「永久の探究者」
黒文字はゲーム内のストーリーテキストそのまま
青文字は地の文
緑文字はさにすとの感想
ミロスの快復は吉兆となるのだろうか。
スフェーン
ミロス君は、優しくて強い子だね。
私まで元気をもらっちゃったよ。
いつか、もうひとりの私のこと、あの子とお話できるようになるといいな。
・・・・・・さてと、カリュクスの動向も気になるところだし、シェールたちへの差し入れを買って、バックルームに戻ろっか。
居住殻から出たところで、館内放送が流れた。
放送の声
国民のみなさんに、お知らせします。
黒いレギュレーターの配布が、すべて終了しました。
黒いレギュレーターをお持ちのみなさんは、速やかに装着のうえ、利用登録を完了してください。
種の進化は、まもなく果たされます。
死を克服して、永久の命と無限の可能性を手に入れましょう!
アリゼー
ちょっと・・・・・・何よ、これ。
不安げな市民
いったい何が始まろうとしえtるの?
困惑する市民
黒いレギュレーターがあれば、永久人ってのになれるらしいけど・・・・・・。
苛立った市民
ちくしょう、配布終了だと!?
手に入ったやつはいいよなぁ、おい!
怯えきった市民
僕にあたらないでくれよ。
個数を制限してるのはスフェーン様だぞ・・・・・・。
落ち着いた市民
実は、まだ利用登録をしていないんだよ。
改めて問われると、永久人になるか悩ましくてね。
気弱そうな市民
機械兵に殺される悪夢ばかり見る毎日だったから、私は迷わず登録したわ。
スフェーンはシミュラントの言葉を思い出す。
シミュラント
キミが賛同してもしなくてもさ、撒いた種は、もう芽吹いてるよ。
この国の誰もが、死の克服という希望から、目を背けられなくなってる。
スフェーン
そっか・・・・・・。
アレクサンドリアのみんなが感じているのは、死というものに初めて触れたときの、漠然とした恐怖心なんだ。
ずっと死を遠ざけてきたから、その感情をどうしたらいいのか、わからないんだね。
ウクラマト
本当なら、先王の葬儀が、死と折り合いをつける機会ににあるはずだったんだ。
あいつの死を受け止めて、みんなで乗り越えて・・・・・・。
けど、レギュレーターをつけてる連中から記憶が奪われて、なかったことになっちまった。
記憶を奪われなかった連中にしても、シミュラントと笑い合う奴らを見たら、こう考えちまうはずだ。
「やっぱり死を遠ざけたほうが、幸せなんじゃないか」ってさ。
アリゼー
しかもその方法が具体的に用意されてるわけでしょ。
永久人になる、っていう・・・・・・。
そこに望みを託したくもなるはずだわ。
スフェーン
死に対する恐怖心ばかりが増長していったら、この先、アレクサンドリアはどうなってしまうの・・・・・・?
シェールたちに差し入れを買っていく予定はなさそうだね。
急いでバックルームに戻ろう。
急いでバックルームに戻ってきた。
シェール
無事でしたか・・・・・・!
放送を聞いて、心配してたんです。
市民たちにも動揺が広がってるみたいですね。
アリゼー
アルフィノたちは、まだ戻ってきてないのね・・・・・・。
ノスタルジア
みなさん、大変です!
トゥルービューの一角で、機械兵が市民を殺害したと報告が・・・・・・!
現場で対応中のワヤッケによると、問題の聞い海兵は、すでに別の機械兵が制圧したとのことです!
トラウマ再来じゃないか!
しかしなんで機械兵?暴走か?
グルージャ
そんな、どうして・・・・・・?
父さんから受け継いだ武王の権限がないと、命令できないはずだよ!
シェール
ちっ、ダメですね。
権限の状態を調べようとしたんですが、基幹システムへのアクセスを弾かれました。
こんな芸当ができる人物、それもこのタイミングとなると、十中八九、カリュクスでしょうね・・・・・・。
スフェーン
ひとまず、トゥルービューの状況を見に・・・・・・
エレンヴィルから通信が入る。
エレンヴィル
俺だ。
まだアウトスカーツにいるんだが・・・・・・
大変な事態が起きてる。
住民が、機械兵に襲われた。
近くにいた駆除人が破壊してくれたから、今のところ被害は広がっていない。
ただ、もしほかの機械兵が・・・・・・
・・・・・・待て。
あれは・・・・・・まさか・・・・・・・・・・・・!
まずいな、こっちに向かってくる機械兵の集団を確認した。
アウトスカーツの外までおびき出して、どうにか撒いてみる。
スフェーン
その様子だと、いい連絡ではなさそうだね・・・・・・。
共有する。
ウクラマト
嘘だろ、あっちもかよ・・・・・・!
シェール
彼に何かあっては、カフキワさんに顔向けできません。
あなた方はエレンヴィルさんと合流を・・・・・・!
坑道にいるジオードにも、応援に行くよう連絡しておきます。
グルージャ
僕も行く!
機械兵が人を襲っているのに、何もしないで待ってなんかいられないよ!
ウクラマト
急ごう、アウトスカーツに!
―シェール
ジオード、聞こえますか?
アウトスカーツで問題が発生したようです。
トゥルービュー、アウトスカーツと立て続けに機械兵による殺戮が行われてしまった。
死に対する考え方を問うているときにこういうことすると、永久人になりたい!という気持ちに拍車がかかってしまう。
アウトスカーツへ行きます。
―スフェーン
これが、エバーキープの外・・・・・・大丈夫、今はエレンヴィルって人を探すことを優先するよ。
―グルージャ
ここは、お世話になった人がたくさんいるんだ。
心配して声をかけてくれたり、食材をわけてくれたり・・・・・・そんな場所で、機械兵が暴れるなんて・・・・・・。
―アリゼー
エレンヴィル、見当たらないわね。
大丈夫かしら・・・・・・。
ウクラマト
アウトスカーツは、ひとまず落ち着いてるな。
ただ、エレンヴィルの姿が見当たらねぇから手分けして探そう。
グルージャとスフェーンは、アウトスカーツ内を調べてみてくれ。
戦えるさにすととアリゼーは、アタシと一緒にアウトスカーツの外を捜索だ。
南東方向で機械兵3体に囲まれているエレンヴィルと住民の姿があったので、機械兵を葬り去ってやった。
―シャトナ族の住民
ありがとうございます、助かりました・・・・・・!
エレンヴィル
悪い、来てくれて助かった。
機械兵を撒こうとしたところで、追われてる同郷の奴を見つけてな・・・・・・。
助けようとして、しくじったわけだが、おたくのおかげで命拾いした。
ウクラマト
エレンヴィル!
よかった、無事だったか!
アリゼー
怪我もないみたいで、安心したわ。
ウクラマト
ここへ来る途中で、機械兵と何度か遭遇したけど、襲ってくる奴もいれば、普通に巡回してる奴もいたんだ。
見た目で判断できないってのは、かなり厄介だぞ。
エレンヴィル
俺を追ってきた機械兵も、唐突に真っ直ぐこっちへ向かってきた・・・・・・。
その違和感に気づけなかったら、どうなってたやらだ。
ほかに襲われてた住民たちも、どうにか逃げきれてたらいいんだが・・・・・・。
ひとまず「アウトスカーツ」まで引き揚げるか。
エレンヴィルたちを助けたのでアウトスカーツまで戻りましょう。
―マラカイト
思っていたよりも早い再会になりましたね。
遺品を届けていただいた件については、本当に助かりました。
―ジオード
シェールから連絡を受けて、こっちへ来たところだ。
どうもきな臭い状況になってるな。
―スフェーン
聞き込みをしているとき、みんなが口をそろえて言ってたの。
グルージャは、機械兵を使って住民を襲ったりしない、とても優しい子だとちゃんとわかってるからって。
でも、本人は今回のことにすごく責任を感じてる・・・・・・。
押しつぶされないか心配だよ。
―グルージャ
さにすと・・・・・・エレンヴィルたちを護ってくれて、ありがとう。
―アリゼー
ひとまずはどうにかなったけど、これで終わりってわけにはいかないでしょうね・・・・・・。
―ウクラマト
まさか、マラカイトがこっちに来てるとはな。
機械兵の件があったばかりだけど、あいつ大丈夫なのか・・・・・・?
エレンヴィル
さて、おかげさまで無事に戻ってこられたわけだが、こっちの状況も確認しないとな。
スフェーン
私とグルージャは、アウトスカーツでキミを探してる最中に、駆けつけてくれたジオードたちと合流したんだ。
それから、送迎係のマラカイトともばったり会ってね。
今回は遺品を遺族へ渡すためじゃなくて、お仕事で来たみたいなんだけど・・・・・・。
マラカイト
実は、少し妙なことになっているんです。
よければ、私から状況を説明させてください。
機械兵に襲われて死者が出たと伺い、ご遺体の回収のために、派遣されてきたのですが・・・・・・
肝心のご遺体が消えていたんです。
私が見たのは、襲撃現場に積もった塵だけ・・・・・・。
それも風に吹かれて、散ってしまいました。
住民たちに話を聞いてみても、誰ひとりとして、ご遺体の行方を知らなくて・・・・・・。
アリゼー
知らないって・・・・・・それ、被害を受けた人の存在自体を忘れたわけじゃないのよね?
マラカイト
はい、記憶が雲の上に預けられたわけであなさそうです。
にもかかわらず、ご遺体が見つからない・・・・・・。
ウクラマト
人知れず運び出せるような状況じゃねぇと思うが・・・・・・。
ひとまず、私はガバメントセクターへ戻ることにします。
みなさんも、どうかお気をつけて。
グルージャ
僕、悲しいよ・・・・・・。
なんで機械兵にこんなことを・・・・・・。
ジオード
しかもプリザベーションの仕業ってんなら、これで終わりじゃないだろう。
スフェーン
黒いレギュレーターはすべて民衆の手に渡った・・・・・・。
永久人になる5000人がもうじき定まるのに、カリュクスはどうして人を殺すの?
怯えさせて、利用登録を急がせるため・・・・・・?
それとも・・・・・・。
利用登録を促してるんじゃないかって僕は思うけれど。
グ・ラハ・ティアから通信。
グ・ラハ・ティア
ああ、出てくれてよかった・・・・・・!
シェールから事情は聴いてる、そっちは無事か?
・・・・・・そうか、ひとまずエレンヴィルに怪我がなくてよかったよ。
こっちは・・・・・・あまり、いい報告ができそうにない。
ネクサスアーケードで、エレクトロープ製の乗り物が制御不能になって、何人もの人を撥ね飛ばしたんだ。
クルルと一緒に治療を手伝ってるが・・・・・・機械兵の様子も、なんだかおかしいみたいだからな。
あんたも、どうか気をつけてくれ!
どんどん状況は悪化していく。
なんとか食い止めないと!
共有する。
ジオード
こっちはバックルームからだ。
トゥルービューを走るホバーカーゴが配達人を振り落として、暴走しているらしい。
アリゼー
私の方は、アルフィノから。
黒いレギュレーターを求める住民が、ガバメントセクターへ押し寄せていたみたいなんだけど・・・・・・
そこでもエアスピナーが勝手に動き出して、市民に被害が出てるみたい。
スフェーン
そんな・・・・・・!
助けにいかないと!
そういうとスフェーンはソリューション・ナインへと走っていった。
こういうときに個人行動する奴はほんとカスよ。
二次被害を全く考えてないんやからさ。
お前が行ったところで何の役に立つんさ。
ウクラマト
待てスフェーン!
アリゼー
アルフィノは、ヤ・シュトラと一緒だから大丈夫だって。
私、ほかの場所でも何か起きてないか見てくるわ。
ここからなら・・・・・・ドリフトダウンズ経由で、採石場の方に行くのがよさそうね。
ジオード
ホバーカーゴの出入りが多い場所だから、気がかりだな。
俺も同行しよう。
エレンヴィル
俺は、ここの連中からもう少し話を聞いておく。
今はオブリビオンの連中もいるから、心配しなくていい。
グルージャ
じゃあ、僕たちはソリューション・ナインへ戻ろう!
急げばラマチたちに追いつくかも!
ソリューション・ナインに入ると、あちこちで煙が上がっていた。
ウクラマトは怪我人を救助。
ウクラマト
スフェーンが先に行ってる!
そっちを頼む!
なんでああいう奴ってこういうとき全速力出せるんだよw
トゥルービューでは、機械兵とアルカディアの闘士たちが戦っている。
リサンダー
チッ、何がどうなってんだよ!
ノスタルジア
どうして、こんなことに・・・・・・!
ガバメントセクターではヤ・シュトラがエアスピナーに乗った機械兵と戦闘中。
ヤ・シュトラ
まったく、きりがないわね・・・・・・。
ゴッサン
皆さん、レゾリューションの中へ!
落ち着いて、避難してください・・・・・・!
混乱した市民
こんなの・・・・・・ゾラージャが攻撃してきたときと同じじゃないか!
俺にはもうストックがないんだ!
嫌だ、死にたくない、死ぬのは怖い・・・・・・!
ネクサスアーケードでは、グ・ラハ・ティア、クルルたちも応戦。
クルル
させないっ!
あなた、だいじょ・・・・・・
取り乱す市民
どうして、かばったりなんか・・・・・・嫌よ、やめて・・・・・・私を置いていかないで・・・・・・。
永久人になっていたら、こんなことには・・・・・・あなたが死ぬことも、なかったのに・・・・・・!!
悲しみ、憎しみが交差する。
なんかこのままその憎悪が膨れ上がって蛮神ができそうな勢いだな。
さにすとたちはエーテライトプラザにいた。
グルージャ
怪我はない・・・・・・!?
スフェーン
民が傷つき、命が喪われていく・・・・・・。
こんなの、間違ってる・・・・・・!
泣いてる場合じゃない。
ガバメントセンターにて皆集合した。
アルフィノ
皆、ひとまず怪我はないようだね。
・・・・・・今は、それだけのことが心から喜ばしいよ。
アルフィノ最近回りくどいでマジでw
ヤ・シュトラ
機械兵や乗り物の暴走は、一過性のものだったみたい。
用件は済んだとでも言わんばかりに、残りも一斉に停止したわ。
停止?
暴走じゃなくて誰かの操作だってわけやな。
アリゼー
キープの外も同じ状況よ。
あっちの警戒は、引き続きオブリビオンがあたってくれるって。
・・・・・・黒いレギュレーターの配布が終了したって放送の直後、立て続けに住民が襲われた。
やっぱり、一連の出来事が無関係ってことはないわよね。
クルル
武王の権限なく機械兵を扱えるのは、カリュクスぐらいだわ。
当然、何か意図があって行動を起こしたのだと思うけれど・・・・・・。
ねえ、グルージャ。
機械兵の制御権は、まだあなたに戻っていない・・・・・・?
グルージャ
大丈夫。
今はもう取り戻せてるよ。
ヤ・シュトラ
それなら、今のうちに機械兵を停止できて?
暴走が収まったとはいえ、このままでは危険だわ。
グルージャ
ラマチからガバメントの人たちに相談してもらったんだけど、慎重に検討させてほしいって・・・・・・。
ウクラマト
機械兵は、いろんなところで国民の生活を支えてる・・・・・・警備しかり、医療用や食料用のプラント管理しかりな。
この混乱の中でそれを全部止めちまったら、いよいよ救助も生活の立て直しもできなくなるってことだった。
電気ガス水道とか止められたら終わるもんな。
機械兵の依存がここにきて足かせとなっているというわけだ。
グルージャ
でも、武器を使えないようにはしておいたよ!
これで、少しでも安全になればいいんだけど・・・・・・。
ヤ・シュトラ
それが今できる最善策でしょうね、手を打ってくれてありがとう、グルージャ。
スフェーン
・・・・・・私・・・・・・このまま何もせずにやりすごすなんて、絶対に嫌だよ・・・・・・・・・・・・。
なら案を出せ。
どれほどの苦難に苛まれたとしても、乗り越えた先にみんなの笑顔があれば、それでよかった。
でも、そうはならなくて・・・・・・今ここにあるのは、たくさんの不安と悲しみで・・・・・・。
だったら、私は・・・・・・・・・・・・
私はこの国の民を・・・・・・みんなの笑顔を、護りたい。
そのためなら、なんだってする。
だからお願い、どうかみんなの力を貸して・・・・・・!
ウクラマト
・・・・・・・・・・・・アタシはきっと、その言葉がほしかったんだろうな。
任せとけ!
みんなで協力して、この状況を乗り切ろうぜ。
グ・ラハ・ティア
それじゃあ、また手分けをして動くとしよう。
シェールへの情報共有は、頼んでもいか?
バックヤードに戻る。
―ウクラマト
遺体の搬送は、マラカイトたち送迎係が丁重に進めてる。
あいつも、この状況は精神的にキツイだろうに、犠牲者をそのままにはできないって、気張ってくれててさ・・・・・・。
―グルージャ
壊れた乗り物や機械兵は、配達人と清掃人のみんなが運び出してくれてるんだって。
いつもの生活に戻るには、まずそこからだもんね。
―スフェーン
犠牲者が出てしまったことは、本当に悔しい・・・・・・。
それでも、さにすとたちのおかげで、たくさんの人を助けられたことは、心から感謝してるよ。
シェール
おつかれさまです、ようやくひと区切りつきましたね・・・・・・。
よければ、そちらの状況を伺っても?
なるほど、皆さんも事態収束に向けて動いてくれて助かります。
ただ、今回はホバーカーゴやエアスピナーも暴走していたので、機械兵の対策を講じてなお、万全とは言い難い・・・・・・。
当面はオブリビオンで巡回して、警戒を強めることにします。
あとは戦闘に長けている駆除人の力を借りkられないか、ガバメントに相談してみますよ。
スフェーン
私は、自分の魔力の回復を早められないか、ヤ・シュトラとアリゼーに相談してみるよ。
アレクサンドリア城から持ち帰った本の中に、以前使っていた私の魔道書があったんだ。
それを使って、一緒に戦えるようになりたいから。
「鍵」は、キミが持っていてくれるのが一番安全だと思うけど、それはキミ自身が一番安全じゃなくなるってことでもある。
正直僕が持ってるのが一番いいと思う。
狙われるのも慣れっこだからね。
だから、さにすとの助けになれるぐらい・・・・・・オーティスとゼレニアのように、強くなるよ・・・・・・!
カリュクス
病を患い、深手を負い、老い朽ちる。
脆弱な肉体に、価値はない。
人類はいかに進化すべきか・・・・・・俺の答えは、すでに出ている。
さあ、新たな問いを始めよう。
―シェール
当面、巡回にオブリビオンの人手をまわしつつ、武王の権限の状態を定期的に確認するつもりです。
根本的な対策まで講じられたらいいんですが、相手がカリュクスとなると、完封するのは難しい・・・・・・。
後手になるにしてもすぐ動けるよう、体制は整えておきますよ。
―クルル
ラハくんとアルフィノくんは街の状況確認、ヤ・シュトラとアリゼーは例の病と負傷者の治療を続けているわ。
私は連絡役として行き来しつつ、人手の足りていない仕事を手伝おうかと思って。
あなたはしっかり身体を休めておいてね。
―グルージャ
機械兵の制御を奪われたら、僕にはどうすることもできない。
暴れる機械兵を倒せないし、権限を取り戻すことも・・・・・・。
みんなの役に立てるように、もっとがんばらなきゃ。
―ウクラマト
ガバメントのほうは、ゴッサンが中心になって動いてくれてる。
そっちとも連携して、みんなの日常をはやく取り戻さねぇとな。
それと、グルージャが権限のことで思いつめちまわねぇように、気晴らしになる事でもしてやれたらいいんが・・・・・・。
―スフェーン
まずは、傷を癒やす魔法から練習するつもりだよ。
負傷者の治療を手伝えるようになるから。
カリュクスがいつまで猶予をくれるかわからないけど、焦らず、じっくり、魔力の回復と鍛錬に努めるよ。
―ジオード
ひとまず、外の警戒態勢が整ったから、こっちの状況を確認しに戻ってきたところだ。
採石場で暴走するホバーカーゴは止められたものの、エレクトロープ搬出が遅延して、生産ラインも滞ってるらしい。
収束には、しばらくかかりそうだな・・・・・・。
―ゲノルト
エレクトロープ機器が暴れはしなかったンだが、作業してる最中に挙動がおかしくなりやがってよぉ!
おかげで、進めてた仕事が全部ぶっ飛ンじまった!
停電はどうにかやり過ごしたってのに、ちくしょうめが!!
―神経質そうな市民
まったく、ヒヤヒヤしたよ・・・・・・。
せっかく黒いレギュレーターを貰えたのに、あやうくホバーカーゴとぶつかるところだったんだ!
永久人にしてもらえる「約束の日」とやらまで、なんとしてでも生き延びないと・・・・・・!
―不安そうな市民
永久人ってのになるか、ずっと悩んでたんだけどさ、機械兵が暴れてるのを見たら、急に不安になっちまって・・・・・・。
結局、黒いレギュレーターの利用登録をしたんだ。
これで・・・・・・よかったんだよな・・・・・・?
―トコト
赤髪のヘイザ・アロ族の兄さんが仕切ってくれたから、このあたりの片付けはあっという間だったよ。
大した手伝いはできなかったけど、少しは役に立てたかな。
―ディーリア
私がやるべきことは、憩いの場とコーヒーを提供すること。
つらい想いをされた方も多いでしょうから、当店が気持ちを落ち着かせる助けになればと思います。
―ハーメネ
騒ぎになってすぐ部屋へ戻ったから、怪我はせずに済んだんだ。
ただ、ずっと籠っていては息が詰まるし、こうした緑を眺めている方が日常を取り戻せる気がするよ。
―カリサ
突然エアスピナーが飛び回るし、火の手はあがるしで、私たちみんな、ここで呆然としちゃって・・・・・・
そうしたら、白いフードをかぶった女の子が、危ないから避難するようにって声をかけてくれたの。
また会えたら、おかげで難を逃れられたってお礼をしたいわね。
―エレンヴィル
様子を見に来たのか?
今のところ大きな動きはないものの、殺された住民の遺体が結局見つかってないのは気がかりだな。
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