【FF14】紅蓮祭2023②

紅蓮祭2023のクエストです。

「紅蓮祭と常夏のヒーロー士」

 

ストーリーテキスト

紅蓮祭実行委員長ヘールマガ
さて、これで不審者問題は解決だ。そろそろ活動開始といきたいが・・・・・・
どうだリオネル、ヒーロー士としての心構えはできたか?

リオネル
おう!任せろ!と言いたいけどな・・・・・・実は、少し不安があるんだ。
さっき気づいたけど、要望が明確な「依頼人」ならまだしも、困ってる人を見分けて適切に声をかけるってのは、案外難しい。
だから、アネキが俺をサポートしてくれるなら、ぜひそこらへんの判断に力を借りたいぜ!

紅蓮祭実行委員長ヘールマガ
確かにな、下手に声をかけては拒絶される可能性もあるし、助けが必要かどうかの即時判断なんて、ベテランでも難儀するもんだ。
ふむ・・・・・・ならばそのあたりも含め、あらためてお前さんたちの任務を確認しておこう。
来場者が集まるコスタ・デル・ソル北東の島を見守り、トラブルの兆候を確認したら、すぐに対応してもらいたい。
ただし、リオネルが独断で動くのはまだ難しいだろう。そこで、リフィルが指揮官役となり、誰にどう声をかけるべきか、助言を与えてやってくれ。
よし、じゃあさっそく、浜辺という名の戦場に赴こうじゃないか!
今は実行委員の「ボドゥフォアン」が臨時で浜辺を見てるから、奴と話して交代してくれ。では頼むぞ、ヒーロー士たちよ!

 

―紅蓮祭実行委員長
ボドゥフォアンはすぐそこの浜辺にいるはずだから、話しかけて交代してやってくれ。リオネルのこと、頼んだぞ!
―リオネル
いよいよ活動開始だ!ヒーロー士の名に恥じない働きをしなきゃな。

紅蓮祭実行委員ボドゥフォアン
あーいえぇい、話は聞いてるぜヒーロー士さんたちよ!さっそく俺と交代して、ビーチを見守ってくれや!
そうだ、ふたりで仕事するなら、このリンクパールを渡しとくぜ・・・・・・連携に役立ててくれ。じゃ、よろしくな!


リオネル
それじゃアネキ、もしヒーロー士が必要そうな場所があったら指示してくれ!俺が!すぐに!!駆けつけるぜ!!!

何が気になる?
落ち込んだ様子のミコッテ族の青年と女の子の姿

ル・フル・ティア
うう・・・・・・またダメだった。高難度ルート、なんて難しいんだ・・・・・・。やっぱり、俺には魔城の制覇なんて無理なのか・・・・・・。

ル・マージャ
お兄ちゃん、元気出して!
うーん、私の言葉だけじゃダメかも?ほかにも誰か、いないかな・・・・・・。

リオネル
なにやら、えらく落ち込んだ男がいるな。聞こえたかぎりだと、常夏の魔城を攻略できなくて、嘆いてるみたいだが・・・・・・。

リフィル
魔城攻略のお手本を見せてやれ!

リオネル
それ、今から常夏の魔城を登れってことか?できなくはないが、俺らがいま浜辺を離れるのはどうだろう。
それよりあの子、ほかに元気づけてくれる人がいないか、探してるみたいだ。俺、ちょっと行ってくるぜ。

 

リオネル
ありがとうって、お礼を言われたよ。兄のほうも立ち直ったみたいだし、行ってよかったな!

何が気になる?
怪しげな女海賊が男の様子を窺っている姿

ローズウェン
へたれのカルヴァランめ、相変わらず、すかした態度しやがって・・・・・・。
きょ、今日こそ声を・・・・・・だけど、何て言えばいいんだい!?
「奇遇だねえ、あたしとサシで少し浜辺を歩かないかい?」・・・・・・いやいや、これじゃあ決闘の申し込みだと思われちまう!

リオネル
ブツブツ独りごと言ってる怪しい奴がいるな。見た感じ海賊っぽいけど、どうする?

リフィル
「何かお困りですか?」と聞いてみよう

リオネル
了解した!さすがにちょっと怪しいし、それとなく声をかけてみるぜ!

 


リオネル
よくわからんが、去ってったな。なぜか少し罪悪感があるが・・・・・・何も問題は起きなかったし、良しとしようぜ。
このあたりにはもう、困ってそうな人はいないみたいだ。反対側に行ってみようぜ!

 

 

リオネル
それじゃアネキ、もしヒーロー士が必要そうな場所があったら指示してくれ!俺が!すぐに!!駆けつけるぜ!!!

何が気になる?
筋肉質な男たちが地面にへたり込んでいる姿


筋肉質な男たち
ぜえ、ぜえ・・・・・・。

クロ・アリアポー
おじちゃんたち、大丈夫?

筋肉質なルガディン族
まだだ、俺の筋肉は、まだ死んじゃいない・・・・・・。だが・・・・・・うう、目が回る・・・・・・。

シロ・アリアポー
大変!紅蓮祭実行委員の方を呼んできましょうか!?

リオネル
どうやら、運動のしすぎで参ってるみたいだな。暑いし、無理もない・・・・・・アネキ、彼らを救護したほうがいいか?

リフィル
休憩を入れるように伝えよう

リオネル
ああ、了解した!暑い中で汗を流し続けるのは危険だからな。水分をとって休むよう、勧めてくるぜ!

 


リオネル
ふぅ、なんとか話を聞いてくれた。大した事じゃないかもしれないが、トラブルの未然対処も俺らの仕事だからな。


何が気になる?
紅蓮祭の来場客たちが、常夏の魔城を眺めている姿


紅蓮祭の来場客
よっしゃ行け、跳べ!根性見せろーー!!
あっ、その位置からじゃ届かな・・・・・・言わんこっちゃねえ、落ちる・・・・・・!
えっ、あいつ大丈夫?なんかもがいてるような・・・・・・あれ、マズくない!?

リフィル
リオネル!

リオネル
・・・・・・ッ!!!


リオネル
ごめん、アネキの指示を聞いてから動くべきだったけど、気づいたら海に飛び込んでた・・・・・・。
マスクに海水が入って死ぬかと思ったが・・・・・・運よく助けられて、本当によかったよ。
見た感じ、いまは困ってる人がいなさそうだ。俺らも少しだけ、ひと息入れるかい?
ふぅ、暑い・・・・・・実は、さっき海に入ったときから、マスクが水浸しで・・・・・・息苦しくて・・・・・・蒸れて・・・・・・。なかなかに地獄だったんですよ・・・・・・。
しかし今回の件、俺ひとりじゃ、的確な対処は難しかったでしょう。カニみたいに浜辺を右往左往するだけだったかもしれません。
堂々と臨めたのはきっと、このスーツの力と・・・・・・何より、見守ってくれていたあなたのおかげですよ。

紅蓮祭実行委員ボドゥフォアン
ひゃっはー、お疲れさん、頑張ってるみたいじゃねえか!働き詰めでヘールマガが心配してたから、一度戻ったらどうだ?その間は俺が見回っておくからよ!

リオネル
お気遣いありがとうございます。
では、お言葉に甘えて・・・・・・報告がてら、ヘールマガの旦那のところへ向かいましょうか。

 

 


―リオネル
こんなへっぽこでも、ヒーロー士として、ふさわしい働きができたんでしょうか・・・・・・。

紅蓮祭実行委員長ヘールマガ
おう、ご苦労さん!お前さんたちの活動、話題になってるぜ。
助けられた来場客が、わざわざ感謝を伝えに来てくれたりもした。リオネルよ、お前さんも自信がついただろう。そろそろひとりで大丈夫だと思うが、どうだ?

リオネル
マスクがあれば、なんとかやれそうではありますが・・・・・・。いえ、やはり俺なんか・・・・・・リフィルさんのサポートがあってこそです。

紅蓮祭実行委員長ヘールマガ
ふむ・・・・・・。しかし、リフィルはいつまでも居られまい。ヒーロー士はあくまでお前なんだ、気張ってもらわんとな。
そもそもリオネル、お前さんどうして素顔だと消極的なんだ?顔を出すこと自体には抵抗がないようだし、生来の性格とも思えないが・・・・・・。

リオネル
確かに俺、冒険者になりたての頃は、普通に素顔で活動していました。ですが・・・・・・
俺、仲間とともに隊商の護衛任務を請け負ったことがあるんです。そのとき、巨大な魔物に急襲され・・・・・・守り手のはずの俺は、真っ先に気絶させられました。
気づいたら仲間が重傷を負っていて、依頼も失敗。死者こそ出ませんでしたが、あとで仲間や依頼人から言われたんです。
「役立たず、お前のせいで傷ついた、お前のせいで大損害だ」
事実そのとおりですから、言われて当然ですよね。それ以来、自分が情けなくて、人の目が怖くなり・・・・・・。

紅蓮祭実行委員長ヘールマガ
それでお前さんは、顔を隠して仕事をするようになった、と。なるほどな・・・・・・。
・・・・・・なあリオネル、お前さんが着ているスーツの、もうひとつの「ご利益」を信じてみないか?
そのスーツ、実は不死鳥フェニックスをモチーフとしていてな。・・・・・・転生の炎をまとうその鳥は、「復活と再生」の象徴だ。
それを着てヒーロー士の仕事をこなしたお前さんには、きっと転生の炎が宿ってるはずさ。必ず復活し、自信を再生させられる・・・・・・そう信じるんだ。

リオネル
そうですね、この仕事を通して立ち直れるなら・・・・・・どんなにへっぽこでも、やるしかない、か・・・・・・。
俺、もう一度浜辺に行ってきます・・・・・・今度はマスクなしで!

紅蓮祭実行委員長ヘールマガ
何か言いたげだな・・・・・・クサいってか?
まあわかるが・・・・・・俺もおっさんだからな、若いのが燻(くすぶ)ってると、つい余計なことを言いたくなっちまうわけだ。
心が折れたってんなら、火にくべて鍛え直しゃいいだけさ。そのための種火を、アイツはすでに持ってるはずなんだ。「人を助けたい」って熱意をよ!

浜辺からの悲鳴
か、か、か、怪物だーーーーー!

 


リオネル
くそっ、俺はまた・・・・・・また、何も・・・・・・!

紅蓮祭実行委員長ヘールマガ
待ってくれ!いま他人が助けたら、あいつはまた無力感を味わうことになる!どうにか手出しをせず、支えてやれないか・・・・・・!?

リフィル
負けるな、ヒーロー士!

紅蓮祭の来場客
そうだ、あんたならできる!!
やれるだけ、ぶちかましてやんなッ!!

リオネル
こんな俺を・・・・・・信じてくれるのか・・・・・・
なら・・・・・・俺も全身全霊で応えなきゃ、なぁッ・・・・・・!
うおおおおおおおおおおッ!!!
これが俺の転生の炎・・・・・・フェニックスインパクトォォォォォォッ!!!


―紅蓮祭実行委員ボドゥフォアン
遠目から見えたが・・・・・・あの巨大鮫をひとりで倒すたぁ、すげえじゃねえか!
―紅蓮祭実行委員長ヘールマガ
見たところ、大きな怪我はないようだな。
―シロ・アリアポー
クロが無事で、よかった・・・・・・!
―クロ・アリアポー
食べられちゃう!?って、すっごくドキドキした!
―チャ・ケビ
クロちゃん、だいじょうぶ・・・・・・?

リオネル
あー、ええと・・・・・・大丈夫だったか?

クロ・アリアポー
怖かったけど、すっごくドキドキした!お兄ちゃんのこと、日記に書いておくね!

シロ・アリアポー
おかげで、この子にも怪我はありませんでした。本当にありがとうございます!

リオネル
俺はなにも・・・・・・いや・・・・・・こちらこそ、ありがとう。
怪我はなかった、か・・・・・・よかった。まぐれどころか奇跡みたいなものですが・・・・・・誰も怪我しないうちに撃退できて、本当によかった。

紅蓮祭実行委員長ヘールマガ
ふん、まぐれなもんか!そもそもやれると判断したから、ヒーロー士を任せたんだ。ちゃんと、お前の実力だろうよ。
とはいえ傷は負っただろう?ボドゥフォアンに案内してもらって、手当てを受けてくるといい。
リフィル、俺たちはこの島で待っていよう。念のための見張りも兼ねてな。

 

紅蓮祭実行委員長ヘールマガ
ようリオネル、戻ったか。
今回の件、お前さんたちのおかげで、冒険者ギルドの活躍をアピールできた。結果論だが、広報活動としての紅蓮祭は大成功と言っていい。
つまりリオネルよ、お前さんの働きがでかかったってことだ。咄嗟(とっさ)に子供をかばって魔物に立ち向かうなんざ、誰もができることじゃない、見事だったぞ。

リオネル
リフィルさんの声、倒れかけたあのとき、はっきりと聞こえました。立ち上げれたのは間違いなく、あなたのおかげです。
浜辺の守護者がヒーロー士だというなら、真のヒーローは、ずっと俺を見守ってくれたあなたですよ。この先はきっと、ひとりでもやっていける・・・・・・本当にありがとう。

紅蓮祭実行委員長ヘールマガ
なるほど、リオネルを見守った、もうひとりの守護者か。確かに、そうだな。
ならばリフィル、紅蓮祭実行委員は、あんたを「名誉ヒーロー士」として讃(たた)えさせてもらおう。今回の報酬には、リオネルと同じスーツを進呈するぜ!
紅蓮祭はまだまだ続く・・・・・・残りの期間、今度は来場客として、ゆっくり紅蓮祭を楽しんでくれよな!

リオネル
それじゃ、俺はもう一度見回りに行ってきます。大丈夫、たとえ何が来ようとも、浜辺の平和は・・・・・・
俺が!絶対に!!護ってみせますから!!!
―紅蓮祭実行委員長ヘールマガ
よう、名誉ヒーロー士。あんたとリオネルが守った紅蓮祭、ぜひ楽しんでいってくれよな!

 

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