【FF14】神子の使いと忘れられた島 パッチ6.51アロアロ島

パッチ6.51で実装された「アロアロ島」関連のクエストです。

「神子の使いと忘れられた島」

 

ストーリーテキスト

シャロー・ムアー
リフィルさん、いらっしゃい!
あなた宛ての「変則依頼」が来てるわよー!

依頼主は、サベネア島で錬金術師をしているパサスーンさん。
聞いた話だと、彼のおともだちがあなたの知り合いらしいんだけど・・・・・・

漁師のマトシャさんって、わかる?
その彼がね、ちょーっと厄介な悩みを抱えてるらしくて、パサスーンさんは、あなたを頼れないかって考えたみたい。
どう、協力をお願いしてもいいー?

リフィル
マトシャには世話になったから、引き受けよう。

シャロー・ムアー
そう言ってくれてよかったーっ!
私も詳しいことは把握できてないから、まずは「パサスーン」さんと話してみて!
デミールの遺烈郷へ行けば彼と会えるはずよ。

それじゃあ、いってらっしゃーい!
―シャロー・ムアー
オスモンくんてね、私のこと「うるさい」って言うわりに、なんだかんだで、一緒に行動してくれてるのよねー。
まあ、読書で目が疲れがちの彼には、私の薬茶が不可欠だし、私は私で、彼の豊富な知識を頼ってたし・・・・・・。
持ちつ持たれつな関係、ってヤツなの!

 

 

 


パサスーン
ああ、リフィルさん。
もしかして、グリーナーの方から話を聞いて・・・・・・?

よかった、来てくれて嬉しいよ。
改めまして、僕の名前はパサスーン。
この遺烈郷で働いている錬金術師で、マトシャとは古い友人なんだ。

聞いていると思うけど、彼が厄介な悩みを抱えていてね・・・・・・本人は忙しいあなたを頼るのを避けたがっていたけど、僕たちだけでは解決できそうになくてさ。
それで、マトシャには内緒であなたを呼んだんだよ。
彼と、最近できた「小さな友人」のためにね。

そろそろ、マトシャが魚を卸しに来るから、そのときに、君と引き合わせるのがよさそうだ。
外で待っていれば彼も気づくだろうし、とりあえず、場所を移動しよう。

 

 

マトシャ
あれ、リフィル・・・・・・?
どうして、パサスーンと一緒にいるだすか!?

しゃべる小鳥
貧弱なパサスーンと違って、とても強そうなお方ですね!
こちらの方も狩人なのでしょうか?

パサスーン
僕は錬金術師なんだから、腕力がなくても問題ないの。
まったく、君の手当てをがんばった僕に、もう少し懐いてくれたっていいだろうに・・・・・・。

あなたにも、彼の言葉がちゃんと聞こえたみたいだね。
僕のことを貧弱呼ばわりしてくる、あのかわいい小鳥が、最近できた小さな友人こと「カリカ」だよ。

勝手に連絡しちゃって、ごめんよ。
君は彼女に迷惑をかけたくないって言ってたけど、いつまでも悩んでいるわけにはいかないと思ってさ。

マトシャ
じゃあ、せっかく来てもらったわけだし、ちょっとだけ話を聞いてもらってもいいだすか?
何日か前に、浜辺で気を失っているこの小鳥を見つけただす。
パサスーンと介抱して、ようやく目を覚ましたと思ったら、急にヒトの言葉で「南の島に来てほしい」って・・・・・・。

カリカ、「南の島」について、改めて説明してもらってもいいだすか?

カリカ
はいはい!
吾輩、マトシャ様のお願いなら喜んで!

ええと、リフィルでしたっけ?
貴方は、ヒトが「南洋諸島」と呼ぶ、はるか南の海に点在する島々のことをご存じでしょうか?

吾輩は、南洋諸島の西側にある群島のひとつ、「アロアロ島」からまいりました!
数千年前、忽然(こつぜん)と姿を消したとされる「忘れられた人々」・・・・・・島には、彼らが遺したとされる大いなる神子像と、これを祀る祭祀(さいし)場がございます。
その像に据えられた宝玉が持つ「自然を育む力」によって、島には豊かな環境がつくりだされているのです!
後世に島に渡ってきたヒトも、その恩恵を受けておりました。

ところが、100年ほど前に海底火山が噴火したとき、島民が別の島へと移住してしまいまして・・・・・・。
森の恵みを得る者も、狩猟をする者もいなくなってしまいました。

おかげで噴火被害の回復に合わせ、鳥や獣、魚たちが急増・・・・・・。
このままでは、いかに神子像の加護があれども、植物が喰らい尽くされ、島は荒れ果ててしまうことでしょう。

そこで「神子の使い」たる吾輩は、島を救う狩人を求め、流れるヤシの実に飛び乗りました!
大海原の旅はつらく厳しく、死を覚悟したことも!
ですが、吾輩は神子様の導きにより、運命の狩人・・・・・・そうマトシャ様に出会ったのです!

マトシャ
・・・・・・ということで、島へ来てほしいって言われてるだす。
でも、オラは狩人じゃなくて漁師だし、危険な動物がいたら手に負えないし・・・・・・。

あんただったら適任なんじゃないかと考えたけど、忙しそうだしなぁって、悩んでたわけだす。

リフィル
「神子像の祭祀場」には興味がある。

カリカ
素晴らしい、貴方のように見る目がある方には、ぜひ島に来ていただきたい!
ですが・・・・・・

神子様の導きである以上、やはりマトシャ様にもお越しいただかなくてはなりません!

パサスーン
僕、かわいい小動物には弱くてね・・・・・・。
カリカへの助け舟として、マトシャに耳寄りな情報を伝えようか。

南洋諸島の魚には、希少な錬金素材になるものがとても多いんだ。
つまり、君が長年憧れているあのニッダーナに、最高の贈り物を渡すチャンスじゃない?

マトシャ
ニ、ニッダーナさんに、オラが贈り物を・・・・・・!?
わ、わわ、わかっただす!
オラ、その島まで行って、ニッダーナさんへの贈り物を釣ってくるだす!

あの、リフィル・・・・・・結局あんたを頼ることになって申し訳ないけど、改めて、一緒に「アロアロ島」へ行ってほしいだす!

カリカ
マトシャ様、よくぞご決断くださいました・・・・・・!
吾輩、感動に打ち震えております!!

さあさあ、気が変わらないうちに出発いたしましょう!
目的地は、まっすぐ南へと向かった先にある大きな島です!

パサスーン
こらこら、カリカは留守番だよ。
大海原の旅で負傷した羽が、まだ治ってないんだから。

カリカ
むむ、パサスーンのくせに生意気な。
ですが、羽の不調を指摘されては、返す言葉もございません・・・・・・。

パサスーン
サベネア島から南下した大きな島、って情報さえあれば、カリカの案内がなくても、ちゃんとたどり着けるさ。
同行できないぶん、沖に出す手配は僕が引き受けるよ。
準備ができたら「イェドリマン」で合流しよう。

 


陽気なミコッテ族の女
ねぇーっ、ゾゾネくん聞いたー!?
島にある「神子の宝玉」が、すっごいお宝なんだって!

ゾゾネと呼ばれた男
ミコッテ族ほど、オレの耳はよくねぇっつーの!
まあでも、南洋諸島がどうとか言ってたのは、聞き違いじゃなかったってワケだな!

ワスビルム、お手柄じゃねぇか!
お前が仕入れた「南洋諸島の無人島に宝が眠ってる」って噂、マジもんだったみたいだぜ!

ワスビルムと呼ばれた男
いや、でもさぁ、あの人たちも同業者なら、奪い合いになっちゃうんじゃ・・・・・・。

陽気なミコッテ族の女
ぶーっ!
ワスビルムくんてば、弱気すぎー!
島への行き方は聞こえたし、先回りしてお宝もらっちゃお!

ゾゾネと呼ばれた男
メルヴァン税関公社で盗んだ金より、がっぽり稼げるチャンスは逃せねぇぜ!
おい、ジャ・ジメイ、ワスビルム!
とっとと船を拝借して、出発するぞ!

 

 

 

 


 
―カリカ
島のことをお願いしているにもかかわらず、神子の使いたる吾輩が留守番とは・・・・・・。不甲斐ないかぎりです。

パサスーン
ああ、来てくれたね。
さっきまで、ちょっとした騒ぎになっていて大変だったんだよ。

なんでも、見ない顔の3人組が船を1隻盗んだみたいでね。
まあ、犯人のことは星戦士団が追ってるし、君たちの乗る船は確保してあるから、安心して大丈夫だよ。

あっと、そうそう。
マトシャは君の準備が整うまで、アキャーリへ戻って仕事を片付けておくって。

君の身支度が済んだら、僕が呼んでくるヨ。

僕とカリカあ留守番だからね、連絡役くらいは任せて、
「イェドリマンの船頭」さんには島の方角を伝えてあるから、彼女に頼めば、現地まで連れていってくれるよ。
そこから先のことは、どうかよろしく頼むね。

―パサスーン
君が腕の立つ人だってことは知っているけれど、どうか気をつけてね。

 

 

 


―カリカ
おふたりが戻られて、吾輩ホッといたしました!

パサスーン
おかえり。
無事に帰ってきてくれてよかった。

さっそく島のことをいろいろ聞きたいところだけど・・・・・・座って話せる場所を、マトシャが確保しに行ってくれてね。
ゆっくり話ができるように、僕たちもそちらへ向かうとしようか。

 

 

パサスーン
それじゃあ、島がどんな感じだったかを聞かせてほしいな。

マトシャ
とにかく危険な島だっただす!
でも、いろいろ見どころが多い場所で・・・・・・。

島周辺の海域も漁場としてよさそうだったし、漁師仲間にも話してみようかと思ってるところだす。
座礁した船が多かったのは気になるけど・・・・・・。

カリカ
島の周辺は浅瀬なものですから、海が荒れたときには船が座礁することがあるのです。ここも遠浅ですので、こちらでの漁と勝手は同じかと!

マトシャ
ともかく、島ではすごい体験ができただす。
でも、いろいろ大変な目にも遭ったし、あそこで釣りはもう・・・・・・。

カリカ
マトシャ様、そう仰らずに・・・・・・!
出発前にもお伝えしておりますとおり、今のアロアロ島には狩人の存在が不可欠なのです!

それに、薬効豊な魚がたくさん生息している島ですから、ニッダーナ様への贈り物には事欠きません・・・・・・!
どうかもう少し、お力を貸してください!

マトシャ
うーん、それを言われると・・・・・・。
いやでも、あんな危ない場所にまた行くなんて、リフィルがいないと無理だし・・・・・・。

あんたが忙しいのはわかってるけど、カリカもこう言ってるし、ニッダーナさんに喜んでほしい・・・・・・。
どうか、またあの島に同行してほしいだす!
ありがとう、リフィル!
やっぱりあんたは、頼りになるだす。

でも、島で遭遇した盗賊みたいなヒトは何だったんだか・・・・・・。
よくわからない「動く木像」をけしかけてきて、迷惑だっただす。

カリカ
むむっ、アロアロ島にヒトがいて、しかも動く木像を?
島にそういった木像があるにはあるものの、あれは、巴術の心得がないと扱えなかったはず・・・・・・。
ともかく、島に住民と呼べるようなヒトがいないのは事実。
にもかかわらず、そのような不届き者がいたとすれば、吾輩たちの会話を盗み聞きしたのかもしれません!

パサスーン
そうなると、船を盗んだ犯人っていう可能性もありそうだね、念のため、星戦士団に報告しておくよ。

マトシャ
よろしく頼むだす。

カリカ
これ以上、そのヒトたちが島で悪さをしないよう、速やかに捕縛していただかなくては・・・・・・!
吾輩の翼でもって、顔をはたいてやりたいぐらいです!

マトシャ
それじゃあ、島の話はこのくらいにして、オラはそろそろ仕事へ戻るだす。

パサスーン
改めて、リフィルさん、今回は来てくれて本当にありがとう。
アロアロ島にまつわる情報は、僕が手記にまとめておくから、また島へ渡るときにでも、役立てもらえたら嬉しいよ。
書き終えたら共有するからさ。

このあとオールド・シャーレアンへ戻る予定があるなら、君と繋いでくれた「シャロー・ムアー」さんによろしく伝えて。
―カリカ
ふふん!マトシャ様の想い人でいらっしゃる方ですから、ニッダーナ様はもちろん様付けでお呼びしますとも!
―パサスーン
僕は相変わらず予呼び捨てなのに、ニッダーナ「様」かぁ・・・・・・カリカに好かれるのは難しいね。
まあ、それはともかく。
このあとオールド・シャーレアンへ戻る予定がああるなら、君と繋いでくれた「シャロー・ムアー」さんによろしく伝えて。

 

 

 

 

 

シャロー・ムアー
おっかえりー!
もしかして、パサスーンさんの依頼が終わったのかな?

ええっ、南洋諸島まで行ってきたの!?
私、植物専門のグリーナーだから、あのあたりの植生に興味湧いちゃうなぁー!

それに、憧れの人のために薬効のある魚を釣りたいなんて、マトシャさんが健気すぎて、応援せずにはいられないわ・・・・・・。
変則依頼としてはこれで終了ってことにはなるけど、もう少し彼を手伝ってもらえると、私としても嬉しいなぁー!
希少な錬金素材は、思わぬ発見に繋がることもあるしね!

さて、オスモンくんがあなたのお土産話を待ち構えてるから、たーっぷりと聞かせてあげて!
それじゃ、お仕事お疲れさまでしたー!

 

 

 

 

オスモン
リフィルさん、おつかれさまです。
もしや、冒険の話を聞かせてくださるのですか?

リフィル
「アロアロ島」の話をする。

オスモン
リフィルさん、南洋諸島まで行かれていたのですか?
あのあたりは、興味深い話が多いですよね!プレーンフォークたちの故郷と言われていますし、算術から派生した「巴術」の生まれた場所でもあります。
ああ、「ニーム」と浅からぬ縁もあると言われていますよね。
いかんせん古い歴史ですから、今に伝わる記録がどこまで正確か、魔法大学の教授陣でも意見が割れていますが・・・・・・。

それで、リフィルさんは、島でどんなものを見てこられたのですか?
かつて「忘れられた人々」が遺したという、神子像と祭祀場があるアロアロ島・・・・・・。
以前、巴術士たちの扱う魔道書を収集していたときに、取引相手から似たような話を聞いたことがあります。
リムサ・ロミンサの「メルヴァン税関公社」をご存知ですか?
その開設を提言した、当時の政策顧問「イークク」は、南洋出身の巴術士だったのです。

彼女の故郷には不思議な力持つ「像」があり、人々の像の力を、算術で解き明かそうと躍起になっていたとか。そうした流れのなか、巴術が生み出されたそうですよ。
もしかしたら、あなたが訪れた島こそが、イーククの故郷でもあったのかもしれませんね。
それにしても、「忘れられた人々」は、かなり高度な魔法を扱っていたようです。
独自の魔法体系でも有していたのでしょうか?

彼らが今もなお健在で、アロアロ島を発展させていたとしたら、いったいどんな文明を築いていたのか・・・・・・。
それこそ、あなたが島で遭遇した生物だって、より凶暴で強力な存在になっていたのかもしれません!想像の翼を羽ばたかせるには、とてもいい題材ですね・・・・・・!
―オスモン
今のところ、新しい話はないと・・・・・・。まさか、刺激的な冒険話をを厳選してくださっている・・・・・・!?お手を煩わせてすみません・・・・・・でも、楽しみに待っております!  

 

 

 

 

 スポンサーリンク