述がはっきりしないんだ。
曰く、天空を翔る怪鳥だとか、強靭な鱗を持つ翼竜だとか・・・・・・ぜひとも、この目で拝んでみたいものだよ。

 

アリゼー
あら?
知った声がすると思ったら・・・・・・リフィルとラハじゃない。

こんなところで会うなんて、奇遇ね。

 

グ・ラハ・ティア
アリゼーにアルフィノ。
もしかして、ふたりとも大書院に調べ物か?

 

アルフィノ
ああ、この「休み」を利用して、ガレマルドの人々の今後を考えていてね。
ラザハンとの通商条約が交わされたことを皮切りに、彼らはいくつもの国と関わりあっていくことになるだろう。
その中には、元属州も含まれる。

それで、種族や主義主張が異なる国家との付き合い方について、なにか参考になる実例がないか、歴史書を紐解こうと思ったんだ。
そちらは?
君たちも何か調べ物をしていのだろう?

多くの種族が住まうトラル大陸を統べる、トライヨラ連王国か。
・・・・・・それは興味深いね。

というより、探していたそのものズバリかもしれない。
私たちも、かの国に関する本を読んべみるべきだろう。

 

アリゼー
ちなみに、その「継承の儀」に協力できるのは、リフィルひとりだけなの?

 

グ・ラハ・ティア
いや、特にそんなことは言ってなかったな。
話の流れからしても、複数人いても大丈夫そうな印象を受けた。

 

アリゼー
「休み」の良い使い道を思いついたわ。
うちに戻って、私たちも作戦会議よ!

 

アルフィノ
アリゼー・・・・・・。
どうやら方針を変える必要がありそうだ。
すまない、失礼するよ。

 

グ・ラハ・ティア
「休み」のときくらい立ち止まったっていいだろうに。
ふたりとも、歩き続けずにはいられないんだな。

それじゃ、俺たちもバルデシオン分館に帰ろう。

 

 

 

 

グ・ラハ・ティア
いや・・・・・・。
いろいろ聞いたり調べたりしたが、肝心なことを聞いてなかったと思ってさ。

あんたはどうしたい?
ウクラマトの助っ人になるって話、受けるのか?

 

リフィル
新しい冒険なら、大歓迎!

 

グ・ラハ・ティア
はは、あんたらしいな・・・・・・。
そうやって言い切れるなら、それでいいんだと思う。
「継承の儀」とか、それに関わる責任だとか、厄介な問題もありそうだけどさ。
現地に行って、人々と触れ合って・・・・・・その中で何がいいかを判断しながら、旅をしていく。
きっとそれが冒険者流だ。

トライヨラは遠い・・・・・・。
大書院にさえ大した記録がないような、ほとんど未知の国だ。
あんたがそこで何を見て、聞いて、感じて、考えるのか・・・・・・想像するだけで、なんだかオレまでわくわくする。

生きていく・・・・・・それが人の答えだとして・・・・・・あんたは自分の旅路に、何を見つけるんだろう。
それまで、好きに歩いてみればいい。
旅の終わりは明日への一歩。
道はまだ、続いてるんだからさ。

あ、そうだ、それなら・・・・・・!
オレ、アゴラに寄ってから帰るよ。
先にバルデシオン分館に入っててくれ!

 

 

 

 

オジカ・ツンジカ
リフィル、おかえりぃー!
ウクラマトさんたちなら部屋にいるよぉー。

何か伝えたいことがあるなら、みんなを呼んでこようかー?
わかった、じゃあ「メインホール」で待っててねぇー!」
―オジカ・ツンジカ
みんなに声をかけて来るから、「メインホール」で待っててぇー。

 

 


ウクラマト
答えは出た・・・・・・って顔してるな。
それじゃ、聞かせてくれよ。

 

リフィル
自分の旅に、新たな一歩を踏み出したい。

 

ウクラマト
なら、アタシの依頼は最適だな。
いまだ前人未踏の地が残る、トラル大陸が待ってるぜ!

 

アリゼー
その話、私たちも乗ったわ!

 

クルル
アリゼーに、アルフィノくんも!?
いったいどうして・・・・・・?

 

グ・ラハ・ティア
実はふたりには、一度ヌーメノン大書院の前で会って、ウクラマトのことを話しててさ。
で、さっきオレがアゴラで買い物してたら、そこでまた声をかけられたんだ。
私たちも彼女に会わせてほしい、ってな。

 

ウクラマト
あ、お前らがあれだろ、カエルになって尾行してたって双子!
エレンヴィルから聞いてるぞ?

 

アリゼー
ちょっと、ほかに言うことなかったわけ!?

 

エレンヴィル
事実だろ。

 

アルフィノ
はじめまして、王女殿下。
私はアルフィノ、そして妹のアリゼーと申します。

 

ウクラマト
よせよせ、そういう堅苦しいのは嫌いなんだよ。
それよりも、さっきの言葉の真意を聞かせろ。
お前たちも「継承の儀」に参加したいのか?

 

アルフィノ
では、遠慮なく・・・・・・。
私たちは、ガレマルドの復興を手伝っていてね。
あちらでは今、諸外国や多くの異種族といかに和解し、相互協力へと進むのかが、喫緊の課題になっている。

そこで、多種族を束ねることで成立したトライヨラから、いろいろと学ばせてもらえたらと思ったんだ。
無論、「継承の儀」に関しても全力で支援するよ。

 

ウクラマト
構わないぜ、何人だって歓迎だ。
そっちも、エオルゼアやガレマルドの話を聞かせてくれよ。

 

エレンヴィル
頼もしいお仲間が増えたんだ。
俺はお役御免ってことでいいか?

 

ウクラマト
馬鹿言え、お前には儀式の本番まで付き合ってもらうって、最初に言っておいただろ。
こいつらは強い、凶暴な獣だって倒せる。
・・・・・・が、なにせはじめての土地だ。
危険な植物や、立ち入るべきじゃない場所はわからねぇ。

お前はそういうの得意だろ?
それに・・・・・・黄金郷の噂、本当はちょっと気になるんじゃねぇか?

 

グ・ラハ・ティア
ほら、クルルも・・・・・・。
誰よりも先に、行きたいって言ってただろ。

 

クルル
ええ・・・・・・そう、なんだけど・・・・・・。
バルデシオン委員会の活動が、せっかく軌道に乗り始めてきたのに、離れてしまっていいのかなって・・・・・・。

 

グ・ラハ・ティア
それなら心配無用だ。
クルルには、海底遺跡のときに留守番してもらったからな。
委員会のことは、しばらくオレやオジカに任せてくれ。

 

クルル
けど、ラハくんの方こそ・・・・・・。

 

グ・ラハ・ティア
ガラフさんのこと、追いかけてみたいんだろ。
せっかくのチャンスなんだ・・・・・・行ってこい!

 

クルル
うん・・・・・・!
ありがとう、ラハくん!

 

ウクラマト
よっしゃ、決まりだな!
「継承の儀」への協力者として、お前たちの力を貸してくれ!

 

グ・ラハ・ティア
じゃあ、これの出番だな。
アゴラで、有り金はたいて買ってきたんだ!

よし・・・・・・!
レポリットたちとの交流の証に作られた、最新の世界地図。
ここシャーレアン島より、さらに西に描かれているのが・・・・・・

次の冒険の舞台、トラル大陸だ!

 

 

 

 

 

オジカ・ツンジカ
トラル大陸行きの船は、エレンヴィルさんの方から、グリーナーズ・ギルドシップにかけあって、調達してくれるってさぁー。
長い旅になるだろうし、餞別に特大ナップサックをどうぞ!
それを背負って、次の冒険をたくさん楽しんできてねぇー!

何か連絡がきたら報せるから、それまではゆっくりしてるといいよぉー。

 

 

一方、リムサ・ロミンサ――

エスティニアン
次の瓶はいつ出る?

 

乗船受付レットキンフ
ええと、どちらに向かう船でしょうか?

 

エスティニアン
東も北も行ったしな・・・・・・。
なら、次は西だ。

 

乗船受付レットキンフ
西・・・・・・西ですか・・・・・・。

 

 

 

そして、オールド・シャーレアン――

サンクレッド
あの様子じゃ、決めたようだぞ。
ま、そうなるだろうと思ってたけどな。

 

ウリエンジェ
彼女らもまた、かの地へ?
それは・・・・・・実に数奇な巡り合わせかと。

 

サンクレッド
とはいえ、あいつらとやり合うことになるなんて、さすがに骨が折れそうだ・・・・・・。

 

ウリエンジェ
では、この依頼・・・・・・今からでも断りますか?
口にした言葉補ほど、お困りの様子には視えませんが・・・・・・。

 

サンクレッド
・・・・・・だな。
こんな面白い話、断れるか。

 

ウリエンジェ
では、さっそく船を探すといたしましょう。

 

サンクレッド
さあ、とっておきの大仕事だ・・・・・・
俺たちも行くぞ、トラル大陸へ!

 

 

 

今も心に残る声
・・・・・・お前、豊穣海に沈む海底遺跡に行ったことがあるか?
オサード小大陸の北、流氷に覆われたブラインフロストを超えた者のみが辿り着く、秘宝の島を見たことは?
新大陸の、眩き黄金郷はどうだ?


大海原の先に、未知の冒険が待ち受ける。
胸を躍らせ、黄金の旅路へと漕ぎださん――


つづく

 

 

このクエストからわかること

ワラキ族の聖地「青の谷」
ここにも青燐水がある?
ワラキ族にとって神聖とされる色は青
冒険家「ケテンラム」
連王グルージャジャと面識あり?
マムージャ族の都は「マムーク」
アルパカ・ウィヴルはトラル大陸が原種?
駄獣は貨物を載せて運ぶ獣、騎獣は乗ることを目的とした獣
幻獣「ヴァリガルマンダ」は実在が疑わしい存在
トラル大陸は南北に長い大陸で、気温の変動が激しい大陸
南北の気温差が勢力拡大・統一を阻んできたが、連王グルージャジャはいかにして統一を為したのか
ケテンラムが活躍したのは80年ほど前、グルージャジャが統一したタイミングと重なる。
アルフィノ・アリゼーが目的が何か一致して合流してくる予感
留学生の受け入れを行っているのに未知なる土地扱いなの気になる
ラハはなんか物思いにふけってる感じ。あんまりトライヨラの冒険に前向きじゃなさそう
やっぱりアルフィノ・アリゼーも参加表明
あくまで多種族・異文化との付き合いのお手本を見たいという建前。ガレマルドに落とし込みたい
協力者は何人でも構わない
ラハはお留守番
エスティニアンは西へ向かっている
サンクレッド・ウリエンジェは別口からの依頼→敵側に付きそう。コーナかな?

 

 

 

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