はい、こんにちは。
前回更新が、2020年7月15日ということで、約5年ぶりの更新となります。
今後はもっともっともっともっともっと間隔を狭めて、この企画を盛り上げていきますよ!
さて今回は、
SUM関数について
です。
仕事でよく使われていると思いますが、かゆいところに手が届かないことって多いです。
実務上で困りがちなことについて、解説していきたいと思いますよ!
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SUM関数とは?
Excelを使える全人類が知っている関数だと思います。
そうです、
合計する関数
です。
=SUM(数値・・・・・・)
という式ですね。
上にずらーっと数字が並んでて、B16で合計しましょうね、というものですね。
そういう場合は、
B16セルにこう入力すれば合計数字が出てくるようになっています。
こんなこと誰でも知ってるよ!
でも、SUM関数は不便なところがあって・・・・・・
非表示やフィルターで隠した場所があっても計算しちゃう。
どういうことかというと、
B8からB12まで非表示になっていますが、合計数値は変わりません。
本来は5,323って出て欲しいのに、非表示の部分まで足し込んでしまっているわけです。
不便ですね。
もうひとつ。
エラー値が入っているとエラーになっちゃう。
これもどういうことかというと、
どこかから数字を引っ張ってくるVlookup関数で、参照先がなかったときに出るエラー値なんかが含まれていると、合計がエラーとして出ちゃうんですよね。
これも不便です。
iferror関数やらなんやら使ってエラー値を数字に置き換えないと、計算してくれません。
それもこれもすべて解決する関数があるんです。
AGGREGATE関数
それがアグリゲート関数というものです。
聞き馴染みがないと思いますが、こういう関数が新しく出てるんですね。
SUM関数やSUBTOTAL関数などの完全上位互換とも言われている関数です。
実を言うと2010年から実装されているみたいですが誰も知りませんw
AGGREGATE関数はどういう関数かというと、
データの集計にいろんなオプションが追加できますよ!
という関数となります。
そのオプションの中に、
非表示を無視する
とか
エラー値を無視する
とかがあるわけです。
AGGREGATE(集計方法,オプション,参照)で指定します。
わかりやすく3つ同じような集計関数を並べてみました。
SUBTOTAL関数、SUM関数ともに非表示されている9から11行目を無視して計算してくれています。
エラー値があっても、
AGGREGATE関数だと計算してくれます。
ただこの場合、エラーが発生しているのにそれを無視しているわけですから、本当は直さないといけないエラーも無視しちゃうという少々デメリットなところもあるわけですね。
1000行とか10000万行とかを計算しているもので1つエラーがあって・・・・・・とかの場合だとなかなか見つけ出すことができませんので。
オプションはこれだけあるので、エラーは出したいって場合は、5にしたりと使い分けもできるようになっています。
いかがでしょうか、AGGREGATE関数。
使ってみると意外と便利だったりしますよ。
SUM関数を置き換えて、自分だけわかる数式に変えてやりましょう!
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