はい、こんにちは。
いつもとは少し趣向の変わった記事です。
【前置き】
ばーーっとツイッターとかで見てみると、FF14から麻雀を始めた方って非常に多いと思います。
また、FF14の麻雀をしに猛者たちが乗り込んできているのも事実ですね。
それが結構足かせになっているのか、レートが1500を行ったり来たり・・・、という方が非常に多く見受けられます。
なかなか勝てない!
と、思う「初心者じゃないけど熟練者でもない」方向けの記事となります。
で、
みなさんが一番目指すところ。
それはリワードのある「レート1600」。
ここの壁が結構高い!
これまでは「自分の手を見るのが精いっぱい!」という方へ、
少し視野を広げてみませんか?
そういった内容を書いていきます。
小技とかテクニック的なことじゃなくて、概念的なところです。
では、参りましょう!
【覚えておきたい姿勢】
まずは「姿勢」から。
レート1600を目指すにあたって、まず考えることが「姿勢」。
どういう麻雀をしたら1600まで届くかなぁ?
という基本的な考え方です。
ドマ式麻雀ではレートシステムを採用していて、順位によってレートが変動します。
初期段階では、
1位 +30
2位 +10
3位 -10
4位 -30
こんな感じでレートが変動します。
じゃあ考えることは簡単ですよね。
1位になればレート爆上がりじゃん!!!
ではありません。
もちろん1位になるに越したことはないんです。1位を狙うのは当然の目標。
麻雀というか競技をやるにあたって基本以前の問題です。
1位になることの負担ってとても重たい。
オーラスでトップとの差が跳満以上あると少しげんなりしてしまいます。
もっと数字的側面を強くします。
4位にならなければいい!
ここです。
レートシステムの大切なところはここ。
4位にならなければレートはそれほど下がりません。
そして徐々に上がっていきます。
これだとオーラスでトップとの差が跳満以上あっても、2位との差が5,000点とかであればやる気出ますし、不慣れな麻雀を打つこともしなくてよくなる。
麻雀やってると無理やりに!って思うことたくさんあると思いますが、そういう時って基本裏めって焦りを生むだけです。
だって4位じゃなければいいんだもん!ってことです。
「4位にならなければいいじゃん!」
これがドマ式麻雀レート1600へ向かう「姿勢」です。
【覚えておきたい方法】
4位にならなければいい。
こんなこと誰だってわかってる。
でも!!
なんか気づいたら4位になってるんだもん!!!!
というあなたへの章です。
覚えておきたい「方法」としました。
考え方はいたってシンプルです。
「方法」は2つ。
① 放銃しなければいい。
② 大きな和了を2度作る。
この2点だけです。
まぁこの2点がいっちゃん難しいんですけどねw
①はシンプル。
振り込まなければ点棒が大幅に減ることはない。
ちょっと深く掘り下げると、
「放銃しても低い点なら良い」
この考え方。
どんな鉄壁な防御をしているプロ雀士でも放銃することはもちろんあります。
ただ、防御型の雀士は振込方にもさまざまあって、振り込んでも低い点であればいいんですよ。
40符3翻までの振り込みは多めに見ましょう。
もしかしたらその振込の裏では役満張ってる人がいるかもしれない。
そういう風に考えればいいんです。
じゃあどうやって振り込まないようにするんだ!
突然リーチががかかって、15秒の間に考えられないよ!!
当然考えます。
それは次の章で説明します。
②もシンプルですが、忘れがちのこと。
麻雀は上がり続ければ勝てる競技です。
ただ、当然のことながら毎回上がることは困難というか不可能です。
1回の対局で、基本的に8回の機会があります。
(もちろん連荘や飛びでそうでないことはありますが、基本的には、です。)
8回の機会があるので、4人で割ると2回。
そうなんです。
平等な世の中だと2回はチャンス回ってくるんですよ!
この2回のチャンスをモノにできるかどうか。
ここが肝です。
そしてそのチャンスをつぶし合いするゲームでもあるのです。
他の人が役満を作り上げているときに1,000点であがるのも麻雀です。
大きな和了と書きましたが、どれくらいか。
半荘では平均どれくらいの点数を持てば1位になれるか。
42、000点です。
42,000点持てば1位になれる確率がグンと増します。
開始が25,000点なので、42,000点に行くには「17,000点」必要になるわけです。
つまり、
約満貫2回分
与えられた2度のチャンスを満貫2回和了切れれば1位になる確率が上がるんですよ!
まぁそううまくいかないのが麻雀。
満貫2回なんて調子いい時くらいしか出ねーよ!って話です。
ここまで「姿勢」と「方法」についてみてきました。
大体「知ってるよ!」ってことが多いと思いますが、「忘れてたなぁ」と思うこともあると思います。
レート1600を目指すのであれば、この心をしっかりと持って実践に臨んでもらいたいと思います。
【覚えておきたい「守り」の理論】
では、ここからが「じゃあどうすればいいの!?」という部分を少しでも改善してくれる理論的なの紹介です。
「方法」の章でお話したように、振り込まなければ点数は減らない、とか少額の振り込みなら問題ない、とかは机上論じゃん!という方への助けになる部分です。
これから紹介する理論を理解すれば視野が広くなります。
普段は自分の手牌しかなかなか見れないという方でも、少し意識を変えると全体が見えるようになったりします。
マンネリ状態に陥ってしまった方には参考にしてもらえればと思います。
まずは守りの理論をマスターしていきましょう。
抑えることができれば勝率はアップすること間違いなし!
これらの理論は「必ず振り込まない」という考えではなく、「リスクを最小限に抑える」という考え方です。
【現物】
まずは「現物」から。
自分が捨てている牌をロン!ということはできません。
ですので、リーチをかけられて一番安全な牌となるわけです。
もう一つ、リーチ宣言以降に他の人が切った牌も安全牌となりますし、他の人に対する共通の安全牌とも成り得ます。
この理論は誰でも知っているでしょう。
頭にいれておくこと:リーチ宣言者の安全牌を狙ってくる人もいる。
→単純な話です。いつもより捨て易くなった「リーチ宣言者の現物」で和了を狙ってくる人も当然多いです。ですので、リーチがかかった時は他の人の捨て牌にも注目しましょう。
【スジ】
次に一番よく聞く「スジ」という考え方。
麻雀にはいっぱい「スジ」があります。
リーチ宣言者の捨て牌にがあれば、は「比較的安全」と言われます。
そしてその中でも端牌の方がより安全。ここでいうはより安全です。
なぜか。
待ちのケース 単騎待ちやシャンポン待ち
待ちのケース
→単騎待ちやシャンポン待ちに加え、ペンチャンカンチャン待ちがある。
頭にいれておくこと:カンチャンペンチャン両面が全て排除できても「単騎やシャンポン」といった形には「スジ理論」だけでは対応しきれないことがある。
→単騎待ちなんて4枚見えてなかったら全ての牌に可能性がありますよね。
【カベ】
配信や番組などを見ていると「カベ」という考え方をよく耳にします。
これも非常に簡単な概念ですが、視野が狭いと見落としがちです。
自分からが4枚見えている場合
→この形が存在しなくなるので、は比較的安全。
※にはの両面系が残っているので普通に危険。
このように捨て牌や自分の手牌から相手の安全牌を割り出すという方法です。
カベ理論が成立する組み合わせをわかりやすくまとめておきます。
にはカベ理論はありません。
が4枚見えている場合は、は比較的安全
が4枚見えている場合は、は比較的安全
が4枚見えている場合は、は比較的安全※
が4枚見えている場合は、は比較的安全※
が4枚見えている場合は、は比較的安全※
が4枚見えている場合は、は比較的安全※
が4枚見えている場合は、は比較的安全
※は両面待ち以外には対応しきれません。
なるべく覚えておきましょう!
頭に入れておきたいこと:このカベ理論も両面系の待ちを排除する考え方で「単騎やシャンポン」待ちには格好の的とされてしまう部分もあります。
例えば七対子狙いで場にが4枚見えていればは拾えそうだなぁ。とか。
【裏スジ】
裏スジは危険だから!とよく言われる理論です。
誰しも麻雀をやっていると感じることが、
「両面以上で待ちたい!(カンチャンやペンチャン待ちは嫌だ!)」
という考え。
この考えがある以上裏スジは存在し続けます。
なので、テンパイしているんだけどリーチを打てないケースから突然リーチを切り出してきた場合は大抵裏スジが危険牌に上がってきます。
裏筋は基本的にはリーチ宣言牌との関係性です。
のカンチャン待ちのケース→
が入ってきたら、を切っての両面テンパイに変化→すぐさまリーチ、というのが基本的な流れです。
この時の捨て牌の裏筋であるはとても危険です。
このように捨て牌に1と4を足し算引き算すると裏筋が見えてきます。
でリーチ!なら、4から1足したと4足したが危険
でリート!なら、9から1引いたと4引いたが危険
※1から4までの牌には1と4を足す。6から9までの牌には1と4を引く。5はどっちも。っていう考え方です。
頭にいれておきたいこと:捨て牌に急に違う色が出てきてリーチがかかった時は少し注意が必要です。
【間4軒】
これも無茶苦茶有名な理論です。「あいだよんけん」と読みます。
その名の通り「捨て牌に間が4軒あるものの裏筋は危険」という考え方。
裏スジの発展形の考え方です。
リーチ宣言者の捨て牌にとが捨ててあるとします。
の裏スジは共に
なのでは「間4軒理論」からド本命と言えます。
例に出してみます。
とが切られる状況を考えてみます。
実践では非常によくあるケースだと思います。
この時に、他のメンツが仕上がっていくと、必然的にが切られ、
残った形でリーチ!
なので、リーチ宣言者の捨て牌に同じ色の物が2つしかない場合で間が4つ空いてる場合は意外と注意が必要になるわけです。
【跨ぎスジ】
捨て牌を跨ぐスジのこと。概念的には簡単。
の形でテンパイした場合、を切ってとするとが危険牌になります。
の場合はの形から切り出す待ちとの形から切り出す待ちがあります。
跨ぎスジはかなりざっくりとしたスジ理論ですが、覚えておくとよいでしょう。
以上のようにたくさんの守備の理論がありますが、基本的にはすべての理論を組み合わせれば危険牌から逃れられる、というわけではありません。
すべての理論を真に受けると切る牌が無くなってしまうから、です。
なので理論を駆使して70%の振り込む確率を10%に抑え込むイメージです。
実践心理では15秒の間にこの理論すべてを視ることはできないと思いますが、少しずつ、少しずつ周りが視れるようになれば、自然とこの理論のどれかを使って危険牌から逃れられるようになっています。
【覚えておく必要はない「攻め」の理論】
守るだけじゃ勝てないのが麻雀です。
じゃあ攻めに理論はあるのか?
結論から先に言います。
「これが攻めの王道理論だ!!」という理論なんて存在しないんですよ。
守りは理論武装できます。
が、攻めは個人の性格など麻雀と全く関係のない要素が加わります。
自分の攻めたいように攻めろ!
これが答えです。
でもそれじゃあ味気ないので、僕個人がどういう考え方に則って麻雀を打っているのかを紹介したいと思います。
【さにすと理論】
多分参考にならないレベルの理論です。というか理論ではなくただの考えです。
なるべく心を無にして麻雀をプレイしていきます。
和了に一喜一憂すると引きずられてしまうので一喜一憂しない!
手の作り方も非常に一般的です。
こだわりと言えば、
・西や北は特別好き
・七対子好き
・というか土田浩翔プロ好きwww.youtube.com
・森山茂和は嫌い・リーチ宣言牌はなるべく字牌にしたい。
・ドラは躊躇なく放す
・チャンタ好き
・というか一九字牌が好き
・守りは新津プロ、攻めは前原雄大プロ派
実際に麻雀を打っているときは、
・配牌から最終形を逆算。
・一発で振り込むのは避けたい。
・親ならぜんつっぱ
・捨て牌で安全牌を絞らせ辛くする。
まあこんな感じです。
感情的なところは強いですが、なるべく噛み殺してプレイするように心掛けています。
特に14ちゃんの麻雀では危険牌メーターがあるので、三面張よりスジひっかけの方がロン和了は期待できます。
ツモ和了を前提にするなら当然三面張ですよ。
親番でいかに稼いで子番で逃げ切るかっていう麻雀のやり方です。
北と西が好きすぎるせいか、フレンド対戦では地獄待ちの北や西も止められてしまいます。
以上がさにすと理論です。
理論的なところは一つもありませんので決して参考にしないでください。
経験と感覚だけで打ってますのでw
【さいごに】
長々と書きましたが、僕の記事を見てひとりでも多くの1600到達者が出ると僕はとても嬉しく感じます。
まとめということで
4位にならない麻雀を打つ!
→そのためには、
① 振り込まない!!
② 大きな和了を2度は作る!
これだけを意識するだけで変わると僕は思います。
分からないことがあったらツイッターとかで聞いていただければお答えしますし、いろいろ相談にも乗ります。
頑張ってくださいましーー!