今回はパッチ2.5で実装されたメインIDの黙約の塔にスポットを当ててストーリー分析をしてみたいと思います。
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【ID解放条件】
クエスト名:黙約の塔へ
場所:モードゥナ 石の家 タタル
受注条件:メインクエスト「押収された武器」をコンプリートしている。
【ストーリー】
クリスタルブレイブの依頼を終え、武具商人の闇取引現場を押さえたヒカセン。
リオルから何やらユユハセたちが怪しい行動をしていると目を光らせている情報を手に入れたが、とりあえず一段落したので、石の家に帰ってみる。
石の家に着くと、イシュガルドからの客が来ているとタタルから聞く。
暁の間には女騎士ルキアの姿があった。
昨晩クルザスのアドネール占星台よりイシュガルド教皇庁に対し緊急警告が発せられた。
内容は「竜星の異常な輝きを観測した」というもの。
この竜星というのは北天に輝く星のひとつで、ドラゴン族の中でも上位の存在が一族に発する号令「竜の咆哮」を発した時に輝きを増すと言われている。
15年前、銀泪湖上空戦で幻龍ミドガルズオルムが姿を現した時も異常発光が観測されていたことから、今回も高位の竜による一族への号令であると考えられる。
教皇庁の見解では昨晩の龍の咆哮は幻龍ミドガルズオルムから発せられたものではないかとしている。
ただミドガルズオルムは先ほど言った銀泪湖上空戦で大艦隊アグリウスと交戦し、相討ちで銀泪湖に沈んだのではないか。
それを踏まえてルキアから、イシュガルドからの依頼は「黙約の塔の調査且つミドガルズオルムの生死のチェック」という大仕事。
そもそも大艦隊と一緒に沈んだ竜が15年経っていまでも息をしているとは到底思えないんだよなあ。
イシュガルド目線ではまだ生きているという判断。
この竜の咆哮は一族への大号令ゆえに、大規模な進軍開始の合図なのだともいう。
ともあれ、竜の専門であるイシュガルド側がそう言っているのであれば一度調査してみる価値があるかもしれない。
ひとまず沿岸で監視を続けているドマの民に現在の様子について話を聞くことにした。
現状黙約の塔に出入りしているというと、カストルム・セントリから帝国軍の小型飛空艇が時折出入りしているくらいで、特に異常はないという。
エオルゼアの残留する部隊への支給品が帝国本国から届かないため、アグリウスの残骸から物資を回収し、やりくりしているらしい。
帝国兵は帝国兵で結構大変なんだなw
小舟で近くまで行ってそこから上ることにしました!
マップ分解。
小舟から降り、低層を進むと崩れた構造体でアインハンダーと戦う。中層に上り、帝国兵から鍵を奪い帝国軍仮設作業場を進むと、浮行ガス充填区で魔導ガンシップと戦う。高層に上り、幻龍の背を渡りながら黙約の広間へと着き、ミドガルズオルムと対話する。
塔の頂上でミドガルズオルムの声を超える力で聞く。
今回北天の星を燃やす咆哮を上げたのはミドガルズオルムではなく一族のドラゴン。
進軍を告げる鬨の声だという。
向かう先はイシュガルド。
報復とは・・・?どういうことだ?
イシュガルドの民は罪から目を背けた?
ドラゴンとイシュガルドとの戦いの背景にはなにやらヒカセンの知っている事情だけではなさそうである。
ハイデリンがヒカセンを助ける。
この光によりミドガルズオルムはヒカセンへの見方を変え、ヒカセンを試してくる。
これまで導いたクリスタルを竜の爪で封じられた。
ん?竜の爪無くとも光の加護が消え失せていた・・・?
どういうことだろうか。
ミニチュアミドガルズオルムが監視役としてこれからの旅に付き添ってくるのだという。
光の加護を失ったヒカセンが、これからどういう形で運命を拓いていくのか、測ろうというのだ。
原初の龍との対話を終え、ヒカセンは石の家へと戻る。
石の家に帰るとアルフィノが心配そうにこちらを見る。
確かに悠久の時を生きるのであれば15年なんて一瞬なんだろうな。
人間なら中学3年生でしょ?あっというま・・・ではないかw
アルフィノが純粋な疑問を抱く。
確かにそうだな。
進軍告げる鬨の声が発せられたということは、間もなくドラゴン族はイシュガルドへ到着し、戦いが始まるということだ。
ここで素直にミドガルズオルムとの会話をイシュガルド側へ伝えると、これまで聞いていた内容と違い、ヒカセンを異端者だとみられる危険性も多分に含まれる。
ここはアルフィノに報告は任せて、ヒカセンはだんまりを決め込む。
と、ミンフィリアが鋭く突っ込んでくる。
エーテルの変化を感じる、と。
案ずるでない。
幻龍との勝負をしているまでだ。
創世神話によれば、ミドガルズオルムは水の理とともに現出したと言われている。
そして時神アルジクと星神ニメーヤが魔力の源泉たる銀泪湖を護るように命じた、と言い伝えられている。
この伝わってきた神話自体が、そもそもミドガルズオルムとハイデリンとの契約の前提があるとするならば・・・。
幻龍の言っていたことが真実であるかもしれない・・・。
変な憶測をしていても始まらないから今は考えないようにする。
アルフィノの報告が終わってそうなのでルキアに顔を出しに行く。
教皇庁の予想は外れたものの、幻龍が生きているという事実と、七大天竜の1頭が咆哮を発したという予想は合っていた。
エオルゼアには2頭の七大天竜がいるらしい。今回はどちらの咆哮か。
いずれにせよイシュガルド本国はしっかりとした防備が必要だ。
そこは千年戦ってきたイシュガルド側に任せて、自分たちは今できることをやろう。
なんでも、千年にも及ぶこの果てなき竜詩戦争の中で皇都イシュガルドの内部にまで侵入を許したことはただの一度もないという。
百戦錬磨の城塞都市がどういう戦いをするのか、今は見守り、いざというときに動ける準備をしておこうと思う。
【ボス紹介】
1ボス アインハンダー(Einhander)
一本腕。スクエニが作ったシューティングゲームのタイトル。
黙約の塔を巣として利用していた怪鳥。有翼綱の魔物としては知性が極めて高く、癒着した2本の足を1本の手のように用いて、帝国軍が残していった兵器類を持ち上げ、狩りに利用していたという報告もある。
2ボス 魔導ガンシップ(Magitek Gunship)
3ボス ミドガルズオルム(Midgardsormr)
北欧神話に登場する毒蛇の怪物。別名「ヨルムンガンド」
全てのドラゴン族の始祖とされる存在。
さにすとのひとこと
パッチ2.Xシリーズ最終ダンジョン。
塔を登っていくというシンプルな構成。当時は2ボスがかなり難しかったような印象です。結構アトランダムに動き回るので、近接DPSたちが結構苦労するのと、それに加えて雑魚が2回もポップするという結構わちゃわちゃします。心なしかフィールドもせまめで大変だったと思います。
3ボスのドラゴンは1匹目は近寄せたらバフつくし、2匹目は遠く行ったらバフつく感じで最初めっちゃ硬いやん!!とか思いながら全滅を繰り返した印象です。
最後のダンジョンだったので当時は歯ごたえを感じながらプレイしていたと思います。
エキルレで黙約とアムダが当たったら少しがっかりしていたような印象もあります。
ストーリーは佳境で、ここからムーンブリダが・・・という重要な部分なので緊張感が非常に伝わってきますね。
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