アルカディアの挑戦者
収集品納品のため、ソリューション・ナインを訪れていたさにすと。 ラングラーハットの男 アルカディアの係員 可憐なヒューネ族 厳ついヒューネ族 さにすと メテム さにすと メテム メテム スポンサーリンク
ふとマップを見ると、困っているビックリマークが一つ発生していたので、採掘道具を本に持ち替えて向かってみることにした。
おお、やっと見つけたぞ!
キミこそ、アルカディアの新たなスターだァー!!
・・・・・・温度差がすごい。
ワタシの名は「メテム」。
ソリューション・ナイン最大のエンターテインメント集団、アルカディア・ソサエティの経営戦略担当だ。
我々は「アルカディア」と呼ばれる闘技ショーを開催していてね。
その次期スター候補として、キミをスカウトしたいのだよ!
次期スター候補?
実をいうと、諸事情あってアルカディアは、しばらく休止を余儀なくされていたのだが・・・・・・このたび再開する運びになったのさ。
というのも、スフェーン様の崩御(ほうぎょ)により、市民たちは心の拠り所を失い、悲しみにくれているだろう?
この現状を娯楽の喜びによって、少しでも低減させたいのだよ。
悲しみに対して喜びをぶつける作戦ねー
そのためには、これまでどおりの試合を見せるだけでなく、新たな価値が・・・・・・新たなスターが必要なのだ!
聞けば、キミは機械兵たちが暴れたとき、仲間を率いて戦い、多くの市民を救ってくれたそうだね?
しかも、乱心した武王ゾラージャを斃したのもキミだとか・・・・・・。
たおしたって難しい方の感じ使うタイプですかこの人。
とりあえず事実は事実なので頷いておこう。
おお、やはり・・・・・・!
我らがアルカディア・ソサエティのオーナーは、そんなキミを次代のスターに指名したのさ!
期待の新星が、ソサエティが誇る闘士たちに挑み、統一王者の称号たる「至天の座」を目指す・・・・・・。
盛り上がること間違いなしだよ!
もちろん、豪華な報酬も用意している!
豪華な報酬とはわかってるじゃないか。
ソリューション・ナイン最高の職人たちが開発した、ゴージャスな装備品の数々を進呈させてもらうぞ!?
もし、挑戦の覚悟が決まったなら、この先にあるアルカディア・ソサエティの建物前にいる、「アルカディアの係員」を訪ねてくれたまえ!
それじゃあ、色よい返事を待ってるよ!
当たり前のように依頼されて当たり前のように受けてきたヒカセンだからこそ、今回も当たり前のようにアルカディアに挑戦するわけですよ。
簡易エーテライトから近いだけで褒めてさしあげようではないか。
さにすと様ですね、お待ちしておりました。
アルカディア・ソサエティの控室までご案内いたしましょう。
闘技ショーの詳細はぜひそちらにて・・・・・・。
言われるがままに控室へと案内された。
メテム
ヤァヤァ、待っていたよ!
ここに来てくれたということは、アルカディアに挑戦してくれるんだね・・・・・・!
さにすと、キミを歓迎しよう!それでは・・・・・・
とりあえずの歓迎モードに毎度毎度嬉しく思う自分もいる。
詳細の話を聞く前に目の前にある大きな扉が開き、チャラついた人が3人近づいてきた。
不敵なヘイザ・アロ族
ふーん、たしかに強そうだけど・・・・・・
生身のままなら、話にならないよ。
相応の魂で強化してこないと、さ・・・・・・。
生身とか魂で強化とか何言ってんのこいつ?
アタシに会いにきてくれること・・・・・・楽しみにしてるよー☆
なんだこいつ、キツぅ
へっ、雑魚が・・・・・・!
俺様のもとまで上がってきたら、ぶっ飛ばしてやるぜ。
こいつもキツぅ、もう敵対されてんじゃん
各々言いたいことはまず分かったから自分たちの説明をしてください。
って言おうとしたら踵を翻し扉の向こうへと去っていった。
なに?好きなこと言ってさようならって?どういうこと!?
メテム
彼女たちは、これからキミが闘うことになる闘士だよ。
挑戦者の顔を見に来ただけだから、気にしないでくれたまえ。
気にするよ!
なにもわかんないうちから挑発されてさ!
邪魔が入ったが、改めて説明しておこう。
アルカディアとは、優れた戦闘技能を誇る闘士たちが競い合い、最強の王者を決めるという闘技ショーだ。
コロセウム的なやつだな。
勝ち負けがわかりやすい競技は好きだよ。
国民的な人気を誇る娯楽でもあるからね。
キミが挑戦者として参戦し、次代のスターとなってくれたら、アレクサンドリアの皆も喜ぶはずさ。
さて、アルカディアには、大きくわけて3つの階級が存在していてね。
ライトヘビー級、クルーザー級、ヘビー級だ。
ちょっと調べてみた。
ボクシングにおける階級はこんな感じみたい。
それらをすべて制覇し「至天の座」を・・・・・・つまり、統一王者を目指すことが最終目標となる。
えーっと、つまりはパッチ7.01~パッチ7.2までの間に10kgくらいは増量しとかないといけないってコト!?
新人であるキミがまず挑むのは、ライトヘビー級・・・・・・。
ここにランクされている3名の闘士を打ち破り、ライトヘビー級王者となるのが、当面の目標だ。
この世界のルールはちょっと違うんかな。
ライトヘビー級王者になったら次のクルーザー級に行ける権利が発生して、クルーザー級の王者になったらヘビー級に挑戦できるっていう流れなんだろうね。
オー・マイ・ガッシュ!
大事なことを言い忘れてた・・・・・・!
アルカディアでは、独自に強力な魔物の魂を保管していてね。
闘士たちは皆、それらの魂をレギュレーターで注入して戦うんだ。
それも、肉体が変貌を遂げるほどね・・・・・・。
そういえばヴァンガードの3ボスとか肉体変貌しすぎてたもんね、さすがに思い出したよ。
階級の名称も、注入する「魂のグレード」に準拠しているんだが、まあ、人を超越した存在に変異していると考えてくれればいい。
なるほどな、体重じゃなくて注入する魂のグレードで階級が割り振られているわけか。
一方でキミは、レギュレーターを遣わないと聞いている。
ゾラージャたちに襲撃されたときも生身で戦って、機械兵相手に大活躍したそうじゃないか!
言ってないし、あの時とは事情が違います。
今もう一回聞いてくれ!使うって答えるよ!!!
心意気は大いに結構だが、片やレギュレーターで強化され、片や生身では、あまりにアンフェアというもの・・・・・・そこでワタシから提案がある。
我々は、魔物の魂のほかに、かつてここで戦っていた歴代の闘士たちの魂も回収し、保管していてね。
その魂を、助っ人として実体化しようじゃないか。
もちろん、かつての闘士を再現しただけでは連携も難しかろう。
だからキミの記憶から、共闘しやすい姿や技能の情報を読み取り、最適な存在として形作らせてもらうよ!
永久人のように?
おっと、こっちでも反応しておかないとな。
永久人というのが何かは知らないが・・・・・・パーフェクトなものじゃないし、死者を蘇らせるわけでもない。
あくまで一時的に再現しただけの存在さ。
ともかく、そうして実体化させた、7人の闘士たちを仲間として率いて戦ってくれたまえ。
きっとフェアな勝負となるはずだ・・・・・・どうかね?
なるほどな、強化された1人VS強化してない8人の闘いってことね。
それってほんまに公平なん?
そこまでして闘う意味ってなんなん?w
魂を利用した興行には反対だ。
反対のスタンスを取ってみるか。
なるほど・・・・・・障壁の外から来たキミが、魂の利用に忌避感を抱いていることは知っている。
それでは、こうしよう!
キミが勝ち進んでいったら、仲間として戦った闘士たちの魂を解放していこう!
次代のスターとなるキミは、アルカディアのシステムの変革者・・・・・・いわば、外から来たゲームチェンジャーだ!
ここ全然意味わからん。
どういうことや?一緒に戦った7人の魂を解放するってこと?
それこっち側にメリットあるん?
どうだ、悪くない条件だと思うが・・・・・・?
アルカディアのさらなる詳細は、キミが勝ち進んでから教えよう。
初戦で負けるようでは、どのみちお払い箱だろうね。
急に期待しなくなったじゃん。
反対側のスタンスに立ったからちょっとイライラしてるんか?
まあこのままじゃ話が進まないから、メテムさんの言うとおりにとりあえず初戦で実力を披露してやろう。
これでめでたく、キミはアルカディアの挑戦者だ。
試合を臨む心構えができたら、ワタシに声をかけてくれ。
あいあい、まあよろしく頼むよ!