「封の試練」
黒文字はゲーム内のストーリーテキストそのまま
青文字は地の文
緑文字はさにすとの感想

生ける天災ヴァリガルマンダをなんとか退けることに成功したさにすと一行。
さて話を継承の儀に戻して、遅れを取り戻そう。
サンクレッド
ヨカフイ族の連中は、いまだにヴァリガルマンダの脅威に怯えていることだろう。
戻って事の次第を伝えて、安心させてやったらどうだ。
アルフィノも待ってるだろうしな。
すっかり忘れてた、アルフィノ坊ちゃんのこと。
ウクラマト
ああ、そうだな!
ウォーラーの残響に戻ろうぜ!
ウォーラーの残響へ戻る。
―ウリエンジェ
私たちがヴァリガルマンダと戦ってる間も、アルフィノ様がヨカフイ族の治療をしてくださったようですね。
もう様つけるなって言われてたんじゃなかったっけ?
こいつはずっと執事気分なんやったっけか。
―サンクレッド
今ごろバクージャジャの奴は、先行して次の試練に挑んでいるかもしれないな。
―コーナ
ヴァリガルマンダの覚醒で忘れていたけど、ウォーラーの残響では、まだ「封の試練」が残ってるはず・・・・・・。
―アルフィノ
やあ、おかえり。
無事に戻ってくると信じていたよ。
―アリゼー
ウォーコー・ゾーモーの登頂からぶっ続けで、ヴァリガルマンダと戦闘なんて・・・・・・さすがに疲れたわね。
―エレンヴィル
ウクラマトから継承の儀のガイド役を頼まれたときは、まさかヴァリガルマンダと戦う事態になるとは思わなかったぞ。
―クルル
集落内は思ったよりも落ち着いているみたい。
きっとアルフィノ君のおかげね。
ウクラマト
まずはグーフールーに報告しなきゃだな!
んじゃ、祭拝殿に行くか。
????
その必要はない。
新たな偉業を成し遂げた猛者たちよ。
祭拝殿の方からグーフールーたちが来てくれた。
グーフールー
よくやってくれた、お前たち。
まさか本当に、ヴァリガルマンダを倒してしまうとはな。
ズーム―ウー
本来、この集落では、もうひとつの試練が行われるはずだったのですが・・・・・・此度の騒ぎで、すべてが台無しになってしまいました。
ウクラマト
どういうことだ?
ズーム―ウー
「封の試練」として、ヴァリガルマンダの封印強化を課そうと考えていたのですよ。
祭司長、どうしたものでしょうか?
グーフールー
頭が固いな、ズーム―ウー。
この者らはヴァリガルマンダを倒し、多くの命を救ったのだぞ。
グルージャジャの後継者として、相応しくないはずなかろう。
ゾラージャ・サレージャペアもウォーラーの残響へやってきた。
グーフールー
もうひとりも揃ったな。
お前たち3人に、「封の試練」を超えた証として、この秘石を授ける。
クッソデカイ手からこのちっこい秘石渡すのすごいよな。
アルフィノ
「封の章」の秘石も手に入れて、これで5つ目・・・・・・残るはあとふたつだね。
ウクラマト
5つのうちひとつは、バクージャジャに奪われたままだけどよ。
あいつ、封印を破るなんて、とんでもねぇことしてくれやがった・・・・・・!
まあまあ、バクージャジャの継承の儀のやり方は正攻法じゃなかったってだけや。
ヒール役も必要やろ?
グーフールー
この山に永遠の平穏を取り戻してくれたこと・・・・・・我らヨカフイ族はお前たちに感謝している。
新たなトライヨラに栄光があらんことを、この山から願い続けよう!
ウクラマト
ったく、ゾラージャ兄さんは相変わらずか。
気が向いたら、王都に遊びにこいよ。
お前らが受け継いできた願いや想いを、みんなにも知ってもらいてぇんだ!
グーフールー
フッ・・・・・・お前たちふたりのどちらかが玉座に着いたら、考えよう。
コーナ
では、連王宮からの便りをお持ちください。
僕から招待状を送るつもりですので。
グーフールー
珍しい来客もあったものだ。
ヴォ―ポーロ―
ウクラマト、だったか。
貴様らがヴァリガルマンダを倒したというのは、まことのようだな。
あのトラルヴィドラールを放っておけば、いずれ我らの同胞たちの命も脅かされていただろう。
帳消しにしたはずが、新たな借りを作ってしまった。
ちゃんと誤りを認められるってのも才能だから偉いよ君。
ウクラマト
そんなもん、こっちがやりたくてやったことだ。
ヴォ―ポーロ―
我らがそう感じている以上、借りは借りだ。
返さなければ夢見が悪い。
ウクラマト
うーん・・・・・・でも、何をしてもらえばいいんだ・・・・・・?
クルル
なら、彼らの祖先が視たという、黄金郷の夢について、聞かせてもらうのはどうかしら?
ウクラマト
あ、それいいな!
どのみち、教えてもらいに行くつもりだったんだ!
ヴォ―ポーロ―
黄金に輝く国の夢か・・・・・・たしかに、サカ・トラルへの進出の直前に、そのような夢を視たという記録が残っている。
クルル
それはどんな夢だったの?
ヴォ―ポーロ―
一面が黄金に輝く、天上に創られし国。
そこでは、まるで神々のように永遠の時を生きる人々が、悩むことも争うこともなく、幸せのうちに暮らしているという。
宮殿と見紛うほど壮麗な建造物が並び、その中央には、ヨカフイ族すら仰ぎ見なければならぬほど、巨大な女神の像が鎮座していたそうだ。
それはそれは夢の国だな。
クルル
女神像、というのは初耳ね・・・・・・。
アルフィノ
これまで聞いてきた抽象的な噂と違って、ずいぶん具体的なイメージが含まれているね。
ヴォ―ポーロ―
その夢を視た者たちは、取り憑かれたように、黄金の国を探すことに躍起になり・・・・・・多くがサカ・トラルへの出征で命を落とすことになった。
クルル
ウケブさんが教えてくれた、「黄金郷を探しにいった者は、生きて帰ってはこない」って話・・・・・・この歴史的な事件を発端としているのかも。
ヴォ―ポーロ―
さあな、真実がどこにあるのかはわからん。
祖先があの森を去ったころから、黄金虚の夢を視る者も、いなくなったというからな。
クルル
えっ、どういうこと?
ヴォ―ポーロ―
そもそも件の夢を視たのは、ヤクテル樹海で採石に携わっていた者たちだと聞く。
また新しい地名だ。
次行くところなんかな。
だが、風土病と出生の減少により、勢力を後退させたことで、かの森からも去らねばならなくなった。
こうして根拠地たるオルコ・パチャに退いてからというもの、我らも黄金の国の夢を視ることはなくなったのだ。
クルル
特定の地域にいたヨカフイ族だけが同じ夢を・・・・・・なんとも不思議な話ね。
ウクラマト
アタシらも、これからヤクテル樹海に行くんだ。
旅を続けていけば、なにかわかるかもしれねぇぜ。
いろいろ聞かせてくれよ、ありがとよ。
ヴォ―ポーロ―
礼を言われる筋合いはない。
借りを返したに過ぎないのだからな。
我らの道が交わることも、今後はないだろう。
さらばだ・・・・・・。
―エレンヴィル
ヨカフイ族がヤクテル樹海にいたころに視た夢、と言ってたな。
話の真相を確かめる機会は、案外すぐに来るかもしれない。
―アルフィノ
残る秘石はあと2つというところまで来て、黄金郷に関する噂が具体的になってきたね。
トントン拍子で進んでるわね。
こらまた一波乱ありそうだな。
―クルル
「一面が黄金に輝く、天上に創られし国」・・・・・・か。
―アリゼー
ヴァリガルマンダの封印を強化するはずが、まさかそのものを倒すことになるなんてね。
―ズーム―ウー
チーワグー塩田の者が、ウォーラーの残響を訪れるなど・・・・・・ここしばらくはなかったことです。
いったい、何が起こったのやら。
―グーフールー
ヴォ―ポーロ―の奴、ウクラマト王女にあてられたようだな。
まるでかつてのオレを見ているようだ。
ウクラマト
ヴォ―ポーロ―たちとの関係が、すぐに変わるようなことはねぇだろうな。
だけどさ、何も変わらねぇわけじゃねぇんだ。
それがわかって良かったぜ!
―ウクラマト
さあ、次の連王の選者を探そうぜ!
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