【FF14】パッチ6.4 玉座の咎人 メインクエスト「ラザハンで腹ごしらえ」

パッチ6.4「玉座の咎人」メインクエスト

「ラザハンで下ごしらえ」

ストーリーテキスト

ヴァルシャン
リフィル、よく来てくれた。そろそろ皆の状況を確認したいと思っていたのだ。
まず、ヴォイドに渡る新たな手段を検討するため、オールド・シャーレアンに向かったヤ・シュトラだが・・・・・・今のところ、まだ連絡はない。
そのためか、エスティニアンは暇を持て余しているようでね。鍛錬くらいしか、やることがないと言っていたから、星戦士団の稽古を任せておいたよ。
そしてゼロだが・・・・・・

ゼロ
・・・・・・呼んだか?

ヴァルシャン
ああ、宮殿内にいたのか。リフィルが顔を出してくれたゆえ、現状を共有していたのだ。
ゼロ、君はこれから何を?

ゼロ
エーテルの補給に向かうところだ。
・・・・・・・・・・・・お前たちも来るか?

ヴァルシャン
ゼロからの初めての誘いとあっては、断るわけにはいかないな。
ちょうど市井の様子を見て回りたいとも思っていたし、喜んで同伴させてもらおう。
リフィル、君も来るだろう?

ゼロ
ならさっさと行くぞ。補給の前に、バザールの方へ寄る必要がある。

 

バザールへ移動します。

 

―ヴィッシュバート
やあ冒険者さん景気はどうだい?ラザハンは、バルシャーン・バザールに商人が戻って、ちょっと前が嘘みたいに活気にあふれてるよ。
おかげで、卸売業のウチも大忙し!このあとも、仕入れに出る予定さ。旅の途中で、また会えたらいいね。
―愛想のいい商人
おや、ゼロさんのお連れさんかい?この人がひとりじゃないなんて、珍しいね。
―ヴァルシャン
ラザハンの経済状況を知りたければ、バザールへ出て、人々の表情や声色に注意するように・・・・・・。これは、アヒワーンら歴代の太守たちから教わった手法でね。

ゼロ
まずここで、商人から香辛料を手に入れる。メリードズメイハネでエーテルの補給を重ねていたら、そうするようにと言われたんだ。

愛想のいい商人
なにせ、ゼロさんの舌は特別ですからね。スパイスに慣れたラザハン人でもびっくりするような「刺激的な味」がお好みだ。
メリードズメイハネに常備されているスパイスじゃ、とてもじゃないが、ゼロさん好みの料理は作れない。だから専用のスパイスを用意してるのさ。
とはいえ、同じ風味が続いちゃ飽きがくるってものだ。今日は特別にお連れさんが追加のスパイスを選んでみては?
それをいつものと調合すれば、ひと味もふた味も違った刺激になる!今後の参考にもなりそうだし、是非頼みますよ。

ゼロ
いいだろう。お前が選ぶのであれば不満はない。私より、この世界の料理に詳しいだろうからな。
―ゼロ
商人が言うところの「刺激的な味」でさえあればいい。風味やら何やらは、お前の判断に委ねるとしよう。
―ヴァルシャン
バザールに集まるスパイスは、実に多種多様でね。しかも、そのどれもが一級品だと評判だ。
―愛想のいい商人
どれも、香りや味を試してもらってもかまわないけど・・・・・・ゼロさん向けのスパイスはかなーーり刺激的だから、手に取るのは少量にしといた方がいいですよ。


スパイスの詰まった袋
スパイスの詰まった袋がある。さまざまなスパイスが用意されているようだ・・・・・・。

真っ赤でつややかなスパイス
見るからに辛そうなスパイスだ。一口で汗が噴き出すような料理を作ることができるだろう。

愛想のいい商人
おっ、いいのを選んだね!それじゃあ、ほかのスパイスと調合するから、味見をしてみてよ!
―愛想のいい商人
ささ、お渡ししたスパイスを、ここで味見してくださいよ!
―ゼロ
きちんと刺激があるかどうか、お前の反応で確かめさせてもらおう。
―ヴァルシャン
良くも悪くも新鮮なスパイスだ・・・・・・一気に口に入れるのは避けた方がいい。


調合された専用スパイスを味見した!
純然たる強烈な辛さが、口の中をかけめぐる・・・・・・!

ゼロ
その反応を見るに、充分な刺激があるようだな。
店主、こいつが試食したのと同じ調合のスパイスをくれ。

愛想のいい商人
はいよ!メリードさんによろしくな!
―愛想のいい商人
メリードさんによろしくなー!

 

メリードズメイハネに移動!

 


―ヴァルシャン
ゼロは、教えたとおり、この店に通ってくれていたのだな。専用のスパイスを持ち込むとは、すっかり常連だ。
―メリード
いらっしゃいませ。メリードズメイハネへようこそ。

ゼロ
今日も世話になる。このスパイスで「いつもの」を頼めるか?

メリード
ご贔屓にしていただいて、ありがとうございまs。
これだけあれば、ゼロ様御用達の「特製カレー」が、大鍋いっぱいに作れますわ。

ゼロ
さすがにそれは多すぎるな・・・・・・。

メリード
でしたら、ゼロ様からのご厚意という形で、ほかのお客様にも「特製カレー」を振る舞うのはどうでしょう?
せっかく太守様と冒険者様もお連れいただいたのですから、是非!皆、きっと喜びますよ。

ゼロ
わかった、そうしてくれ。

メリード
承知しました、すぐにご用意いたしますね。
おふたりとも、ゼロ様と同じカレーでよろしいですか?辛さを控え目にすることもできますが・・・・・・。

ヴァルシャン
せっかくの申し出だが、この身体では十分に味わうことが難しいのだ。私はまた別の機会にいただくとしよう。
君は遠慮せず、好きなものを頼むといい。

リフィル
ゼロと同じ「特製カレー」で!

メリード
かしこまりました。では、お席にてお待ちください。

 


ヴァルシャン
ゼロ、君が我が国に馴染んでくれてよかった。ラザハン自慢のスパイス料理が口に合ったようだな。
この高温多湿な風土では、食欲を増進し、汗をかいて体温を下げるためにも辛みが好まれる。ゆえに、多種多様な香辛料の栽培や活用が進んでいるのだ。
食物が傷むのを防ぐ効果もあって、他国での需要も高い。ラザハンはそうした特産品を、どこに対しても、商いの上では平等に取引してきた・・・・・・。
それがかえって多くの富をもたらし、中立国という立場を揺るがぬものにしたというわけだ。

ゼロ
もっぱらエーテルだけを取引している私たちと違って、あれやこれやと大変そうだな。

ヴァルシャン
かつて、私にとってこの地は、海底で見つけた次元の裂け目を監視するための、羽休めの場にすぎなかった。
しかし今では、ラザハンに生きる子ら皆が愛しい。
賑やかで、鮮やかで、終末の影響も乗り越えようとしている・・・・・・この美しい都と人の営みを、姉さんにも見せてやりたいのだ。

ゼロ
美しい、か・・・・・・。ルビカンテも同じことを言っていたな。
たしかにこの世界は、私たちが失って久しい、目映さがある。もう一度手に入れたいと思うほどの・・・・・・。


ルビカンテ
いかにも・・・・・・。終わった世界を今さらどうこうすることはできない。だが、異なる世界を手にすれば状況は変わる。
我らは再び、尊厳ある生命に戻るのだ・・・・・・!


ゼロ
だが、私は奴に、誰かから奪うのでは意味がないと・・・・・・他人とは、強さでも契約でもないもので繋がっていたいと・・・・・・思わず口走っていた。
その意味は、自分でもまだはっきりと解っていない。私は・・・・・・私が求める繋がりの正体を知りたいんだ。

ヴァルシャン
君が答えに辿りつけるよう、願っている。それまで引き続き、力を貸してくれ。

 


アルカソーダラ族の男性
お、おい、あれ・・・・・・!

好奇心旺盛な男性
何事だ・・・・・・?

メリード
本日は太守様の御客人、ゼロ様のご厚意により、ご希望の方に「特製カレー」を振る舞わせていただきます。刺激的なお味ですので、気をつけてお召し上がりください!

好奇心旺盛な男性
おうい!そのカレー、挑戦させてくれ!

アルカソーダラ族の男性
うっ・・・・・・匂いがもう・・・・・・辛い・・・・・・ッ!

好奇心旺盛な男性
ぐああ!か、かれぇーーーーー!

 


ヴァルシャン
この身体は、人らしく見えるよう、大抵の食物を処理できるようになっているが・・・・・・。
あれはさすがに、どうだろうな。

メリード
おまちどおさま。どうぞ、ごゆっくり・・・・・・。

ゼロ
ゆっくりなど、していられるか。私は待っていたんだ・・・・・・これを・・・・・・。
さあ、補給するぞ・・・・・・!

 


リフィル
辛かった・・・・・・!

ヴァルシャン
君たちが満足できたようでなによりだ。
せっかくだし、メリードに料理を包んでもらって、エスティニアンにも届けるとしよう。
この時間なら、メーガドゥータ宮の客間に戻っているはずだ。ふたりも、よければともに来ないか?


食事によって、血行が促進された・・・・・・!


―好奇心旺盛な男性
いやー、あのカレーにはたまげたよ!でも癖になって、また食べたくなるような・・・・・・。
―メリード
皆様のおかげで、素敵な催しができましたわ。特製カレーが話題となって、客足が伸びるかもしれませんね。
―ダルフィーユ
蒸留酒と、舞踊と、そして辛ぁい食べ物!ラザハンの醍醐味を楽しめて最高よ!
―アルカソーダラ族の男性
まだ・・・・・・鼻がヒリヒリする・・・・・・。
―ルールメラ
今日のお客さんは、好奇心旺盛な方ばかり!大変なことになっちゃったわね・・・・・・!
―アルダラカ
旅人か・・・・・・。サボってるわけじゃない、休憩時間だ。あんなに激辛なカレーを食ったのは初めてでな。
―ミリール
すごいカレーでしたね!ゼロ様が美味しそうに召し上がっていたので、私も今度メリードさんにお願いしてみたいと思います!

 

メーガドゥーダ宮に移動!


―ヴァルシャン
特製カレーに挑戦する者があれほどいるとは。皆、元気があって良いことだ。
―ゼロ
満足だ・・・・・・。

メーガドゥーダ宮の官人
皆様、お帰りなさいませ。
エスティニアン様に差し入れを?それはさぞお喜びになるでしょう。お部屋にいらっしゃいますから、ご案内いたしますね。

 

 


ヴァルシャン
エスティニアン、いるか?差し入れを持ってきたのだが・・・・・・。

エスティニアン
ああ・・・・・・いるぞ・・・・・・入れ・・・・・・。

ヴァルシャン
メリードズメイハネ自慢の、イカのマサラだ。・・・・・・食べられるか?

エスティニアン
ほう。イカは干物の方が好きだが、まぁ、ありがたく食わせてもらおう。
お前たちも、魔女殿が戻るまでは手持ち無沙汰か。もてなしなんぞはできんが、好きにくつろいでいけ。

ゼロ
・・・・・・この部屋では脱いだ方が?

ヴァルシャン
いや、彼も服を着るだろう・・・・・・今すぐに。

 

ヤ・シュトラとウリエンジェが合流。

 

ヤ・シュトラ
みんなここにいたのね、探したわよ。

ヴァルシャン
戻ってきてくれたか!では、再び第十三世界に向かう方法が・・・・・・!?

ヤ・シュトラ
ええ、そのために少しばかり月に行ってきたわ。ウリエンジェにも協力を依頼して、ね。

ウリエンジェ
ヴォイドへ渡った月竜アジュダヤを救うため・・・・・・そして、原初世界を奪わんとするゴルベーザを止めるためと・・・・・・委細、伺っております。

ヤ・シュトラ
ルビカンテによれば、アジュダヤもゴルベーザも、ヴォイドの月にいるということだったでしょう?
とはいえ、月へと向かう技術は、こちらの世界でも哲学者議会が長年苦心して確立したもの。ヴォイドに渡ってから、月を目指すというのは現実的ではないわ。
だから私たちは、闇雲に世界を渡るのではなく、あちらの月に繋がるゲートを開かなければならない。

ヴァルシャン
そんなことが可能なのか?

ヤ・シュトラ
ええ・・・・・・。原初世界と鏡像世界は、もともとひとつの存在だった。歩んできた歴史は違えど、土地そのものは酷似しているわ。
そして、私たちを第一世界に召喚した「誰かさん」によれば、ふたつの世界の位置座標はリンクしている・・・・・・
早い話が、こちらの月にゲートを開ければ、第十三世界の月に降り立てるだろうということなのよ。
無論、ゲートを開ければ、妖異が攻め入ってくる可能性もある。それでまずウリエンジェに相談を持ち掛けたというわけ。

ウリエンジェ
月の監視者やレポリットたちに、話は通してあります。具体的な妖異対策は今後詰めていく必要がありますが、協力は惜しまないとのこと・・・・・・。

エスティニアン
そこまで根回しが済んでいるんだ。ゲートを開ける方法も、わからず仕舞いとは言うまいな?

ヤ・シュトラ
ラザハンやシャーレアン・・・・・・世界各地で、長年にわたりヴォイドは研究されてきた。
それらの成果と、私たちが積み重ねてきた知識、経験。加えて人造アトモスを作り上げたことで、ひとつの理論を導き出せたの。
恐らく、いけるわ。ほかならぬ月にならば、私たちは、ヴォイドゲートを開くことができる・・・・・・!
ただし、かなり大掛かりな準備が必要よ。強力な妖異を召喚するときと同様に、莫大な量のエーテルが必要になる・・・・・・。
アジュダヤを連れ帰れるほどのゲートとなれば、なおさらね。
私の考えた策はこうよ。何かしらの手段で集めたエーテルを、ガレマルドに運ぶ・・・・・・あそこには「バブイルの塔」があるわ。
以前、ファダニエルがゾディアークの封印を破るために、塔から攻撃を放ったことを覚えていて?
あの機能を利用すれば、集めたエーテルを一気に月へと流し込めるはず。それを使って術を発動させ、ゲートを開くの。

ヴァルシャン
とすると、地上でその手はずを整える者と、月側の準備を進める者が必要になるか・・・・・・。

ヤ・シュトラ
ご明察。私はもう一度月に向かって、術の準備をしつつ、ゲートが開いたあとの妖異対策を講じるわ。
月の監視者やレポリットの力を借りるのはもちろん、今回の件を知る錬金術師たちにも、声をかけてみるつもりよ。ニッダーナを筆頭にね。
彼女たちの護衛役として、あなたに同行を頼めるかしら?

エスティニアン
いいだろう。部屋での鍛錬にも、飽きてきたところだ。

ウリエンジェ
地上での準備は、僭越ながら私が主導させていただきましょう。ひとりでの完遂は困難ゆえ、皆さんのお力をお貸しください。

ヤ・シュトラ
では、行くとしましょうか。
ゴルベーザの野望を止めるためにも、必ずヴォイドゲートを開くわよ。
―ゼロ
お前たちの仲間というのは、いったいどれだけいるんだ?
―ヴァルシャン
君の仲間たちの全面的な協力に、頭が上がらないな。 

 

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解説

パッチ6.4が始まりました。
ゴルベーザを追って再度ヴォイドに渡る方法を試行錯誤している一行。
始まりのクエストでは、ゼロのエーテル補給についていくことになりました。
物語が一段落して、次に進むためのゆったりとしたクエストとなっています。

案外ゼロは刺激的な味が好みのようで、ヴァルシャンはお茶を濁してはいますが、刺激的な味は苦手なのかな?といったやり取りが見られました。

ゼロ自身がメリードズメイハネの常連になっていたりと、ラザハンに馴染んでいる様子が描かれた一幕だったのかなと思います。

エスティニアンは相変わらず手持ち無沙汰の状態。
頭を使うってよりも、身体を動かす方が好みなので、ヒカセンと同じく待機組。

ヤ・シュトラ、ウリエンジェが合流し、ヴォイドへ渡る方法が語られていきます。
ヴォイド地上から月への方法が確立されていない今、ヴォイド側の月へ渡るには、原初世界の月からヴォイド月へ直接行く必要がある。
誰かさんによると、原初世界と鏡像世界の「座標はリンク」するので、原初世界の月にヴォイドゲートを開けば、ヴォイド世界の月へ降り立つことができるんじゃないか、という仮定。

問題点は、ヴォイドゲートを開いた際にヴォイド側から妖異が入ってくる可能性があるということ。
なので、ヴォイドゲートを開くことと、妖異対策の2点取り組む必要がある。
月にはレポリットと月の監視者がいるが、それらに関してはウリエンジェが説得済みで裏取りばっちりの状態。

アジュダヤを連れ帰るためのヴォイドゲートを開くには、莫大なエーテルが必要になる。
ファダニエルがゾディアークの封印を破ったように、バブイルの塔を用いてエーテルを一気に放出することで、術を発動させゲートを開くという算段。
ただバブイルの塔に「何らかの形でエーテルを運んで」というところが非常にあいまいな表現。
2.5の時にムーンブリダが言ってたように、どこかにエーテルを維持し続けるのはものすごく大変なことだったはず。

まあヤ・シュトラもウリエンジェも馬鹿じゃないだろうから、その辺の解決策はもっているんだろうな。

ヤ・シュトラ組は月で術の準備。
ウリエンジェ組は地上でエーテル集め、という分担になりました。

 

わかりづらい単語

本文内で青色に塗った言葉についての補足です。

ヴァルシャン
ちょうど市井の様子を見て回りたいとも思っていたし、喜んで同伴させてもらおう。
市井(しせい):人家が集まっている所。ちまた。

ラザハンを統治しているヴァルシャンが今のラザハンの状況を知りたい、ということでしょうね。

 

ゼロ
たしかにこの世界は、私たちが失って久しい、目映さがある。
目映さ(まばゆさ):光が明るすぎて、まともに見られない。まぶしい。

昔は目映いって使われていて、次第に眩いに代わっていったみたいです。
意味は全く同じなので、どちらを使っても間違いではないです。

 

ヴァルシャン
メリードズメイハネ自慢の、イカのマサラだ。・・・・・・食べられるか?
マサラ:インドやチベットで用いる混合香辛料の総称

イカのマサラなので、インド風イカのカレー炒めでしょうかね。

 

ウリエンジェ
ヴォイドへ渡った月竜アジュダヤを救うため・・・・・・そして、原初世界を奪わんとするゴルベーザを止めるためと・・・・・・委細、伺っております。
委細(いさい):くわしいこと。こまごましたくわしい事情。

全部ヤ・シュトラから聞いてるよっていう意味ですね。

 

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