【FF14】ダスクヴィジルを分析してみた

今回は3.0で実装されたレベリングダンジョンであるダスクヴィジルにスポットを当ててストーリー分析をしてみたいと思います。 f:id:jinbarion7:20190216122221p:plain

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【ID解放条件】

 

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クエスト名:廃砦捜索 ダスクヴィジル
場所:クルザス西部高地 聖フィアネ連隊野営地 ウィルドテオ
受注条件:メインクエスト「円形劇場の激闘」をコンプリートしている。

 

【登場NPC】

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【ストーリー】

寒空の下に焚火を見つけたので近寄ってみると、血相を変えてこちらを見ている男性がいた。f:id:jinbarion7:20190216121246p:plain彼の名はウィルドテオ。
困っている人が目の前にいたら助けるのがヒカセン。
話を聞いてみよう。

イシュガルドが皇都を守る防衛線として建設した対竜要塞「ダスクヴィジル」。
第七霊災によりひどく損壊し、現在は廃墟と化しているその地に「秘宝」が遺されたままなのだという。f:id:jinbarion7:20190216121509p:plainへーー、結局お宝なんかいなぁ。

クルザス西部高地で協力者はおらず、皆ドラゴン族の討伐に夢中になっている。
武名を高めて別の地域へ異動したい思いが強いクルザス西部高地の貴族たち。
廃墟のお宝探しなんて手伝ってはくれない様子ですよね。

その「秘宝」はダスクヴィジルの礼拝堂に祀られた戦神像の額に嵌められているという。
名を「氷槍石」
ナディニーに門を開いてくれるよう頼んでみる。f:id:jinbarion7:20190216113921p:plainダスクヴィジルも他の場所と同じく、霊災を機に放棄→廃墟となり魔物がたくさん、という流れ。
しかも聖フィアネ連隊の報告によると、砦の上空を旋回する巨大な影を見た者がいるらしい。

まあ君たちに安全を保証されても不安で仕方ないからいっそ保証なしのほうがいいまである、と最近感じてしまうようになった。
どんな強敵が待ち受けているのか、ワクワクしながら砦の門をたたく。

 

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おなじみマップ分解。
外郭中庭からスタートし、レバーを拾って閲兵ホールへ入りオリファレントを倒す。騎兵詰所で呪われた騎士たちをなぎ倒し、作戦会議室でユヘルメリックの亡霊を倒す。キープ外壁を通りキープ内部へ入る。奥まで行くと聖ガンリオル礼拝堂デオピコニスを討伐。

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礼拝堂にはウィルドテオが言った通り、戦神像が置いてあった。
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オピニコスによって壊されたものの、額の宝石は無事だったようだ。f:id:jinbarion7:20190216122624p:plainん?息子のもの?
ただの「秘宝」を狙った「トレジャーハンター」ではなかったのか。申し訳ない・・・。

ウィルドテオの息子はデュランデル家の騎士団長ユヘルメリック。
マジかよ。亡霊にボコボコにされかけたよ・・・。

ユヘルメリック氏は、ダスクヴィジルへの赴任を機に結婚。
愛の証として秘宝「氷槍石」を手に入れ、それを戦神像に据えた。

その砦は霊災によって崩壊、寒冷化で孤立し、戦いを経ずに陥落したとされている。
(されているとした理由は補完メモに書いてあります。)
指揮官である息子もそこで殉職。哀しい現実だ。

ウィルドテオは騎士として役目を全うした息子の死を受け入れることができたが、ユヘルメリックの妻はそうはいかなかった。f:id:jinbarion7:20190216122824p:plain夫の死を受け入れることができず、毎日ユヘルメリックの分の食事を作る始末。
見ていて悲しみ以外の感情が生まれない。

ただ、愛の証であるこの宝石さえあれば、死を受け入れ、涙を流すことができるかもしれない。と。
いい親父さんだな。
お宝目当てとか言っていた自分を恥じたい思いに襲われた。f:id:jinbarion7:20190216124100p:plainまさにその通り。
目の前のドラゴン族との戦いももちろん大事だけど、それによって亡くなった人に敬意を示すのも大切なことだと思います。





【ボス紹介】

1ボス オリファント(Towering Oliphant)f:id:jinbarion7:20190216171323p:plainOliphant=エレファントの古い綴り。そのまま象のこと。

2ボス 剣光のユヘルメリック(Ser Yuhelmeric)f:id:jinbarion7:20190216171315p:plainデュランデル家に仕えていた騎士。ウィルデテオの息子として生まれ、デュランデル家の騎兵団団長に就任。

3ボス オピニコス(Opinicus)f:id:jinbarion7:20190216171304p:plainOpinicus=紋章という意味。グリフィンは紋章によく使われているからこの名前が付けられたのかなぁ。


【補完メモ】

騎士の日記
ダスクヴィジル道中には霊災中のダスクヴィジルで起こった惨憺たる出来事を記した日記が散りばめられている。
日記は全部で5枚。

1枚目f:id:jinbarion7:20190219210148p:plain
2枚目f:id:jinbarion7:20190219210221p:plain3枚目f:id:jinbarion7:20190219210231p:plain4枚目f:id:jinbarion7:20190219210241p:plain5枚目f:id:jinbarion7:20190219210249p:plainどんどん人が混乱していく様子がわかる。
挙句内乱で死亡した仲間の肉を食し生命を存続しつづけていたと記されている。

なぜ、騎士たちはアンデッド化したのか、という問いに対して、電撃で連載されていた「電撃の旅団冒険録」に記載されていました。
以下、抜粋

① 兵士による反乱が起き、ユヘルメリックやパスカルレーなどの騎士側が鎮圧。
② お腹が空いたなぁ…新鮮な肉調達できたじゃん。モグモグ
③ 死んだ兵士がきちんと埋葬されていなかったので、死体を依代とする下級妖異に取り憑かれてゾンビ兵化(若しくは怨念により幽霊化)
④ 死んだはずなのに動いているゾンビ兵に取り囲まれ、ユヘルメリックら騎士たちもころされる。
⑤ 殺された騎士たちもきちんと埋葬されず・・・以下略。

全文URL 【電撃の旅団冒険録】『FFXIV』のダンジョンを通して見る『蒼天』の世界観。第1弾は“廃砦捜索 ダスクヴィジル”


 

さにすとのひとこと
初めての拡張パッケージで、初めて行くID。とりあえず印象に残っているのは3ボスのBGMの素晴らしさでしょうか。初めて行って「不吉なる前兆」を聞いたときにはとても興奮したことを覚えています。
当時は道中の敵がとても固く、攻略に時間がかかりましたし、2ボスのユヘルメリックは雑魚が大量に出てきてとても大変なボスだったと思います。
ストーリー的には、とても悲しいストーリーラインでした。道中の日記を読むとその悲しさは倍増してしまいますね。
第七霊災で放棄された土地で起こった悲しい出来事でした。

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