「希少な品、トラル大陸では」
黒文字はゲーム内のストーリーテキストそのまま
青文字は地の文
緑文字はさにすとの感想

ノーペリ
君、さにすとだよね?
話は聞いてるよ、ウクラマト様のお連れの方で、信頼できる人だって!
僕の名前はノーペリ、とってもツイてる行商人さ!
以後お見知りおきを!
今日は、僕の幸運をおすそ分けするためにも、とっても希少でお買い得な商品を紹介しようと思ってね!
ちょっと、お時間をもらえると嬉しいなー!
さあ、とくとご覧あれ!
希少品の「偏属性クリスタル」をさ!!
おー、エオルゼアではよく見る偏属性クリスタル。
特にガルーダの風壁を突破する時にはよく集めたよなー。
エオルゼアの秘境で採取された、普通のクリスタルとはまったく異なる、この橙色の輝き・・・・・・。
とっても美しいと思わないかい?
外つ国から来た君への特別価格、今ならお値段、100万ギルぽっきりでご提供ー!
この好機、逃しはしないよねー!?
いや、まあエオルゼアだったらほぼほぼタダで採れるんだけれど・・・・・・。
さにすと
高すぎ!
ノーペリ
え・・・・・・!?
仕入れ値を考えれば、そんな変な値付けじゃないはずだけど・・・・・・。
おかしいな、貴重な偏属性クリスタルだよ?
うーん、おかしいな。
か、確認なんだけどさ、これはエオルゼアでも希少品として重宝され、取引されている・・・・・・んだよね?
確かエオルゼアでは扱いが難しいから研究者以外は手を出してない腫物やったような気がするな。
ふむ・・・・・・君の話を整理させてもらうね。
偏属性クリスタルとは、エオルゼアではありふれた、すぐに性質が変容してしまうクリスタルのこと。
かつて君は、蛮神ってやつと戦うときに、これを使ったんだよね、属性変換機構の部品として。
でも、性質が変容しないように、「絶霊体」の容器で運ばなければならなかったりして、取り扱いには細心の注意が必要だった、と。
エオルゼアじゃそれ以外、使い道なんて見つかってなくて、採掘する人さえいない。
そんなこと、これを売りつけた貿易商は一言も口にしてなかった。
「こっちじゃ珍しいクリスタル」だとアピールされて、僕は高値であっても、買うことにしたんだ。
上手く口車に乗せられたってわけだ。
確かに珍しいよ、僕は初めて見た。
でも珍しくたって、使い道がないんじゃ・・・・・・
もしかして・・・・・・僕、騙された・・・・・・?
うん、まあ、そうだな。
で、でも、誰かに売っちゃう前に、君の話を聞けた・・・・・・これはツイてる、そうだとも。
ともかく、本当に無価値なものを売られたのか、確かめる必要がありそうだよ。
さにすと、よければ、調査を手伝ってくれないかな?
本当のことを教えてくれた君を、頼らせてもらいたくて・・・・・・!
もし引き受けてくれるなら、僕に声をかけてほしいな!
このまま帰るのもさすがに不憫に思えるからもちろん手伝うよ。
ノーペリ
ういうい、引き受けてくれるってことだね・・・・・・!
とっても良い人だね、君って!
まずは売り主の貿易商にあたる前に、本当に、偏属性クリスタルが無価値なのか調べておきたい。
トラル大陸ならではの用途があるかもしれないからね。
それは間違いない。
まずは可能性を探ってみよう。
たとえば、トラル大陸では、クリスタルは魔道士に需要が高い商品なんだ。
まじないの儀式で使うことが多いんだって・・・・・・。
隊商の護衛役には魔道士もいるし、彼らに偏属性クリスタルについて説明して、買ってくれそうか、反応を見てきてくれないかな?
その間、僕は絶霊体の容器を用意しておくよ!
聞くかぎり、属性変換機構はさすがに厳しいけど、絶霊体の素材ならトラルでも調達できそうだから。
それじゃこの辺りで杖を持ったブネワ族がいたら、きっと魔道士だから、声をかけてみて・・・・・・!
―ノーペリ
この辺りで、杖を持ったブネワ族がいたら、きっと魔道士だから、声をかけてみて・・・・・・!
偏属性クリスタルに興味を示すか知りたいんだ!
ブネワ族が分かんないからマムージャ族に片っ端に声をかけてみる。
護衛役のフビゴ族
うーん・・・・・・クリスタルについて聞かれても、わかんねぇよ。
俺は、魔道士でも職人でもないもんでね。
Notブネワでした。
護衛役のシュバラール族
風変わりなクリスタルだと・・・・・・?
悪いがそんな得体の知れないもの、触る気にもならんな。
この人もちゃうか・・・・・・。
護衛役のブネワ族
ほう、偏属性クリスタルというものがあるのですね。
いち魔道士として多少の興味はありますが・・・・・・話を聞くかぎり、売り物としては難しいのではないでしょうか。
特別な容器なしに持ち運べば、さらに性質が変容してしまう。
そんな不安定な状態では使いようがありませんよ。
残念ですが、買おうなどとは思えませんね。
お、一応ブネワ族に当たった。
この意見を共有してみよう。
ノーペリ
確かめてきてくれてありがとう。
ブネワ族の魔道士さんも、買ってくれそうにはなかったのか・・・・・・。
どうやら本当みたいだね。僕が、売りようのない商品を仕入れてしまったことは・・・・・・。
・・・・・・でも、いけないよね、このままじゃ!
落ち込んでなんていられない!
さにすと、僕はあの貿易商のあくどいやり方をどうにか止めたい。
だから今後も、協力をお願いできないかな?
おう、任せとけ。
諦めるまで付き合ったるわ!
ういうい、ありがとう!
ひとまず、今回のお礼は渡しておくけど、また時間があるときに、よろしく頼むよ・・・・・・!
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