【FF14】六根山① パッチ6.45

パッチ6.45「六根山」のクエストです。

「紫洲六根山珍道中」

 

ストーリーテキスト

シャロー・ムアー
リフィルさん!いいところに声をかけてくれて、助かったわ!
実は、あなた宛ての「変則依頼」が舞い込んできたところなの。その依頼主は誰かっていうとー・・・・・・
驚くなかれ、あの有名な東アルデナード商会よ!
といっても、ウルダハの本家本元じゃなくて、クガネの商館をたばねるハンコックさんからね!お手紙を預かってるから、確認してもらえるー?

ハンコックからの手紙
平素よりお世話になっております。東アルデナード商会のハンコックでございます。
ご多忙のところ、突然のお誘いとなりますが、この度、貴方を「ひんがしの国の霊山散策」に招待したく、ご連絡差し上げました。
ひんがしの国は鎖国中ではございますが、領主である大名のご厚意で、特別に入山許可をいただけました。
もとをたどれば、先のエクスアダマント回収の折、先方の大名と取引をおこなったご縁があってのこと。ほかでもない、貴方にご一緒いただけたら嬉しく思います。
詳しいことは席を設けてご説明いたしますので、クガネの「望海楼」までお越しいただけますと幸いです。リフィル様のご来訪を、お待ち申し上げております。

リフィル
ひんがしの国にある霊山へ連れていってくれるらしい

シャロー・ムアー
ええーっ、羨ましい!鎖国中のひんがしの国にツテがあるだなんて、さすがは天下の東アルデナード商会って感じねー!
それで、ハンコックさんとの待ち合わせ場所は、手紙にちゃんと書いてあった?
それなら、あちらへの連絡は私から入れておくから、さっそくクガネの「望海楼」に向かってみてね!
ここからだと、かーなり長距離の移動になるけど・・・・・・東方まで、いってらっしゃーい!
―シャロー・ムアー
オスモンくんてね、私のこと「うるさい」って言うわりに、なんだかんだで、一緒に行動してくれてるのよねー。
まあ、読書で目が疲れがちの彼には、私の薬茶が不可欠だし、私は私で、彼の豊富な知識を頼ってたし・・・・・・。持ちつ持たれつな関係、ってヤツなの!
―オスモン
今のところ、新しい話はないと・・・・・・。まさか、刺激的な冒険話を厳選してくださっている・・・・・・!?お手を煩わせてすみません・・・・・・でも、楽しみに待っております!

 

 

 

 

 

ハンコック
オォー、リフィルさん!先日の大繁盛商店絡みの一件に引き続き、クガネまでのご足労、まことにありがとうございマース!
おや、もしやこの装いが気になっておられるのデ?山歩きのために仕立てたものでして、今は着心地を試しているところなのデース!
まあ、私のことはさておき・・・・・・。目的地のご説明をするにあたって、霊山関係者であるお二方にも同席をお願いしておきマシタ。
なかに落ち着いて話せるいい部屋を用意しましたから、続きはそちらでいたしましょう!

 

 

 

ツバキ
腰を落ち着けたところで、まずはご挨拶を・・・・・・。私の名はツバキ、連れの陰陽師はトキモリと申します。
お二方の目的地である「六根山(ろっこんせん)」を領地に抱える、大名「ウズミビ」の名代(みょうだい)として参りました。何卒、よろしくお願い申し上げます。

ハンコック
今回、入山の許可が得られたのは先方の「ご厚意」と、くわえて、私の「当方の名品収集」という趣味の賜物でしてネ。
そのあたりの経緯も含めて、私のほうから、順を追ってご説明いたしマス!

 

ハンコック
さてさて、目的地についてお話するにあたって、まずはここ「ひんがしの国」周辺の地理を、振り返っておきましょう。
ひんがしの国は、複数の島々からなる国土が特徴的デスが、その最西端にあたるのが「シシュウ」と呼ばれる島になりマス。ここ、クガネが置かれている場所デスネ。
では、肝心の目的地「六根山」はどこかといいますと・・・・・・
シシュウ北部のこちらデス!
古くより霊山として信仰の対象となってきた、その幽玄(ゆうげん)なる山奥には、僧たちの修業の場がございマス。名は「聖浄院」・・・・・・。
しかし、そんな寺院があろうことか、魑魅魍魎(ちみもうりょう)であふれかえっているそうで・・・・・・。領主であるウズミビ様は、大層困っておいでデシタ。
ただ、その原因については目星がついているとのこと。聖浄院に持ち込まれた「いわくつきの品」が怪異となり、此度の騒動を引き起こしたのだとか・・・・・・。
東方では、道具や武具が長き時を経て霊性を獲得する、「付喪神(つくもがみ)」という存在が知られていましてネ。今回の一件も、そうした物が原因ではないかというわけデス。
私、それを聞いて、ウズミビ様に取引を持ち掛けてみマシタ。
お山に蔓延(はびこ)る怪異の討伐を引き受けるかわりに、その「いわくつきの品」を収集させていただきたい・・・・・・とネ。
さあ、もうおわかりデスよね、リフィルさん。ひんがしの国での物見遊山(ものみゆさん)の機会を提供するかわりに、名品収集に向かう私の護衛と、怪異の討伐をお願いしマース!

リフィル
ひんがしの国で冒険できるなら、お安い御用!

ハンコック
あっはっは!気持ちのいいお返事デスネ!
さて、ツバキさん。そろそろ、私と同じく「収集家の彼」の詳細を伺っても?

ツバキ
聖浄院を取り仕切る僧侶、ゴウライのことですね。此度の事態の元凶である、いわくつきの品を集めた張本人となります。
かの者は、元より骨董趣味を嗜(たしな)んでいたようで・・・・・・「力の宿る品こそ、神として祀(まつ)るべきだ」と主張して、付喪神が宿るとされる品を片端から買い集めていたとか。
そうこうするうちに、六根山では奇妙な現象が起こり始め、ついには怪異が現れたと、僧たちが逃げ出してきたのです。
むろん我らは怪異の討伐に、手練れを送り込みました。ですが、その大半が入山したまま戻らぬとあっては、六根山の封鎖を命じるよりなく・・・・・・。
こちらのトキモリは、数少ない生還者のひとり。内部の様子を知る貴重な証言者です。

トキモリ
問題の品を手放すよう、ゴウライ師の説得に向かったのだが、奴は問答無用で我々に襲いかかってきてな。とても正気とは思えなんだ。
六根山は、今のところ我が結界によって封じているが、その内にある者は、いずれも怪異と化したと考えてよい。何者かに遭遇したとて情け無用、ということだ。

ツバキ
六根山への移動は大隼を使います。望海泉の近くに待機させていますので、準備ができましたら、そちらまでお越しください。
ただ、大隼は怪異のことを本能的に恐れております・・・・・・。乗っていけるのは麓(ふもと)までで、山中は徒歩になること、ご了承いただけると幸いです。

ハンコック
では、お話もひと区切りついたことデスし、出発前の腹ごしらえとまいりましょう!
―トキモリ
世話をかけるが、よろしく頼む。
―シシュウの大隼使い
あなたがお客人か。自慢の大隼で、現地まで安全にお送りいたしましょう。

 

 

ツバキ
リフィル殿、お越しいただきありがとうございます。
ハンコック殿は、あなたの準備が整うまで、ウルダハ商館でお仕事をなさっているそうです。出発の際には、私がお呼びしてまいります。
さて、消耗品の補充や、装備のお手入れなどはお済みでしょうか?人里離れたお山ですから、くれぐれも身支度を怠らぬよう・・・・・・。
現地では結界の維持と監視のため、トキモリの弟子たちが待機しております。入山の際には、彼らを頼って結界の内部へお進みください。
あなたのご準備がよろしければ、「シシュウの大隼使い」にお声がけいただければと思います。

 

 

 

 

―トキモリ
怪異どもを征して、無事に戻ったか。大したものよ。

ツバキ
おつかれさまでございます、リフィル殿。
ハンコック殿は、ゆっくりと飛んでこられているご様子・・・・・・。お戻りになられるまで、しばし待つといたしましょう。

ハンコック
フゥー、お待たせいたしマシタ。無事に「お土産」を持ち帰ることができて、ひと安心デース!

ツバキ
ハンコック殿も、おつかれさまでございます。お怪我もないようで、何よりです。

ハンコック
アッハッハ、なにしろ、護衛がリフィルさんデスからネ!おかげさまで、このとおりピンピンしておりマス。
なかなか危険な場所ではありましたが、六根山散策は、思っていた以上に楽しめマシタ。
ずいぶんと険しい山道・・・・・・いえ、獣道と言うべきでしょうか。山歩きに慣れていない身としては苦労の連続でしたが、あの美しい紅葉は見事なものデシタ!
それに、怪異を封じた岩が、あんな場所に安置されていようとは!ほかにはほとんど人工物がなかったので、予想外でした!
なんにせよ、このとおり骨董品も持ち帰れたことデスし、これにて一件落着・・・・・・
と、言いたいところではありますが、今回通らなかった道も、気になってしまいマース!
六根山は広いデスから、ほかの場所でも、いわくつきの品がひと騒動起しているかもしれませんし・・・・・・。依然、興味が尽きませんネェ。

ツバキ
たしかに、持ち込まれた骨董品はかなりの数ですから、また別の怪異が現れていても、おかしくありません。

ハンコック
そういうわけなので、リフィルさん。アナタの楽しい冒険と、私の素晴らしい骨董品収集、そしてお山の安全のために、また散策にまいりましょう!
さて、次のお約束もしたところで・・・・・・今回は楽しいひとときをありがとうございマシタ!
仕事もありますので、六根山散策の続きはまた追々。アナタへの連絡にご協力くださった「シャロー・ムアー」さんに、よろしくお伝えくだサーイ!
―ツバキ
リフィル殿とご連絡がとれたのは、「シャロー・ムアー」殿という方のおかげでしたか。私からの感謝の意も、お伝えいただけたら幸いです。
―トキモリ
クガネには、ずいぶんと久しぶりに来た。相も変わらず、行き交う人の多いことよ。
先日、潮風亭で西方の旅人と相席になった折、「とりぷるとらいあど」なる遊戯を教わってな。いま戦略を練っているゆえ、いずれ相手をしてもらえるか?

 

 

 


シャロー・ムアー
リフィルさん、おかえりーっ!ハンコックさんの依頼は、無事に終わった?
うわぁ、何だかいろいろ大変だったみたいね。でも、ひんがしの国の山だなんて、職業柄、植生とか気になっちゃうなぁー・・・・・・。
なんて、それはともかく!オスモンくんが、あなたのお土産話を待ちわびてるから、よかったら、いろいろ聞かせてあげてね!
ひんがしの国でのお仕事、おつかれさまでしたー!


オスモン
リフィルさん、おつかれさまです。もしや、冒険の話を聞かせてくださるのですか?

リフィル
「六根山」の話をする

オスモン
リフィルさん、ひんがしの国の六根山へ行かれたのですか?たしか、聖浄院がある場所ですよね。
ああ、やっぱり・・・・・・。同僚の愚痴で、名前を聞いたことがあります。
なんでも、東方の骨董品収集に向かうたび、何者かに先回りされて、買い占めに遭っていたと・・・・・・。調べてみると、その買い手は聖浄院の僧侶だったそうです。
幸いなことに、僕とシャロー・ムアーは、その方と競合することはなかったのですけどね。
そういえば、リフィルさんに依頼されたのは、東アルデナード商会の方だったとか・・・・・・。もしかして、例の僧侶と取引でも?
六根山がそんなことになっていたとは・・・・・・。東方には「万物に神が宿る」という言葉がありますけど、それが比喩ではなく真実だったとは、驚きですね。
それに、六根山という場所が事態を悪化させたように感じます。古くから信仰の対象となっていたような霊場(れいじょう)は、得てして環境エーテルが濃い土地なのです。
信仰の力と環境エーテルで満ちた山に、いわくのある品・・・・・・。いわば、「大量の燃料」に「火種」が投じられたわけですから、なおのこと、大きく燃えあがってしまったのでしょうね。
よし・・・・・・!東方の神秘に彩られた六根山を舞台に、蔓延る妖異たちとの戦いを執筆してみることにします!
怪異の一例として、「付喪神」が挙げられることがあります。彼らは何かしらの「目的」をもって顕現し、達成が近づくにつれて力を失っていくのだとか。
そして、顕現した瞬間が最も力を持つ付喪神とは逆に、長い年月を経ることで力を得る「瑞獣(ずいじゅう)」のような存在も・・・・・・。
つまり、リフィルさんが相手取ったときよりも、猛々(たけだけ)しい存在であった、あるいは、そうなり得たということ。物語を盛り上げる強敵には、事欠かなさそうです・・・・・・!

 

 

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