サブタイトル「命の輝きを結晶にしたクリスタル」
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【前回のあらすじ】
【ストーリー】
ブランデンの過去から、自分と同じ境遇であることを知ったグランソン。
彼の揺らぐ心はどういう形で落ち着くのだろうか。そして、彼はどういう決意で前を向くのだろうか。
大切な人を救えなかったという怒りで心を殺す。
そうしないと戦う理由がないから、前を向けないから。
ブランデンと同じ思いを感じたグランソンは、そう気づいた瞬間にこれまで持っていた憎悪が薄れて行ったという。
どうすればいいのか、まだまだ迷っている様子。
すこしだけケツを蹴ってやろう。
ミリンダのために剣を取れ!!
えっ!?なになに!?
ブランデンとミリンダのため!?
何言ってんだコイツwwwwww
せっかくの英雄の鼓舞を不意にしやがって!
ヤミセンやぞ!
ディカイオシュネーへの復讐とブランデンの救済、どちらも果たそうとしている様子である。
まったく、欲張りな男ね。
しかし吹っ切れたのか、迷いもなくなっているようで、威勢を取り戻したグランソン。
改めてスール=オールに双頭狼の爪の在処を聞いてみる。
が、まだ教えてくれない。
なんだよこの熊みたいな犬みたいなやつ!もったいぶんなよ!!
双頭狼の爪を探す前に、フッブート王国の三国宝についての情報を教えてくれた。
三国宝は、次期王位継承者に受け継がれる装飾品のことであり、最後の持ち主は第一王女のソールディア姫であった。
姫の死後、フッブート王国の宝物殿に納められていたがスカベンジャーたちによりその内2つが盗まれてしまったという。
もちろんその二つは「双頭狼の牙」と「双頭狼の眼」である。
宝物殿には結界が張ってあり、モノの居所が分からないようになっていたが、持ちだされた二つは結界から外れたことでディカイオシュネーに感知されてしまったのだろう。
モルド・スークのスカベンジャーは自業自得だったということか。
奥さんはつくづくかわいそうだ。
話を戻して、残る「双頭狼の爪」の場所だが、ティム・グースの辺りに行って幻惑破りの胞子を振りかけると、不可視の魔法が解け、双頭狼の爪が姿を現すという。
お前が隠してたんかーい!
まあ宝物殿が荒らされた後に残っていた最後の1つを安全な場所へと移し替えたんだな。
さて、ディカイオシュネーへ引導を渡すべく、スール=オールに言われた場所へと向かう!
言われた通りに幻惑破りの胞子を使うと、「双頭狼の爪」が姿を現した。
と、同時に後ろで気配を感じる。
嗅覚鋭すぎたのか、それとも後をつけてきたのかは分からないが、ディカイオシュネーが姿を現していた。
探す手間が省けたぜ!
さてと、すべての復讐心を胸に、ブランデンと剣を交える!
死闘の末、なんとかディカイオシュネーの討伐に成功した。
このクリスタルの破片は・・・・・・・?
グレノルトさんが言っていた「命の輝きを結晶にしたクリスタル」とはこれのことだろうか?
討ち取ったディカイオシュネーの身体からブランデンの記憶の残滓が舞い、辺りを包んだ。
ソールディア姫を斬り、新たな決意を胸にしたブランデンの姿が映った。
さにすとは越える力で見ていたので、既視感がすごかったが、グランソンは初見。
ブランデンは抱えていた姫への言葉を解き放ち、感謝の言葉で今生の別れを告げ、消えて行った。
さて、手元には三国宝が残ってしまった。
これを求めてまたスカベンジャーたちがやってこないように、厳重に保管してもらわないとなー。
とりあえずまあスール=オールの元へ戻り、状況を報告することにしましょう!
ディカイオシュネーを殺すことだけを生きる糧にしてきたグランソンは、目標を失い、何のために生きていくのか分からなくなっている様子。
じゃあ殺さなかったらよかったのかもなww
そこは長年の経験を持つスール=オールがズバっと的確なアドバイスをする。
“生きる意味など、生きていればいくらでも見つかる”とな。
先ほど手に入れた三国宝をスール=オールに保管してもらうように託した。
さてと、目的は全て達成された。
酒場に戻って最後の美酒を浴びようではないか!
スール=オールも元気でな!
クリスタリウムの彷徨う階段亭でグランソンとの最後のお話。
グランソンはミリンダが殺されたあと、常に復讐のことで頭がいっぱいになり、周りの連中と衝突することもあったらしい。
そんなときに主人のグリナードが助け舟を出してくれた恩があるんだとさ。
これから君は何処へ行くのだい?と聞いてみると、
俺を必要としてくれる連中がいるかもしれないからそれを探しに行く。
まあ見つけることが「生きる意味」なのかもしれないね。
さにすととしても、今回の旅で「命の輝きを結晶にしたクリスタル」を入手することができた。
そういえば寄り道をしていたんだった。
光が暴走するかもしれないというときに呑気だなw
さてと、エメトセルクを追う旅の続きをしに、グレノルトさんの元へとクリスタルを持って行こうではないか!
第6章「漆黒のヴィランズ⑤」へ続く。
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