サブタイトル「古代人との出会い」
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【前回のあらすじ】
【ストーリー】
「明かりの灯りし地」というのは、とてつもなく大規模な幻想都市「アーモロート」だった。
エメトセルクが創りだしたこの幻想都市に、いったいなにが待ち構えているのだろうか。
エレベーターから地階へと到着したが、相変わらず広がる景色はすさまじいものだった。
しかもすべてが異常にデカイ!
正面に何やらヒトのようなヒトじゃないような得体の知れない何かが立ち尽くしている。
アルフィノが警戒心ゼロで彼に近づいていった。
アリゼーもイライラしてたけど、もうちょっと慎重に行動しような?
少なくともここはエメトセルクの居城なんだからさ。
アルフィノはまずこの場所は何処なのかを訪ねてみた。
すると、ローブ姿の巨人はよくわからない声色で問いかけに応じてきた。
しかし言っている内容はわかる。不思議な感覚だ。
翻訳こんにゃくお味噌味って感じ?
今いる場所「官庁街」は、首都である「アーモロート」の中でも「星」の運営に大事な機能が集まっている場所だという。
エメトセルクを探しているというと、「十四委員会」という聞いたこともない委員会の話をしてきた。
この街は、「終末」と呼ばれる災厄と、その対策を進める「十四委員会」が動いている状況らしい。
“気を付けて帰るんだよ”と言った大男はその場で姿を消した。
「終末」と呼ばれる災厄ということは、ゾディアークが召喚される一歩手前の時代背景ということだろうか?
ウリエンジェも同じ認識だ。
今いる世界は、第一世界ではなく、古代人の生きていた「ある日」にタイムリープしたという感覚でいいのだろうか。
しかしその「災厄」が起きる前であるものの、住民たちはのんびりしている様子。
先ほどの住人も危機としている様子はなかった。
その様子が余計に「災厄前」ということを現しているのかもしれない。
サンクレッドの提案で、この街でエメトセルクの手がかりを含めた情報収集をしてみることとなった。
さにすとはまず人民弁論館へと向かい、古代人から十四委員会について聞いてみた。
十四委員会は人類のまとめ役で、この星を運営するにあたっての決定権を持つ、知恵と力をもった秩序の守護者という位置づけ。
議長はラハブレアで、調停者はエリディブス。
そのほかにアログリフ、ミトロン、エメトセルクなど14の「座」があり、それぞれに賢人が存在している。
しかし、この災厄を巡って、十四委員会の一人が離脱するという噂が立っているという。
ふむふむ。
この国の根幹を担う行政が「十四委員会」という組織なわけだな。
この古代人もまた、話を終えると跡形もなく消えた。
次いで、街路をゆく古代人に今の「災厄」について尋ねてみた。
「終末」と呼ばれる未曽有の災厄は、大地が鳴きだし、それを聞いたあらゆる生き物が異変をきたす。
古代人たちのもつ「創造魔法」が暴発し、恐怖や苦情を絶え間なく具現化し、隕石が降り炎は盛り異形の獣が産み落とされ続ける。
「災厄」について危機感を覚えている古代人も中には存在するんだなぁ。
あれか?占いを信じやすい人と信じにくい人、的な?
最後に創造物管理局の古代人にエメトセルクの居場所を尋ねる。
彼は十四委員会の一員として、災厄を防ぐ策を練るのに忙しいという。
災厄を抑えるために、星全体を統べる究極の存在を創りだし、秩序を再編すると噂されているらしい。
ゾディアークの召喚が秩序の再編につながるというわけか?難しいな。
創造物管理局の古代人はさにすとの事を「子ども」と表現した。
明らかに見た目が違うさにすとらに対して、無警戒で話しているのも不思議な気分がする。
さて3種の情報をもって、暁のメンバーと再合流する。
アルフィノは、エメトセルクがなぜこの街へと導いたのかを考えたようだ。
「アシエンを知れ」という言葉がこの海の底にとめどなく響いている気がしてならないと表現。
確かに、これほどの大規模な幻想都市を用意してさにすとを導いたわけだから、何かしら彼が伝えたい事柄があるんだろう。
しかしアシエンを知る、というよりは「自分のことを知れ」と言われているような気が、さにすとはする。
各自の考えを共有する。
まずは創造魔法について、ヤ・シュトラがウリエンジェに問う。
ウリエンジェは、「イデア」と呼ばれる概念を設計図とし、万物を生み出す創世の術であると考察。
原初世界でいう「神降ろし」に似ているとも。
ヤ・シュトラも同意見。
ヒトに聞く前に先自分の考えを述べろよって思いましたw
分かたれる前の古代人の力を以てすれば、外部の環境エーテルを利用せずとも神降ろしを成せる。
分かたれた後の現代人は外部の環境エーテルを利用しなければ神降ろしを成すことができない。
結果、エーテルは枯渇し、神降ろし自体が破滅の術となってしまった、というロジック。
エメトセルクはゾディアークを召喚せし者と言っていたから古代人として、これほどの創造魔法を成すことができるエーテルを持っていることを自分たちに語りかけているようにも思える。
アシエンは原初世界で神降ろしをするたびに「愚かだな」と思っていたんだろうな。
ヒトがどれだけ落ちぶれたものなのかというのをまざまざと見せつけられていたのだろう。
エメトセルクの場所についてはサンクレッドが情報を持ってきた。
エメトセルクではないが、十四人委員会の自メンバーは「カピトル議事堂」という場所にいるらしい。
リーンとサンクレッドは委員であるエメトセルクも恐らくはそこにいるだろうと踏んで、議事堂へ足を運んでみたらしい。
だが、許可証が無ければ通してくれないらしく、その許可証を発行している「人民管理局」でも住民登録がなければ許可証を発行できないと突っぱねられてきたという。
まあ得体の知れないヒトに簡単に許可証を発行するほどガバガバガバナンスではないということだな。
サンクレッドは、さにすとなら許可証を発行してもらえる可能性があると考え、人民管理局にいって申請してみるよう進言してきた。
サンクレッドとウリエンジェは強行突破の方法を、アリゼーとリーンはさにすとの治療法を、ヤ・シュトラとアルフィノは更なる情報収集へと向かっていった。
それぞれが今自分たちのできることを精一杯やってくれている。
さにすともその期待に応えなければならないな!
第6章「漆黒のヴィランズ⑦」へ続く。
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