みなさん、S1お疲れさまでした。
ポケモンSV初めてのランクマッチということで、毎日テラスタイプの傾向が変わったりなかなか困惑したシーズンだったのかなと思います。
僕自身も結果的に試行錯誤を繰り返して、5PTほど作りまして、最高522位/最終9,973位に落ちつきました。
今回は、ビギナー級~マスター級初期まで使った僕の処女作PTを構築記事として書いてみようと思います。
ダブルの記事ってとても少ないので、9,973位でも貴重な1記事になればと思います。
スポンサーリンク
構築経緯
構築を組んだのは12月2日のシーズン1が始まってからです。
今期はシングルを頑張ろうと先にシングルから手をつけて落ち着いたらダブルをやろうと考えていたからです。
さて、シーズン1が始まった日が12月2日の9時で、シングルを頑張ると言いながらなぜ2日の内に構築を考え出したのか・・・・・・。
ええ、もちろんシングルからの現実逃避です。
シングルむじーーー!
ダブルやろ!みたいなメンタルです。
で、ダブルの動画とか傾向とかTwitterとかで漁って、自分に合いそうな組み合わせって何だっけ?ってことで、今回は「ハカバンギ構築」で臨もうと思いました。
ヘイラッシャ蔓延してたから使いたくなかったってのもある。
ハカドッグバンギラスは確定で、砂でも安定して火力の出せるガブリアス、ワイドガード枠にトロピウス、ヘイラッシャ対策にトリトドン、とりあえず入れておけモロバレルの6体です。
では1体ずつ紹介していきたいと思います!
バンギラス
種族値:100-134-110-95-100-61
実数値:
性格:いじっぱり
努力値:HA252
特性:すなおこし
持ち物:クリアチャーム⇒広角レンズ
わざ:いわなだれ/まもる/かみくだく/テラバースト
テラス:飛行
ひとこと:
流石の600族なので普通に強かったです。
基本的にはハカドッグとの組み合わせで使ったり、テラス飛行なのでバンギガブという豪華な並びも作ることができました。
最初はクリアチャームで使っていたのですが、みなさんも知っている通りいわなだれがマジで命中しなかったので、広角レンズにしてなんとか外すことによるリスクをヘッジしました。
テラスタルの意図としては、受けに来たモロバレル(砂パには結構選出されやすい)を一撃で倒し切るためですね。
後は格闘タイプの弱点透かし⇒テラバーストで弱点返しってパターンが多かったです。
残りはサーフゴーへの対策として噛み砕くを採用しました。
砂ダメのおかげで気合のタスキには強いですし、少し残ったHPを削ってくれたのは結構でかかったです。
タイカイデンとかマスカーニャとかキノガッサとかウルガモスとか。
今回から霰がなくなってしまったので、貴重なタスキ削り枠だと思っています。
ほぼすべての対戦で出したので、勤続疲労がやばいくらい頑張ってくれたと思います。
ゆっくり休んでください、ありがとう!バンギラス!
余談:
僕の中のイメージ種族値
91-134-110-95-85-61
そもそも合計600でもねーじゃんっていうねw
ハカドッグ
種族値:72-101-100-50-97-68
実数値:
性格:陽気
努力値:H252S140
すなかき込でスカーフガブリアスまで抜く調整
特性:すなかき
持ち物:防塵ゴーグル
わざ:鬼火/サイドチェンジ/手助け/影打ち
テラス:地面(つかったことない)
ひとこと:
月中から月末にかけて流行り出したお墓参りハカドッグではなく補助タイプのハカドッグです。
すなかきのおかげでマスカーニャやガブリアスなどの超つよつよ物理アタッカーに上から鬼火を当てられるのがとても素敵でした。
SVから技マシンが廃止されたサイドチェンジで相手を翻弄したり、バンギとの相性もかなりよかったと思います。
ハカバンギでゴーストタイプ技と格闘タイプ技を打たれたときはほぼ無効みたいなムーブができたのがとても強みでした。
サイドチェンジは仕様上守ると同じく連続使用ができませんが、それを知らない人も多かったのか、サイドチェンジ読みの動きを勝手にしてくれてメンタルを削っていく貴重なポケモンでした。
防塵ゴーグルの理由は眠り粉やキノコの胞子、怒りの粉による影打ちの逸らしを嫌ったためです。
砂ダメはすなかきであれば無効なことは重々承知の介です。
耐久も十分なくらい高く、ポテンシャルはかなりあるポケモンだと思います。
補助技もかなり豊富だし、専用技は癖は強いけど他にはない性能を誇っています。
お墓参りハカドッグも強いので、ダブルバトルでは是非使ってもらいたい1体だと思います。
ポケモンの説明文やボチとの関連性も見るとポケモンとしても好きになる1体だなと思いました。
ありがとう、ハカドッグ!
余談:
僕の中のイメージ種族値
80-100-94-70-86-68
思ったより耐久値は高かった。
素早さは絶対に外したらダメなんだよね。
トロピウス
種族値:99-68-83-72-87-51
実数値:
性格:ひかえめ
努力値:HC252
特性:しゅうかく
持ち物:オボン
わざ:リーフストーム/てだすけ/エアカッター/ワイドガード
テラス:地面(使ったことない)
ひとこと:
影のMVPをあげてもいいくらい活躍したポケモン。
ルビーサファイアで初登場したときから僕が好きなポケモンでした。
今作では貴重な飛行&ワイドガード枠ということで採用しました。
バンギが苦手なサーフゴーのゴールドラッシュや、日照りコータスの噴火などダブルではコンボの中で全体攻撃技を使うことがとても多いです。
ワイドガードは何回も使う技ではなく、奇襲的に使うことで1ターンを自分のものにできる大切な技です。
ゴールドラッシュをガードしてバンギラスが噛み砕くでサーフゴー倒して~みたいな感覚で使います。
コータスに関しては技構成が噴火/熱風/大地の力/守るが多いので完封できる数少ないポケモンでもありますし、特性の収穫によって晴れのときは毎ターンオボンを回収するという半端な火力では倒せない要塞的なポケモンにもなっていました。
しかもかなりマイナーなポケモンなのでワイドガードをケアされづらいというところもあります。
キョジオーンとかグレンアルマって見たらワイドガード持ってるよなって感じますが、トロピウス出てきたときに「なにしてくるんだろう?マイナーポケモンだからほっといて後から倒そう」と考えてくれた相手がとても多かったのかなと感じました。
打点は高威力120のリーフストームで、ガブリアスも確2にできますし、エアカッターは少し残ったHPを削ったり、リーフストームで下がった特攻に関係なしに急所に当てたりと大活躍でした。
今作では草の打点が割と少ないことも追い風になったかと思います。
とはいえマイナーポケモンなので使い方は結構難しかったと思いますが、やりたいことを明確に与えてあげるとマイナーポケモンでもうまく使えるのかなとか思ったりしてます。
君のおかげで助かった試合が何試合もあったよ、ありがとう!トロピウス!
余談:
僕の中のイメージ種族値
99-84-87-74-90-55
竜舞覚えたり物理技多いからA高いんかと思ったけど低いんんかーい!
ガブリアス
種族値:108-130-95-80-85-102
実数値:
性格:陽気
努力値:AS252
特性:砂隠れ⇒鮫肌
持ち物:ラム
わざ:ドラゴンクロー/地震/守る/瓦割り
テラス:鋼
ひとこと:
言わずもがなの600族砂エース。
やっぱり強いよガブさん。
バンギラスのテラスタルを飛行にしていることで、隣にバンギがいてもガンガン地震を打てたのは今作のいいところかなと思います。
かわらわりは多いドドゲザンや壁パーティへの少なからずの抵抗という意味で入れました。
範囲的にも優秀なので、間違いなかったのかなと個人的には思っています。
最初は砂パということで砂隠れにしていましたが、避けない&避ける前提で動かないので、イッカネズミにも強く出れる鮫肌に採用しなおしました。
ニンフィアのハイパーボイスを避けたときは自分でも何故?って思いましたので、本人的にも鮫肌の方がいいと思います。
全体的にA130あれど威力の低い技を採用していることで削り切れないことも多かったですが、そこは砂ダメと協力したり、他のポケモンで補完しあったりでカバーしていきました。
結果的には馬車馬のように働いてくれて、こちらも勤続疲労が気になるくらいの働きぶりでした、ありがとう!ガブリアス!
余談:
僕の中のイメージ種族値
ガブは必修科目だったから完璧に覚えてたw
みんなもそうでしょう?
トリトドン
種族値:111-83-68-92-82-39
実数値:
性格:ずぶとい
努力値:
特性:よびみず
持ち物:ウイ
わざ:クリアスモッグ/手助け/守る/大地の力
テラス:妖
ひとこと:
完全にヘイラッシャシャリタツコンボ意識です。
テラスタイプを妖にすることでいっちょあがりも水技も無効という唯一無二の存在に仕上がりました。
クリアスモッグで上がり切った能力を下げることもできますし、ヘイラッシャ対策としては一つの回答になっているのかなと思いました。
とはいえヘイラッシャ側もトリトドンの存在は把握しているわけで、草テラスが流行った理由はキノコの胞子防ぎもありますが、トリトドンの存在もあったのかなと思います。
最初は自己再生を入れていたのですが、ダブルの再生技って結構相手への負担が軽くなることが多くて、あんまり強みを感じなかったので、守るを採用しました。
受けタイプのポケモンは様子見の意味でも守るを採用することで大きなアドがあると思っているので、この技構成でよかったのかなと思います。
他にも雨パに対しても十分な圧力になりますし、カジリガメの草テラス誘って~という動きもうまくいなせたのかなと思います。
ありがとうね、トリトドン!
余談:
僕の中のイメージ種族値
111-68-68-90-74-39
HP111で防御が意外と低いってのは覚えてたけど他はぼんやり
意外とCも高いんだね
モロバレル
種族値:114-85-70-85-80-30
実数値:
性格:穏やか
努力値:
特性:再生力
持ち物:黒いヘドロ
わざ:キノコの胞子/守る/怒りの粉/クリアスモッグ
テラス:くさ
ひとこと:
ダブルバトルに置いて「とりあえずいれておけ」枠。
剣盾シングルでいうミミッキュみたいな存在です。
キノコの胞子がやっぱり強いですし、トリパにも強い。積み技にはクリアスモッグで怒りの粉で逸らしも使える優秀なポケモンです。
他にも花粉団子で味方を回復したりと補助技に溢れてて、特性の再生力も相まってかなり繰り出しやすいポケモンです。
特に思い入れはないですし、後半のほうは使っていませんでしたが、相手への選出誘導という見るだけで相手が胞子を警戒するという唯一無二の存在感で活躍してくれていたと僕は信じています。
トリトドンとはクリアスモッグが被っていたりとまだ詰め切れていない部分があったのかなと選出しなかったのは僕が使いこなせなかったからだと心の中では思っています。
とはいえ彼がいなければマスターには上がれていないと思うくらい大切なポケモンではありました、ありがとう!モロバレル!
余談:
僕の中のイメージ種族値
111-68-84-80-90-30
H111はトリトドンに引っ張られた。
自分が思ってたよりもBDは低いんだね。
選出
バンギハカドッグ
物理アタッカーが多い場合はこの布陣。
先発でガブやマスカーニャなどの物理アタッカーが出てくることが多かったので、ハカドッグの先制鬼火による圧力をかける。
雨パの場合はバンギ守る中にカジリガメなどにやけどを撒く。
ペリッパーがいるのでいわなだれは選択せずに噛み砕くなどで削るか素直に引く。
コノヨザルはテラスタル炎が多いイメージなのでいわなだれサイドチェンジでお互いの弱点をカバーする。
ビルド積んでくるケースが多いから挑発ほしいなーって思うことが多かったけど覚えないんだから仕方ない。
バンギトロピウス
サーフゴーやイエッサンアルマ、ストリンダー、ニンフィアなどの全体攻撃を得意とするポケモンが見えたら選出。
砂パの場合はほぼほぼサーフゴーは先発してくるので、ワイドガードでゴールドラッシュを防ぎつつ噛み砕くで制圧する形。
バンギガブ
地面弱点が多そうなケース。
バンギテラスタルの地震で一気に制圧する形。
サザンドラが多かったからあんまり選出してなかったけど。
ヘイラッシャ構築や雨パはトリトドンを選出。
ヘイラッシャや雨パが来ない前提でトリトドンを組んでいるので、こいつらを強行選出してくるってことはトリトドンへの有効打を持っていると思っていても問題ないと思う。(草テラスや鋼テラスなど)
S1総括
ということで、S1の第1パーティを紹介させていただきましたが、いかがでしたか?
S1の率直な感想ですが
ダブルってほんと面白い!
最終的に今月だけで324戦潜りまして、結果的には9,973位と低めの順位になってしまいましたが、勝ち越せたのでそれだけで満足かなと思います。
5つ目に作ったPTを今運用していて、このままS2もそのPTでいこうと思っているので、今回は紹介しませんでした。
他の3PTについては完全にボツですw
遊びすぎて一時は5万位近くまで順位を落としましたw
今月よりも高い順位でやり終えた暁には、今運用しているPTを紹介できたらなと思います。
僕がPTを作るときはコンセプトとかやりたいギミックとかを先行で考えてそのコンセプトやギミックを戦闘に出すにはどの構築をしていけばいいのかを考えて組んでいます。
ダブルバトルにおいての耐久調整はそれほど意味をなさないことが多いので、素早さの調整のみに力を注いでいます。
とはいえ上から打たれるポケモンの攻撃はある程度耐えるように意識をしてみるのもいいと思います。
下から打たれるポケモンへの調整に時間をかけてしまうと、2匹攻撃を受けたときの対応がイレギュラーに思えてしまうのであまりおすすめしません。
明確な仮想敵が想定できるのであれば何やってもいいんですけど、S1みたいに流行りがどうなるかわからない黎明期にはあまりおすすめできません。
最高522位の最終9,973位という少し詐欺記事ではありましたが、ダブルの魅力が少しでも伝わっていれば僕としては満足です。
スポンサーリンク