「消えた王女」
黒文字はゲーム内のストーリーテキストそのまま
青文字は地の文
緑文字はさにすとの感想
拐われたウクラマト。
助けることができるのだろうか!
コーナ
ラマチが西側からアースンシャイアへと戻ってきたなら、確実にこの道を通るはず。
しかし、レディロクは会っていないと言う。
となると、彼女はそもそも、アースンシャイアに戻ってこなかった可能性が高い。
そのことを確かめるためにも、反対側にある集落入口で、「モブリン族の門番」から話を聞いてみましょう。
北東側の集落入口へ。
―コーナ
「モブリン族の門番」が目撃していなければ、この集落に戻ってきた彼女を見た者はいないことになる。
さあ、話を聞いてみましょう。
モブリン族の門番
フゴォ・・・・・・フゴォ・・・・・・
ウクラマト王女 戻ってきたかと?
モブはずっと ここにいた でもでもモブは 見てないモブ!
コーナ
ならば、トナワータ族の男はどうですか?
派手な色の髪をしている人物です。
モブリン族の門番
それなら 気になる ことがある!
ペルペル族の行商人 朋友の灯火に 行ったとき 派手髪 盗賊 襲われて 怖い思いを したらしい!
コーナ
盗賊ですか・・・・・・。
わかりました、ありがとうございます。
考えたくはないですが、ラマチが集落に戻ってきていない以上、彼女を呼んだ男と、その派手髪の盗賊が同一人物で、よからぬ事態になっている恐れがある・・・・・・。
朋友の灯火に行って、「ペルペル族の行商人」から話を聞いてみましょう。
―モブリン族の門番
フゴォ・・・・・・フゴォ・・・・・・
盗賊に備えて 警備を強化 しなくては!
朋友の灯火へ飛ぶ。
―コーナ
この方が盗賊被害に遭った、「ペルペル族の行商人」で間違いないようです。
ペルペル族の行商人
ういうい、それで私に聞きたいこととは?
コーナ
あなたが盗賊被害に遭われたと聞きましてね。
詳しい話を聞かせていただけないでしょうか?
ペルペル族の行商人
おや、見覚えがあると思ったら、第二王子のコーナ様ではありませんか!
もちろん、すべてお話ししましょう!
支持者かw
コーナは人気があるからよかったよw
私を襲ったのは、ワーケサという名の男ですよ、ええ。
コーナ
名前までわかっているのですか?
ペルペル族の行商人
ええ、見間違えるはずはありません、派手な髪ですから。
行商人の間では、この辺りの盗賊の頭として、悪名が轟いていますよ。
ワーケサが率いる盗賊団は、カネのためならどんな汚いことにも手を染める悪党ども。
大階段が壊れて獲物の減ってるいまは、なおさらでしょう。
コーナ
カネ、か・・・・・・わざわざラマチを名指しで連れ出したということは、身代金目当ての誘拐の可能性が高い。
そうなれば向こうから接触してくるはずだが・・・・・・悠長に待ってなどいられるものか。
こちらから探し出して、報いを受けさせてやる・・・・・・。
こういうのはどうでしょう。
僕が羽振りの良さそうな行商人に化けておびき寄せ、餌に食いついてきたところを捕らえるのです。
いいね、了解!
ペルペル族の行商人
それならお譲りいたしましょう、行商人に扮するための姿を。
もちろん、特別価格ですよ。
コーナ
何とも商魂たくましいことですね。
とはいえ好都合だ、取引に応じましょう。
さっそく着替えるコーナ王子。
さああ、餌を撒くとしましょう。
僕はこれから、朋友の灯火を歩き回ります。
あなたはそのあとをついて回りながら、通りがかった人に、僕から希少な原石を大金で買い取ったと吹聴してください。
もしもワーケサがさらなるカネを欲しているなら、大金を手にした行商人を放っておくはずがありません。
あえて襲わせて、盗賊行為を押さえた上で確保しましょう。
了解了解。
相当体張るねコーナ王子。
―ペルペル族の行商人
祈っていますよ、あなたがたの作戦が上手くいくことを。
コーナ
では、行動開始です。
コーナが先導を開始しました。
コーナ
ついてきてください!
最初の相手は、あそこに見えるシュバラール族の男性にしましょう。
彼に「すごく喜び」ながら、架空の商談話を吹聴するのです。
僕はここで待っていますので、十分に注目を集めたところで戻ってきてください。
―コーナ
ワーケサが食いつくように、しっかりとアピールしてくださいね。
優し気なシュバラール族の男性
おや、俺に何か用かい?
すごく喜ぶ
あのヘイザ・アロ族の商人から、珍しい原石を買い取ったって?
なんともまぁ、羽振りの良い話で羨ましいよ!
こっちは、大階段が壊れてからろくに行商に行けてないのにさ!
―優し気なシュバラール族の男性
それにしても、石を売った商人は気をつけないとね。
そんな大金持って歩いていたら、盗賊たちの良い餌だ。
コーナ
ワーケサの目を引くように、もっと注目を集めましょう。
ついてきてください。
コーナ
次は、奥にいるモブリン族を相手に、「すごく喜び」ながら、架空の商談話を吹聴してきてください。
―コーナ
あちらのモブリン族の商人にも、商談の話をお願いします。
噂が出回って、ワーケサのもとまで届くようにね。
ノリの良いモブリン族
フゴォ・・・・・・フゴォ・・・・・・
おやおや モブに何か御用?
すごく喜ぶ。
フゴォ・・・・・・フゴォ・・・・・・
ヘイザ・アロ族 商人から 値の張る原石 買い取った!?
それは とてとて景気いい!
貴重な原石買い取った あなたの成功 羨ましい!
大金せしめた商人も たくさん儲けて 羨ましい!
―ノリの良いモブリン族
フゴォ・・・・・・フゴォ・・・・・・
このあたり 強欲 凶悪 盗賊団 とてとてたくさん 気をつけて!
コーナ
もう十分かもしれませんが、念押ししておきたいですね。
あとひとり探しましょう。
こういうのって3人って相場が決まってるもんな。
コーナ
最後は、あそこにいるペルペル族を相手に、「すごく喜び」ながら、架空の商談話を語ってください。
それでこの作戦の仕上げとしましょう。
―コーナ
さあ、もうひと仕事お願いします。
元気なペルペル族の男性
ういうい。
誰だか知らないが、退屈してたところだ。
面白い話でも聞かせてくれよ。
すごく喜ぶ。
たまたま通りがかった行商人から、希少な原石を買い取ることができたって!?
なんて運が良い奴なんだ、お前は!
それに、そのヘイザ・アロ族の行商人も上手くやったな。
きっと、懐はすごいことになってるんだろうぜ。
負けてられないな、俺も!
どんな商談の話をしたのか知らないけど3人ともこの架空の商談を信じてくれてるわけだからさにすとも口が上手いってことなんだろうか。
自分の中に悪魔がいたら、詐欺とかできそうな気がするよ。
そうと決まれば、こうしちゃいられない!
俺もお前みたいに掴んでみせるぜ、商機を!
ちらっと横目をやると、木の陰に盗賊団っぽい男が耳をダンボにしてこちらの話を盗み聞きしていた。
しめしめ、作戦は大成功の予感。
コーナ
いやあ、先程はありがとうございました。
あなたが支払ってくださった、例の原石の代金のおかげで、しばらく遊んで暮らせそうですよ。
傭兵も連れずに、こんな大金を持ち歩くのは少々不安ですから、アースンシャイアに寄ったら、すぐトライヨラに戻るつもりです。
アースンシャイアに行くことを大きめの声で言い放ったことで、アホが釣れた様子。
コーナ
どうやら、野良犬が餌に食いついてきたようです。
あなたの仕込みは完璧でした。
サンクレッドたちが仲間と慕うほどのことはありますね。
さて、次はいよいよワーケサを引きずり出しましょう。
コーナも気付いてたんだな。
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