はい、こんにちは。 スポンサーリンク レイクランドを襲った悲劇は、クリスタリウムの民に怒りの火をつけた。 スポンサーリンク Copyright (C) 2010 - 2019 SQUARE ENIX CO., LTD. All Rights Reserved.
サブタイトル「ミンフィリアの決意」
【前回までのあらすじ】
【ストーリー】
さにすとたちもまた盛る火を胸に、次なる大罪喰い討伐への一歩を踏み出す。
先ほどの負傷兵の言葉を水晶公へ伝える。
うん、彼は分かっている「自分のやるべきこと」を。
これなら心配はいらない。
皆が揃い、次なる作戦会議とする。
もちろんエメトセルクも例外ではない。
ヴァウスリーの行った「天罰」は許されるものではない。
しかし、意思の持たない罪喰いたちを操ってまでレイクランドを襲撃したということは、彼も相当に焦っていると取れる。
いかにして大罪喰いを討伐させまいか、その想いが今回の行動に現れたのであろう。
そうだ、水晶公。
だからこそこの襲撃にへこたれるわけにはいかない。
ヤツも行動をしてきたというのであれば、こちらも前へ進むべきだ!
話を戻して次なる大罪喰いのお話。
アルフィノ・アリゼーがそれぞれ調査した結果を伝える。
どちらもイマイチの成果。
なーにしてたんだよ、こっちは結構時間使ったぞ!
本気で見つけようとしてないだろ!!
ここまで沈黙を続けていたミンフィリアが口を開く。
大罪喰いは強い光を放つ個体。
つまり光を司るもの「光の巫女」ならその居場所を感じ取ることができるのではないか、というものだ。
一度行って意識を失った場所、アム・アレーンの南端の光の氾濫が止められた場所で「ミンフィリア」を呼び戻すことができるのでは、と。
サンクレッドが速攻で否定する。
だが、根拠のない彼の否定はミンフィリアを熱くする。
確かに、サンクレッドはミンフィリアに対して情報を遮断してきた。
しかしサンクレッドの様子を見ていたミンフィリアからしてみると、彼の表情や行動から気づくこともあっただろう。
最初にあの場所に行ったときから様子がおかしくなったサンクレッドにずーっと一緒に寄り添っていれば。
それに、彼が真っ向に否定してくるときは、的を得た発言であるという証拠だということも、ミンフィリアは理解していただろう。
エメトセルクが補足する。
今のミンフィリアは完全体ではない。
光の巫女はまだミンフィリアの中で眠っており、すべての力を引き出すためには完全に一体化する必要がある。
つまり、完全に一体化した後に残る人格は、原初世界のミンフィリア、もしくは第一世界のミンフィリアどちらか一方のみ。
サンクレッドはすぐに過剰に反応する。
ほんと精神年齢10歳の少年かよっていうくらいわかりやすい。
ただそれを口にしてくれるエメトセルクもまた優しいな。
サンクレッドの感情を手に取るように弄ぶエメトセルクに、まったく声が出ないサンクレッド。
ミンフィリアの決断に、だれも止めることができない。
誰も対抗案を提案することができないからか?
今回の会議をエメトセルクが進行してくれてよかったかもしれないな。
ともかく次なる目的地が決まったということで、クリスタリウムの玄関口に再集合する。
今回のミンフィリアの決意は固い。
これまでサンクレッドとの冒険や、闇の戦士一行としての冒険での出会いや別れ、様々な経験をしてきた。
その経験を生かしたうえで、今回踏み出せたことは確かに大きい。
現状、次の大罪喰いの居所が掴めておらず冒険も停滞路線へ走っていることも間違いない。
ひとつの可能性としての決断をここでは少しだけ評価してやろう。
廃都「ナバスアレン」はアム・アレーンの南端にある。
ユールモア軍が大罪喰い討伐から守るためにアム・アレーンに詰めていることはアリゼーが把握している。
もし、この間訪れた東側でユールモア軍含め罪喰いとの戦闘に陥った場合、旅立ちの宿の患者たちに影響してしまうのではないかとアリゼーが危惧している。
そこで少し面倒ではあるが、西側に広がる鉱山地帯「アンバーヒル」を南下して、ナバスアレンを目指す道を勧めてきた。
暁お得意の戦術「陽動作戦」がここでも発動される!
アルフィノ・アリゼー・ヤシュトラの3人が東側で陽動に出ている間に、西側を南下し、目的地へ向かうという作戦。
またしても漆黒メンバーとともに旅をすることになった。
このPTすっげー雰囲気悪いんだもん、1人常に機嫌悪い人いるしさ。
さて、レイクランドの南側から、アム・アレーンのアンバーヒルへと入る。
少し進むと集落が見える。村か?
新天地の基本の聞き込み調査でこの土地の現状について把握する。
この村にもモルド族が居を構えていた。
「ガリク村」というこの村は、光の氾濫以前は鉱山で働く人が住んでいた村。
氾濫後、出資していたナバスアレンが崩落したことで、人々は去り、ゲーンゲンがモルド・スークまでの交易の中継地として譲り受けられた村。
廃都ナバスアレンまでの道筋を聞くが、現在ナバスアレンは「陸の孤島」と化しているらしい。
「リールリル」・「ゴーンゴン」・「スールスル」の3名に追加で聞き込み調査をした。
・飛空艇で行けばいいじゃん!
・確か、廃都までのトロッコの線路があったような・・・・・・、ただ仕掛け扉を開けられないと辿りつけないよ。
・昔は断崖にかけられたゴンドラを使って廃都に入っていたよ。でも今は人の体重も支えられなさそうだ。
この中に果たしてナバスアレンへ行く手段はあるのだろうか・・・・・・?
第4章「君を救う痛み③」へ続く。