クエスト名
利にさとき海賊
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【クエストフロー】
モーディンから仕事を受注
↓
カルヴァランからセブンスセージの小袋を受け取る
↓
コーラルタワーのギナーデに渡す
↓
レストラン｢ビスマルク｣のリングサスに渡す
↓
カルヴァランに報告で完了
【クエスト全文】
モーディン
あんた冒険者なら一つうちの仕事をしてみないか？
うまいこと仕事をこなしてうちの首領に気に入られれば、何かと都合がいいぞ。
この階段を昇り、テラスへ向かうといい。
リムサ・ロミンサの三大海賊のひとつ「百鬼夜行」の首領カルヴァラン様からうまい話が聞けるぜ。
カルヴァラン
ようこそご客人よ。
我々は合法的に仕入れた東方のスパイスを、この店で販売しております。
つい先日我が商戦が、洋上で珍しいスパイスを仕入れましてね。
そこであなたの出番というわけです。
このセブンスセージの小袋を、していたい人物に届けてほしいのですよ。
袋には商品の説明書きと試供品を入れてあります。
届け先はコーラルタワーにいるギナーデとレストランビスマルクの総料理長リングサスです。
よろしく頼みますよ。
ギナーデ
ここはリムサ・ロミンサの治安を守るイエロージャケットの受付です。
通報、苦情なんなりとお申し付けください。
ほう、セブンスセージが売り出すスパイスですって？
ふむ、これは帝国産の火薬のようですね。
おもしろい、購入を検討してみましょう。
なぜ香辛料が火薬になるのかですって？？
いやはや彼らの海の上で仕入れるものは便宜上どんなものでもスパイスと呼ぶんですよ。
といっても彼らの活動は海賊行為には当たりません。
彼らは東方地域とスパイス交易をする善良な武装商船なんですよ。
リングサス
おうお前さんは薬舗セブンスセージんも使いか。
新しいスパイスの試供品をくれるって？
どれどれ品定めさせてもらうぜ！
おお、こりゃ珍しい香りのスパイスだ。
覚書によると、東州オサード原産の根菜なんだとか。
さっそく新しいレシピを考えてみよう。
それにしてもカルヴァランって男は商才があるな。
だいたい東州といえば、今やガレマール帝国の占領下と聞いているぞ。
そんなところの品をいとも簡単に仕入れてくるとは、いったいどんな秘訣があるんだか。
カルヴァラン
ふふ、ご苦労様でした。
あなたが配布してくれたことで、スパイスは好意的に受け取られたことでしょう。
未だに市場には我々のことを野蛮な海賊団とみる者もいますからね。
今や我々は時代遅れの海賊団ではありません。
メルウィブ提督から私掠船免許を受けた合法的な武装商船です。
ガレマール帝国の船を相手に少々手荒な仕入れ交渉をしているにすぎません。
これが時代に合った生き方というものですよ。
【このクエストで得られる知識】
リムサ三大海賊の「百鬼夜行」のお仕事。
百鬼夜行は、合法的に仕入れた東方のスパイスを販売している海賊。
今回は珍しいスパイスをギナーデとリングサスへと渡すお仕事でした。
イエロージャケットのギナーデには、帝国産の火薬を、リングサスには東州オサード原産の根菜を渡す。
「スパイス」というのは海の上で仕入れるものを便宜上カルヴァランが呼んでいるだけで、東方地方の名産を交易する善良な武装商船である。
まだまだ「海賊」というだけで野蛮な海賊団とみられることもあるが、メルウィブ提督から私掠船免許を受け合法的な武装商船である。
海賊も海賊で、この時代にあった生き方をしているのであろう。
私掠船(しりゃくせん)免許とは、帆船の時代に民間の船が他国の船を攻撃・拿捕(だほ)することを国家が認めた他国船拿捕免許状のことをいう。
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