【FF14】王が歩んだ旅路 パッチ7.0メインクエスト

「王が歩んだ旅路」

黒文字はゲーム内のストーリーテキストそのまま
青文字は地の文
緑文字はさにすとの感想

巨大なW関門を紹介してもらったあと、トライヨラの歴史を知れるということで石塔群の前に連れてこられた。
さて、ここでは何が語られるのだろうか。

 

クルル
ウクラマトさん、この石塔群は・・・・・・?

 

ウクラマト
ぱっと見、ただの石塔に見えるだろ?
だけどお前らほどの奴なら、これが何なのかわかるんじゃねぇか?
さあ、そこに立って観察してみろよ!

―クルル
もっとよく見てみましょう。

さすがにこれだけじゃヒントが少なすぎるので、観察してみることにした。

クルル
これらの石塔に刻まれてるのは、絵・・・・・・いえ、絵文字かしら?
まるで物語のように異なる場面が連なっていて、その大半にふたつ頭のあるマムージャ族が描かれているわ。
ということは、もしかして・・・・・・

 

ウクラマト
ああ、アタシのオヤジ、連王グルージャジャが、この国を興すまでに辿った旅路が描かれてるんだ。
その名も「トライヨラ叙事詩」!
オヤジと絆を結んだヨカ・トラルの部族たちや、いろいろな偉業が刻まれてるのさ。
この国を知るうえで、こいつの存在は欠かせないからな。
時間をかけてじっくり見ていいぜ!

この石塔がまたグルージャジャの王としての威厳を象徴させてしまう。
次の王はこのプレッシャーにも打ち勝たないといけないわけだから尚更大変だと思うんだよなぁ。

 

ウクラマト
手前にある4つの石塔に描かれてるのが、かつてオヤジが辿った旅程の前半を現わした絵文字だ。
ひととおり見てみてくれよ。

 

「友の章」の石塔

ウクラマト
こいつは「友の章」の石塔だ。
描かれてるのは、外つ国から来たナントカって探検家が、オヤジに謁見してるところらしい。

 

クルル
もしかして、ケテンラムのことかしら?

 

ウクラマト
ああ、たしかそうだ。
そのケテンラムってのがトラル大陸を訪れたことが、オヤジが旅に出るきっかけだったらしい。
オヤジは外つ国からの来訪者をえらく気に入って、友と呼べる間柄になったらしいが・・・・・・その後、そいつがどうなったのかは知らん!

 

クルル
エオルゼアでも、彼の消息については伝わってないわね。
しばらくの間は、トラル大陸との間を行き来したみたいだけれど、何度目かの航海で行方不明になったそうよ。

 

 

「葦の章」の石塔

ウクラマト
こいつは「葦の章」の石塔だな。
コザマル・カに集落を持つハヌハヌ族と、オヤジの出会いを描いてる。

 

クルル
カラフルな羽根を持つ、バヌバヌ族とよく似た人たちのことね。
雲海のバヌバヌ族をよく知るアルフィノ君は、気になって仕方がなかったみたい。

 

ウクラマト
そのバヌバヌってのは知らねぇけど、ハヌハヌ族の連中は、陽気で面白い奴らでよ。
集落で変わった祭りを開くことでも有名だぜ。

 

 

「壺の章」の石塔

ウクラマト
えーと、これは「壺の章」の石塔だな。
コザマル・カのモブリン族のことが描かれてる。
おかしなマスクを被って、「モブモブ」言ってる奴らだけど、こいつらが売る金細工や銀細工は、そりゃあ見事でさ。
贈り物の定番って言われてるくらいだ。

 

クルル
バヌバヌ族だけじゃなくて、ゴブリン族に似た種族までいるなんてね・・・・・・。

 

 

「食の章」の石塔

ウクラマト
これは「食の塔」の石塔だな。
見りゃわかると思うが、描かれてるのは、アタシと同族のシュバラール族だ。
シュバラール族とマムージャ族は、長年戦争を繰り返してきた。
本拠地にしてた森の支配権を賭けてな。
その戦いをオヤジが止めたことが、トライヨラ建国のきっかけになったと言われてるらしい。

 

クルル
シュバラール族・・・・・・私たちがロスガル族と呼ぶ部族。
ボズヤ地方のヘリオンは、指導者であるひとりの女王を、多くの男性が支える社会構造をしているらしいけれど・・・・・・。
トラル大陸では、男性と女性の間に身分の違いはないように見える。
所変われば品変わる、ということかしら。

 

ウクラマト
手前の分はよく見たか?
だったら、次は奥の石塔を見てみようぜ!

 

 

「金の章」の石塔

ウクラマト
「金の章」に描かれているのは、オルコ・パチャを根拠地にするペルペル族だ。
通貨を生みだしただけあって、商売の民として知られていて、各地を行商で回ってる。
トライヨラの市場だって連中が仕切ってるんだぜ。
見た目は、仮面を被った子どもみたいに見えるけど、計算高くて口もうまい、まさに商売上手さ。

 

 

「封の章」の石塔

ウクラマト
おっと、こいつはアタシが一番好きな石塔だ。
名付けて「封の章」・・・・・・伝説のトラルヴィドラール、ヴァリガルマンダとの戦いだ!!
トラルヴィドラールってのは、長く生きることで、獣の粋を飛びこえて、尋常じゃねぇ力に目覚めた存在のことさ。

エオルゼアでいう四聖獣みたいなもんかな。

 

クルル
前にタタルさんから聞いた、東方の瑞獣を彷彿とさせるわね。
同一か、それとよく似た存在ということかしら。

 

ウクラマト
かつてヴァリガルマンダは、「生ける天災」と呼ばれたらしい。
歴史の中でも幾度も目覚めては破壊の限りを尽くして、人々を恐怖に陥れたとか・・・・・・。
だけど、80年前に事態が変わった!
オヤジと仲間たちが死闘の末にぶっ倒して、オルコ・パチャの山奥に封印したのさ!!

あー、これ封印解けるフラグな。
ヴァリガルマンダと戦う日が来るというわけね、承知承知。

ヴァリガルマンダは、トラル大陸では力の象徴でもある。
だから、トライヨラ連王国の国章にも描かれているし、連王宮の装飾にも用いられているわけだ!

 

 

「墓の章」の石塔

ウクラマト
これは「墓の章」・・・・・・トラル大陸いち身体の大きな連中、ヨカフイ族が描かれてる。
その昔ヨカフイ族は、生まれ持ったでかい図体を武器に、ヨカ・トラルの支配者として君臨してたらしい。
南を制した奴らは、次にサカ・トラルへと進出した。
サカ・トラル関門の先に、大橋を架けることでな。
その後何があったのか、いっときを境に支配者の座を棄て、オルコ・パチャの山奥でひっそり暮らすようになったんだ。
あいつらがトライヨラに降りてきたとこなんて、見たことねぇ。

 

クルル
こんな山の上に神殿や大橋を造る力を持ったヨカフイ族が、どうして歴史の表舞台から姿を消したのかしら・・・・・・。

 

 

 

何も描かれていない石塔

クルル
この石塔には何も描かれていないみたいね。

 

ウクラマト
オヤジいわく、この国が新たな路を進むときのために、残してあるんだとさ。
何のこっちゃわからねぇがな。

 

 

 

8つの石塔についてじっくり説明が聞けた。

ウクラマト
ん、もういいのか?

 

さにすと
満足だ!

勉強になったよ、ありがとう。

 

ウクラマト
そりゃ何よりだぜ!
っと、歴史の勉強してたら腹が減ってきたな・・・・・・。
船旅の間は何も喉を通らなかったし、無理やり食っても戻ってきちまうしでよ・・・・・・。
よし、なんか食いにいこうぜ!
トライヨラで一番美味いメシ屋を教えてやる!

腹が減ってはなんとやらって言うもんな!
たくさん歩いてちょうどお腹が空いてきた頃でもある。

 

クルル
あら、それは楽しみね!

 

そのまま石塔群を抜けた先にレストランが見えた。

―クルル
素敵なお店ね。
リムサ・ロミンサのレストラン、「ビスマルク」を思い出すわ。

来て早々他所の店の名前出すなって、失礼だろ?

 

ウクラマト
お前ら、タコスって知ってるか?
トウモロコシ粉で使った作った生地を焼いて肉や野菜を包んだ、トライヨラの名物料理のことさ!
この街にはタコスを出す店は多いけど、アタシは、ここ「シャバーブチェ」の味が好きなんだ。
ああ、もう早く食いたくて我慢できねぇよ!
そこの階段を下りて、店主の「ブルケブ」と話そうぜ。

トライヨラ1食目がタコスか。
まあいいんだけど、もっとがっつりしたもんが食べたいというか、まあいいんだけど!

 

1階へ降りる。

―クルル
カウンターに並んでる料理、どれも美味しそうね!
ウクラマトさんじゃないけど、見てたらお腹が減っちゃったわ。

―ウクラマト
こいつが店主の「ブルケブ」だ。
見た目は浮ついたおっさんに見えるかもしれねぇが、タコスを作らせたらトラル大陸でも一番の男さ!

 

ウクラマト
よう、ブルケブのおやっさん。
おやっさんの絶品タコスを、こいつらにも食わしてやりたくてさ。
人数分、包んでくれるか?

 

ブルケブ
ウクラマト王女のお連れとあらば、手は抜けねぇな!
最高のタコスを作ってやるから、待ってな!

 

 

ドプロ族の男性客
外つ国に行っていた光鱗戦闘団が帰ってきたんだとよ。
なんでも、あっちで手痛い失敗をしたとかで、団長含め、大半が行方不明らしいが。

光鱗戦闘団っていうとワンダラーパレスにいたモラージャジャのことかな?w
ボクが倒しちゃったよ。

 

シュバラール族の男性
ああ、戦闘団を立て直すため、黄金郷を探すんだとか。
これまで何人があの伝説に挑んで、行方知れずになったか。
せっかく生きて帰れたってのに、無茶しやがるぜ・・・・・・。

 

クルル
こっちじゃ、黄金郷はずいぶん有名なのね。

 

ウクラマト
ああ、誰も見たことがねぇから、実在するのか疑う奴は多いけどな。
エレンヴィルの野郎みたいにさ。

 

クルル
実在するかわからないもののために、連王自ら、調査依頼を出すものかしら・・・・・・。

 

 

 

ウクラマト
絶品のタコスも手に入れたし、どっか見晴らしのいいところで食べようぜ!

と、振り返ったところで何かにぶつかるウクラマト。
その拍子にタコスを地面に落としてしまう。
さらに、そのタコスはぶつかった人物に踏みつぶされてしまった。

おおん?
戦争か!?

見上げると、グルージャジャと同じく双頭のマムージャ族の姿があった。

 

茶色頭のマムージャ族
これはこれは。
誰かと思えば、王女サマじゃありませんかァ。

 

ウクラマト
げっ・・・・・・。

 

茶色頭のマムージャ族
オマエたちは・・・・・・このあたりじゃ見ない顔だなァ?

 

青色頭のマムージャ族
きっと、外つ国から連れてきた人たちだよ、兄者。

 

茶色頭のマムージャ族
なるほどな、弟よ。
つまり王女サマは、継承の儀を勝ち抜く自信がないから、わざわざ異国人に泣きついたということか!

 

ウクラマト
いきなりご挨拶じゃねぇか、バクージャジャ。

こいつがもう一人の継承候補者?

 

戦のバクージャジャ
おっと、王女サマに名前を覚えていただいているとは、光栄ですなァ!

 

魔のバクージャジャ
さすが、兄者だねェ!

 

戦のバクージャジャ
ゲッグッグッグ!
オマエだって、バクージャジャだろォ?

一人で漫才すなww
書き起こすのもめんどくさいし!
双頭きらい!!

 

ウクラマト
ふん・・・・・・。
王位を争う相手なんだから、名前ぐらいは知ってるってだけだ。

 

クルル
じゃあ、彼も連王の子なの?

 

ウクラマト
いや、こいつは・・・・・・

 

戦のバクージャジャ
くだらねェ家族ごっこをしてる連中と、一緒にするんじゃねェよ!
こんな劣等種のメスネコちゃんと違って、オレサマは選ばれし双頭、「祝福の兄弟」だ!
連王グルージャジャを継げる唯一の存在ってわけよ!

 

ウクラマト
トライヨラは多部族国家だ!
どの部族だろうが、王になる権利はある!

 

戦のバクージャジャ
なら、ここで試してみようじゃねェか。
メスネコちゃんに、その力があるかどうかをなァ?

頭悪そうなヤツだなw
こいつが連王になったら国終わるぞww

 

クルル
どちらにしても、王位に座ることができるのは、継承の儀で選ばれた人だけ・・・・・・でしょう?
なら、今無駄な体力を使うこともないんじゃないかしら。

 

魔のバクージャジャ
キャハハハハ!
メスネコちゃんが、チビネコちゃんにかばってもらってるねェ!

 

戦のバクージャジャ
こいつァ傑作だ!
ここはいつからネコちゃんお王国になったんだァ?

 

ウクラマト
てめぇ・・・・・・!

こんな煽りに乗る必要はない。
アホはほっといたら自滅するんだから。

 

言いたいことを言えたのか、バクージャジャたちはその場を去っていった。

クルル
あれが双頭のマムージャ族・・・・・・。
知識としては知っていたけれど、この目で見たのは初めてだわ。

僕はモラージャジャで見たことあるで。

 

ウクラマト
双頭として生まれた奴の中には、いつかオヤジのような「連王」になることを夢見て、外つ国へ武者修行に出る奴がいるのさ。
そっちでも知られてるのは、そのせいだろうな。

 

クルル
ほかにも継承の儀に参加する双頭はいるの?

 

ウクラマト
いいや、バクージャジャだけだ。
双頭ってのは、トラル大陸でも珍しいんだよ。

へぇー、そうなんやな!
まあまあの個体数いるんかとおもてたわ。

そもそもマムージャ族は、3つの部族に分かれててな。
まず、フビゴ族・・・・・・
それとブネワ族・・・・・・
最後にドプロ族だ。
茶色い鱗のフビゴ族と、青い鱗のブネワ族の間に、ごくまれに、双頭のマムージャが生まれてくるらしい。
力と魔力を兼ね備えた最強の存在としてな。

ああ、力に振り切ってるから頭は悪いんだ。

 

クルル
だからバクージャジャは、「祝福の兄弟」だなんて言っていたのね。

 

ウクラマト
さ、そんなことより、もう一度タコスを買いに行こうぜ!
嫌なことがあっても、美味いもんを食えば忘れられる!

 

ランチの仕切り直しをしようとしたところで、アルフィノから通信が入る。

アルフィノ
やあ、状況はどうだい?
こちらはめぼしいところを見ることができたよ。
これでいつでも継承の儀に臨める。
連王宮の前に向かえばいいかな?

 

クルル
わかったわ、ウクラマトさんにも伝えておく。
残念だけど、タコスはまた今度にしましょう。

 

ウクラマト
・・・・・・あい。

ウクラマトはしょんぼりした。

同じくらいさにすともしょんぼりした。
お腹減ってて目の前にタコスがあったから余計にお預け感が強い。

―ウクラマト
バクージャジャの野郎のせいで、タコスを食いそびれちまったぜ・・・・・・。
おやっさんにも悪いことをしちまったなぁ・・・・・・。

 

クルル
タコスの味は気になるけれど、今は連王空でアルフィノ君たちと合流しましょう。

 

ウクラマト
ああ、連王宮は、トライヨラでもっとも高い場所にある。
さっき通って来た「翼鏡の街」の方から登っていってもいいし、「鳥趾大路」の東側から回りこんでもいい。
道に慣れたかどうかを試すためにも、「ヴォロク連王宮」で集合にしようぜ!
はぁ、腹減った・・・・・・。

うへぇ、また階段地獄か・・・・・・ってのは嘘で、簡易エーテライト交感していたのでてれぽーてーしょんします。

 

とはいえエーテライトは連王宮前なので、連王宮に入ってからも正面階段を沢山上らないといけないんです。

明日確実に筋肉痛だな。

 

階段を上り切って少し開けた場所に着くと、みんな揃っていた。

クルルとウクラマト、お前らもエーテライト使ったな?

―エレンヴィル
少しはこの街の雰囲気に慣れたか?

まだまだ慣れないなー。

―アリゼー
トライヨラは食べ物が美味しいわね。
さっき、行きずりのマムージャ族から、チェリモヤって果実をもらったんだけど絶品だったわ。

果物でこの国の食べ物を称するのは早すぎぞアリゼーw

―クルル
狭くて入り組んだ道が多いけれど、迷ったら高い方を目指して進めば、ここまで来られるわね。

―アルフィノ
ここに来る途中、双頭のマムージャ族を見かけたんだ。
エレンヴィルに聞いたところによると、彼も継承の儀に参加する継承候補者らしい。

バクージャジャか。

 

ウクラマト
お、来たか。
これで全員そろったぜ。
相変わらず腹は減ったままだが、やることはやらねぇとな!

―ウクラマト
あとで、ナミーカに飯を作ってもらうか・・・・・・。

 

 

 

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