はい、こんにちは。
サブタイトル「大罪喰い」
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【前回までのあらすじ】
【ストーリー】
カイ・シルを庇ったことでユールモアに留まれなくなったさにすととアルフィノだったが、成すべきことのために一路クリスタリウムへ戻る。
アム・アレーンでの罪喰いによる惨状とユールモアの罪喰いと共存する実情。
ノルヴラントの裏と表を垣間見たようで、この世界の問題の根深さを物語っている。
さて、この調査を踏まえて水晶公と話し合い。
独自の調査で、罪喰いたちの集団を束ねる上位の個体「大罪喰い」の数が限られていることが判明したらしい。
そして大罪喰いを退けることで、大罪喰いが牛耳る一帯の危険が去っていくと分析。
簡単な話、レイクランドを支配する大罪喰いを倒せば罪喰いたちはレイクランドでの活動を諦める、ということ。
アルフィノの言う通り、罪喰いを操り統治体制を築いているドン・ヴァウスリーは黙ってはいないはず。
そこをけん制しつつ、各地の大罪喰いを倒すことがひとまずの目標とすべきだと水晶公。
そして大罪喰いの討伐は、ひいては第八霊災の原因である世界統合を防ぐ一手になるのではないかと分析している。
本当にそれで防げるのだろうか?という問いに対し、水晶公は丁寧に回答してくれた。
世界統合と霊災のお話。
世界は原初世界と13の鏡像世界に分かたれている。
13の鏡像世界は、原初世界と互いに干渉しあう存在。
つまり、ある鏡像世界で特定の属性の力が高まれば、原初世界は影響を受ける。
その属性が氷属性なら原初世界では大寒波、水属性なら大海嘯といった形だ。
その途中に世界を隔てる壁に割れ目が生じたら、鏡像世界が有していた偏った属性が全て原初世界に流れ込み、影響を与えていた災害を助長する。
大海嘯が大陸を呑み込む大規模のモノに変化することは言うまでもない。
その現象をまさに「霊災」と称す。
世界を隔てる壁に割れ目を起こす行為はアシエンたちが言う「次元圧壊」に相当するものだろうか。
霊災が起これば鏡像世界の1つは原初世界に統合される。つまり第七霊災まで終わっている今、7つの鏡像世界が原初世界に統合されたことを意味する。
これが世界統合の真実か。
図で行くと・・・・・・
① 第一霊災 → 風属性
② 第二霊災 → 雷属性
③ 第三霊災 → 火属性
④ 第四霊災 → 土属性
⑤ 第五霊災 → 氷属性
⑥ 第六霊災 → 水属性
⑦ 第七霊災 → 闇属性
そして今いる第一世界は、光属性が強い。
第八霊災は光属性の暴走によってもたらされるという点についても納得がいく。
その光属性を高めているのが、件の「罪喰い」となる。
罪喰いの中でも強力な光を集める個体である大罪喰いを討伐することで、光属性が緩和され、第一世界の属性バランスが正常に戻り、光の氾濫は終息。
次元圧壊による属性流出の心配もなくなり、第八霊災を防げるといったロジック。
確かに言いたいことはよくわかるし、なんとなく理解もできた。
少しだけこの世界を救う光明が見えてきた感じだろうか。
ただ問題の大罪喰いはなかなか姿を現さない存在であることも判明しているらしい。
つまりは探して倒すにはある程度前準備が必要になるということかな。
ライナが話に乱入してきた。
タイミングええもんやな。
内容は「ホルミンスターの地が罪喰いに襲撃されている」とのこと。
しかも、村が全滅するレベルの数。
水晶公は罪喰いたちがクリスタリウムまで渡ってこないよう厳戒態勢を敷くように指示。
冷静だな。いいよその判断。
さにすとのすべきことは当然決まってるよな!
クリスタリウムから北へ進んだところにホルミンスターはある。
さて到着。
この門の先に大量の罪喰い、そして大罪喰いも存在していると見ている。
ん?発見しにくいって割にはすごくグッドタイミングで現れるんやな。
うまくいきすぎてるぞ。罠か!?
とはいえ、ここで引き返すわけにはいかないので、ホルミンスターを奪還すべく、突入作戦だ!!
大罪喰いの倒し方についてはなんやら議論していたけど、策があるらしいから、ま、いっか。
大量の罪喰い。逃げまどう住民。焼き尽くされた住居・・・・・・。
得体の知れぬ俗物に襲われている惨状を始めて目の当たりにした。
罪喰いはなぜホルミンスターを襲撃地に選んだのか。
憎きクリスタリウムに近い集落で、簡単に堕ちそうだからかな。
紫黒のキャップで「フォーギヴン・ディソナンス」と対峙。
家畜市広場で「フォーギヴン・テスリーン」と対峙。
マナーハウスの前庭にて、大罪喰い「フィリア」と対峙。
◇大罪喰い「フィリア」◇
元は「責苦の監獄」に収監されていたエルフ族の囚人。四肢の鉄鎖はその名残。
強い絆で結ばれた郷村を襲い人々を喰らったことから「フィリア(隣人愛)」と呼ばれる。
カード:フィリアより抜粋。
無事討伐に成功する。
討伐したことで、フィリアから大量の光が放出。
凡人がその光を浴びると、新たな大罪喰いとなる。が、ヒカセンであるさにすとは違う。
特殊バフ「光の加護」をもってすると、その大量の光を相殺できるのだという。
さにすとがこの世界に呼ばれた最大の理由はここ。
光を浴びても罪喰い化することはない。
100年の歴史に終止符を打つ「闇の戦士」の誕生だ!!
フィリアから放出された光を吸収すると、レイクランド一帯は100年間取り戻すことのできなかった「闇」を取り戻した。
しかし、取り戻せたのはフィリアが牛耳っていたレイクランド一帯のみ。
第一世界での冒険の意味。
それは各地の大罪喰いを討伐し、この世界に闇を取り戻すことであった。
アリゼーが率直な疑問を投げる。
こういう忌憚ない意見を言えるアリゼーは素敵だな。
しかし水晶公の回答はモヤっとする。
平和をもたらすため?救われて欲しい未来の人のため?
そこまで自らを、世界を犠牲にして得られる幸福は、この世界のためになるのだろうか。
第1章「闇の戦士⑫」へ続く。
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