メインストーリー分析シリーズ。
今回はパッチ4.5Part1「英雄の鎮魂歌」を分析してみたいと思います。
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【ここまでのあらすじ】
【ストーリー】
【クルル・マトーヤの協力】
皆が倒れてからアリゼーはウルダハの錬金術師ギルドやグリダニアの幻術士ギルドに奔走し協力を求めた。
が、手を尽くしても原因は不明のまま時間だけが過ぎる。
途方に暮れることなく前を向き続けてきたアリゼーも不安を隠せない様子。
おっと、そんな駒も残っていたな。
エウレカを研究していたクルルが一時的に駆けつけてくれた。
調査は佳境に入ってるんだけどな、大丈夫か?
アルフィノアリゼーの大学の先輩でもあるクルルは特殊な方法で場を和ます。
クルルに初めて出会ったときにも聞いていたが、その時はアルフィノが濁して聞けず終いだった。やはりアルフィノはアルフィノである。
不安な気持ちでいっぱいだったアリゼーに笑顔が戻る。
ファインプレーだクルル。
クルルは持ち前の治癒術で倒れた賢人を看てくれることになった。
しばらくして戻ってきたが、やはり結果は同じ。
そしてカヌエと同じく、「身体は元気だが、魂が抜けている」と言った。
報告書を読んだってことはクルルはこの現象は起きていない様子だなぁ。
タタルはどうなんだろう。すごく気になるな。
以前サンクレッドを探すときにシラディハ遺跡からエーテルを追って見つけ出すことができた。
同じ方法を使えば、今回も場所を突き止められるのではないか、と提案してきた。
さすがはエーテル学に長けている。
その通り。試せる術は全て試したい。
ただ、「水晶の目」が必要になるので、また隠居のおばあちゃんが孤独死していないか定期チェックに行かなければならないのか。
低地ドラヴァニアのマトーヤの洞窟へ急ぐ。
アリゼーはマトーヤ様に会うのは初めてか。
確か初めて訪れたときははヤシュトラとアルフィノだけだったな。中に入るといつも通りおばあちゃんお小言から始まる。
それに敏感に反応するアリゼー。コレコレ、おばあちゃんの小言は聞き流しなさいな?w
状況を説明する。
この時ばかりはマトーヤ様は真剣且つ心配の表情をしている。弟子への想いってやっぱり強いもんなんだな。
クルルの超える力を利用し、「水晶の目」を通して倒れた賢人の痕跡を探る。
クルルが非常に残念そうな顔で結果を報告する。
意思の痕跡がぷっつりと消えている。
肉体はあっても魂が完全にない状態だという。
ここは老婆が冷静な分析をする。
確かに長い間昏倒しているにも関わらず肉体に何ら変化がないということは、どこか別のところで活動できている可能性が考えられる。
何故昏睡したのか、何故魂がないのか。
謎がさらに増えたものの事実の確認ができたことは非常に大きい。
と、アラミゴのポンコツから通信が入ってきた。
なんでもアラミゴにマキシマ大使が亡命してきたらしい。
なぜ帝国兵が、亡命を・・・?
うん、無駄に年老いてないな、このおばあちゃん。
それぞれの立場で今できることをやってみよう!
マトーヤの使い魔ホウキが突然倒れる。マトーヤも様子のおかしさを身をもって感じているようで、マトーヤの洞窟の「魔法仕掛けのホウキ」の動きが弱く、すぐに魔法が切れてしまっている、と。
以前ウリエンジェとヤシュトラが言っていたことがドラヴァニアのこの地でも起きている。
何か嫌な予感がする。
こういうおばあちゃんキャラの嫌な予感は確実に当たるのがRPGの常なんだよなぁ。
とりあえずこの件についてはクルルとマトーヤに協力を仰ぎ、急ぎアラミゴへ向かう。
アリゼーはさらに凛々しい顔をしていた。
マトーヤと話ができたことが大きいらしく、言葉以外の雰囲気でマトーヤからのエールを受け取っていた。
いやはや、頑張らないといけないね!
さにすとのひとこと
人間のエーテルの流れを頼りに、クルルが調査に参加し、さらに発展させていく道中。エーテル学の権威マトーヤも弟子のヤシュトラの様子が気が気ではないらしく、調査に協力するも、思うような成果を得られない非常にもどかしい状態に陥っています。
その状態で次なる展開。
アラミゴへのマキシマ到着と次から次へと問題が積み重なる。次に何をやるべきか、考えがまとまらない状態でマトーヤからの一言。「自分のできることを順番にやれ」という言葉でアリゼーの背中を押す。
今までヒカセンが出会ってきたすべての人を巻き込んでいるところを見ると、やっぱ一時代が終わるんだなと感じますね。
2.5でも3.5でも出会った人がヒカセンと関わる。4.5シリーズもそうなっていくと思わせるような始まり方でしたね。
【マキシマの帰還】
アラミゴに着くや否やまっすぐ王宮へ向かう。中に入ると確かにマキシマ大使が療養していた。
まずは状況説明から。
・ドマを発ってほどなくして皇帝親衛軍の襲撃を受けた。
・「影の狩人」と名乗る者たちに救われた。
・アルフィノはその「影の狩人」とともにアシエンの追跡を続けることにした。
・マキシマたちは属州の一つで同志と合流し、避難することにした。
まあその疑問になるよな。
「影の狩人」はアシエンを討伐して回っている存在。
つまり目的を同じにする人物であることはわかった。
ザ・バーンからドマへ向かわずアラミゴへ亡命してきた理由はなぜなんだろう。
より西の属州のメンバーと合流したと考えるべきか。
地図を考えても明らかに距離の差がある。
帝国からの亡命者を受け入れることで帝国の情報を入手しようと考えたラウバーン。
傷ついたものを放っておくわけにはいかないって、スパイだったらどうするんだって話。
今回はヒカセンも知ってる人だったからよかったものの、そういうところやでアラミゴが支配された原因。
マキシマからの情報を整理。
・ドマ・アラミゴに続くべく解放活動をしていた属州民。相次ぐ反乱に業を煮やした軍部が新兵器を使い一夜にして粛清させた。
・いくつかの属州で駐留部隊が西に向けて移動を開始した。
つまりアラミゴへの再侵攻を準備している、ということだ。
しかし、つい先日ドマを解放したところなのにえらい行動が早いもんですなぁ。
またしてもアシエンが暗躍しているのでしょうね。
アラミゴとしても国境の防備が完全とはいい難く、時間が足りない様子。
もし侵攻してきた場合、ダメ元でも停戦交渉の使者を出し足止めしておかないととてもじゃないが再侵攻を許してしまう。
お前らは僕らがザ・バーンに行ったりしてるときに何をしてたんやって話。
また内乱が起きてそれどころじゃなかったとか言うんとちゃうやろなぁ。
君たちの護りたいものは一体なんなんやろか・・・?
さて、アリゼーとヒカセンはこのことをヒエンに伝えるべくドマ町人地へ・・・
またしても強烈な頭痛、声。
ただ、今はここで立ち止まるわけにはいかない。
ドマ町人地へ急ぐ!
さにすとのひとこと
次はアラミゴ側の動き。マキシマからアルフィノの安否を聞いたアリゼーはほっと一安心するものの、帝国がアラミゴへ向けて歩みを進めていることと新兵器を投入してきていることにまた懸念が募る。
様々な場所で動きを展開させることで、縦の軸だけでなく横の軸も見せているといった感じか。賢人たち・マキシマの帰還・ドマの防衛施策、これらを表現することで今の忙しさが表現できていると思います。
既存の情報に少しだけ新しいエッセンスを入れることでもストーリーの想像の幅が広がりますね!
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【青龍壁展開】
ドマ町人地へ向かうと、各地から使者たちが集まっていた。
東方連合の発足へ向けて順調とみてもよさそうだ。
やっぱりトップがしっかりしてると話が早く進むんよなぁ。
東方連合には、海賊衆、碧甲羅、アジムの遊牧民、ナグサの諸派とダルマスカの民が集まった。
ダルマスカに関しては先般粛清に遭った影響から組織としてまだ機能しておらず、ダルマスカとして立ち上がった時に正式に加入してもらう手筈となっている。
普通はそうだよな。
エオルゼア同盟軍にアラミゴが入った時はただラウバーンがアラミゴ代表って決まっただけで各地方には全くその気がないように思われた。
そんな簡単に組織に加入させるエオルゼア同盟軍には少し不安が走る。
ヒエンに帝国軍のことについての情報を共有する。
こちらにも各地の忍びから情報が入っており、認識しているのだという。
ほんと優秀かよ。ドマ好きになっちゃうなぁ。
ただ西方へ向かった情報があるとはいえ、ドマも防備が完璧なわけではない。
東方防衛の要であるザ・バーン上空の防壁について、これが完成しない限り上空からの侵攻を許してしまい安全ではなくなってしまう。
東の守護と題して「青龍壁」と名付けた。
みんな名づけるのほんと好きよねw
タイミングよくヒカセンが来た時にガーロンド社の技術者による発生器の設置が完了し、これから立ち合いを行う予定なのだという。
ガーロンド社も行動が早いねえ。
代表はポンコツなのにジェシーが優秀なのかな。
こんな機会滅多にないから起動実験に立ち会うべくザ・バーンへ向かう。
さっそくヒエンの号令とともに青龍壁を展開させる。
実験は見事成功。
飛空艇航路まで延ばすことができ封鎖が完了した。
これまたタイミングよく帝国の小型艇がこちらへ向かってくる。
しっかり弾きました。
小型艇から人が何かを抱えてこちらへ向かってくる。
アルフィノの姿を確認したアリゼーは走り出そうとする、が、ヒエンが止める。
それも当然で、青龍壁をまだ展開した状態なのでアリゼーが木端微塵になることを防いでくれたのだ。意外とファインプレー。
アルフィノを抱えてきた人物は、マキシマから話を聞いていた影の狩人のようだった。
先のアラミゴ王宮での魂の呼びかけはヒカセンやアリゼーではなく、アルフィノへ向けられたものだったのだ。
ということは、これまでの3回、アルフィノにもこの頭痛が来ていたと考えられる。
影の狩人はイケボで、特徴的な言い回しを展開する。
情景が蘇り、その人物が「ガイウス」であることが分かった。
魔導城での一件でガイウスは死んだと思われていた。
ガイウス自身も、裏切られかつ勝負に敗れたことから魔導城共々散る覚悟だったようだ。だが、結果的にはアシエンの策略ではあったものの、自分の下で忠義を尽くし死んでいった者への償いをするべきではないか、と。
ここでくたばるわけにはいかない。
首謀者であるアシエンを駆逐することが部下への弔いとなるだろう、と。
当時ガイウスを唆したラハブレアは蒼天聖戦の後トールダンに倒された。
だが、まだアシエンは暗躍し続けている。ここのセリフ回し、声、すべてにおいて震えるくらい良かったなぁ。
PVで何回も見たはずなのに、素晴らしいと感じてしまう。
もはや帝国での居場所を捨て、復讐者として活動するガイウスは敵ではなく目標が同じことを考えるとここで剣を交えるわけにはいかない。
さらにガイウスはアシエンについての情報を共有してくれた。
アシエンには赤き仮面とそれに従う下位の仮面の2層構造であることは知っての通り。
ただ、赤き仮面にも階級があり、「オリジナル」と「転生組」に分かれている。
最も脅威となるのはこの内に3体存在する「オリジナル」の個体。
「ラハブレア」「エリディブス」「エメトセルク」の3体。
ラハブレアは死に、残っているのは今まさに混沌の中心にいるエリディブスと初耳のエメトセルク。
ガイウスもこちらと同じ考えで、今帝国でゼノスの肉体を操っている存在はエリディブスと踏んでいる。
エリディブスは「調停者」として、この世界の光と闇の均衡を保つことを役目としている。
今帝国に力を貸しているということは光が闇を上回っている状態ということが分かる。このままヒカセンが強さを発揮し、光がいっぱいになり均衡が崩れた時、以前出会った闇の戦士の無の世界のようになるのだろうか。
また考えるべきことが増えたような気がする。
もう一つ情報。
属州の不変死について。
ある属州で一夜にして全滅した部隊に遭遇。死因を調べると「黒薔薇」であることが判明。
黒薔薇と言えば以前ガイウスが廃棄を指示した忌まわしき黒ガス兵器。アリゼーの心配もよくわかる。
次なる戦線に黒薔薇が投入されれば、大打撃になるのは目に見える。
さすがはガイウス&アルフィノ。
トップに立つ人間は人より一歩も二歩も先を見据えて行動しないといけない。
注目すべきは「誰」がそれを命令したのか。
命令書には「ゼノス・イェー・ガルヴァス」と書かれていた。
ゼノスが生きていることについてはマキシマやアサヒから聞いていたが、実際に死ぬ姿を目にしたヒカセンやヒエンにはにわかに信じがたいことであった。
話には聞いたもののどこかで「そんなはずはない」と考えていたことがここで一蹴された。
更にもう一つ。
その工場内では古代アラグ文明の技術である人造生命体の培養施設が存在していた。
その培養槽に入っていたのは・・・。「初代ソル帝の若き姿」
黒薔薇の投入や人造生命体の培養実験。
禁忌とされていることに手を出した帝国を放っておくわけにはいかないとガイウス。
人は誰しも道を踏み外すこともある。
その罪を背負いながらも前を向き走っている人物を否定することはできない。
形は違えどガイウスとは今後協力関係を結びたい気持ちがある。
長話をしてしまったが、アルフィノが昏倒しているんだった。
青龍壁の最終調整は技術者に任せ、一同ドマへ帰還する。
町人地に戻ると早速アルフィノの容態を確認してもらった。
聞くまでもないが、他の賢人たちと全く同じ症状。
アリゼーとしては複雑な気持ちだが、帝国領で勝手に死ぬリスクが拭われたのでひとまず安心している様子。
ここは前を向いて歩くだけだ!
青龍壁の展開は上々だったので、ヒエンにアラミゴへの軍事支援を要請する。
二つ返事でOK。
東方連合がエオルゼア同盟軍に合流することになった。
さにすとのひとこと
ドマに到着し、防衛策の肝である青龍壁の展開テストの様子を観察した一行。そこに一基の飛空艇が。中に入っていたのは影の狩人ガイウスとアルフィノ。
アラミゴで聴こえた声はアルフィノの魂への問いかけだったようだ。またもや被害者が出て状況はさらに混沌とする。
ヒエンのリーダーシップが発揮し、東方連合の話が順調に進んでいく様子を見ると、やっぱりアラミゴ側の対応の遅さが目立ってしまうなぁ。青龍壁も無事展開させることができ、東方の防衛は万端。
ひんがしの国もアラミゴと同じ最近解放されたことからアラミゴへの意識も深い。全面協力を申し出てくれて非常にたくましい存在だと感じますね。
【家族会議】
一方帝国領黒薔薇工場黒薔薇を再構築している帝国軍。
孫とお爺ちゃんの家族会話。
どっちが孫でどっちがお爺ちゃんだか・・・。ヴァリスは帝国側での犠牲者を少なくするため、毒ガス兵器を使用する。
ソル帝が言うように実に効率的。
ここでよくわからんことを言う。あちら側の「光の氾濫」とは、多分ヤミセンたちの世界の話だと思う。
それとこの世界での相乗効果・・・?
どういうことだ?
立ち去ろうとするソル帝をヴァリスが止める。
ヴァリスはソル帝の勝手な死について不満が溜まっている様子。絶対的皇帝が死んだことで後継者争いは激化。
帝国内で内乱状態となり帝国の崩壊危機と言われるまで崩れた。
ソル帝は跳ね除ける。
その内乱によって国内が混乱し、帝国を引っ掻き回すことが目的だった。
ソル帝が今こうして生きているのは体を量産したから。
以前アラミゴでクルルが囚われて人体実験みたいなのをさせられていたなぁ。
どういう意図でヴァリスはソル帝の複製をつくったのだろうか。
優秀な指導者として置いておくためか、あるいは・・・。
最後捨て台詞を残し、闇に消えていった。
さにすとのひとこと
黒薔薇の再構築、光の氾濫など重要ワードが飛び交っていた家族会議。
ここの家族会議の内容は非常に踏み込んだ内容となっていた。まだ情報が足り切っていない状態でさらに新しい情報を取り込む。またまた疑問点が増えてストーリー展開の幅を広くしてくる。
パッチ4.5のパート2がますます楽しみになるような取り組みだと思う。
【停戦交渉のあゆみ】
さて、場面をドマ町人地に戻す。
青龍壁の確認を終え、アラミゴへ向かうヒエン。
リセからの連絡によると、同盟軍はアラミゴ北東の国境地帯に本軍を築き、戦闘に備えているという。
情報共有のお時間。
アリゼーがアルフィノとガイウスについて説明する。
そして毒ガス兵器「黒薔薇」についても。
ガイウスは「しばらくは投入されることはない」と言っていたが、ここ最近の帝国の動きは早い。
可能性が少しでもあればその対応策は詰めておく必要がある。
その帝国にも動きがあった。進軍してくる帝国軍にアラミゴから停戦交渉を持ちかけたところ、ヴァリス自ら会談に応じるとの回答がきた。
先の和平交渉といい、結構フットワーク軽めな皇帝だな。
願ってもみない帝国軍トップとの会談。
帝国軍が示してきた会談の条件は
各国の代表・暁・ヒカセンの出席。
暁は今ララカス2人とアリゼーちゃんしかおらんのやで・・・。
「あたしが出席する!」じゃなくて、あなた、出ないといけないのよ、やで。
準備が整ったので、「ガレマール帝国軍天幕」へ向かう。
やっぱりウルダハの人は礼儀作法がなってないな。
まずは停戦交渉を受け入れてくれてありがとうだろ!!
ナナモがつらつらときれいごとを並べる。
そのきれいごとをあっさり一蹴。
「同盟」という名の下集まってはいるものの、蛮族や蛮神など自国優先の気持ちは強い。
何かしらのことが起きれば、決まってヒカセン含む冒険者をコキ使う。
形だけの同盟軍であることは外から見ていて否めない。
なぜお前が出席している。
ネームバリューが皆無ですよ、あなた。
一方だけ見ればそう感じる。
ただ、反逆行為によって死ぬ必要のない人が死んでいる事実からは目を背けてはいけない。
例えてみよう。
アラミゴで圧政に苦しんでいる人が100人いたとして、
アラミゴ人100人全員殺されること
と、
反逆行為を起こし帝国軍と戦闘になり、アラミゴ75人帝国75人がそれぞれ死ぬこと。
この場合アラミゴから見れば死者数は25人減。
だが帝国から見ると0人だった死者数が75人になってしまっている。
リセやラウバーンの言い分が正しいのであれば、帝国兵の75人は死んでもいいのだ、という理論に行きつく。
どちらが正しいというわけではないが、一方だけに固執して考えるともう一方の事実から目をそむけてしまう結果を生む。
学のないアラミゴ人共は黙っていような^^
この会談ではそれを理解していない者が好き勝手にしゃべりすぎ。
一方しか見ていないエオルゼア同盟軍の各代表は双方を見ているヴァリスに当然論破される。
圧倒的に勉強不足だ。
アイメリクも同じ。
結果として竜との融和を成し遂げたにせよ、邪竜ニーズヘッグの犠牲はドラゴン族にとっては多大な影響を及ぼす。
そもそも帝国自体が侵略から成りあがってきた国だということを忘れたかのような各国の言い分に冷静な顔をして見えるヴァリスも心は燃え滾る。
メルウィブ、余計な発言をするな。
侵略する側とされる側という関係性は「侵略」という事実に一生紐づくことである。
隙を見せるような顔をするな!
リムサは侵略国家であるのにも関わらず、侵略された側(コボルドやサハギン族)を考えていない。
カヌエ、この場で根拠のない無機物の話をするな?
蛮族たちは「蛮神」という神に縋る。
グリダニア民もまた「精霊」という神に縋っておきながらなぜそんな言い分が出てくるのか。
その顔・・・w
ここでいう蛮族とグリダニア民の違いは何か?
アリゼーの純粋無垢な気持ちが会談を落ち着かせる。
国主たちは「守るべき自国の民」を盾に、自分の言いたいことを言っているだけ。
そら帝国を率いる皇帝も同じ立場なのだから話がかみ合うはずがない。
この会談にいる皆、だれかを守るべき存在なのだから。
それにここでする話じゃない。
なぜ目の前で戦争が起きそうになっているのにも関わらず、過去のことに拘るのか。
本当に国主なのかと疑うまでに彼らを軽蔑する。
一度休憩を交えて、建設的な交渉ができるように期待する。
さにすとのひとこと
停戦交渉前半戦。それぞれの思惑が交差・・・しない。各国の帝国からの圧政を盾に次々と過去の遺恨を話し始める。この会談の意味はなんなのかをもう一度冷静に考えるべきではあるが、何十年と緊張状態が続く両社の間にとっては深い溝以外のものはなく、あふれ出てしまうんだろうなぁ。
後から振り返れば情けない会談内容だと各盟主は思うはずなんだけど、これほどまでに論破され続けると、論破されない理論を組み立てることを考えてしまう。負の連鎖と時間の無駄、これらが意味することは後半に消化できるのであろうか。
【続・停戦交渉】
前半戦に関しては時間の無駄としか言いようがない。
で、結局帝国が何を考えているか聞き出せてもいない。
「会談」と言っておきながら、帝国を全員で否定しているだけ。
数の暴力ほかならない。
これまでヒカセンは客観的な視線で、各国を見て回ったが、そのトップともなろう人間がこれほどまでに無能なのかとあきれてしまう。
それぞれの国が帝国に対し
「うちの国こうやって立ち上がってきたんやでぇ」
って自慢を発表しているだけではないか?
カヌエ、帝国側の話は聞かず意見を言っているのはどちらだ?
メルウィブ、落ち込むな。論点はそこじゃないだろ?
アイメリク、お前は若い。だから静観してろ。
ヒエン、侍魂引っ込めていつもの冷静な君に戻るんや。
ラウバーン、帝国の信念を聞いたか?
ナナモ、あくまで会談やぞ。意見交流会じゃないんやからな?
リセ、お前は帰れ。必要ないぞ?
アリゼーは大人になったなぁ。
これまでだったら「もう勝手にしてよ!」って言ってたはず。
はらわたが煮えくり返るぐらいだったのにちゃんと抑えてた。
他の人とは違うところやね。
そうよ。
なぜ帝国はこの停戦交渉に乗ってきたのか。
なにか思惑があるからに決まってる。
なぜそれを聞かない?
なぜ自分の国の自慢ばかりする?
各国主少しは冷静さを取り戻したようで、ほっと一安心。
今回の会談は好き放題言うものではない。
すぐ後ろに戦争が待っているんだ。
むやみに波風を立てる必要はない。
ヒエンよ、それは矛盾ではないだろう。
八百万いる神に各々が縋れば統一という考え方は生まれない。
統一をモットーにおいているのであれば、何か一つを神として据え置くしかないだろう。
ただ見方・視点が違うだけでそれを否定するのはよくないよ。
ナナモはさっきの無意味な会議で休憩入れたにも関わらず「いかに臨むべきか?」だと?
少しは自分で考えろ。
だから傀儡の女王って言われるんや。
政治をヒカセンに頼ったらいよいよやで・・・。
さて、一通り盟主たちと話を終えたので、会談へ戻ることにする。
もう遅い。何をいまさら。
あと一人でしゃべれ!
なんで各々が順番にしゃべってんねん。
一気に質問するな。常識だろ・・・。
休憩中の話はなんやったんや!!
結局好き放題言ってヴァリスにしゃべる間を与えてへんやんけ!!
ただ、その疑問が功を奏したのか、ヴァリスが乗り気になる。
ヴァリスが考える世界の形。
一時的な解決のために主義主張を言うものではない。
本当の平穏のために目指すべきは原初世界と13ある鏡像世界の統合。
真なる人となることで、人の明日を目指す。
いきなりの右ストレートは避けれない。
世界の統合と言えば、アシエン。そういうことになるよなアイメリク。
そしてヴァリスの口から衝撃の事実が各国主に告げられる。
「ガレマール帝国」はアシエンが興した国。
続けてどぎついストレートをかまされ、呆然とする同盟軍。
アリゼーは声を出しちゃう。
ヴァリスはアシエンが創った国であろうと国主は自分だから我が道を行く。
アシエンを利用しても、だ。
世界が統合した時、一つの完璧な生命となって、ガレマールとう旗印のもと国を造る。
真なる人となり光の使徒も闇の使徒も人に干渉せんとする異形の者をすべて倒す。これはななめ上の正義だな。
霊災が起こるというのは鏡像世界の消滅を意味する。
人類の未来であれば、それらの犠牲はあって仕方ないとするヴァリス。
ナナモ、おまいう。
統治していない国王が何を偉そうに。
結果、帝国のいやヴァリスの理想を聞き、エオルゼア同盟軍は答えを出した。
【全面戦争だ!!】
確かにこれまで国主の話を聞いてきてうんざりしていたけど、帝国側の話を聞いてどの国も同じなんだということを改めて感じた。
ヒカセンが求める正義が何かはわからないけど、ヒカセンが収まる鞘はこの世界には存在しないような気がした。
とまぁ、時間稼ぎが目的だったので、とりあえず本陣まで戻る。
時間稼ぎが功を奏したか、東方連合の先遣隊が到着していた。
本陣では帝国はアシエンが作り上げた国、という部分に対してまだ満足のいく受け取り方ができていない。
ヒカセンは超える力を超える力で超えた力によって前回に知っていたので、特に驚きはしない。
このまま帝国の好きにさせてしまうと世界の統合が行われる。
世界の未来を賭けての闘いになってしまった。
停戦交渉が世界の未来を賭けた戦いに変貌するとは…。
厳しい戦いにはなるかもしれないが、やらなければならない。
もちろん暁、ヒカセンもエオルゼア同盟軍として参加する。
アリゼーがそういったんだもん、仕方ないじゃん。
地の利のない東方連合と共闘する立ち位置に入る。
クリスタルの導きがあらんことを!!
あれ?これどっかで見たポーズ。ああ、すべてはエオルゼアのために、か。
アルフィノ君、ごめんなさいねぇ。
アリゼー、死亡フラグやん。やめてや・・・・・・。
さにすとのひとこと
停戦交渉は決裂したものの、帝国の内情を知ることができたエオルゼア同盟軍と東方連合は、徹底抗戦の答えを出した。
さすがにアシエンがかかわっているとなると話は別で、主義主張が帝国のほうが納得いったとしても、ヒカセンはエオルゼア側につくのだろうなぁと思っています。
アシエンは闇、ヒカセンは光。常に対極にいなければならない両者。
帝国にとってのアシエンという存在と、エオルゼアにとってのヒカセンという存在は意外と同じ性質を持ってるんじゃないかなぁと思います。
今後アシエン側のストーリーが語られたときには、ヒカセンとやってることあんま変わんなくね?っていう展開になれば、プレイヤーはさらに混乱するのかなーとか思いながらw。
どっちの正義が正しいのか。
【境界の地ギムリトでの戦い】
【さらなる展開へ】
本陣へ戻りラウバーンへ報告する。
ここで勝利の喜びに浸りたいが、アリゼーの件がある故もどかしい雰囲気。
アリゼーの診断結果。これまでの賢人たちと同じく、身体に異常は全くないが、昏睡状態。
魂はここにあらず、ということか。
1度目の呼びかけにはサンクレッド
2度目の呼びかけにはウリエンジェとヤシュトラ
3度目の呼びかけにはアルフィノ
そして4度目の呼びかけはアリゼー。
それぞれが違う場所に飛ばされているのか?
5.0のトレーラーではウリエンジェとヤシュトラが一緒にいたから関係するのかもしれない。
とりあえずアリゼーも他の賢人と同じく石の家へ運ぶことにした。
第1回戦が終わり、それぞれが備えをする時間帯に入った。
貴様やめて・・・。
他の暁の血盟員にも不安にさせてはならないと、ヒカセンも一度石の家に帰ることにした。
石の家に帰るとそれぞれが自分のできることに力を入れていた。
苦しい時だからこそ、動けば光明は見えるはずだということは、前回賢人たちが散り散りになった際の教訓が生きている。
古参でおなじみとなったホーリーボルダーに状況を説明する。
クガネにいるタタルにも連絡をしてくれるという。
異常事態にも関わらず意外と冷静な対応を見せるホーリーボルダー。
暁の血盟に入ってから一度手合わせをしただけだったが、それでも彼は日々の任務に努力し、ここまで成長してきたということか。
こんなに重要な場面でのクエスト完了マークが君についていることは誇れることだと僕は思うよ!
結局この昏倒についてクルルとマトーヤ老があらゆる知を終結させて調査に当たったが、謎は解明できず。
逆に、じゃあ誰が解明できるのだと謎が深まる形になってしまった。
今のホーリボルダーは下を向かず、前を見る。
短い期間ではあったが、アリゼーとともに奔走している際に身についたのか。
よかったな、アリゼー。君の背中を見てくれる人もいるんやで。
ホーリーボルダーが言うように調査の進展を待ちつつ、次なる戦いに備えて身体を休めることにした。
一方国境地帯前線
ゼノスに扮したアシエン・エリディブスが到着。
次なる戦いの分厚い壁となる。
さにすとのひとこと
ギムリト戦線に勝利した一行とまだまだ余裕の見せる帝国軍。ギムリトのボス紹介でも書いていますが、まだ中級士官レベルしか倒せていないんですよね。
エオルゼア・東方の共闘は非常に熱い展開です。バエサルの長城ではエオルゼア同盟軍だけだった戦力もアラミゴと東方を加え、どんどん大きくなっている。
主義主張は異なるが、同盟軍として動くエオルゼア側と、支配によって国を大きくしてきた国との衝突。
これがなにを意味するのか。
そしてアリゼーが倒れ、残すところヒカセンのみ?となった暁の血盟の未来は!?
5.0への序章がものすごく気になります!!
【重要そうな伏線】
①パッチ4.3のラストムービーで「カストルム・アバニア」から魔導兵器で飛び去った「刀を手にした闘士」。「死すら超越した」彼の正体はいったい。
パッチトレーラーでは帝国兵を斬りつけている…。味方か!?
→4.5パート1現在では姿すら現していませんねぇ。
②テムルンが神託により見た「ヒカセンより発せられる輝きに陰りがある」という意味は?
→意味深なことをいう高齢勢。まだ意味はわかりません。
③現時点で謎の声を聴いたのは「暁」であり「シャーレアンの賢人」のどちらにも属する人間。旧暁のリセと現暁のホーリーボルダーなどが聞こえなかったところを見るに、意図的な人選だということなんだろうか。
→ストーリー上の言い回し的に、クルルはそもそも声を聴いていないと思われる。じゃあタタルはどうなのかが気になる。
⑥ヴァリスが一向にエオルゼアを攻めようとしない理由はなんなのか。
→主義主張を聞く前だと、目的はアシエンの排除で一致していたから?
⑦ヴァリスの顔にある傷はいったい・・・?
様々な謎がまだまだ残されていますね。
パッチ4.5Part1のストーリーと伏線は以上です。
新しい物語は実に楽しみです!!!
【回収された伏線】
④影の狩人が「黒薔薇」について妙に反応を示していたところを見ると、「ガイウス」説もかなり有力になってきた。
→パッチトレーラーではガイウスの声だった。
→しっかりガイウスさんでした。志が同じで今後仲間になるかも・・・。新ジョブガンブレイカーなので、なおさら期待。
⑤マキシマどこいった?
→ザ・バーンから近くの属州で仲間と合流後、アラミゴ側へ避難。
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