はい、こんにちは。
サブタイトル「ン・モゥ族のお宝」
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【前回までのあらすじ】
【ストーリー】
3つ目のお宝「石の杖」を探す道中、ミンフィリアの思いの丈を知ったさにすと。
自分は何のために生まれたのか、なぜ光の加護を持って生まれたのか。その答えは簡単には出ないだろう。
ウィド=ラドの元へ戻ると、うなされている。
先ほどのティターニアの声が聞こえていたらしい。
どういう原理で放たれた声なのだろうか。
エーテルを有する物質すべてに問いかけた声なのだろうか。
ひとまずウィド=ラドにインビジブルインクを渡す。
ふむ、今回聞こえた声の原因を彼が教えてくれた。
普通はどんな生き物でも罪喰いになれば知性を失う。テスリーンもそうだった。
だが、ティターニアレベルとなると、本能だけが半端に残り、「遊びたい」やら「ここから出して」など、強い執念が隙間から漏れ出して、誰かに訴えかけているのだという。
ふむふむ、大罪喰いはまた違う感性を持っているということなのだろうか。
今回のティターニアの声についてのさにすとの予想が悉く外れたのでしょんぼりしていると、長老からの結果発表の報せが届く。
3人のン・モゥ族と取引を行ったさにすと。ウリエンジェやサンクレッド、ミンフィリアもそれぞれン・モゥ族との取引を行った。
その結果、「石の杖」を持って行ってもよいという結論に至った。
先ほどのようにティターニアの声が時々聞こえると、イル・メグに住む民たちも永久に放っておくこともできまい。
そして、ピクシー族・フーア族がすでにお宝を渡しているという実績も後押ししての結論となったらしい。
さて3つ目のお宝を手に入れ、残すところあと1つ。
長老はティターニア討伐に対して注意喚起する。
今は大罪喰いになっているとはいえ、これまでは妖精王として水や樹や風などあらゆる自然の王と結ぶ祝福を授けられた身。
そして光の氾濫によってやってきた大罪喰いの討伐をしているほどの力も有している。
ありがとう、長老。
少しばかり強敵かもしれないけど、私を甘く見ている。心配無用だ。
ン・モゥ族に別れを告げ、最後のお宝「水晶の靴」をゲットするために、アマロの集落「ヴォレクドルフ」へ向かう。
ここヴォレクトルフに住むアマロは「先祖返り」と呼ばれる特別なアマロたちで、人語を話すことができるという。
チョコボはそんな特性なかったぞ!
まずは、ヴォレクドルフの代表「セト」に声をかけることにした。
一際大きなアマロがいたので、長老に言われた通り「セト」と呼んでみる。
すると目を覚ましてくれたようで、
セトはティターニアの怨念深さを理解しているのか、倒したら呪われるかもしれないと、門前払いを受ける。
サンクレッドが呼びかけるも、セトは応じない。
ふむ、拒否反応を示してくれるともうちょっとやり方があるんだが、まったく受け入れてくれないとなるとどうしたものか。
セトの説得は後回しにして、ここは先祖返りの特別なアマロがいる場所。
言葉が通じるのであれば、交流をしてみよう。
まずは警戒心を解くために、アマロをなでてやることにした。
イル・メグに人が訪れること自体久方ぶりだということは、ン・モゥ族の里でも感じたことだ。
久々に撫でてもらったことでとても喜んでいる様子。
「リスバ」のご主人様はフッブート王国の誉れ高き騎士。
立派ではあったものの、罪喰いによってこの世を去っている。
未だその騎士のことを尊敬しているらしく、慈悲深い一面を持っていることが窺える。
次に「エオ=アン」をなでる。
彼女はアマロの起源を教えてくれた。
アマロは、ロンカ帝国の魔法使いが、ヒトの友達にするために魔法で知恵を与えた生き物。
ロンカ帝国が滅び、知恵を持つ個体は減少傾向にあるが、まれに「先祖返り」個体が生まれ、その個体がヒトと関わって100年生きれば、人語を理解できるようになるらしい。
なんだか「瑞獣」もそんな感じじゃなかったっけか。彼らは1000年だっけか?
次に「ニンバス」をなでる。
ヴォレクトルフに住むアマロは、妖精王との契約が成り立っているらしい。
つまり闇営業はできないということか。
ただ3匹のアマロをなでてみたものの、物理的な距離感は感じなかった。
とても人懐っこいアマロばかりで驚いた、というのが正直なところ。
セトを含め、アマロは人に対して好意的であるが故に、ティターニアと戦うという危険な行為を侵そうとしているヒトを止めるのだという。
なるほど。確かに「妖精王」と言われるくらいだから、それなりに強いということだよな。じゃあ心配するのも無理はない。
ただ自分たちの実力も測らずにそういうことを言われるとちょっとムッとしちゃうなぁ。
ウリエンジェからセトと一対一で対話することを指示された。
想っていることを伝えたほうがいいし、セトが何を想っているのかもう少し知る必要もある。
フッブート王国が滅亡してからというもの、罪喰いと相対するヒトを見てきたからこそ、セトは大きく心配してくれている。
そんな必要はないんだよと自信を持って応えてあげることが、対話に繋がる一歩だと感じる。
第2章「運命はまた廻る⑩」へ続く。
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