【FF14】「炎を纏いし創造生物」万魔殿パンデモニウム辺獄編ストーリー

クエスト名
「炎を纏いし創造生物」


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テミス

さて、ヒッポカムポスの封印に成功したのは幸いだが・・・・・・。内部で、獄卒たちの姿を確認できなかったのは気がかりだね。


エリクトニオス

「辺獄」の獄卒長は慎重な人だ。まずは態勢を立て直すことを優先させて、獄卒をみな、奥へと誘導したのかもしれないな。


テミス

・・・・・・慎重な人、か。エリクトニオス、獄卒長のことをもう少し教えてくれないか?各層にひとりずついて、「檻」の魔法を使えることは聞いたが。


エリクトニオス

「辺獄」を率いる獄卒長は、ヘスペロスという。創造生物はもちろん、俺たち獄卒の適性まで把握して、的確な人員配置や、冷静な判断をくだせる有能な方だよ。
魔法が不得手な俺のことも、随分と気にかけてくれた・・・・・・。部下の俺が言うのもなんだが、性格のできた人格者さ。
獄卒長は、「檻」の魔法だけではなく、創造魔法でパンデモニウム内の環境に干渉することもできる。彼の誘導があれば、獄卒も安全に退避できるだろう。


テミス

環境に干渉することまで・・・・・・。水路にいたからこそ、ヒッポカムポスは力を発揮できたが、周辺を、砂漠にでも創り変えれば、より簡単に制圧できたはずだ。
それほどの力があるなら、たしかに、態勢の立て直しは難しくないだろう。できるだけ早期に、獄卒長と合流したいところだね。


エリクトニオス

ならば、「辺獄」の最下層に向かうべきだろう。あそこは、隣接する「煉獄」層に向かう連絡通路がある。
創造生物を避けるなら、「煉獄」に入るのが一番安全だろうからな。それに、獄卒長がほかの場所に潜んでいたとしても、最下層までの道中で、合流できるかもしれない。


テミス

奥深くまで進む危険を冒すだけの価値はあるということだね。最悪の場合でも、「煉獄」より先の状況確認や、応援の要請はできるか・・・・・・。


エリクトニオス

ただし問題もある・・・・・・。「煉獄」へと向かうには、長い回廊を通る必要があるんだが、そこには・・・・・・おそらく「フェネクス」が待ち構えているだろう。


テミス

フェネクス・・・・・・聞いたことがある。たしか、「不死鳥」のイデアに至る過程で生まれた、全身に炎をまとった魔鳥だね。
不死鳥のイデア、その名もフェニックス・・・・・・。大いなる治癒の力を持ち、その炎が燃え尽きることはないという。我々が想像しうる原生生物の中でも、最上位の存在さ。
それだけに・・・・・・当代の「ラハブレア」が、フェニックスの創造魔法を結実させるまで、数多の失敗があった。
かつて、幻想生物のイデアを作ることに長けた様々な研究者が、それぞれの解法で、不死鳥の誕生に挑んだんだ。そのひとつが、「フェネクス」さ。


エリクトニオス

けど、フェネクスも、不死鳥と呼べる存在ではなかった。そして、見るものすべてを燃やし尽くそうとする凶暴な性質から、最終的に、パンデモニウムへと送られたんだ。


テミス

その後も、研究は続き・・・・・・幾星霜の果て、不死鳥を誕生させるのは不可能だと、殆どの者が諦めていた。唯一、ラハブレア院の者たちを除いてね。
そして、ラハブレアがフェニックスを生み出したと聞いたときは、その偉業に興奮し、全身が震えたものさ。ラハブレア院の下部組織に属する君も、そうだったろう?


エリクトニオス

御名答・・・・・・と言いたいところだが、院の研究がどうなろうと、獄卒の仕事はあまり関係なくてね。ラハブレアの偉業を聞いてどう思ったかは・・・・・・忘れてしまったよ。
・・・・・・とにかく今は、フェネクスのことを考えないと。最初に異変が起きたとき、混乱の中で俺はヤツを見かけた。炎の如き尾羽が、回廊の方に向かっていくのをな。
フェネクスは、きっと今もあの周辺を彷徨っている。出くわさずに回廊を抜けられれば、それに越したことはないが・・・・・・。辺獄で最も厄介なヤツを封印できれば、今後が有利になるはずだ。


テミス

ああ、私もその提案に賛成だよ。相手が炎を操るならば、回廊を彷徨っているのは好都合だ。ヒッポカムポスのように、周囲の環境を利用できないだろうからね。

 







エリクトニオス

こ、これは!?


テミス

今のは・・・・・・黒幕が、空間を作り変えたんだ。おそらくはフェネクスが、最大限の力を発揮できる環境に・・・・・・。


エリクトニオス

空間を・・・・・・作り変える・・・・・・それができるのは・・・・・・。


テミス

・・・・・・まずは目の前の脅威、フェネクスへの対処だ。すべては、あの空間でやつを封印してから確認しよう。
―テミス
ともかく、今は眼前の戦闘に集中しよう。あの空間は、フェネクスが最大限の力を発揮できる環境のはず。どうか気をつけて。
―エリクトニオス
・・・・・・フェネクスを、頼んだ。



エリクトニオス

フェネクスは無事に封印できた・・・・・・!あとは、この空間の・・・・・・。


テミス

創造魔法を用いて、回廊の環境を作り変えたんだ。そんなことができる権限を持つということは・・・・・・。
いや、それは本人に聞くべきだな。そこに、いるんだろう・・・・・・?


ヘスペロス

ああ、憎い・・・・・・憎らしい・・・・・・。
ただの侵入者ではないと思ってはいたが、「檻」も出現させることすら可能な術士がいたとはな。
フェネクスも、所詮は「失敗作」か・・・・・・。戦いやすい空間へと、環境を作り変えてやったというのに、使い魔程度のエーテルしか持たぬ相手に、ひどい体たらくだ。


テミス

ついに黒幕のお出ましだが・・・・・・。どうやら、嫌な予感が当たったようだ。


エリクトニオス

・・・・・・獄卒長、ヘスペロス!あんたが、パンデモニウムに対する攻撃を指揮していたのか!?


テミス

パンデモニウムは、それそのものが絶対の織という概念だ。そのイデアに手を出し、内部環境を改変することができるのは、獄卒長級の幹部のみだとは思っていたが・・・・・・。


エリクトニオス

本当に、あんたなのか!?ならば、何故こんなことを・・・・・・それに、その姿はいったい?


ヘスペロス

・・・・・・エリクトニオス、愚かしくも質問を口にするだけか。この状況と私の姿から、推察のひとつやふたつ、導き出してみてはどうだ。
その浅はかさ、やはりお前はいつまでも落ちこぼれだな。まったく、「ラハブレア」様とは似ても似つかぬ・・・・・・。


エリクトニオス

・・・・・・あんたが、ヘスペロス獄卒長なのは、間違いないらしい。だが、内面はずいぶんと変貌してしまったようだな。
俺の知るヘスペロス獄卒長は、フェネクスはもちろん、どんな創造生物にも慈しみをもって接していた。その優しさは、俺たち獄卒相手にも・・・・・・。
なあ、それがあんたの本性なのか!?こんなことをするために、俺たちを欺いていたのか!?


ヘスペロス

湖上の上澄みだけを見て、水底まで覗き込むことをしない・・・・・・。それこそ、お前が浅慮たる証だよ。
肉体がどう変容しようと、この心にいっさいの淀みはない。私は、落ちこぼれのお前がいつもいつも、憎らしかった。
「ラハブレア」様の息子でありながら、ろくな魔法も使えぬ、能無しのお前がなあ!!


エリクトニオス

ラハブレアがなんだ・・・・・・、あんなヤツのことなんか・・・・・・・・・・・・!


ヘスペロス

お前、ごときが・・・・・・あの御方の名を捨て呼ぶなッ・・・・・・!
愚か者にもわかるように、教えてやろう。私は、もはや「人」などという不完全な存在ではない・・・・・・。
創造生物との融合により、半神、すなわち「ヘーミテオス」へと昇華を果たしたのだ!
いまの私が最も、あの御方の役にたてる・・・・・・。そのために・・・・・・。
お前たちには、私の「檻」に入っていてもらおう・・・・・・!


テミス

させないよ・・・・・・!
・・・・・・君が、浅はかな愚か者と罵ったエリクトニオスは、ただまっすぐに己が務めを果たそうとしてきた。
だからこそ、彼は「鎖」に加え、「檻」の魔法についても正確に術式を把握していた。その彼から教えを受ければ、術を破るのも容易いことさ・・・・・・!
Sunny、一度退いて態勢を立て直そう。ヘスペロスという男・・・・・・尋常ではない力を感じる。連戦で挑んでいい相手ではない。





ヘスペロス

・・・・・・「檻」の魔法を再現したばかりか、打ち破ってみせた術士、そして、フェネクスを圧倒してみせた使い魔か・・・・・・。やはり、警戒の必要があるようだ。
しかし・・・・・・焦る必要はない。彼らの目的が、創造生物の再封印と同胞の読解にある以上、私はただ、辺獄の最奥で待ち構えていればよいことだけのこと。
・・・・・・待ってるぞ、エリクトニオス。落ちこぼれのお前にも、まだ利用価値はあるのだか。





―エリクトニオス
・・・・・・・・・・・・。


テミス

まったく、今回は嫌な予想がことごとく現実になる。・・・・・・まさか本当に、獄卒長が黒幕だったとは。
どうもヘスペロスは、エリクトニオスを憎悪しているらしい。それに、今の自分が一番ラハブレアの役に立てるのだと、そう言っていたが。
・・・・・・エリクトニオスは、外に出てから、ずっとああして立ち尽くしているよ。黒幕の正体はじめ・・・・・・相当な衝撃を受けたことだろうしね。

 




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