「特性煙玉の効力」
黒文字はゲーム内のストーリーテキストそのまま
青文字は地の文
緑文字はさにすとの感想
光鱗葉を用いて特性煙玉を作ったゴトージャ。
お次はこの煙玉の効力を試すときだ!
ゴトージャ
この煙玉で、狙いどおりウィヴルが追い払えるのかを試したい。
だが、もし相手が激昂して襲いかかってきたら、倒さなくちゃならんからな・・・・・・。
・・・・・・、じゃねえよ。
僕がいるじゃないか。
まだ気遣ってるんかいな。
そこで、戦闘に秀でたアンタに確認役を頼みたい。
この街の近くをうろついている野生のウィヴルを見つけたら、この煙玉を投げ込んでみてくれ。
煙と一緒に、例の刺激臭が拡散する仕掛けになっている。
・・・・・・手間をかけるが、頼んだぞ。
そうそう、そうこなくっちゃ!
任せておけ!
いい報告待ってろよ!
―ゴトージャ
街の近くで、うろついている野生のウィヴルを見つけたら、渡した煙玉を投げ込んでみてくれ。
・・・・・・うまく追い払えるといいんだが。
2箇所で検証。
効果覿面!
無事ウィヴルは匂いを嫌ってその場を去っていった。
マムークに戻って報告。
―シーディジャ
時間がかかってしまったけれど、私にもなんとか煙玉が作れるようになりました。
それで、効果は・・・・・・?
ゴトージャ
どうだった・・・・・・?
ちゃんとウィヴルは追い払えたか?
バッチリ!
すぐにどっか行ったで!
シーディジャ
よかった・・・・・・!
この煙玉があれば、マムークの戦えない者たちでも、ウィヴルから身が守れるのですね!
ゴトージャ
エオルゼアにいた頃に、コボルド族の爆弾にヒントを得て、敵の目を欺くために作ってみたものなんだが・・・・・・思わぬところで役に立ったな。
シーディジャだけじゃなく、ほかにも必要な人の手に渡るよう、夫婦で協力して増産してみよう。
戦えなくなったオレには、それくらいしかできんからな・・・・・・。
それくらいって。
あんたマムークの人たちを護るために色々考えたりアイデア出したりしたじゃん。
しかも全部いい方向に行ってるわけで。
戦う以外にも街のためになる方法ってのは沢山あるんよ!
結果が気になっていたようで、ウィヴルのことを教えてくれたバコージャがこちらへ寄って来た。
バコージャ
へえ、面白そうな話をしているじゃないか。
その煙玉、俺たちにも分けてくれよ。
ゴトージャ
アンタたちに・・・・・・?
だが、これはウィヴルを追い払うためのものだぞ。
ウィヴル使いの役に立つとは思えんが。
バコージャ
そうでもないさ。
仲間の中にも、興奮した野生のウィヴルに襲われた者がいてな。
念の為に持っておけたら安心だ。
ゴトージャ
・・・・・・役に、立つって言うのか・・・・・・?
こんな、戦いから逃げるための道具が・・・・・・。
シーディジャ
あなた・・・・・・。
そう卑下しなくても、傭兵時代の知識は、無駄にはならないってことじゃないかしら。
ゴトージャ
・・・・・・そんな風に考えたことがなかった。
戦う力を失ったオレは、役立たずだとばかり・・・・・・。
戦闘民族であればなおさらその想いは強いのだろう。
そうか、培った知識はまだ役立てることができるのか。
それなら、まだオレは捨てたもんじゃないな。
そうか・・・・・・そうか。
はは、なんだ、そう考えたら気が晴れてきた。
よし、そうと決まれば、もっと煙玉を作らなくちゃな。
落ち込んでいる暇はなさそうだ。
シーディジャ
ええ、一緒にやりましょう。
双頭に頼らなくても、マムークの者として誇りを持っていたい・・・・・・そのために、自分でも頑張らないと!
みんな前向きで素晴らしいよ。
ゴトージャ
ああ、そのとおりだ。
オレたちはオレたちにできることをしていこう。
アンタも、オレたちに付き合ってくれて感謝するよ。
こんな街だが、これから変わっていくと決めたからな・・・・・・オレも、新しい街のためにできることをしよう。
シーディジャ
では、私は家に戻って、こちらの方に煙玉をお渡ししますね。
さようなら旅の方、どうかお元気で・・・・・・。
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